紬
tuna_kan
PASTホワイトデー。今年は月曜日。チョコ食べさせて貰ったお返しにマシュマロ食べさせてあげるよーという名取さんに子供の前ですよと牽制しつつ手で隠す二人と親がいちゃついているのを他所にせっせとマシュマロ食べちゃう紬ちゃん。tanaka_to_wani
INFOピクスクオンライン同人イベント「For seasons meeting!」開催おめでとうございます!!【会場E:き8】に丞紬(たーつむ)でスペース頂いてます☺💚💙
こちらは無配ペーパーです!
こんにちは
SPOILERとある幸せな家族の話HO2で参加させていただきました!
2ロスト2生還
KP/ぽむちゃん
HO1/円居知也 なかさん
HO2/円居紬 こち
HO3/円居未來 もくちゃん
HO4/円居輪太郎 すずきさん
最後はもうなんか泣きそうでした…
皆さんとこのシナリオできてよかったです!
本当にありがとうございました🙇 6
firewood399
MENUCoC 探索者ディスプレイ一覧 No.2ネタバレなし / 2022.07.22〜2023.01.30
【一覧】
美能理仁,鈴鳴アラン,Situla Fons Aquariusm,後藤紬輝,楓幸伴枝,坂東雅那子,吉岡英梨,荒来甲星,五光乾一,標北斗,マイケル・ウィステリア,蘇芳秋葉,鈴白奈瑞菜,審洞慧,入江るり,アネス・テジア・キャンサー,貴本誠士郎,福知山信太,有明静波,飛天歩,李月鈴, 21
なかた
DOODLEザビー助けて俺この娘好きなっちゃう(紬万♀) 夕方のホームは、家路を急ぐ人でごった返していた。
紬は役者として舞台に立つ傍、家庭教師のアルバイトをして生計を立ている。そのため、帰宅ラッシュは自分とは無縁のものだと認識していた。ところが、今日は小学生の勉強を見てほしいという知り合いの頼みを引き受け、帰りがちょうど混む時間帯と重なってしまった。
周りにいる沢山の人が、狭い車内に詰め込まれる様子を想像すると、それだけで気分は憂鬱だ。出勤ラッシュでもみくちゃにされるのに耐えられる自信がないから、入社前に車を買ったと言っていた至の気持ちも今なら理解できる。だからといって、今更誰かに迎えを頼んだり、タクシーを呼んで車移動に切り替えるというわけにもいかない。ホームに降りた時点で、他の選択肢は消えているのだ。
2919紬は役者として舞台に立つ傍、家庭教師のアルバイトをして生計を立ている。そのため、帰宅ラッシュは自分とは無縁のものだと認識していた。ところが、今日は小学生の勉強を見てほしいという知り合いの頼みを引き受け、帰りがちょうど混む時間帯と重なってしまった。
周りにいる沢山の人が、狭い車内に詰め込まれる様子を想像すると、それだけで気分は憂鬱だ。出勤ラッシュでもみくちゃにされるのに耐えられる自信がないから、入社前に車を買ったと言っていた至の気持ちも今なら理解できる。だからといって、今更誰かに迎えを頼んだり、タクシーを呼んで車移動に切り替えるというわけにもいかない。ホームに降りた時点で、他の選択肢は消えているのだ。
kapiokunn2
REHABILI二人は俺の推しCP。的な感情の至視点の同棲丞紬です。春も嵐も。 遊びに行くのは二回目だった。一回目は、二人が引っ越してすぐ。あの時はまだ開けていない段ボールがいくつかあったけど、あの二人のことだから今はすっかり片付いているだろう。シンプルで無駄なものがなくて、でも所々にグリーンやちょっと独特のセンスな雑貨が置いてある、それぞれの譲れないところがよくわかる部屋。駅からの道は何となく覚えている。わからなくなっても地図アプリ使えばすぐわかるし、と俺は記憶を頼りにぶらぶらと歩いた。ぶら下げた保冷エコバッグの中には大量の差し入れ。ここに来る電車の中では、カレーのにおいが車内に充満してしまわないかとちょっと不安だった。
確かコンビニがあったはず、と角を曲がった。記憶は間違っていなかったようで、すぐ先にコンビニがあって、そこからまた少し進んだところのマンションの前で俺は足を止めた。エントランスの脇に小さな花壇があり、カラフルな花たちがそこを彩っていた。片手に持っていたスマホで電話をかけた。着いたよ、と伝えてエレベーターで三階へ。三階くらい階段上れ、と誰かさんには言われそうだが俺はなかなかに重い差し入れを持っているのだ。許されたい。廊下の突き当たり、一番奥の部屋。思えばもうそれなりに付き合いの長い友達の家なので緊張するのもおかしな話なのだが、インターホンを押すのはちょっと勇気が必要だった。そういえば俺、友達の家に行くとかもほとんどなかったし、一応付き合ったことのある彼女の家なんて一度も行ったことない。きっとここに住んでる二人は、お互いの家もまるで自宅みたいに行き来していたんだろうな。よし押すか、と俺は人差指でインターホンのボタンをロックオンした。するとだ、押してないのにドアが勝手に開いた。俺もついに不思議な力に目覚めたのかと思いきや、ドアの向こうから現れたのは家主の紬だった。
2414確かコンビニがあったはず、と角を曲がった。記憶は間違っていなかったようで、すぐ先にコンビニがあって、そこからまた少し進んだところのマンションの前で俺は足を止めた。エントランスの脇に小さな花壇があり、カラフルな花たちがそこを彩っていた。片手に持っていたスマホで電話をかけた。着いたよ、と伝えてエレベーターで三階へ。三階くらい階段上れ、と誰かさんには言われそうだが俺はなかなかに重い差し入れを持っているのだ。許されたい。廊下の突き当たり、一番奥の部屋。思えばもうそれなりに付き合いの長い友達の家なので緊張するのもおかしな話なのだが、インターホンを押すのはちょっと勇気が必要だった。そういえば俺、友達の家に行くとかもほとんどなかったし、一応付き合ったことのある彼女の家なんて一度も行ったことない。きっとここに住んでる二人は、お互いの家もまるで自宅みたいに行き来していたんだろうな。よし押すか、と俺は人差指でインターホンのボタンをロックオンした。するとだ、押してないのにドアが勝手に開いた。俺もついに不思議な力に目覚めたのかと思いきや、ドアの向こうから現れたのは家主の紬だった。
kapiokunn2
DONE喧嘩をした丞と紬くん。とにかく書きたくてひたすら書きました。付き合い長いのに、恋人になってから色々悩む二人が尊い。BlueJasmineはすごく好きな曲です。Blue JasmineBlue Jasmine
三寒四温。昨日は上着なしでも過ごせるほど暖かかったのに、今日はまるで真冬に戻ったかのように寒い。そろそろクリーニングに出したかった厚手のコートを着て来て良かった。しかし、傘を持たずに出てきてしまったのはうっかりだった。夕方から雨だと、昨日の天気予報で知っていたはずなのに。さすがに天鵞絨駅から寮までを傘なしで帰るのは難しいし、誰かに迎えを頼むのも心苦しい。いや、幸ちゃんなんて堂々と『誰か駅まで迎えに来て』と団員のグループLIMEに送ったりしているけど。そして誰かしらは都合がついて迎えに行くし、左京さんも『濡れて帰って来たり、無駄に傘買うくらいなら足を呼べ』なんて言う。今の時間なら、車を運転できる誰かしらはお願いしたら来てくれるだろう。でも俺はそれをせずにもう一時間もカフェで時間を潰している。開いた台本はちっとも頭に入って来ず、雨はまだまだ止みそうにない。
2402三寒四温。昨日は上着なしでも過ごせるほど暖かかったのに、今日はまるで真冬に戻ったかのように寒い。そろそろクリーニングに出したかった厚手のコートを着て来て良かった。しかし、傘を持たずに出てきてしまったのはうっかりだった。夕方から雨だと、昨日の天気予報で知っていたはずなのに。さすがに天鵞絨駅から寮までを傘なしで帰るのは難しいし、誰かに迎えを頼むのも心苦しい。いや、幸ちゃんなんて堂々と『誰か駅まで迎えに来て』と団員のグループLIMEに送ったりしているけど。そして誰かしらは都合がついて迎えに行くし、左京さんも『濡れて帰って来たり、無駄に傘買うくらいなら足を呼べ』なんて言う。今の時間なら、車を運転できる誰かしらはお願いしたら来てくれるだろう。でも俺はそれをせずにもう一時間もカフェで時間を潰している。開いた台本はちっとも頭に入って来ず、雨はまだまだ止みそうにない。
ゆいちくん
DONE #丞紬版深夜の真剣創作60分一本勝負(@tstm_a3)
テーマ『満開』
たしかニベアのやつ 一定の温度で流れてくる庭の花の話をぼんやりと聞いていた。
ゼラニウムが満開になったらしい。その名前には心当たりがある。
昔コンビニで買ったリップクリームにその香りがついていた。ミントと薔薇がぐねぐねと混ざり合いながら鼻の奥を目指してくるような感じが苦手で、最後まで使い切ることはなかった。
本当にあんな香りがするのだろうか。
「うーん、たしかに少しスーッとはするけど、本物はそんなにインパクトのある香りではないよ」
「そうなのか。目の下がスースーした記憶がある」
「それはリップクリームだったからじゃないかなぁ」
いつ使ってたリップクリーム?と云う紬と目が合った。
「本当にだいぶ前だな……確か高校の」
1307ゼラニウムが満開になったらしい。その名前には心当たりがある。
昔コンビニで買ったリップクリームにその香りがついていた。ミントと薔薇がぐねぐねと混ざり合いながら鼻の奥を目指してくるような感じが苦手で、最後まで使い切ることはなかった。
本当にあんな香りがするのだろうか。
「うーん、たしかに少しスーッとはするけど、本物はそんなにインパクトのある香りではないよ」
「そうなのか。目の下がスースーした記憶がある」
「それはリップクリームだったからじゃないかなぁ」
いつ使ってたリップクリーム?と云う紬と目が合った。
「本当にだいぶ前だな……確か高校の」