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    暴走

    sakisaka_kanon

    MAIKING付き合ってる銀土で嫉妬する土方さんの話。
    自己完結して暴走していく土方さんが大好きで書き出した話です。本当は先日のイベントで無配にするつもりでしたが未だに終わってません。
    お手すきの際に見てやってください。
    (フォロワー限定にしてありましたが、思い直し誰でもにしました)
    鬼だって不安になる 女が男の耳に顔を寄せ何やら言葉を吹き込む。
     それを聞いた男が今度は女の耳に顔を寄せ、言葉を返す。
     昼間だというのに薄暗い路地裏で繰り広げられるその光景は、十人見たら十人全員が恋人の逢引だというだろう。少なくとも土方にはそう見える。まるで恋愛映画でも見せられている気分だ。その二人が知らない男女なら『真っ昼間からいちゃつきやがって』などの適当な感想で終わっただろう。正直ここかぶき町ではよく見る光景だ。目くじらを立てるようなことでもない。
     だが、今回はそうもいかなかった。両方顔見知りでしかも片方が自分の恋人なのだ。甘酸っぱい恋愛映画ではなく、ドロドロの胃もたれするような苦さの昼ドラだ。
     しかし、土方にとってこの昼ドラは今までも何度も見たことのあるものだった。恋人になる前もなった後も。いやというほど何度も……。
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    screamwanderer

    PASTsky二次創作「ケープ振り合うも多生の縁」
    前提設定⇨https://poipiku.com/4271618/9851649.html

    🍠:男の子かなぁ
    谷:レヴは無性です(ブロマンス路線かな
    🍠:最終的にトロ⇨レヴでそういう好きになると思います。
    谷:?!
    🍠さんの💣投下で想定していた路線が爆破され激しい路線変更がおき
    お互い乗った事のない暴走トロッコでマントル目指して走り出したモノ
    「ケープ振り合うも多生の縁」トロ君、夜の楽園お一人散歩(機能制限の解除・戸惑い)寝付いたレヴに安堵する、トロ。
    寝たふりをしていた目を開き、大好きな海の星を眺める。
    ゆっくりと静かに上下する胸板、滑な手足、窓から差し込む月明りにてらされて艶を増す唇。
    お腹の底に鈍く苛烈な熱が蠢きだす、体もコアもはじけそうなほど暗い衝動が駆け巡る。
    無意識のうちにまたがり、大切にしたい傷つけたくない星を見下ろしていた。
    寝床に敷かれた布を加減なく握しりめる。
    止めなくてはこの衝動を、消してこなくてはこの蠢く熱を。
    じゃないと大事な宝物を自分で壊してしまう。
    この苦しみを何と呼ぶかはわからない、だけど良くないモノだという事だけはわかる。
    止まっていた息をすべて吐き出し、炉に新しい空気をめぐらす。
    ふらつきながら”家”になったそこから抜け出た。
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