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    tomahouren

    MAIKINGシトロニア幼少時に、ザフラに潜入してる千景さん(女装・偽名は鈴蘭)の話。続きます。
    『オイディプスの鈴蘭』1(シトロン、千景)鈴蘭の花、触ってはいけないよ
    毒があるから

    青い宝石、見惚れてはいけないよ
    不幸を呼ぶから


    『オイディプスの鈴蘭』


     晴れ渡るザフラの青い空に現王の誕生日を祝う白い花びらが舞っていた。花の多いザフラが、一年で最も花の咲き誇る芳しい季節。王の産まれた日である今日は国の祝日として制定されており、街の大通りを王が馬車に乗って盛大なパレードを執り行う事が毎年の慣例になっている。
     王の乗る馬車、その隣の座席に座らされた幼いシトロニアは、ザフラ首都一番の大通りを埋め尽くす人々、そして建物の窓からも花に負けないほど華やかな笑顔で籠から花びらを撒く人々に向けて、王族として相応しい柔らかな笑顔を浮かべ手を振った。
     シトロニアの実父であるザフラ王は芸術をとても愛していると諸外国にも広く知れ渡り、国をあげて芸術文化を奨励していた。先頭を歩く国家おかかえ楽隊のマーチに合わせて、王に気に入られようと道端から歌声自慢の男が馬車を見上げ祝いの歌声を響かせる。王に捧げられた歌に、馬車から王は満足そうに微笑んで見せる。
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    三野(幻水)

    DOODLEちょっとしたマフィ◯と潜入捜◯官のハニトラ気味な話。2.4万字ほどだそうです。一次。
    そんなでも無いのに区分はR18ですね。
    いろんな事に目を瞑ってやってください。

    終盤近くで
    * * *でなく、
    × × ×で区切った部分は、暴力、無理やりの所です。苦手な方は避けてくださいませ。
    ※パスは2文字です。(現在パス無しです)
    透明硝子の両側で 居並ぶ高級クラブにバー、路肩を埋めるのは黒塗りの高級車。そんな場所から僅かに離れたところに、所謂裏カジノといった風情の店があった。
     顧客の接待のため、上役と上司と共に足を踏み入れたそこは、酒も調度も一級品揃いであった。
     社内の中では若手ながら、川島も何度となくここへは来ていた。給仕の女たちは己を商品とすることも業務としており、川島自身も何度か贖っている。その金の殆どが所属する組織に返る事を思うと馬鹿馬鹿しいと思うでもないが、店の女たちはなべて顔は良く、弁えていたし、手間がないところが川島にとっては良かった。
     しかし本日の接待相手は、今の所ただの一般客に等しい。取り敢えずのところ上役と多少の遊びを楽しんでお帰り頂くだけだ。まだこの店の詳細は勿論、自分達の商品も見せる必要はない。
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    AKtyan5560

    DONEイノ0マッシュがイーストンに潜入で入学す事になる。魔法不全者と隠し平和に暮らすマッシュは、毎週休日遊ぶオーターという相手がいた。身分を偽るマッシュはオーターに恋をし、オーターも恋をする。だがマッシュは生きる事を諦めており、色々あり全てがバレてオーターはマッシュを救う決意をする

    ※オーターの愛が重い
    ※イノ0マシュ
    ※イノ0マシュ愛され
    ※マシュ愛され多め
    胡蝶蘭が花開く「マッシュお前はイーストン校に潜入して来い」
    ある日父親から下された命令は、マッシュの運命を大きく揺るがす事になったのだ。魔法不全者なマッシュが、名門魔法学校イーストン校に入学する経緯は、ドミナがヴァルキスに入学が父親のシリルから下された時に、同時にイーストン校への監視も欲しかったとしてマッシュが抜擢された。幸いマッシュは任務が余り無く、神覚者に顔も知られて居ずに、何より鍛え抜かれ魔法不全者でも兄弟達を上回る力を示したマッシュが、魔法不全者だと知られずに通う事を条件に出されイーストン校へと行く事になった。
    その時にマッシュを愛する四人の兄弟達がマッシュを掴んで、抱きしめて離さず大変だったが自身で何とかし事なきを得地上へと、数年前に歳で降りていたレグロの元へと向かったのだ。
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