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    Psich_y

    MAIKINGドリ→パレスの逆行もの。現地ゼンと手を組み、歴史を変えんとする冠の魔の手から狂った建築家を取り返そうとする話with旅笠……になるはずだったもの。
    ※カヴェ←アル、ドリ→パレス前提サチェカヴェ未遂
    冠「やはり彼に遺産を受け取ってほしい!!」
    カヴェ「砂漠で建築? わかった、いっぱいするね♡(虚無目)」
    ドリ「私のパレス返して」
    ゼン「先輩を返せ😠」
    旅笠「うーーーん(ドン引き)静観するか……」
    砂の魔物 ドリーは激怒した。必ずあの厚顔無恥で傍若無人、制御不能のリシュボラン虎のような――否、ドリーに与える損害の規模が小さいだけ、野生のリシュボラン虎の方がマシである――最悪一歩手前の債務者から、この損害分をキッチリ取り立ててやると決意した。
     ドリーは一流の商人である。商売に関する人一倍鋭敏な感覚を持ち、ほんの少しの損ですら気に病んでしまうくらい“繊細”な性格をしていた。自分が被るリスクに敏感な性格を最大限に活用し、他人よりずっと早く、市場の天秤を自らの手で大胆に傾けてきた。大きな利益を得るためには、市場の流れに追従するのではなく、自分自身がその流れを作り出さなければならない。その中には、まだ誰も知らない技術を産み出す、才能の原石を誰よりも早く捕まえなければならないのだ。つまり、投資である。
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    lemon_155c

    DONEこんなリョ彩が見たい!ということで、書き手4人でシチュエーション交換を行いました。
    私が担当したのは「事故ちゅー」です。
    学校行事とかも考えましたが、部活の方が起きる確率高いかな?と思って、部活にしました。

    ※作中、CPとしての描写はありませんが他キャラクターの彼女の有無や交際歴について触れています。
    夕暮れは赤を隠す それはいつもバスケ部にとっていつも通りの光景のはずだった。木暮の何気ない一言が発せられるまでは。
    「え? 木暮さん、彼女いた事あったんですか?」
    「佐々岡、お前彼女いたのか……」

     バスケ部ではお馴染みとなった、桜木と流川の小競り合いを止めに入った佐々岡が桜木に吹っ飛ばされて木暮と接触した。そこまでは、よくあるバスケ部の出来事だが、今日は少し違った。接触した際、佐々岡の唇が木暮の頬に触れてしまったのだ。泣きながら謝る佐々岡に対して、木暮は気にするな、と苦笑いしたが、土下座のスタイルで謝る佐々岡に宮城と三井は思わず笑ってしまった。加えて、原因を作った桜木も指を差して笑っていた。
     そんな佐々岡に木暮が「そんなに気にするなよ、お互い初めてって訳でも無いし」と言ったことで、それまでお腹を抱えて笑っていた3人は動きが止まったのだった。
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