視線
rex_shel720
MOURNING『呪イたん』で『全開ジャー』のカオス恋愛回のパロディやけど、単独任務で呪霊を倒したはいいけどうっかり事故(瓦礫とか)で気絶して帰ってきたじょごニキに、呪霊が死に際にかけた「視線が合った相手と恋に落ちてしまう」術が残ってて騒動になる~的な(←!?)「視線が合った相手と恋に落ちてしまう」ご都合主義術式・・・※もはや小説じゃなく、ネタメモ・・・
「空気感染する」というご都合主義な術だから、お見舞いに来てただごんちゃんとマヒちゃんにも感染・・・直後、医務室出た際にだごんちゃんが通りかかったけちず君とぶつかり、衝撃でお面&フードが外れて目が合っちゃう。
だご「ぶふ~♡」けち「俺、だごん大好きだぁ~♡」
兄たち、発狂w
壊「けちず!せめて友達から始めなさいっ!」脹「兄ちゃんは許さんぞおおお!!」
一方、その横で様子を見に来たゲト先とマヒちゃんの目が合っちゃうwマヒ「え・・・(やだ、何この感じ///)」ゲト「っ(いや私は生徒に対して何を・・・///!)」たまらず赤面して逃げ出すマヒちゃん・・・
すると、ポッケに入ってたこーがい(※虫Ver.)が勢いで振り落とされ、それを反射的にえそーさんがキャッチ&視線が合うw
1214「空気感染する」というご都合主義な術だから、お見舞いに来てただごんちゃんとマヒちゃんにも感染・・・直後、医務室出た際にだごんちゃんが通りかかったけちず君とぶつかり、衝撃でお面&フードが外れて目が合っちゃう。
だご「ぶふ~♡」けち「俺、だごん大好きだぁ~♡」
兄たち、発狂w
壊「けちず!せめて友達から始めなさいっ!」脹「兄ちゃんは許さんぞおおお!!」
一方、その横で様子を見に来たゲト先とマヒちゃんの目が合っちゃうwマヒ「え・・・(やだ、何この感じ///)」ゲト「っ(いや私は生徒に対して何を・・・///!)」たまらず赤面して逃げ出すマヒちゃん・・・
すると、ポッケに入ってたこーがい(※虫Ver.)が勢いで振り落とされ、それを反射的にえそーさんがキャッチ&視線が合うw
志成乃
DOODLE時たま煙草スパスパする名波理玖と怪しげな視線を送るてんてん昔、レギュラー現金で満タンって語呂の良さが好きでした
煙草吸ってウェイウェイ「帰り、ガソスタ寄らせて」
「うん。満タン?」
「満タン」
「いらっしゃいませー」
「レギュラー現金で満タン」
「レギュラー満タンですね。窓どうしましょう?」
「フロントだけお願いします」
「はい。こちら中拭きです」
「天くん任せた」
「分かった」
「煙草の吸い殻ありますか?」
「あー、これお願いします」
「えっ」
「はい、失礼します」
「ちょっと空」
「何?」
「煙草、って……」
「友達だよ(真顔)」
「そ、そうなんだ」
「やっぱ煙草はセッターだよね」
「ねえ空」
「って友達が言ってたよ(真顔)」
「中拭いてたら出てきたコレは?」
「友達のだよ(真顔)」
「ライターとジッポが出てきたけど」
「キャンプ用だよ(真顔)」
315「うん。満タン?」
「満タン」
「いらっしゃいませー」
「レギュラー現金で満タン」
「レギュラー満タンですね。窓どうしましょう?」
「フロントだけお願いします」
「はい。こちら中拭きです」
「天くん任せた」
「分かった」
「煙草の吸い殻ありますか?」
「あー、これお願いします」
「えっ」
「はい、失礼します」
「ちょっと空」
「何?」
「煙草、って……」
「友達だよ(真顔)」
「そ、そうなんだ」
「やっぱ煙草はセッターだよね」
「ねえ空」
「って友達が言ってたよ(真顔)」
「中拭いてたら出てきたコレは?」
「友達のだよ(真顔)」
「ライターとジッポが出てきたけど」
「キャンプ用だよ(真顔)」
き🍄
DONE【熱視線】比治山くんの視線に刺して欲しい沖野の話。
前半6p(最後のページのみR18)。後半は後日追加します。
#比治沖1121
passは「1121」
【2024/05/5 追記】
後半ページ2ページUPしました。web再録本「愛のメモリー3」に描き下ろしたものとなります。 9
HanaHsbm
DOODLE♣「早く寝ろよ。今日もお疲れさま」先輩も1日おつかれさまでした!
#トレイ・クローバー
2021/10/25 ツイ差分
眼鏡外すと鋭い視線がより際立つのがまたたまりません…✨(パソスト)
ゆきみ
MOURNINGナンジャコラボ突っ込みどころ多くてやばい( ;∀;)留伊猫ほっといてお互い見てる!二人の世界入ってるし!もんじろの視線!
猫の子守土井先生>///<滝夜叉丸こっちみんなwポーズ決めてるこへとの違いよ(・o・;) 笑
相変わらず違和感のない組頭、そして公式から愛された竹谷…猫に変態働いてんな、その内猫食べそう>.<ハロウィンのただのイケメンだからな( ;∀;)!!
猫缶バッチ復活希望( ;∀;) 5
Luke11345
MOURNING【本当はこうだった】士言2人でいる時に信徒に声を掛けられて、神父が話してる最中に手持ち無沙汰にしてたら昨晩の自分の痕跡を見つけてしまって信徒に気付かれやしないかソワソワしつつ仕事モードで清楚可憐()な神父の佇まいonキスマークというギャップでドキドキの士郎(長い)
2枚目は会話中視線を感じていたものの分からなくて信徒が去った後に挙動不審な士郎を問い詰めた神父の照れ隠し 2
atsukicomcom
DOODLETLで見かけたどエロいうさぎのパーカー…?水着…?どう言えばいいんだ...?とにかくえっちだったのでにょた鳴子ちゃん♀に着せました😊絵にはいないけど視線の先にはちゃんと今泉くんが居ますよ!!ここ大事!!!
もののけたろう
DONE2021/9/21作。今回のアケハさんは前回のアケハさんとアングルを似せました少し成長を確かめたかったのです
視線が下に向いてるので塗りは下に行くほど濃くしてます
また、簪はポイントになるのですが、視線の先と真逆になってしまい、この絵ではノイズになるかと思ったので、飾りの色と目の色と合わせて、なるだけ直線上に色を配置するようにしました。
これで違和感なく見せたい部分が溶け込みました。
もののけたろう
DONE2021/8/8作。真暗ノエルちゃんです前回いいなと思った、表情で感情を推測してもらう。という事の応用に真暗ノエルちゃんはピッタリでした
口元が隠れているからです。口を描かずに何かの感情を表現する際に、視線と、目の潤みを使いました
絵の情報量を保ちながら、フードを表現する為にフードは透かして、中の髪まで見せてます
この辺りはデフォルメを選択する事によって使える武器だなと感じました
小鳥遊淳平
CAN’T MAKE※女装注意※慣れないヒールで歩いてるとこにこけて、たぬが近くてドギマギしてる杵に視線が向けられてるのに気が付いて「見んな!」ってたぬが庇うけど、杵は「お前の方が凄いけど……」と思ってるおてたぬです。(説明しないと1㍉も伝わらない絵)
【追記】それっぽく塗ったやつ追加しました。ピンク! 2
usaginoaramasa
DONE今日の馬族&元直・ハロウィン編20210927−0930狼男Ver.も描くけれど、ヴァンパイアの格好も描いてみたくて…ちょっとラフを描いたりしてみました。
窓辺に静かに佇んでいたり…そこから誘うように声をかけてきたらカッコイイだろうかという寝言です。視線の先のお相手はお好みで想像してもらえると嬉しいです! 3
Tyon。
DONE五悠です。視線⑥ 完 五条視点
再会してからの二人。先生の決断は…
視点 完 見せてよ「悠仁、結婚しようか」
左手薬指に通した指輪とその言葉に、大粒の涙を流して喜んでくれる彼。本当に愛おしい。
僕がこんなプロポーズの言葉を持ち合わせていたなんて、きっと誰も想像できなかっただろう。自分でも驚いている。
僕を変えてしまうくらい、僕の中で彼の存在は大きかった。
「もう!先生大好きー!」
数年前に聞いたその台詞。卒業式のときに逃してしまったそな台詞を、やっと捕まえられた。
「ずっと側で見ているよ」
と薬指の指輪にキスをする。
潤った瞳から、また溢れそうになる雫を堪えて笑う彼は、朝から幸福感を満たしてくれた。
◻︎◻︎◻︎
彼と再会したその時に、もう手放さないと決めた。
ずっと欲しかったんだ、こんなチャンスは二度とない。
1166左手薬指に通した指輪とその言葉に、大粒の涙を流して喜んでくれる彼。本当に愛おしい。
僕がこんなプロポーズの言葉を持ち合わせていたなんて、きっと誰も想像できなかっただろう。自分でも驚いている。
僕を変えてしまうくらい、僕の中で彼の存在は大きかった。
「もう!先生大好きー!」
数年前に聞いたその台詞。卒業式のときに逃してしまったそな台詞を、やっと捕まえられた。
「ずっと側で見ているよ」
と薬指の指輪にキスをする。
潤った瞳から、また溢れそうになる雫を堪えて笑う彼は、朝から幸福感を満たしてくれた。
◻︎◻︎◻︎
彼と再会したその時に、もう手放さないと決めた。
ずっと欲しかったんだ、こんなチャンスは二度とない。
Tyon。
DONE五悠です。視線⑤ 悠仁視点
再会してからの二人のお話
視線⑤ 見ているよ「え?!卒業した後、七海の所に居たの?!」
「居たわけじゃないよ。仕事では世話になっていただけ」
朝食中に今までどうしていたかの話をすると、先生は持っていた卵焼きを皿の上に落とした。
先生と再会したあの日から、先生と暮らすことになった。暮らし始めてからもうすぐ2週間。
積もる話もすむんで、一緒に過ごせなかった過去を取り戻す様に、今を過ごしたい。そんな思いから、同棲しようと話が進み、こうして朝食を共にしている。
「同じだよ。七海を頼るくらないなら、僕を頼ってくれたら良かったのに!」
態とらしく頬を膨らませる先生は、高専の時には見ることができなかったから新鮮だ。
「しょうがないだろ。俺は振られて、先生のこと忘れたかったんだから…」
1673「居たわけじゃないよ。仕事では世話になっていただけ」
朝食中に今までどうしていたかの話をすると、先生は持っていた卵焼きを皿の上に落とした。
先生と再会したあの日から、先生と暮らすことになった。暮らし始めてからもうすぐ2週間。
積もる話もすむんで、一緒に過ごせなかった過去を取り戻す様に、今を過ごしたい。そんな思いから、同棲しようと話が進み、こうして朝食を共にしている。
「同じだよ。七海を頼るくらないなら、僕を頼ってくれたら良かったのに!」
態とらしく頬を膨らませる先生は、高専の時には見ることができなかったから新鮮だ。
「しょうがないだろ。俺は振られて、先生のこと忘れたかったんだから…」
Tyon。
DONE五悠です。視線④ 悠仁視点
卒業してからも五条を忘れられていない悠仁。そんなことを考えていると、五条とよく訪れた公園に来ていた。噴水前のベンチに行くと、銀髪の人影があった。
視線④ 見ていてね忘れると決めた先生への気持ちは、心の奥深くの暗い所に隠していただけだった。
会わなければいつか忘れる。時間が解決してくれる。そう信じて2年が過ぎた。
未だに忘れられていない。
伏黒や野薔薇に、よく近況を聞かれるのは、俺がまだ先生を引きずっている事が分かるからなんだろ。
「最近どう?」
その質問の先には「いい人は出来たか?」と続くのだろうと思う。けれど、先生についてや恋愛の話には一切触れない。代わりに好きなアーティストや、TV番組の話をした。そうすればこれ以上、未練が伝わない気がしたから。
◻︎◻︎◻︎
フリーの呪術師として活動し始めてから、ナナミンに色々教わっていた。
ナナミンに卒業してすぐ会いに行くと、面倒ですと言われたが、その割には世話を焼かれ、すっかり頼ってしまっている。
3674会わなければいつか忘れる。時間が解決してくれる。そう信じて2年が過ぎた。
未だに忘れられていない。
伏黒や野薔薇に、よく近況を聞かれるのは、俺がまだ先生を引きずっている事が分かるからなんだろ。
「最近どう?」
その質問の先には「いい人は出来たか?」と続くのだろうと思う。けれど、先生についてや恋愛の話には一切触れない。代わりに好きなアーティストや、TV番組の話をした。そうすればこれ以上、未練が伝わない気がしたから。
◻︎◻︎◻︎
フリーの呪術師として活動し始めてから、ナナミンに色々教わっていた。
ナナミンに卒業してすぐ会いに行くと、面倒ですと言われたが、その割には世話を焼かれ、すっかり頼ってしまっている。
Tyon。
DONE五悠です。視線③ 五条視点
すれ違ったまま時が経ち、ずっと悠仁のことを思っていた五条先生。
思い出に浸りに訪れた、彼との思い出の公園で噴水をみていると…
視線③ 見ていたよ悠仁達が卒業して2年が経った。
今日もまた医務室で仕事をする硝子の後ろで、スツールチェアをぐるぐると回していた。
「もう三十路かー」
「そうだな。お前はいつまで、そうしているんだか」
「はぁ?どういう意味」
「お前がここに来るのは、虎杖の話をする為だろ」
硝子に悠仁のことが好きだと話したのは、もう5年くらい前になるのだろうか。
あれから医務室を訪れるたびに、つい悠仁の話をしてしまう。その所為で、医務室に来る時は悠仁の話をしたい時という認識になっているらしい。
「別にー。たまに、恵から連絡くるんだよね。呪霊のこと以外にさ、律儀に悠仁の近況伝えてくるの」
「そうか」
「もう、どうでも良いのにさ。『昨日会いました』とか『好きな歌手がいるみたいです』とか、何でわざわざ教えてくるかな。どうでも良いのに」
2790今日もまた医務室で仕事をする硝子の後ろで、スツールチェアをぐるぐると回していた。
「もう三十路かー」
「そうだな。お前はいつまで、そうしているんだか」
「はぁ?どういう意味」
「お前がここに来るのは、虎杖の話をする為だろ」
硝子に悠仁のことが好きだと話したのは、もう5年くらい前になるのだろうか。
あれから医務室を訪れるたびに、つい悠仁の話をしてしまう。その所為で、医務室に来る時は悠仁の話をしたい時という認識になっているらしい。
「別にー。たまに、恵から連絡くるんだよね。呪霊のこと以外にさ、律儀に悠仁の近況伝えてくるの」
「そうか」
「もう、どうでも良いのにさ。『昨日会いました』とか『好きな歌手がいるみたいです』とか、何でわざわざ教えてくるかな。どうでも良いのに」
Tyon。
DONE五悠です。 すれ違い視線 ②悠仁視点
卒業の日に、先生へ気持ちを伝えた悠仁
その結果は…
視線② 見ていただけ春の風がまだ冷たい今日。
両面宿儺を飲み込んで通い始めた、この高専を卒業する。
最初から死刑宣告をされていて、それを受け入れて過ごしてはいた。だけど、まさか卒業式を迎えることが出来るとまでは思っていなかった。
「先生には言ったのか?」
先生に最後の挨拶をして戻ってきた俺に伏黒が聞いてきた。
「言ったよ。でも、俺のとは違った」
「あの男も、絶対、あんたのこと好きだと思ったんだけど」
2人とも最後の挨拶の内容は知っている。乱暴な口調でも、釘崎に心配されていることは伝わる。
先生の事、ずっと好きだった。
きっかけというきっかけはない。ただ一緒にいる時間に安心できて、何かしていても先生のこと考えていた。いつしか、それが恋愛の意味での好意だと気づいた。
1282両面宿儺を飲み込んで通い始めた、この高専を卒業する。
最初から死刑宣告をされていて、それを受け入れて過ごしてはいた。だけど、まさか卒業式を迎えることが出来るとまでは思っていなかった。
「先生には言ったのか?」
先生に最後の挨拶をして戻ってきた俺に伏黒が聞いてきた。
「言ったよ。でも、俺のとは違った」
「あの男も、絶対、あんたのこと好きだと思ったんだけど」
2人とも最後の挨拶の内容は知っている。乱暴な口調でも、釘崎に心配されていることは伝わる。
先生の事、ずっと好きだった。
きっかけというきっかけはない。ただ一緒にいる時間に安心できて、何かしていても先生のこと考えていた。いつしか、それが恋愛の意味での好意だと気づいた。
Tyon。
DONE五悠です。 すれ違い視線 ①先生視点
気持ちを伝えないことを決めた片想いな先生
ずっと見守ったまま卒業式を迎えます。
視線① 見守るだけ「僕、悠仁のこと好きなんだよね」
「急に何をいうかと思えば…そんなこと言うためにわざわざ来たのか?」
一年が任務で留守な中、暇を持て余した僕は硝子のいる医務室へ赴いていた。
呆れた硝子は、作業していた手を止めこちらへ向き直る。
「だから何だって言うんだ。お前を見ていたら誰でも気づくだろ。まぁ当の本人は気づいていないようだが」
「あぁ、やっぱり?」
「だが、珍しいな。お前のことだから、もう手を付けていると思ったよ。その口振りだと、まだなんだろ?」
空いた自分のマグカップにコーヒーを注ぎ直す為に動いた硝子は、新しく紙コップを出して僕の分のコーヒーも用意した。次いでにスティックシュガーを雑多に渡される。
「あぁー、そうなんだけどね。手出そうと思った時もあるんだよ。ほら地下室でとかさ」
2170「急に何をいうかと思えば…そんなこと言うためにわざわざ来たのか?」
一年が任務で留守な中、暇を持て余した僕は硝子のいる医務室へ赴いていた。
呆れた硝子は、作業していた手を止めこちらへ向き直る。
「だから何だって言うんだ。お前を見ていたら誰でも気づくだろ。まぁ当の本人は気づいていないようだが」
「あぁ、やっぱり?」
「だが、珍しいな。お前のことだから、もう手を付けていると思ったよ。その口振りだと、まだなんだろ?」
空いた自分のマグカップにコーヒーを注ぎ直す為に動いた硝子は、新しく紙コップを出して僕の分のコーヒーも用意した。次いでにスティックシュガーを雑多に渡される。
「あぁー、そうなんだけどね。手出そうと思った時もあるんだよ。ほら地下室でとかさ」
はまおぎ
MEMO【五歌】やけに視線が熱いぞ、という方向に持っていけるかもしれない髪も目も冷たそうな色してる割に体温高いのね、つぶやいたのが益体もないことであった自覚はあった。
「色温度って知ってる?」
「はあ?」
「赤より白が温度が高くて、青はもっと高いんだってさ」
93「色温度って知ってる?」
「はあ?」
「赤より白が温度が高くて、青はもっと高いんだってさ」
torinokko09
DONE6月3週目「視線」またお題ほぼ無視してるんですがその、オチのなにそれが視線ってことでここはひとつおねがいします。
まもりがみ「あった」
一彩は自室の奥にしまい込んでいたダンボール箱から、古ぼけた木箱を取り出した。色あせた木彫りの彫刻が施されたそれを優しくなぞる。幼い頃、燐音が一彩へくれたものだ。あの頃は繊細な彫刻だと兄の才能を羨ましがったものだが、今になってみれば、年相応の不器用さが見て取れた。ベッドサイドに座り、ゆっくりと開ける。中から古い布を取り出して、一彩は懐かしい気持ちになった。
燐音が故郷を出るまでずっと使っていたもの。ヘアバンドの大きさに畳まれたその布は、中に小さな焦げ付いた布片が縫い付けられている。華やかな着物を思わせる花模様の布片は、母親の形見だ。
一彩を産んですぐ亡くなった母親は、朗らかな女性だったらしい。父は石仏のような人で物事を語らないが、その分母が話す。天城家はそうやって団欒をしていたのだと、兄から聞かされていた。何を聞いても答えてくれ、分からなければ調べようと兄の手を引く。家事も従者に混じってこなし、父のそばでまつりごとの手伝いをする。母が笑えば場が明るくなるし、あの父ですらうっすらと笑みを浮かべる。一彩は思い出せないくらいには父親の笑った顔を見た事がなかったから、きっとそれだけ素晴らしい人だったのだろう。父が心を許すほどに、素敵な女性だったのだ。
3351一彩は自室の奥にしまい込んでいたダンボール箱から、古ぼけた木箱を取り出した。色あせた木彫りの彫刻が施されたそれを優しくなぞる。幼い頃、燐音が一彩へくれたものだ。あの頃は繊細な彫刻だと兄の才能を羨ましがったものだが、今になってみれば、年相応の不器用さが見て取れた。ベッドサイドに座り、ゆっくりと開ける。中から古い布を取り出して、一彩は懐かしい気持ちになった。
燐音が故郷を出るまでずっと使っていたもの。ヘアバンドの大きさに畳まれたその布は、中に小さな焦げ付いた布片が縫い付けられている。華やかな着物を思わせる花模様の布片は、母親の形見だ。
一彩を産んですぐ亡くなった母親は、朗らかな女性だったらしい。父は石仏のような人で物事を語らないが、その分母が話す。天城家はそうやって団欒をしていたのだと、兄から聞かされていた。何を聞いても答えてくれ、分からなければ調べようと兄の手を引く。家事も従者に混じってこなし、父のそばでまつりごとの手伝いをする。母が笑えば場が明るくなるし、あの父ですらうっすらと笑みを浮かべる。一彩は思い出せないくらいには父親の笑った顔を見た事がなかったから、きっとそれだけ素晴らしい人だったのだろう。父が心を許すほどに、素敵な女性だったのだ。