灰原
珠鬼緤萩(たまきせっしゅう)
DONE高専軸。つい数時間前に上げたお料理男子灰原の設定でお読みください。
イラストでガチ図りした体格差の差でぶかぶかになる服を着る灰原が見たくて服の忘れもの。
同じ学生寮に居るし、これぐらいの忘れものはありそうかなという浅はかな考えです。 2127
rai
MENU10月27日東京ビックサイトCOMIC CITY SPARK 19
妖言34 西ホール ギ17b
呪術廻戦オールキャラグッズです!
スペースにお越し頂いた方へお名刺をお配り致します!
当日はよろしくお願い致します! 12
初春おもち
MEMO五夏前提の灰七です。私が書いた全年齢五夏小説「かわたれ」の五夏が前提にあります。そして、産土神が現れる場所や形態、灰原の術式・呪解という世界観は、私の書いた「恋とは突然始まるもの」を踏襲しています。
悟の母親を捏造。母親の術式も捏造しています。一応、悟の母親の術式について、具体的に決めているのですが「かわたれ」の続きを書くかもしれないので、現時点では抽象的にして伏せてます。試し読み感覚でどうぞ。
灰七タイムリープポクポクポクポク。木魚を叩く音が聞こえる。目の前の大きな写真は、人懐っこく笑った、灰原。
「それではみなさま、出棺の時間でございます」
灰原の親族が泣いている。喪服の人々が、立ち上がった。五条さんも、も、家入さんも、軒並み高専関係者は出席している。
夏油さんはいない。
呪詛師になったから。
灰原が棺の中、綺麗に花を添えられて眠っている。さっき、最後のお別れをしたのだった。灰原に百合の花を添えて。けれど、七海は灰原の痛ましい顔を見る事ができなかった。
「ほら、七海、いくぞ」
そう五条さんに促されて、外に出る。この葬儀場から、灰原は火葬場へと向かう。
寮の部屋に帰る。七海1人だけ生きて帰ってきて。頭を抱える。最後の灰原の言葉が忘れられない。
10595「それではみなさま、出棺の時間でございます」
灰原の親族が泣いている。喪服の人々が、立ち上がった。五条さんも、も、家入さんも、軒並み高専関係者は出席している。
夏油さんはいない。
呪詛師になったから。
灰原が棺の中、綺麗に花を添えられて眠っている。さっき、最後のお別れをしたのだった。灰原に百合の花を添えて。けれど、七海は灰原の痛ましい顔を見る事ができなかった。
「ほら、七海、いくぞ」
そう五条さんに促されて、外に出る。この葬儀場から、灰原は火葬場へと向かう。
寮の部屋に帰る。七海1人だけ生きて帰ってきて。頭を抱える。最後の灰原の言葉が忘れられない。
園児/NG
MEMOクトゥルフ神話TRPG「サイレン清掃会社」〈END-1〉全生還
KP:葵
▼HO1-監視物
灰原 彰(とり)
▼HO2-傷物
陣波 響輝(あめた)
▼HO3-刻印物
九十九 五十六(園児)
▼HO4-掘り出し物
漉石谷 るりむ(さやえんどう)
2024/07/05 〜
Haniwa
DONE✨🥖🕺「はいよろこんで」🕺🍙✨YT: https://www.youtube.com/watch?v=1K3WDpgbKsI
TWT: https://x.com/HaniwaBun/status/1825095474044629069
水素くんちゃんさん
PROGRESS灰七webオンリー作品でした。書いてたのが途中で消えたので泣いています。
とりあえず進捗だけ上げて少しずつ増やせていけたらなと。
パス→灰七の日[○/○○]
灰原が生きていた高専時代に逆行し何度も繰り返す七海の話です。
タイムリープはお好き?私は三度の飯くらい大好き。 2366
uto_aa_saiga
PROGRESSpixivでシリーズしているIF過呪怨霊灰原です。色々設定に捏造がありますのでご注意下さい。
シリーズ一作目:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15284287
注意書き
今回ちょっとダーク寄りになります。
下衆でクズなモブが出てきます。
灰七糖分控えめだけど濃度は高いみたいな。
過呪怨霊全開灰原と呪詛師寄りっぽい七海をお届けします。 12695
RindouXoxo
DONE灰七webオンリー4用に文章を書きました。赤い糸が見える灰原君のお話。
紅葉色の糸物心ついた時から赤い糸が見えていた。
お化けみたいな怖い物も、自分の指からのびる赤い糸も、みんな見えないらしいと気が付いて、自分だけに見えてしまう存在に本気で悩んだ時期もあったけれど、真剣に悩み続けるというのは僕には向いていないようで、そういうものなのだと納得して生活をしてきた。
右手の小指に結ばれた赤い糸の先がどこへ向かうのかとても気になるけれど、自分の体から遠ざかるにつれて色は薄くなりやがて見えなくなってしまう。
ほどこうとしても触ることはできず、軽く引いてみても突っ張ることはない。
引っ張ったらかんたんにぷつんと切れてしまいそうな細い糸だけど、不思議と絡まりもせずいつもどこかへ向かっている。
これが俗に、運命の赤い糸と呼ばれるものなのではないかと思ったのは、中学二年生の時だった。
2338お化けみたいな怖い物も、自分の指からのびる赤い糸も、みんな見えないらしいと気が付いて、自分だけに見えてしまう存在に本気で悩んだ時期もあったけれど、真剣に悩み続けるというのは僕には向いていないようで、そういうものなのだと納得して生活をしてきた。
右手の小指に結ばれた赤い糸の先がどこへ向かうのかとても気になるけれど、自分の体から遠ざかるにつれて色は薄くなりやがて見えなくなってしまう。
ほどこうとしても触ることはできず、軽く引いてみても突っ張ることはない。
引っ張ったらかんたんにぷつんと切れてしまいそうな細い糸だけど、不思議と絡まりもせずいつもどこかへ向かっている。
これが俗に、運命の赤い糸と呼ばれるものなのではないかと思ったのは、中学二年生の時だった。
園児/NG
MEMOクトゥルフ神話TRPG「BAD!BID!BET!」〈エンド1〉
▼PC-あなたはツイている
灰原 彰(PL:とり)
▼KPC-あなたはツイていない
九十九 五十六(KP:園児)
▽デフォルメ絵(まめ)
さやえんどう
2枚目、通過済み⭕️ pass:ok
バビべKPC(サ掃HO刻印物:九十九)の絵 3
しんした
PROGRESS8月東京の七灰原稿2冊目の進捗です。生前付き合っていた七灰が、空港で再会後に初夜を迎えるお話。
1冊目と違って大体ラブい感じです。
全体があまり長くないでの進捗も短めですが、自分の尻を叩くために上げました。
推敲してないので細かい部分は目をつぶっていただけると助かります。
8月東京七灰原稿進捗2冊目*
あの頃と同じように、足は自然と寮へと向かう。
そういえば、日が暮れて暗くなり始めると、こっそり手を繋ぎながら寮へ帰ったな。指まで絡まった七海の手のひらの感触に、そんな記憶が灰原の頭に蘇る。当時、七海と付き合っていることは一応周りには隠していたから、誰かの気配がするといつも七海の方が先に手を離していた。だが、気配が遠ざかると、またすぐに七海の方から手を繋いできていたのだ。
今考えると、別に隠さなくてもよかったかもしれないが、お互い何もかもが初めてで、気恥ずかしさや照れも多かったのだから仕方がなかったと思う。それでも、やんわり重なる手のひらのむずがゆさや心地よさはあの頃だからあったものだと、今だからこそ思えた。
3289あの頃と同じように、足は自然と寮へと向かう。
そういえば、日が暮れて暗くなり始めると、こっそり手を繋ぎながら寮へ帰ったな。指まで絡まった七海の手のひらの感触に、そんな記憶が灰原の頭に蘇る。当時、七海と付き合っていることは一応周りには隠していたから、誰かの気配がするといつも七海の方が先に手を離していた。だが、気配が遠ざかると、またすぐに七海の方から手を繋いできていたのだ。
今考えると、別に隠さなくてもよかったかもしれないが、お互い何もかもが初めてで、気恥ずかしさや照れも多かったのだから仕方がなかったと思う。それでも、やんわり重なる手のひらのむずがゆさや心地よさはあの頃だからあったものだと、今だからこそ思えた。
nononoko1996666
MOURNING灰原に泣いて欲しい七海の話。ほぼ会話文なので供養です。
涙「どっちが化け物か、分からないじゃないかっ!」
少年の悲鳴にも取れる言葉は、大量の濁った液体を被ったまま動かない灰原に、無粋にも放たれた。
少年が背負っていたランドセルは、粉々になり原型はもはや、足元にあるその黒い革一枚だけだった。
自身の物を破壊された驚きよりも、呪霊となった動物が目の前で消された事実のほうが、この少年は余程傷ついたのだろうか。
「こんな、の…うっ、…僕の友達だった…のに」
「その友達が、貴方を襲いますか?」
酷く冷たい声だなと我ながら、思う。
だが、この少年の先程の言葉はどうしても許せなかった。幼さ故の思考がそうさせているのだろうか、そんなことは知ったことでは無い。
私の言葉が聞こえたのか分からないが、少年は灰原への恨み言を止めて、ただ泣き崩れていた。
1114少年の悲鳴にも取れる言葉は、大量の濁った液体を被ったまま動かない灰原に、無粋にも放たれた。
少年が背負っていたランドセルは、粉々になり原型はもはや、足元にあるその黒い革一枚だけだった。
自身の物を破壊された驚きよりも、呪霊となった動物が目の前で消された事実のほうが、この少年は余程傷ついたのだろうか。
「こんな、の…うっ、…僕の友達だった…のに」
「その友達が、貴方を襲いますか?」
酷く冷たい声だなと我ながら、思う。
だが、この少年の先程の言葉はどうしても許せなかった。幼さ故の思考がそうさせているのだろうか、そんなことは知ったことでは無い。
私の言葉が聞こえたのか分からないが、少年は灰原への恨み言を止めて、ただ泣き崩れていた。
nononoko1996666
MOURNING空港での2人。七海と灰原は、ずっと一緒にいてほしいです。
エンドロールの後は「ねぇ、これからどこに行こうか?」
場違いな程の、明るく凛とした声。
灰原の声だけが響き渡り、私と彼以外、この場所には誰もいなかった。
「灰原?…何を言って」
「ここってさ、まあ空港だから遊ぶ場所はないんだけどね!」
あはは、と乾いた笑顔を浮かべる灰原の顔を、私は直視出来ずに、唾を飲み込んで自分の感情を誤魔化した。
彼の後ろには、大きな白い扉がただ一つ立っているだけ。その頭上には電光掲示板が不自然に掲げられ、彼の名が映し出され、チカチカと光っている。
灰原はその扉のドアノブに触れる事はなく、こちらに腕をぐっと伸ばし、掌を上に向けていた。
まるで、手を繋いでほしいとでも言うような仕草で。
「私は…」
貴方と、同じ場所へは行けない。
1982場違いな程の、明るく凛とした声。
灰原の声だけが響き渡り、私と彼以外、この場所には誰もいなかった。
「灰原?…何を言って」
「ここってさ、まあ空港だから遊ぶ場所はないんだけどね!」
あはは、と乾いた笑顔を浮かべる灰原の顔を、私は直視出来ずに、唾を飲み込んで自分の感情を誤魔化した。
彼の後ろには、大きな白い扉がただ一つ立っているだけ。その頭上には電光掲示板が不自然に掲げられ、彼の名が映し出され、チカチカと光っている。
灰原はその扉のドアノブに触れる事はなく、こちらに腕をぐっと伸ばし、掌を上に向けていた。
まるで、手を繋いでほしいとでも言うような仕草で。
「私は…」
貴方と、同じ場所へは行けない。