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    生まれ変わり

    流菜🍇🐥

    DOODLETF主ルチ。生まれ変わりを信じたいTF主くんと、生まれ変わりが無いと思ってるルチが会話を交わす話。ルチは転生者に当てはまるのかという話でもあります。
    前世 ソファに腰を下ろすと、僕はテレビのリモコンを手に取った。テレビ画面をザッピングして、おもしろそうなものが無いかを探す。僕の曖昧な期待とは裏腹に、テレビが映し出すのは動物と衝撃映像と食べ物ばかりだ。そんな単調な映像が流れる中に、一際目を引く番組があった。
     明らかに他の番組とは違う空気に、僕は思わず手を止めてしまう。画面の中に映っていたのは、幼い子供が主役の再現ドラマだった。しかし、明るい雰囲気は微塵もなく、おどろおどろしい気配が満ちている。画面は全体的に少し暗くて、低くて静かなナレーションが流れているのだ。画面右上のテロップには、このような文字が書かれていた。

    ──蘇る前世の記憶

     どうやら、これはオカルト系のドキュメンタリー番組らしい。画面の中の男の子は、前世の記憶を持っているらしいのだ。男の子が生まれる前の記憶について語るのを、両親は恐ろしいものを見るような目で見つめている。しかし、精神科で治療を試みても、改善する気配はなかったという。
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    ひまわり

    PAST宇髄さん 煉獄さんの真ん中お誕生日に書かせていただいたお話です。

    宇髄さんと煉獄さん、100年後に翔と幸に生まれ変わり二人同棲しています。
    宇髄さんの記憶を持っている翔と
    煉獄さんの記憶がない幸。

    宇髄家の法事によばれ行った幸が目に転生前の記憶がよみがえるお話です。

    いろいろ詰め込み過ぎてしまって、わちゃわちゃしたお話になっていますが
    ‥‥よかったら見てやってください。
    夏の思い出夕暮れ時、通り雨がすぎひぐらしが鳴く中、俺は宇髄に頼まれていた風鈴を片手に宇髄の屋敷へ向かった。

    通り雨の時は、ちょうど風鈴を受けとり雨に打たれずにすんた。雨上がりの独特な匂いとひぐらしの鳴く音と通り雨がすぎ涼しさがひいた夏独特の蒸し暑さが五感を刺激される。
    屋敷に着くと宇髄が出迎えてくれた。

    「さっきはすごい雨だったなぁ、まああがれよ」
    「通り雨で一気にすずしくなった。アハハハ、お邪魔する」

     一週間前におわれた柱会議の帰り、宇髄から相談を受けた。
    3人いる嫁の一人が、お気に入りの風鈴を吊るす時手が滑って落と壊れてしまい悲しんでいる。
    数日後に誕生日で風鈴の贈り物をしたいが音色の良い風鈴知らねぇーか、と。

    「俺が任務から帰ってくるまで出すのまちゃーいいのに、まぁ、怪我なくてよかったけどな」
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    z0ed0

    SPUR MEこちらは2023/8/6開催『床下クッキーパーティ』展示作品です。

    ヒナイチの生まれ変わりが事故で吸血鬼になったと同時に前世の記憶を取り戻してかつての伴侶だったドラルクに会いに行く話です。(未完成)

    製作途中のため途中を飛ばしたり読みにくいところがあります。
    私が読みたいので尻叩きにご協力いただけますようお願いいたします。
    転生・転化ドラヒナ(タイトル未定) 噛みつかれた痛みとともに覚えのない記憶が一気に脳に流れ出した。
     大好きなクッキーの味、優しく私の頬を優しく撫でる血色の悪い細い指、少し細めて優しく微笑む貴方の顔。
     どうして忘れていたのだろうと涙を流しながら目の前で崩れて塵と化す吸血鬼を呆然と見つめる。あの人はしょうもないことですぐ死ぬ吸血鬼だった。
     視界が霞んでいく。遠くで誰かが叫んでいる。それらの意味を理解できる余裕が私にはなかった。
    「…っああああああああああああああああああああ!!!」
     次の瞬間体中に激痛が走り地面に膝をつく。鼓動がいつもよりもずっと大きくてはち切れそうだ。これが前の私が感じるはずの感覚だったんだと頭が勝手に判断する。あいつが与えてくれるはずだった感覚なのだとナイフで傷口をなぞるようにひしひしと刻み付けられる。
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    maple

    DONEルクフロ。生まれ変わり。捏造設定。なんでも許せる人向け。噛めば噛むほど味の出るスルメみたいな物を作りたかった。
    Catch you『早くおいで。オレのところに。』

    暗闇の中、声が聞こえた。甘くて穏やかな口調のそれ。懐かしい。懐かしい?どうして?

    『なんで来てくれねぇの』

    急に空気がピリッとした。また怒らせちゃったみたいだ。……また?頭の中がぐちゃぐちゃだ。声の主に話しかけようとしたが、何故か声が出ない。

    『…会いたい。…っ!会いたいよ!_____!』

    泣きながら訴える誰か。知っているようで知らない誰か。行かなきゃ。会いに行かなきゃ!
    無我夢中で暗闇の中を走り出した。わずかに差し込んでいる光を見つけて、手を伸ばす。

    ○●○●○●



    どすん!
    「−−−−−−−−−−ぅえっ!」
    少年はベッドから落ちて目が覚めた。
    「さっきのは夢だったんだ。」
    夢は儚い。起きた瞬間まではよく覚えているのにも関わらず、しばらくするとおぼろげになって、そして、忘れてしまう。少年が見た今回の夢もそれに当てはまる。エレメンタリースクールが休みなので探検に出かけようと、自分の肩まである金色の髪を整えているうちに、夢のことをすっかり忘れてしまった。少年は探検が大好きだった。
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