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    病院

    まこと

    PASTHiMERUと巽とジュンと、Crazy:Bと、玲明学園メンバーのクリスマスの話。
    ほのぼのですが少しシリアス。いつかどこかであっただろう、IFの幸せ時空の話。巽がクリスマスに実家に帰らない時空。
    幸せなクリスマスがあると信じて。
    クリスマスに間に合うように書き殴ったので台詞多め。

    ※オブリガートの設定、ネタバレを含みます。
    十条兄弟→病院近くのマンションで暮らしている。溜まり場。
    これを奇跡というのならクリスマスイブ。昼過ぎにユニットでの仕事を終えて、星奏館へ戻る。
    今夜は借りているマンションで、要とCrazy:Bのメンバーとクリスマス会だ。二人きりで静かなクリスマスもいいと思っていたが、折角なら一緒にと提案をもらい賑やかな方が要も喜ぶだろうとその提案に頷いた。
    オードブルもケーキも、ニキが用意してくれたらしい。ただ作って食べてもらうのが好きなニキは、いつも予算オーバーの豪華なものを作ってくれる。これで、と渡した報酬の全てが材料費に消えているのではないかと思うほど。
    会場となる家の準備をするために、一足早く帰らせてもらう。他のメンバーは食べ物なりなんなりを後で持ってきてくれることになった。

    「お兄ちゃん!おかえりなさい」
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    kabeuti_senyou

    REHABILI人が死ぬことを軽く見てたド氏が死にかけルドでわからされる話。もしくは思ったよりもド氏が自分にとって大事だったことを土壇場でわからされた死にかけルドの話。ロ君はこの後ちゃんと病院行って助かります。
    無題 人は死んだら広い広い一面の草原に行く。
     しかしそれはよく見ると全部セロリだ。
     いつだったか、死んだらどうなるのか気軽に死ぬアホに気軽に尋ねた。返ってきた答えは衝撃的で、死んだら問答無用で地獄行き確定。ひどすぎる。右を見ても左を見ても地平線の彼方まで続く悪魔の草原を想像して、死にたくないと泣き喚く俺にドラルクはなんて言ったんだったか。笑っていたのは間違いない。真っ白で無駄に立派な牙を剥き出しにしながら、俺を指差してムカつく顔で笑っていた。

     ドラルクの声が聞こえにくい。最初はあいつが小さな声でボソボソ喋っているせいだと思っていたが、どうもそうではなくて、俺の耳がおかしくなっていただけらしい。もしかすると意識が一瞬飛んでいたのかもしれない。危なかった。うわんうわんと邪魔していた耳鳴りがチューニングを合わせるように徐々に治まり、声がはっきり聞こえ始める。それでも俺はまだドラルクが呪文か何かを唱えていると思っていて、それがちゃんとした日本語だと気付くのに更に少しだけ時間がかかった。
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    @t_utumiiiii

    DOODLE※謎時空探偵パロ(1990年代を想定)
    Mr.ミステリーが男やもめのレオ・ベイカーの依頼を受けて失踪した娘の行方を探す二次妄想です(還…パロ)
    リサの行方を調査するMr.ミステリーがマーシャ・ライリーが入院している精神病院を訪れる回です。
    ※精神病に対する偏見描写があります
    8「できるなら、おたくの奥さんの話も伺いたいものだが」と続ける Mr.ミステリーを、時間にしては十数分ながら、そこらの他人には絶対にしないーーそして、望ましくもないーー打ち明け話をした相手にするには適当なぞんざいさで事務所から追い出したフレディ・ライリーは、月に一度、きまって二週目に、✗✗州の国立公園近くにある私立病院に通っている。そこは都市部にほど近くあるライリーの弁護士事務所からも、事務所からは車で十五分程離れたところにある彼の自宅からも、車で一時間程度離れた場所だ。
    「言葉を選ばずに言えば、まあ……外聞が悪いからか?」
    20世紀も末に至ってなお、精神病に対する偏見には根の深いものがある。傭兵としての任務を終えたあと、いっとき精神科からの処方を受けていたMr.ミステリーが、故郷と比較すればとんでもなく物価の高い場所に住みながら、得てして危険かつ非合法な「任務」を得る以外の形で故郷の家族を満足に養えないのには、彼がアジア人である他に、彼の受診歴が問題とされることもあるだろう。
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