果物
TRPGmikantyan
SPOILER新世界より自陣絵⚠️微ネタバレ有り⚠️パス→ok新世界よりありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!卓後絵です!!!!!!!!!!!!!!!とてもとても楽しかった……ラストシーンの後の酒場ではこんな感じでわちゃわちゃしていたらかわいいですよね…(願望)
偏見ですけど、生還した船乗りって陸では魚料理食べなさそうですよね……魚は食べ飽きてて、陸で食事がとれるなら果物と肉全般に食べてそう…
なすずみ
PAST果物、20歳以上で出会ったからめちゃくちゃいじらしい感じになってるけど、16歳くらいで出会ってたら檸がほんの一瞬殺すの躊躇ったのを蜜が見咎めて、腕を引っ掴んで刺殺させたりして、感情の処理してから動けるはずだったのを邪魔された檸がきっちりグーパンでお返ししたりして大変だったと思う↑
これ(過去ツイ一部)
◯果物 十代で出会ってるパターン九九さえまだ教わっていないだろう幼さにも関わらず、泣くことにも飽きたような、大人びているというには憂と諦めを内包した目をしていた少年は、檸檬を前に瞬きをした。見るからに荒っぽそうな青年を見て、既に目の前で家族を殺された少年は確かに光を目に宿した。彼が拠り所にしている朧げな記憶と重なりでもしたのだろうか。甘えを含んだ希望とも、哀願とも異なるその表情は檸檬にとってイレギュラーで、コンマ数秒程度の僅かな躊躇いを生んだ。
蜜柑は見逃さなかった。
檸檬がほんの小さく息を飲み、すばやく唇を噛んで呼吸を整えようとした瞬間、蜜柑はその右腕を掴んで突き出させた。反応出来なかった檸檬の手に握られたナイフは加えられた力の向きに従って少年の心臓を貫き、的確に鼓動を止める。少年が崩れ落ちるより早く、檸檬はナイフから手を離し、腕を振り解く反動を利用して蜜柑の腹部を蹴り上げた。咳き込んだ蜜柑が受け身を取らなかったのがわざとなのかどうか知らないがそんなことはどうでもいい。身体を起こしたところへ歩み寄り、シャツの首元を捻り上げて頬に拳を打ち込んだ。このまま首を折ってやろうと思った。
1090蜜柑は見逃さなかった。
檸檬がほんの小さく息を飲み、すばやく唇を噛んで呼吸を整えようとした瞬間、蜜柑はその右腕を掴んで突き出させた。反応出来なかった檸檬の手に握られたナイフは加えられた力の向きに従って少年の心臓を貫き、的確に鼓動を止める。少年が崩れ落ちるより早く、檸檬はナイフから手を離し、腕を振り解く反動を利用して蜜柑の腹部を蹴り上げた。咳き込んだ蜜柑が受け身を取らなかったのがわざとなのかどうか知らないがそんなことはどうでもいい。身体を起こしたところへ歩み寄り、シャツの首元を捻り上げて頬に拳を打ち込んだ。このまま首を折ってやろうと思った。
なすずみ
PASTそれまで出会うことなく、果物としての名前も持たないままここまで来た???と???がある仕事ではやてに乗り殺し合いに至る↑
これ(過去ツイ一部 より明るくなった)
◯果物 邂逅if「だから、おまえがやったんだろう」
「だから、俺じゃねえっての」
とある新幹線の三号車にて、二人の男は通路で向かい合っていた。
「俺がこいつを殺したなら、さっさとここから離れるに決まってるだろ。ちょっと考えりゃ、分かるだろうが」
寝癖のように髪を跳ねさせた目付きが悪い方の男は、三つ並んだ座席の一番窓際に座っている、眠るように動かない青年を指さす。
寝癖は付いておらず、神経質そうで表情が読めない方の男が低く答える。
「おまえが愚鈍だから」
「うどんがどうしたって?」
「讃岐の名物はいま関係ない。おまえがのろまだからまだここに居るんだろう」
「俺が鈍行列車って言いたいのか?あのな、おまえに教えてやるけどな、鈍行列車ってのは急行列車じゃないって意味で、ゆっくり走る電車のことじゃねえんだよ。誤解されやすいけどな、鈍行を馬鹿にするなよ」
2039「だから、俺じゃねえっての」
とある新幹線の三号車にて、二人の男は通路で向かい合っていた。
「俺がこいつを殺したなら、さっさとここから離れるに決まってるだろ。ちょっと考えりゃ、分かるだろうが」
寝癖のように髪を跳ねさせた目付きが悪い方の男は、三つ並んだ座席の一番窓際に座っている、眠るように動かない青年を指さす。
寝癖は付いておらず、神経質そうで表情が読めない方の男が低く答える。
「おまえが愚鈍だから」
「うどんがどうしたって?」
「讃岐の名物はいま関係ない。おまえがのろまだからまだここに居るんだろう」
「俺が鈍行列車って言いたいのか?あのな、おまえに教えてやるけどな、鈍行列車ってのは急行列車じゃないって意味で、ゆっくり走る電車のことじゃねえんだよ。誤解されやすいけどな、鈍行を馬鹿にするなよ」
St0ne_White_
MOURNING同空継続に行った時の立ち絵を描いたよ!!!卓報告としてはあげてないけど、可愛く描けたから立ち絵だけあげちゃう〜!!!
ネタバレはないよ!!!!!
好きな色は青(緑とかも好きだと思われ)
好きな果物は🍓と🍉になりました
pass→🐈⬛さん 本編立ち絵と同じpassだよん 2
kuma3kawaii
INFO1/12 SUPER COMIC CITY 関西 30賢者の超マナスポット 2025冬
発行予定のネロ晶♂本のサンプルになります~!
『switch』
A5/30P/全年齢
会場頒布価格 500円
西の国の不思議な果物を食べて、賢者様の様子がおかしくなる話。
ネ口が慌てたり揺れたり押されたりします。
6号館A E32a 『いつかのかみさま』
にて頒布予定です。よろしくお願いします! 10
shishiri
DONE2024年書き納めの果物です。来年も楽しんで書けたらいいな、と思ってます。
冬の夜に 文字通り歯の根が合わなくなる寒さのせいで、吐いた白い息が大げさではなく端から凍りつくのではないかと思うほどで、終いには眩しくもないのに視界がチカチカとしてきた。一枚しかない毛羽立ったホコリ臭い毛布を二人で分け合い体に掛けるも、処々の隙間から、なけなしの熱が容赦なく逃げていく。いっそのこと頭からすっぽりと被った毛布の中で恥も外聞もかなぐり捨てて抱きしめ合い、互いの体で暖を取りたいくらいだ。そうやって相手の胸に耳をあて心臓が動く音を聴くことができれば、巡る血の温かさを想像し、まだ生きていることを実感させてくれるのではないだろうか――。けれども、まだかろうじて残っている理性が、そうすることを止めている。しかし如何ともしがたいこの寒さを耐え凌ぐために、「ここいらが落とし所」とどちらともなく伸ばした左手と右手を、これは妥協の範囲内であると黙って握りしめ合った。指の跡が付く程きつく握りしめている掌だけが、ジンワリと熱くなる。
2133shishiri
DONE檸檬の話似合いの手「この仕事、辞めようと思うんだ」
一度組んで仕事をして、二度目の仕事が終わったその後で、唐突にそう言ってきた五つ歳上の男の顔をまじまじと見やり。まだ『檸檬』とは名乗っていなかった十代の頃の檸檬は、一重の目を丸くした。
「あんたのことなんだから、好きにすればいいだろ。何で俺に言うんだよ」
真夜中、公衆便所の手洗い場で血に汚れた手を洗いながら、檸檬は口をへの字に曲げた。と言っても、男の言葉に不満があるわけでも、残念に思ったわけでもない。ただ、爪の間の汚れがなかなか取れず、少しばかりイライラとしていただけだ。
「辞めると言った俺のことを、君が始末したりするのかな」
「だから、何で俺が。金も貰わないのに、そんな面倒くせえことするかよ!」
2148一度組んで仕事をして、二度目の仕事が終わったその後で、唐突にそう言ってきた五つ歳上の男の顔をまじまじと見やり。まだ『檸檬』とは名乗っていなかった十代の頃の檸檬は、一重の目を丸くした。
「あんたのことなんだから、好きにすればいいだろ。何で俺に言うんだよ」
真夜中、公衆便所の手洗い場で血に汚れた手を洗いながら、檸檬は口をへの字に曲げた。と言っても、男の言葉に不満があるわけでも、残念に思ったわけでもない。ただ、爪の間の汚れがなかなか取れず、少しばかりイライラとしていただけだ。
「辞めると言った俺のことを、君が始末したりするのかな」
「だから、何で俺が。金も貰わないのに、そんな面倒くせえことするかよ!」
matsuro_mura
PROGRESS曲パロパネルトラップ 作業進捗成果物あげがしたいだけで、ネタバレは特にないよ
!パロ元をトレスしながら描いたりしています(一覧が完成したらURLを貼り付ける予定) 2
ころみん
DOODLE自慢してるハルハル「そこのお前!ローゼマイン様が私にくださった🍊はローゼマイン様お一人分だ!!」果物ひとつ神々しいみたいな台詞めっちゃ考えたんですけど無念ミカン🍊の正式名称分からずいい感じにパロれなくてやめておいた
むしろお渡しした🍊美味しいしてるマちゃんを見て満足してそう
shishiri
DONE秋籠果物で書いた、蜜柑の病室から帰る檸檬の話。無理やりハロウィンネタも入れてしまいました。ポケットの中 平日二十時過ぎの地下鉄の車内は帰宅する客で混んでいたが、檸檬は空いた席を見つけると、すかさずそこに体を滑り込ませて腰を下ろした。これはけして、「自分に与えられた当然の権利である」と、そんな傲慢な考えからくる行動ではない。そう誰かに言い訳をする代わりに、檸檬はシートに深く腰掛け背中を預けると、肩で一つ息をついた。
今夜の俺は、大切な物を運んでいる最中なんだ――。
膝の上にある小ぶりな紙袋は見た目以上の重量がある。そんな紙袋を目的地まで運ぶために、檸檬は帰宅するのに利用する路線とは別の地下鉄に乗っていた。仕事ではないのだから、これを無事に運び終えたからといって、一文の金にもならないことは承知の上。それでも万が一、電車が急ブレーキをかけた場合に膝からその紙袋が転げ落ちたりしないようにと、檸檬は両手でその紙袋をそっと抱え込んだ。
3982今夜の俺は、大切な物を運んでいる最中なんだ――。
膝の上にある小ぶりな紙袋は見た目以上の重量がある。そんな紙袋を目的地まで運ぶために、檸檬は帰宅するのに利用する路線とは別の地下鉄に乗っていた。仕事ではないのだから、これを無事に運び終えたからといって、一文の金にもならないことは承知の上。それでも万が一、電車が急ブレーキをかけた場合に膝からその紙袋が転げ落ちたりしないようにと、檸檬は両手でその紙袋をそっと抱え込んだ。
tennin5sui
DOODLE秋籠果物 女が持参した手土産は栗を用いた蒸し饅頭で、そもそも手土産などという行為が、この女がどれほど時節を弁え一般的な礼節を持ち合わせているかを物語っている。もっとも、そうした風流は受け手次第で、蜜柑も檸檬も饅頭はあまり好まない。テーブルの上に載せられた包みは、彩りにもならずに端に寄せられている。
そもそも、と蜜柑は考える。依頼をするのに手土産を用意するなど、やはりこの女は外れているのだ。依頼主たちはいつだって横柄か、あるいは、もう先はないのだと余裕なく切羽詰まっている。そんな気遣いができる人間であれば、自分たちのような者に依頼する前に、頼る先などいくらでもありそうなものだ。
コーヒーが運ばれてくる。女にとって、無償で提供される水では、話を始めるには値しないらしい。店員の姿を見送ると、やっと慎ましやかな口を開く。
2214そもそも、と蜜柑は考える。依頼をするのに手土産を用意するなど、やはりこの女は外れているのだ。依頼主たちはいつだって横柄か、あるいは、もう先はないのだと余裕なく切羽詰まっている。そんな気遣いができる人間であれば、自分たちのような者に依頼する前に、頼る先などいくらでもありそうなものだ。
コーヒーが運ばれてくる。女にとって、無償で提供される水では、話を始めるには値しないらしい。店員の姿を見送ると、やっと慎ましやかな口を開く。