敦
kourou_akat_v
DONE★☆芥敦WebOnly2『黒と白のレゾネヰト』にて展示の作品です。【くれない庵】え3
ビーズアクセサリー①-2 ピアス
原作・BEAST・学ストの芥川イメージの作品をまとめました。金具は探偵社は金、ポトマは銀、平和な学ストは金と銀を混ぜてます。
パスワードの入力をお願いします。
ヒント→春と〇〇〇〇〇芥敦(ひらがな5文字)
※『黒と白のレゾネヰト』サークルのお品書きに記載 3
kourou_akat_v
DONE★☆芥敦WebOnly2『黒と白のレゾネヰト』にて展示の作品です。【くれない庵】え3
ビーズアクセサリー①ピアス
原作・BEAST・学ストの芥敦それぞれをイメージしてます。少し大ぶりです。
モチーフのイメージは原作→三日月、BEAST→羽根、学スト→桜
パスワードの入力をお願いします。
ヒント→春と〇〇〇〇〇芥敦(ひらがな5文字)
※『黒と白のレゾネヰト』サークルのお品書きに記載 3
高間晴
TRAINING敦太800字。未遂。もう少しだったのに 太宰さんを捜していた。何時ものように匂いを辿っていたが、雨が降り出したので、此れは不味い、と焦った。此れでは雨が匂いの痕跡を流して辿れなくなってしまう。発見が遅れたら、自殺して居るかも知れない。
僕は形振り構わず横浜の街を走って、あの人の居そうな場所を探す。
喫茶店にも居ない。路地裏にも居ない。例の海が見える墓地にも居ない。
何処だ……!?
其処で最悪の結果に思考が至る。真逆、川か海……?
「太宰さんっ! 何処ですか!?」
大声で名前を呼ぶが、こういう時にあの人が返事をしてくれた事は無い。春先とはいえ雨は冷たく、僕の体温をどんどん奪っていく。鶴見川の雨滴が溶けていく水面を見つめながら、其の川沿いに海へと向かって走る。太宰さんの名前を呼びながら。
882僕は形振り構わず横浜の街を走って、あの人の居そうな場所を探す。
喫茶店にも居ない。路地裏にも居ない。例の海が見える墓地にも居ない。
何処だ……!?
其処で最悪の結果に思考が至る。真逆、川か海……?
「太宰さんっ! 何処ですか!?」
大声で名前を呼ぶが、こういう時にあの人が返事をしてくれた事は無い。春先とはいえ雨は冷たく、僕の体温をどんどん奪っていく。鶴見川の雨滴が溶けていく水面を見つめながら、其の川沿いに海へと向かって走る。太宰さんの名前を呼びながら。
Pudding_MRST
DOODLE计算机工程专业的Shu Yamino在大学的最后一年要去英国当交换生,他在多方考量后选择的寄宿家庭是Vox的家。咒术师的直觉让他略有不安,但仍然踏上了飞往伦敦的航班……?
*标题瞎几把起,后期可能改。
*大量民俗文化用语(主要为日本和英国相关),会放上附录
*瞎编Shu的名字由来
*鉴于考据来源相似,用语和咒术回战可能会有重合
*PW是Vox在Nintendogs里养的狗狗名字,全小写无空格 4051
Den(でん)
SPOILERホムンクルスベビーネタ地味に描いてたやつタイミング良いので放出しときます~。・
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【イベント感想注意】
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魔女会議、リゼロっぽくて笑ったw
公式のベビベドとてもかわいいありがとうありがとう。
レインドットがcv:田中敦子さんでありがとうございますありがとうございます最高ですほんとありがとうございます超絶嬉しい!!!!!
妄想はかどりますHAPPY!! 2
potemaru2021
MENU(再)なんちゃってカレンダー1〜3月+おまけをローソンかファミマ、ポプラのネットワークプリントで登録してます!ユーザー番号は画像にて。有効期限: 2023-03-18 9時頃までです。
パスは敦賀さんの今年の蓮誕の曜日(漢字一文字)
ネットワークプリント→写真用紙→サイズを選んでいただければ🙇 2
高間晴
TRAINING敦太800字。ホットミルク。牛乳に、魔法を一匙 敦君の寝付きの良さと云ったら、私にとっては驚きの一言だ。布団に入ったかと思えば、何時の間にか寝息を立てている事が多い。其れも、眠れる時に眠っておかなければ身が持たないという、孤児院育ちの所以だろうか。
でも、今晩は珍しく眠れないらしい。灯りを消した後に私の隣で何度も寝返りをしていたが、やがて諦めたのか上半身を起こしたようだ。衣擦れの音で私は目を開ける。
「ん。眠れないのかい?」
「はい……今日の昼間に昼寝しちゃったからですかね」
そう云えば、今日借りてきた映画のDVDが吃驚する程つまらなくて、観ながら二人して寝落ちしちゃったっけ。目を覚ましたら再生が終わっていた。
私は起き上がると灯りをつけた。
「よし、良い物を作ってあげよう。ついておいで」
901でも、今晩は珍しく眠れないらしい。灯りを消した後に私の隣で何度も寝返りをしていたが、やがて諦めたのか上半身を起こしたようだ。衣擦れの音で私は目を開ける。
「ん。眠れないのかい?」
「はい……今日の昼間に昼寝しちゃったからですかね」
そう云えば、今日借りてきた映画のDVDが吃驚する程つまらなくて、観ながら二人して寝落ちしちゃったっけ。目を覚ましたら再生が終わっていた。
私は起き上がると灯りをつけた。
「よし、良い物を作ってあげよう。ついておいで」
高間晴
TRAINING敦太800字。デジャヴ。星空の下 思えば乱歩さんが、「今回の依頼は国木田と太宰と敦で」と、云った時から私には予測出来そうなものだったが、油断していた。
敦君の胸を凶弾が貫いた時、私は強烈な既視感を覚えていた。後ろに倒れようとするその体を咄嗟に支えようとするが、私の異能で彼の回復を妨げるといけない。そう判断して手を引っ込める。予想通り、ブーツの足はたたらを踏んで、銃を構えた男を見据える体勢に戻った。私にはその後ろ姿をただ見つめていることしか出来ない。
「『独歩吟客』――鉄線銃!」
国木田君の言葉に反応して、破った手帳の頁が形を変える。次の瞬間、敵は銃をはたき落とされ、鉄線で拘束されていた。
「大人しくしろ!」
逃れようと足掻く男を国木田君が一喝して、拘束したままその顎に掌底を食らわせる。一撃でその男は落ちた。
887敦君の胸を凶弾が貫いた時、私は強烈な既視感を覚えていた。後ろに倒れようとするその体を咄嗟に支えようとするが、私の異能で彼の回復を妨げるといけない。そう判断して手を引っ込める。予想通り、ブーツの足はたたらを踏んで、銃を構えた男を見据える体勢に戻った。私にはその後ろ姿をただ見つめていることしか出来ない。
「『独歩吟客』――鉄線銃!」
国木田君の言葉に反応して、破った手帳の頁が形を変える。次の瞬間、敵は銃をはたき落とされ、鉄線で拘束されていた。
「大人しくしろ!」
逃れようと足掻く男を国木田君が一喝して、拘束したままその顎に掌底を食らわせる。一撃でその男は落ちた。
高間晴
TRAINING敦太800字。桜。もうすぐ春ですね 昼休み。僕は昼食を早々に済ませると、デスクで携帯を開いて去年撮った桜の写真を眺めていた。今年は太宰さんと二人で行きたいなあ、なんて思っているのだが。彼の人は何時もの如く職場から脱走済み。隣の誰も居ない乱雑なデスクを見遣る。其処で背後から声が掛けられた。
「敦君。携帯で何見てるの?」
「あ、谷崎さん。見ます?」
谷崎さんは太宰さんの椅子を引っ張って傍に座ると、僕の携帯を覗き込んできた。
「桜かァ。もうすぐ咲く季節だね」
「そうだ。今度太宰さんと桜を見に行きたいと思ってるんですけど、良い場所知りませんか?」
訊くと、谷崎さんはポケットから自分の携帯を取り出す。
「えーとね、此れ此れ。三渓園で撮ったヤツ」
見せられたのは、池の畔に咲く見事な夜桜を背景に、笑顔で此方を見ているナオミさんの写真だった。良い写真だ。思わず「わぁ……」と感嘆の声がこぼれる。
869「敦君。携帯で何見てるの?」
「あ、谷崎さん。見ます?」
谷崎さんは太宰さんの椅子を引っ張って傍に座ると、僕の携帯を覗き込んできた。
「桜かァ。もうすぐ咲く季節だね」
「そうだ。今度太宰さんと桜を見に行きたいと思ってるんですけど、良い場所知りませんか?」
訊くと、谷崎さんはポケットから自分の携帯を取り出す。
「えーとね、此れ此れ。三渓園で撮ったヤツ」
見せられたのは、池の畔に咲く見事な夜桜を背景に、笑顔で此方を見ているナオミさんの写真だった。良い写真だ。思わず「わぁ……」と感嘆の声がこぼれる。
高間晴
TRAINING敦太800字。歯磨き粉。歯磨き粉 太宰さんより一足早く起きた僕は、歯を磨いた後に洗面所で顔を洗っていた。タオルで顔を拭き終わると、寝ぼけ眼の彼が続いて起き出してきて、僕の後ろからぴったり抱き着いた。寝癖のついた頭を僕の肩口に埋めてくる。
「こんな寒いのに置いてくなんて酷いよ、敦君~……」
「あの、僕のこと湯たんぽか何かだと思ってません?」
僕の体温を心地良いと思ってくれるのは嬉しい。だけど、冬になってからというもの、純粋に暖を取るためだけに僕にくっついてきている節が有る。
僕は彼に洗面所を譲ると、台所へ向かった。炊飯器でご飯が炊けているのを確認したら、冷蔵庫を開ける。朝ご飯、目玉焼きで良いかな。卵に手を伸ばそうとした処で、洗面所から「うへぇ」という変な声が聞こえた。
834「こんな寒いのに置いてくなんて酷いよ、敦君~……」
「あの、僕のこと湯たんぽか何かだと思ってません?」
僕の体温を心地良いと思ってくれるのは嬉しい。だけど、冬になってからというもの、純粋に暖を取るためだけに僕にくっついてきている節が有る。
僕は彼に洗面所を譲ると、台所へ向かった。炊飯器でご飯が炊けているのを確認したら、冷蔵庫を開ける。朝ご飯、目玉焼きで良いかな。卵に手を伸ばそうとした処で、洗面所から「うへぇ」という変な声が聞こえた。
高間晴
TRAINING敦太800字。桜餅。冷えたままの麦酒 私は休日が好きだ。目覚ましを掛けないで寝ても、国木田君に怒られない。昼の十二時過ぎに布団から漸く這い出した私は、麦酒と蟹缶が冷蔵庫に有るのを思い出した。
「今日はお休みだし、昼から呑んじゃお」
鼻歌を歌いながら台所の冷蔵庫を開ける。冷えた麦酒の缶を取り出そうとした処で玄関の呼鈴が鳴ったので、水を差された気分になりながら冷蔵庫を閉める。
「はいはい、何方かな」
玄関を開けると敦君が立っていた。はにかむような笑顔で、手には何やらレジ袋を提げている。
「済みません、起こしちゃいました?」
この寝間着姿を見て寝起きだと思ったのだろう。私は仕方ないなと思いつつ、敦君を部屋に上げる。
「丁度起きた処だよ。其れより、何か買ってきたのかい?」
833「今日はお休みだし、昼から呑んじゃお」
鼻歌を歌いながら台所の冷蔵庫を開ける。冷えた麦酒の缶を取り出そうとした処で玄関の呼鈴が鳴ったので、水を差された気分になりながら冷蔵庫を閉める。
「はいはい、何方かな」
玄関を開けると敦君が立っていた。はにかむような笑顔で、手には何やらレジ袋を提げている。
「済みません、起こしちゃいました?」
この寝間着姿を見て寝起きだと思ったのだろう。私は仕方ないなと思いつつ、敦君を部屋に上げる。
「丁度起きた処だよ。其れより、何か買ってきたのかい?」
高間晴
TRAINING敦太800字。虹。虹の見える丘 僕がデスクで報告書を書いていると、傍らの携帯が軽い着信音を立てた。誰かなと思って、携帯を開いてみるとメールが一件。太宰さんからだ。題名はなく、本文に「私は何処に居るでしょう?」と云う一言に画像だけが添付されている。
「なんだろ」
思わず国木田さんが居ないのを確認してから添付画像を開くと、海の見える街並みにかかった見事な虹の橋梁が写っていた。
「わあ……」
眼を瞬かせて写真を見つめる。青空に鮮やかなグラデーションが綺麗な写真だ。多分、横浜の街、何処か丘の上の方で撮られたに違いない。
「またあの唐変木は何処へ行ったんだ」
国木田さんが戻ってきて、僕の隣の散らかったデスクに目を遣る。苛立ちと諦めを含んだため息をついて僕に云った。
847「なんだろ」
思わず国木田さんが居ないのを確認してから添付画像を開くと、海の見える街並みにかかった見事な虹の橋梁が写っていた。
「わあ……」
眼を瞬かせて写真を見つめる。青空に鮮やかなグラデーションが綺麗な写真だ。多分、横浜の街、何処か丘の上の方で撮られたに違いない。
「またあの唐変木は何処へ行ったんだ」
国木田さんが戻ってきて、僕の隣の散らかったデスクに目を遣る。苛立ちと諦めを含んだため息をついて僕に云った。
高間晴
TRAINING敦太800字。風呂上がり。指先、掌、それから 冬は温かい湯船でゆっくりするに限る。
敦君の後に風呂から上がった私は、タオルで体を拭くと寝間着に着替えた。両肩にタオルを引っ掛けたままで部屋に戻る。其処で布団を敷き始めている敦君が私に気づいて、振り返る。
「あ、太宰さん。此方来て下さい」
云われるまま私は敦君の傍まで行く。すると彼は私のタオルを取り、頭に被せてきた。「屈んで下さい」と云われるのでその通りにする。
「ちゃんと拭かないと風邪ひいちゃいますよ」
「うん」
敦君は私の髪の水分を丁寧に拭っていく。タオル越しにその十の指先の優しさが感じられて、とても心地良い。そっと目蓋を閉じる。まるで子供扱いだけれど、敦君が相手なら厭じゃない。眼の前の彼から、私と同じシャンプーの匂いが漂っているのを、鼻から胸へと静かに吸い込む。心臓の辺りが温かくなっていく。幸せには色々な形があると云うけれど、私は、其れは眼に見えないと思っている。そして此の匂いと、彼が私の髪を乾かす時の指先の動きは、私にとって間違いなく『幸せ』だ。
843敦君の後に風呂から上がった私は、タオルで体を拭くと寝間着に着替えた。両肩にタオルを引っ掛けたままで部屋に戻る。其処で布団を敷き始めている敦君が私に気づいて、振り返る。
「あ、太宰さん。此方来て下さい」
云われるまま私は敦君の傍まで行く。すると彼は私のタオルを取り、頭に被せてきた。「屈んで下さい」と云われるのでその通りにする。
「ちゃんと拭かないと風邪ひいちゃいますよ」
「うん」
敦君は私の髪の水分を丁寧に拭っていく。タオル越しにその十の指先の優しさが感じられて、とても心地良い。そっと目蓋を閉じる。まるで子供扱いだけれど、敦君が相手なら厭じゃない。眼の前の彼から、私と同じシャンプーの匂いが漂っているのを、鼻から胸へと静かに吸い込む。心臓の辺りが温かくなっていく。幸せには色々な形があると云うけれど、私は、其れは眼に見えないと思っている。そして此の匂いと、彼が私の髪を乾かす時の指先の動きは、私にとって間違いなく『幸せ』だ。
高間晴
TRAINING敦太800字。人は二度死ぬ。友人の死ぬ時 何処か白味がかった冬の青空は夏のような鮮やかさはなく、穏やかだった。そよぐ風に乗って漂ってくる潮の匂い。気温もそれほど低いわけではなく、今日はサボりにうってつけだった。例の墓石の反対側が私の特等席。此処に座っていると、彼と背中合わせになっている気がして落ち着くのだ。コートの裾を払って腰を下ろすと、私は買ってきた缶珈琲のプルタブを開けた。
「太宰さん、また此処に居たんですか?」
「うわ、敦君見つけるの早っ」
突然背後から掛けられた声に驚いて振り返ると、一房だけ長い銀髪を揺らして敦君が此方を覗き込んでくる。墓石を回り込んでブーツの足が静かに歩いてくる。
「国木田さん、怒ってましたよ」
「そりゃそうだろうねえ。携帯の電源切ってあるし」
1026「太宰さん、また此処に居たんですか?」
「うわ、敦君見つけるの早っ」
突然背後から掛けられた声に驚いて振り返ると、一房だけ長い銀髪を揺らして敦君が此方を覗き込んでくる。墓石を回り込んでブーツの足が静かに歩いてくる。
「国木田さん、怒ってましたよ」
「そりゃそうだろうねえ。携帯の電源切ってあるし」
maako
MOURNING【供養】バレンタイン芥敦最初いつもの調子でフンフン塗ってたら「あれっ、なんかバレンタインじゃなくね・・・??」って没にしました orz
Perfumeやヤスタカさん聴きながら描いてたのにどうして、どうして・・・
やつがれさんの手が間違ってます。
高間晴
TRAINING敦太800字。雪の夜。雪の夜 しんしんと雪の降る夜。部屋の灯も消したので真っ暗な中。敦と太宰は二人で布団に潜り込んで小さな声で話していた。今夜は敦が孤児院時代、好きになった女の子の話をしている。
「――それで?」
太宰が敦の話の先を促す。
「……僕は、その女の子に点数稼ぎのために売られたんです。食料庫へ忍び込んで、せっかく来客用のお菓子だった、チョコレートを手に入れてきてあげたのに」
「へえ」
敦は、太宰になら孤児院時代の話を素直に話せるようになっていた。別に親身になって聞いてくれるとかではなくて、ただ相槌を打ちながら静かに聞いてくれるからだ。否定も肯定も、称賛も慰めもない。敦にはそれがただ心地よかったから。話すと胸の中でつかえていた辛い過去の出来事が、楽になっていくのが自分でもわかる。
773「――それで?」
太宰が敦の話の先を促す。
「……僕は、その女の子に点数稼ぎのために売られたんです。食料庫へ忍び込んで、せっかく来客用のお菓子だった、チョコレートを手に入れてきてあげたのに」
「へえ」
敦は、太宰になら孤児院時代の話を素直に話せるようになっていた。別に親身になって聞いてくれるとかではなくて、ただ相槌を打ちながら静かに聞いてくれるからだ。否定も肯定も、称賛も慰めもない。敦にはそれがただ心地よかったから。話すと胸の中でつかえていた辛い過去の出来事が、楽になっていくのが自分でもわかる。
高間晴
TRAINING敦太800字。飴玉の話。飴玉 二人暮らしを初めて間もない時。最初に提案したのは太宰の方だった。
「これから悲しいことやつらいことがあったら、この飴玉を食べていいことにしよう」
甘いものは気分を落ち着かせるからね。そう云って玄関の靴箱の上に、籠を置いて飴玉を入れておいたのだ。
しかしなかなか減らないので、敦はあまり気にしなくなってきた。時々太宰の方が飴玉を食べたい言い訳として、「国木田君に怒られた」等と云って取っていくことがある程度だ。
ある日、敦は急遽一日だけ乱歩の付き添いで出張することになった。「今日は帰れません」と太宰に電話すると「気をつけて帰ってきてね~」と軽く返事された。
そして翌日の夜になって帰宅した敦は、籠の中の飴玉が明らかに減っているのに気づいた。最近は家を出る時にちらりと見るくらいだったが、昨日の朝はもう少し入っていたはずだ。
944「これから悲しいことやつらいことがあったら、この飴玉を食べていいことにしよう」
甘いものは気分を落ち着かせるからね。そう云って玄関の靴箱の上に、籠を置いて飴玉を入れておいたのだ。
しかしなかなか減らないので、敦はあまり気にしなくなってきた。時々太宰の方が飴玉を食べたい言い訳として、「国木田君に怒られた」等と云って取っていくことがある程度だ。
ある日、敦は急遽一日だけ乱歩の付き添いで出張することになった。「今日は帰れません」と太宰に電話すると「気をつけて帰ってきてね~」と軽く返事された。
そして翌日の夜になって帰宅した敦は、籠の中の飴玉が明らかに減っているのに気づいた。最近は家を出る時にちらりと見るくらいだったが、昨日の朝はもう少し入っていたはずだ。
あもり
DONE2年寝かせていた敦盛さんと望美さんの無印エンド後、誰そ彼の話時の話です。後日談めちゃよかない?という気持ちとエゴの話が描きたくて…。世界を進める白龍の神子が、世界の流れを澱ませる存在の敦盛さんに恋をして、歪みを抱えたまま生きていくのめちゃくちゃ…最高じゃね…?最高だなぁ!
そんな話です。
春の蓋軽やかなさえずりが聞こえたような気がして、敦盛は文机から顔を上げた。部屋の外を見れば,欄干に雀の子が止まり、幼い声を懸命に鳴らしている。それにつられたのか、同じ大きさの雀たちが二羽、三羽と次々集まり賑やかにその声を弾ませている。兄弟なのだろうか、屈託もなく恐れもなくことろころと身を寄せ合う姿は、ほほえましいものがあった。
ひとときの団欒の邪魔をしないよう、敦盛は視線だけをさらに外へ向けた。真冬にはない日差しの柔らかさに目を細める。整えられた庭のあちこちから萌黄の若芽が天へと伸ばし、その先のつぼみも膨らみつつあった。
冬から春へ。
ー戦乱から平穏へ。
終戦から、もう一年が経とうとしていた。
***
5200ひとときの団欒の邪魔をしないよう、敦盛は視線だけをさらに外へ向けた。真冬にはない日差しの柔らかさに目を細める。整えられた庭のあちこちから萌黄の若芽が天へと伸ばし、その先のつぼみも膨らみつつあった。
冬から春へ。
ー戦乱から平穏へ。
終戦から、もう一年が経とうとしていた。
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potemaru2021
DONE(再)なんちゃってカレンダー1、2月とその他(シークレット含)ローソンかファミマ、ポプラのネットワークプリントで再登録してます!ユーザー番号は画像にて。有効期限: 2023-02-12 8時頃
パスは敦賀さんの今年の誕生日の曜日(漢字一文字)
今回は以前セブンでネップリしたものも含めました🙋ただ自分で出してないし改めて調節とかしてないので出してみないとどんなかんじになるかわかりません…😂🙏 5