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    活字

    John

    DONEサチマル続きました。

    ここまでお読みいただいたことに、感謝の念が尽きません。少しだけ私の語りにお付き合い下さい。

    私は海外の児童向けの小説を読むのを趣味にしているのですが、子供の頃に好きだった作品の作者の作品を読み漁る日々が続いていました。うまい!うまい!活字がうまい!!と貪る中で、この作品は面白いけれど私にはちょっと向いてなかったかしらん、と頬杖をつきなが(以下pixiv掲載)
    Q.Did you find it 心の中で、ほんの僅かに気持ちが揺らいだ。
     小石一粒、大海原に投げ込んだところで構いはしないだろうか、と。人生、最後の最後に思い残してしまったら台無しになるだろうか、と。
     そうして、すぐに打ち消した。死に際で左右される様な生き方ではなかった、胸を張ってそう言える。断言出来る。

    「( なぁ、おれと心中してくれるか? )」

     眉一つ、呼吸一つ乱さずとも答えは返ってきていた。
     この気持ちを抱いて、海の底まで持っていく。

    「( だよな、たった一人じゃ旅は楽しくないもんな )」

     だからこそ、言わなかった。
     何一つ、いつもと行動を変えることもせず、いつもの様に宴を終えてからの行動は単独で。誰にも怪しまれることがなかった。勘の良い兄弟子にも、好物に囲まれて顔を綻ばせる弟分にも、敬愛する父親にも、勝手に心の片方を預けてしまった男にも。
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    MOURNING今日の分の闇鍋(未完)
    昼にボヤいてたやつを活字化しようと努力した。無理。
    無題 死闘を辛うじて制し、膝をついたブレーザーは光の粒となって霧散した。空中に投げ出され、既に痛む全身を地上に叩きつけられた衝撃と激痛が包む。確実に、どこかの骨が折れる音がした。
     捌ききれなかった攻撃、腕で受け止めた光線…顔に飛んできた斬撃…今まさに痛みを感じている全てが、鮮明に記憶にある。この傷はブレーザーの傷、そして俺自信に刻まれてしまった傷だ。
     瓦礫の真っ只中に仰向けに転がり、濁った空を見上げた。視界の端が赤黒く霞んでいく。身体が動かない。これは助けを、呼ばなくては。

    《ゲント隊長!聞こえますか!ゲント隊長!》
     無線から部下たちの声が流れている。頭の中の妙に冷静な部分が、これはまたテルアキに怒られるな…などと呑気なことを考えはじめた。震える手でなんとか身体を起こし、座り込む形になる。が、それ以上はもう動けそうにない。既に感覚の無くなった左腕と、視界の端を赤黒いものが流れ落ちていく。不味い…かもしれない。グラグラと揺れる意識を必死に繋ぎ止めようと目を瞬いた時だった。身体の奥底、自分の中の自分じゃないところに激しい熱を感じたのは。
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    澵井の創作物

    DONEよっしさん。様(@yossiiies)のポイピク画像を題材に執筆しました。義手の話題にまでは入れませんでした…活字への体力……_(:3 」∠)_
    発作的に書いたのでだいぶ乱筆ですが良ければ読んでください!
    未来が見えるワタクシの話目の前を歩く会社員、定期を落とす。多分10秒後。拾って渡してあげよう。
    エスカレーターに乗る。私の後ろの人、くしゃみをする。8秒後くらいかな。あまり良くないけれど、歩いて登るか。
    目の前にいる女性、線路に身を投げる。多分明日。
    でも私は止めない。それは善行ではないから。

    私は未来が見える。物心ついた時には既にそうだった。数秒先に起こる些細なことから数週間先に起こる大きな出来事まで未来に起こることがわかるのだ。しかし全ての未来が見えるわけでもないし、数分・数秒のズレは起こる。それでも大体の時間と起こりうる事は把握できる。対象物によって見え方が異なり、映像作品や本の展開など無機物の現象や架空の現象よりも、生物が関わるよりリアルな現象の方がよく見える。前者の未来は非常にぼんやりとしか見えないし、自分がその作品を見るのをやめれば作品の未来は来ないので結局「物語の展開を考察するのが上手い人」程度のレベルだ。ネタバレアンチの私にとっては不幸中の幸い、と言ったところだ。私のこの能力を知って羨ましいと感じる人も世の中にはいるかもしれないが、当の私はこの力をあまり良くは思っていない。寧ろ、嫌いなのだ。現実の未来が見えるということは、それが良いことであれ悪いことであれ、避けては通れないということをその出来事に直面する前から予告されるということだ。それは時に絶望的で残酷なものである。そして、長年この力と共に生きてきた中でわかったことは、大きな出来事になればなるほど、回避することは絶対にできない…否、「してはならない」ということだ。
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    ぱにこ

    DONE「狂気山脈再び」のセッションから約二年ですね。セッションの内容を活字で読みたい…!と考え、自給自足してしまいました。未完成ではありますが、ひとまず。
    そのままの内容+α‬で独自解釈を含んでいる部分もあります。(ダイスの成功失敗も配慮して内容考えてるところもあるのでぜひ配信と一楽しんでもら嬉しいです)
    何か問題があれば消しますので教えてください🙇🏻‍♀️
    みんな最高~!!フゥー!!カロパは終わら
    狂気ノ片鱗―もう登山なんかやめてよ!

    大丈夫だって。あれは僕のちょっとした不注意だから…明日からは予定通り、××に登るよ。

    ――っ…!そんなこと言って!!本当に…死んじゃったら…!!どうすんの…?!

    だから大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。

    ―……帰ってきてよ、睦月…!!絶対だからね…!

    ごめん、泣かないで、ごめんね…






    「!!!!!」


    また、同じ夢を見た。
    「ごめん、僕絶対帰るから。君のとこに」
    枕元には、昨日届いた封筒が変わらず置いてある。
    『第二次狂気山脈登山隊 採用通知』

    封筒には、そう印字してあった。






    1. 出会い

    「皆、集まってくれてありがとう」

    立ち上がったのは、最も老齢の男だった。老齢とは言っても、ウェアを着ている上からでもがっちりとした筋肉が見て取れる。耳障りの良い、落ち着いた声だ。
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