神尾
metorichaaan
INFO𝑴𝒊𝒏𝒊𝒂𝒕𝒖𝒓𝒆𝑲𝑷:前野 あらね
𝑷𝑪:
🥞 / 蘭 ナユタ
🍨 / 仁田 夢莉
🍫 / 二三野 心愛
🍼 / 乙見 知世
🍓 / 神尾 紗綾
𝑷𝑳:ろぜった、𝟑歩、目鳥、くおん、りばーむ
(𝑯𝑶順 敬称略)
𝑬𝑵𝑫𝟑 ✧ 全生還 2
S24243114_0102
DOODLEザライブ「…未来へ」に脳を焼かれているヒルマゲント限界オタクが脳内のイマジナリー神尾ジンさんを通して出力した怪文章。ジンさんのモノローグ。ほぼ全編捏造注意。細かいことは気にしないで下さい。
え?たぶん彼はこれからもずっと亡くした相棒の事を引き摺るし思い続けるでしょうよ。墓参りの言葉から謝罪が消えて、他愛のない雑談と近況報告が増えるのだろう。
あの世から心を込めて 相変わらず、ここは暗い。光の射さない空と底の無い足元、時間の流れも魂の存在も曖昧になるこの場所は、所謂地獄というヤツだ。ま、責め苦を受けるわけでも無ければ戦いが起こるわけでも無い、穏やかでひたすら無味な死後の世界と言った方が当てはまるかな。
ここにやって来たヤツは、初めのうちはその魂を保っている。どうやら、現世でそいつの事を覚えている存在が多いほど、魂の輪郭を保てるみたいだ。時間が経てば人は死人を忘れていく。曖昧で、ぼんやりとしたかつての自我の欠片達が流れていく。
俺?俺は…そうだな、死んでから結構時間が経ってるけど、まだ俺を保ってる。現世で未だに俺の事を引き摺ってるやつが居るんだ。俺の事をずっと覚えてて、ずっと悼んでくれている。それが誰かはわかってる。時たま、暗い空が割れて、あっちの声が聞こえる。またあのバカ、俺の墓の前で謝罪してる。いい加減前を向いて欲しいもんだ。
1338ここにやって来たヤツは、初めのうちはその魂を保っている。どうやら、現世でそいつの事を覚えている存在が多いほど、魂の輪郭を保てるみたいだ。時間が経てば人は死人を忘れていく。曖昧で、ぼんやりとしたかつての自我の欠片達が流れていく。
俺?俺は…そうだな、死んでから結構時間が経ってるけど、まだ俺を保ってる。現世で未だに俺の事を引き摺ってるやつが居るんだ。俺の事をずっと覚えてて、ずっと悼んでくれている。それが誰かはわかってる。時たま、暗い空が割れて、あっちの声が聞こえる。またあのバカ、俺の墓の前で謝罪してる。いい加減前を向いて欲しいもんだ。
ゴ=ミ
CAN’T MAKE加筆修正しようとしたら消しちゃったわ⭐︎夏石そよ×神尾みおの謎話。
夏石そよ
カフェ『Louis and the Angels』でアルバイトする高校生。読書が趣味。
神尾みお
ロックバンド「SCHECTER」のドラム担当。
学業とバンド活動の合間、カフェ『Louis and the Angels』でアルバイトをしている。
キスは毒の味 夏石のアルバイト先に、アツアツカップルが入店してきた。
ここ、カフェ『Louis and the Angels』は老夫妻が経営している。住宅街の奥というわかりづらい立地にあり、流行る事のない、いわば「知る人ぞ知るお店」だ。
今日も、常連客が3、4人ポツポツと訪れ、そのまま閉店するだろうと思われていた。
しかし今日は違った。新客だ。4ヶ月ぶりの新しいお客さんである。
「あらまぁ!見ない顔ね!」
オーナー夫人が声のトーンをあげる。
こんな場所でカフェをやっているのだ。オーナー夫妻は、このカフェが流行る事を望まないだろうと思っていたが……それは間違いなようだ。
オーナー夫人は、新しいお客さんが来店するたびにパッと顔を明るくする。オーナーも表情は変えないものの、右足のつま先をあげ、トントン、と音を鳴らしている。オーナーの機嫌がいい時にする仕草の一つだ。
5524ここ、カフェ『Louis and the Angels』は老夫妻が経営している。住宅街の奥というわかりづらい立地にあり、流行る事のない、いわば「知る人ぞ知るお店」だ。
今日も、常連客が3、4人ポツポツと訪れ、そのまま閉店するだろうと思われていた。
しかし今日は違った。新客だ。4ヶ月ぶりの新しいお客さんである。
「あらまぁ!見ない顔ね!」
オーナー夫人が声のトーンをあげる。
こんな場所でカフェをやっているのだ。オーナー夫妻は、このカフェが流行る事を望まないだろうと思っていたが……それは間違いなようだ。
オーナー夫人は、新しいお客さんが来店するたびにパッと顔を明るくする。オーナーも表情は変えないものの、右足のつま先をあげ、トントン、と音を鳴らしている。オーナーの機嫌がいい時にする仕草の一つだ。
moribekami
DOODLE神尾♀は跡部にテニスを挑むが、跡部にお前と試合をしても俺様にメリットがないと言われてしまう。ある人の提言で負けたらおぱいを触らせると言う話に!前も後ろもわからねえやつの触ってもな…という跡部さんの発言にむきになってしまった神尾ちゃん。その後負けてしまう神尾ちゃん。跡部は無理しなくていいと言ってるのに意地で触らせる神尾♀。色んな意味で泣きそうな神尾♀となんだか妙な気分になっちゃった跡部さんの図
いさな
PASTプロポーズの王子様・神尾(過去の企画作品再掲)
時系列
流星群(画像2.3.4枚目)→
ずっと好きだった子に告白する王子様(https://poipiku.com/1466195/8328073.html)→
プロポーズの王子様(画像5-7枚目)
☆5-7枚目名前変換版https://privatter.net/u/k_co0815 7
izmi_fairy
DONE神尾誕用に書いてたベカミ味の千神恋の終わり、情の始まり「誕生日おめでとう、アキラくん」
千石さんのアパートで俺は21歳を迎えた。酒が飲めるようになって一年、もう年齢確認をされるワクワクもなく、今日も先週や先々週と同じように近所のスーパーで買い込んだ酒を二人で開けていたところで、日が変わった。
「乾杯しようよ」
千石さんが掲げるのは特別な日に持つようなワイングラスではなく、100円の缶チューハイだ。
「飲み始めたときも乾杯したじゃないすか」
「君の誕生日になったんだからそう言わずに」
俺が持っている缶に掲げた缶をぐいぐい押し付け、千石さんは「乾杯」と言った。
「君の誕生日に一緒にいてくれない跡部くんなんて捨てちゃいなよ」
千石さんは酔っ払うとそればっかりになる。跡部なんて捨てちゃえ。もう何回言われただろう。週に最低一回のペースで互いの家で飲んでるから、50回は言われたと思う。十代の頃からなんだかんだで繋がりはあったけど、こんなに頻繁に会うようになったのも、千石さんが酔って悪魔みたいに囁くのも、俺が酒を飲めるようになって、跡部の許婚の話をしてからだ。
2510千石さんのアパートで俺は21歳を迎えた。酒が飲めるようになって一年、もう年齢確認をされるワクワクもなく、今日も先週や先々週と同じように近所のスーパーで買い込んだ酒を二人で開けていたところで、日が変わった。
「乾杯しようよ」
千石さんが掲げるのは特別な日に持つようなワイングラスではなく、100円の缶チューハイだ。
「飲み始めたときも乾杯したじゃないすか」
「君の誕生日になったんだからそう言わずに」
俺が持っている缶に掲げた缶をぐいぐい押し付け、千石さんは「乾杯」と言った。
「君の誕生日に一緒にいてくれない跡部くんなんて捨てちゃいなよ」
千石さんは酔っ払うとそればっかりになる。跡部なんて捨てちゃえ。もう何回言われただろう。週に最低一回のペースで互いの家で飲んでるから、50回は言われたと思う。十代の頃からなんだかんだで繋がりはあったけど、こんなに頻繁に会うようになったのも、千石さんが酔って悪魔みたいに囁くのも、俺が酒を飲めるようになって、跡部の許婚の話をしてからだ。
sokomadeyo_skmd
DONE千石くんが神尾くんと終電を逃したのでラブホに泊まったら昔の傷跡を噛みちぎってほしいとお願いされるお話です。エッチなことはしません。大学生設定 イブカミちゃんの同棲恋仲設定 神尾くんの一年次過去捏造あり。
うわがきほぞん 今や我々の足は鉄の箱である。マイカーに夢を持たない大学生の移動手段は電車に限る。それしか帰路に付く手段がないのに、こんな天体観測が似合う時間まで飲み歩いてしまったら、自分の家にも帰れずに当てもなく雨の夜を彷徨くしかない。
「すごいな、カラオケもないのかよ。個室なら寝れるのに」
地図アプリを開き隣を歩くのは中学以来に再開した神尾くんである。大学のレポートに使う資料集めに都市部から離れた地域に来ていたら、親戚の引越し準備の手伝いに来ていた彼に偶然出会ってしまった。ちょっとした近況の話をして、その話の流れのままメイド喫茶に連れていき、コンセプトカフェに連れていき、お酒の飲めるお店に行き、寝落ちして、追い出されて、それで東京の辺鄙を歩いている。
10840「すごいな、カラオケもないのかよ。個室なら寝れるのに」
地図アプリを開き隣を歩くのは中学以来に再開した神尾くんである。大学のレポートに使う資料集めに都市部から離れた地域に来ていたら、親戚の引越し準備の手伝いに来ていた彼に偶然出会ってしまった。ちょっとした近況の話をして、その話の流れのままメイド喫茶に連れていき、コンセプトカフェに連れていき、お酒の飲めるお店に行き、寝落ちして、追い出されて、それで東京の辺鄙を歩いている。
nonototototo
DONE両片思いなカミイブの馴れ初め、神尾がフラています。両片思いに踏ん切りを付けるカミイブ・
「じゃあ、キスしようよ」
何時ものボヤキみたいに深司が呟いた
「…はぁ……?」
「キスしたらさ、本当の気持ちが分かると思うんだよね」
深司は淡々と説明した。
深司の言った本当の気持ちとは、俺の深司に対する好きは”友達”としてなのかそれとも”恋人”としてなのかということだろう、未だに絡まった糸のような思いは心の中で渦を巻いている。
高校生になった俺達はお互いにそれとなく身を寄せあったり、触れ合ったり時には手を繋いだりした。
その意味を深司は確かめたいんだろう。
「…わかった、しよう。」
中二の時に振られてからずっと隣にいてくれた深司は、俺の中では友達よりももっと特別で大切な存在になっていた。
だからこそ触れたいと思ったし体温を感じたかった、でもその特別は”友達の延長線上”に位置していると感じていた。だから俺は恋人になったら深司と友達じゃいられなくなることが心残りで、こんなにも曖昧な関係を深司が受け入れてくれるばかりに続けさせてしまった。
2060「じゃあ、キスしようよ」
何時ものボヤキみたいに深司が呟いた
「…はぁ……?」
「キスしたらさ、本当の気持ちが分かると思うんだよね」
深司は淡々と説明した。
深司の言った本当の気持ちとは、俺の深司に対する好きは”友達”としてなのかそれとも”恋人”としてなのかということだろう、未だに絡まった糸のような思いは心の中で渦を巻いている。
高校生になった俺達はお互いにそれとなく身を寄せあったり、触れ合ったり時には手を繋いだりした。
その意味を深司は確かめたいんだろう。
「…わかった、しよう。」
中二の時に振られてからずっと隣にいてくれた深司は、俺の中では友達よりももっと特別で大切な存在になっていた。
だからこそ触れたいと思ったし体温を感じたかった、でもその特別は”友達の延長線上”に位置していると感じていた。だから俺は恋人になったら深司と友達じゃいられなくなることが心残りで、こんなにも曖昧な関係を深司が受け入れてくれるばかりに続けさせてしまった。