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    MAYOU

    DOODLE大河さんが風邪を引く話。


    はじめまして。MAYOUと申します。ブレマイにハマりついに手を出してしまいました。
    数時間前に大河さん良いな……となって勢いで仕上げました。誓さんって料理できるんでしょうか。できそうではありますができなくても大河さんがいるので問題なさそうですよね。ストーリーで明記されてたかもしれませんが……。口調の違い、解釈の違い等ありましたら申し訳ございません。
     朝。目が覚めてから気がついた。
     頭が痛い。
     ああ、やってしまったな、とため息が漏れた。
     やらなきゃいけないことはたくさんあるのに。
     ナイトテーブルの引き出しからマスクを取り出してつける。頭が痛くても春日を起こして、飯を作って、仕事をして……。
     テーブルに手をついてゆっくりと立ち上がる。
     立ちくらみや眩暈がしないことを確認して本日のタスクをこなすために部屋の扉を開けた。






     ソファに座って天井を仰ぐ。
     風邪がうつったらまずいから近づくなと春日には言ったし、誓さんも何かあったら言ってください、と気を遣ってくれている。なんだか申し訳ない。
     それにしても頭痛が酷い。喉も痛みを主張していて、せきを我慢するのには思ったより体力を使う。けほ、と飲み込み切れなかったせきが出た。
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    Rahen_0323

    SPUR ME呟いてた「スグリ対策を密かに練っていたカキツバタ」のif話です。全て幻覚。
    ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈、原作改変とやりたい放題です。カキツバタもやりたい放題してます。私はゲーム内でもバトル下手な部類なのでバトルシーンはフワッと読んで欲しい。
    二ヶ月前の「お前を殺す夢を見た」の派生なのでそちらから読んだ方がいいかもしれません。一部端折ったりもしてるので。
    続きは未定です。尚現在ひんしです。
    全ての始まりを、あの少年が歪んでしまったきっかけをオイラは知らない。
    それは他の仲間達殆ど全員にも言えることのようで、気付けばアイツは狂ってしまい、気付けばオイラ達もその暴走に巻き込まれていた。
    理不尽な侮辱に、よく知りもしない上での否定。追放。糾弾。自分も他人も追い詰めて追い詰めて。

    その果てにあるのは孤独と虚無のみと知る由も無い子供は狂って、「自分は強い」「お前らは弱い」と言い張り、"なにか"を盲信する。

    「バカげてんな」

    オイラは知ってる。強いだけでは『特別』にはなれないと。いや、少し考えれば大多数のポケモントレーナーは気付くことだ。
    だが狂気に呑まれ弱さと自分を忌み嫌った愚かな少年は気付かない。仲間として先輩として、まあ哀れには思った。誰かが目を覚まさせてやらなくてはいけない、と。
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