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    自給自足

    mijiragi

    MAIKINGゆめおのバアムクーヘンエンドが見たいから自給自足しようかと思ったんだけど中断中。
    そのうち気が向いたら書く。
    Nontitle🎤ライブスタジオの扉を閉めると、長いため息が出た。衣装ではないスーツは久しぶりでなんだか窮屈に感じて早く脱いでしまいたくて、プチプチとボタンを外しながらクローゼットへ向かう。

    「……疲れた」

    ぼそりと呟いた言葉は誰もいない部屋に響くのは充分で、その言葉を口にしたことで疲労度は更に増した。俺はクローゼットから取り出したハンガーにスーツを掛けて、一瞬考えたあとで衣類用の消臭剤を吹きかけた。

    「お酌にまわってたご婦人、香水キツかったな。まあすぐにクリーニングに出すんだけど。一応……」

    他の物に匂い移ると嫌だし。クリーニングいつ持って行けるかな。そんなことを考えながらバスルームへ向かった。
    匂いというのは案外記憶と強く結びついているもので、匂いを嗅ぐことで、懐かしい記憶や当時の感情が蘇る現象をプルースト効果なんて呼ぶのも有名な話だったりする。それを認知症とか記憶喪失に応用できないかと研究されているなんて言う話はいまはどうでも良いことなのだけれど……なんて、矢継ぎ早に言葉が脳内を駆け巡るのは職業病なのか、ただ疲れているだけなのか。
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    konreje(コンリジェ)

    MEMO深夜テンションのノリで、即席でTwitterに綴った小話です。
    思ってたよりも長くなったので、自分で見返しやすいよう、こっちにまとめ直しました(笑)

    ※セリフの掛け合いによる進行です。
    ※原スナと映スナがメイン。終盤に少しだけムーミン出てきます。

    スナズ腐CPの中でも原映(映原)はほぼ見かけないので、自給自足で彼らの物語を生み出し、布教するしかないなというオタクならではの使命感✋🏻😊(笑)
    深夜の即席『原映妄言物語』原「〜♪〜♪♩〜···♬······。うーん···」
    映「あれ、どうして急にハーモニカを吹くのをやめたんだい」
    原「······なんだ、聴いてのか、映」
    映「途中からね。釣りから戻って来たら、原くんのハーモニカの音色が聴こえてきたからさ」
    原「何か違う······」
    映「え」
    原「この音色じゃない」
    映「ちなみに今のは···、ムーミンに聴かせる新しいしらべかい」
    原「そう。途中までは良い感じだけど、そこから先がピンとこないんだ」
    映「なるほど、手詰まりしてるってわけか」
    原「ぼくだって、毎回スラスラと思い描いた音を全部拾えるわけじゃない」
    映「まぁ、そういう時もあるよねぇ···。そうだ、ちょっと待ってて」

    (タタタ···)
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