録
omisosukiiii
PAST完売した本に収録していたSSです。お互いさま ここは準備室の奥。
蛍光灯のシェードから揺らめいて光る灯りをぼうっと眺めている。
ジリジリと音が聞こえてくるほどに静まりかえった部屋の片隅にある簡素なベッドは、バラムが度々訪ねて来るカルエゴのために用意したものだ。
白く薄いシーツが広げてあり、彼好みの清潔に整えられたベッドの上で、カルエゴとバラムの二人は静かに抱き合っていた。
抱き合っているとは言っても、ただ腕を回し合っているだけのフランクなハグなのだが。問題は体勢である。正直言って、心が落ち着かない。
「……カルエゴくん。僕、重くない? 大丈夫?」
念の為彼に確認してみるが、これには立派な訳があるのだ。
「問題ない」
(そうは言ってもねえ)
今の二人の体勢。それは、自分よりも一回り小柄なカルエゴが、自分を膝と膝の間に割り込んでお互い正面を向いて密着し、彼の上に自分が乗っているからである。
1844蛍光灯のシェードから揺らめいて光る灯りをぼうっと眺めている。
ジリジリと音が聞こえてくるほどに静まりかえった部屋の片隅にある簡素なベッドは、バラムが度々訪ねて来るカルエゴのために用意したものだ。
白く薄いシーツが広げてあり、彼好みの清潔に整えられたベッドの上で、カルエゴとバラムの二人は静かに抱き合っていた。
抱き合っているとは言っても、ただ腕を回し合っているだけのフランクなハグなのだが。問題は体勢である。正直言って、心が落ち着かない。
「……カルエゴくん。僕、重くない? 大丈夫?」
念の為彼に確認してみるが、これには立派な訳があるのだ。
「問題ない」
(そうは言ってもねえ)
今の二人の体勢。それは、自分よりも一回り小柄なカルエゴが、自分を膝と膝の間に割り込んでお互い正面を向いて密着し、彼の上に自分が乗っているからである。
pipiko_pokemon
DOODLEこちらは、いつものsgtb小説ではなく、ただ自己肯定感と自尊感情について、私が学んだことを纏めた記録のメモ書きでございます。もし、これを読んでくださるあなた様や他の誰かの創作の参考の末席か何かに加わることができるならば、そんなに嬉しいことはないです。
よければどうぞ。
自己肯定感と自尊感情、関わり方についての纏め自己肯定感を構成する6つの要素
①自尊感情:自分には価値があると思う。自分を尊ぶ感覚。
②自己受容感:ありのままの自分を認めることができる。
③自己効力感:自分には任意の出来事を達成することができると思う。
④自己信頼感:自分を信じることができる。
⑤自己決定感:自分で物事を選んで決めていると思う。
⑥自己有用感:自分は何かの役に立っていると思う。
2種類の自尊感情
①社会的自尊感情(①):誰かに認められる、誉められること等を通して、自分には価値があると思うことで向上する。
状況依存的な自尊感情…理由が伴っている。(テストでいい点が取れた。会社で好成績をあげた。等)
②基本的自尊感情(②):あるがままの自分をまるごと受けとめ、自分をかけがえのない存在であると感じる感情。
1732①自尊感情:自分には価値があると思う。自分を尊ぶ感覚。
②自己受容感:ありのままの自分を認めることができる。
③自己効力感:自分には任意の出来事を達成することができると思う。
④自己信頼感:自分を信じることができる。
⑤自己決定感:自分で物事を選んで決めていると思う。
⑥自己有用感:自分は何かの役に立っていると思う。
2種類の自尊感情
①社会的自尊感情(①):誰かに認められる、誉められること等を通して、自分には価値があると思うことで向上する。
状況依存的な自尊感情…理由が伴っている。(テストでいい点が取れた。会社で好成績をあげた。等)
②基本的自尊感情(②):あるがままの自分をまるごと受けとめ、自分をかけがえのない存在であると感じる感情。
omisosukiiii
PAST完売した文庫本に収録した二人のイチャイチャ話です。俺のシチロウが今日も可愛い 準備室の窓から見える空は暗く、星空の瞬きが見える。
季節は変わり、準備室に置いてある研究対象であろう草花にも移ろいが見て取れる。
幾度となく目にした、見慣れた光景。
だが、ここだけは時の流れが緩やかで、この部屋の主のように穏やかな時の流れが漂っている。
「上がったよ」
声の主に視線を移してみれば、風呂上がりの濡れた白い絹糸から溢れる水の粒さえも、一滴一滴がシチロウの髪から落ちると思うと、愛おしいとさえ感じてしまう。
「うーん」
「? どうした、シチロウ」
シャワーを浴びて、部屋で髪を雑に乾かしているバラムが悩んでいる様子だ。
気になったカルエゴは、片手に持っていたワインをテーブルの上に置き、視線を移してバラムに様子を訊ねてみる。
1967季節は変わり、準備室に置いてある研究対象であろう草花にも移ろいが見て取れる。
幾度となく目にした、見慣れた光景。
だが、ここだけは時の流れが緩やかで、この部屋の主のように穏やかな時の流れが漂っている。
「上がったよ」
声の主に視線を移してみれば、風呂上がりの濡れた白い絹糸から溢れる水の粒さえも、一滴一滴がシチロウの髪から落ちると思うと、愛おしいとさえ感じてしまう。
「うーん」
「? どうした、シチロウ」
シャワーを浴びて、部屋で髪を雑に乾かしているバラムが悩んでいる様子だ。
気になったカルエゴは、片手に持っていたワインをテーブルの上に置き、視線を移してバラムに様子を訊ねてみる。
▲三ツ角
DONE1/27 デイテスWEBオンリー「テレパライゾ」展示作14pデイビットがテスカトリポカを召喚する話
※ニワカ知識による捏造・拡大解釈有り
6/30の新刊に再録する際、文字や吹き出しの大きさ等修正しています。 14
桜妓紅蓮
INFOりかおせWEBオンリー「理解したいのはオーセンティックな恋2」参加作品です。3枚をネップリ登録します。
番号・期限等はWEBオンリー内サークル説明文またはお品書きからご確認ください。
WEBオンリー開催ありがとうございます! 3
Chikuzen_twst
PAST「名前のはなし」期間未定で全文公開します!
こちらは再録本に収録しております。
https://www.melonbooks.co.jp/fromagee/detail/detail.php?product_id=1722619 39
mm_5han
MENUや魔2024用バビデビ7で出したエイマルWebまとめのネップリです。
ネットプリント ローソン/ファミマ
ユーザー番号: Z4EGKYQJKP
登録名: エイマルまとめ.pdf
有効期限: 2024/06/30 15時頃
用紙サイズ:A4
白黒:320円
※pixiv、X(旧Twitter)、ポイピクにあるものをまとめたのでネップリは紙で欲しい方様です。 32
da0790notice
DONE■通販https://alice-books.com/item/show/4789-14
■ハングマンとルースター、二人の距離が近づくお話です。
■収録内容
①存在の確かさに祝福を/再録(24p)
②AS CLOSE AS YOU/新作(32p)
③Awake/新作(14p)
④etc./新作(オマケいろいろ8p。そのうち2pだけR18)
★18over?→yes/no 83
kurakulight
MOURNING2024/06/23のソニフェス!用過去の同人誌web再録その①2018/04/08開催セガのゲームは世界いちLOVE14にて発行のシャソニ本
『GRATIA』
ソニックさんが天使?のパロ、シャソニ本
ソニックでの初同人誌でした 37
kurakulight
MOURNING6/23のソニフェス!用過去の同人誌web再録③
2019/03/31開催のセゲいち15にて発行のそなどう本。
『THE ROOM』
とある部屋に閉じ込められたソニックさんとシャドウさん。
ソニシャでもシャソニでも解釈可能。
この漫画の背景補足をベッタ-にて公開していました
https://privatter.net/p/11012831 16
よーみや
MAIKINGJAネタやったことある話はしますが描写は無いのでR18ではないと思われます…。
両片想いをしている2人、Aがドが付くほどの鈍感設定。
今の所、A→Jが強いです。
書きかけのメモです。
今は書き切る気力がないので備忘録的に残しておきます…
進捗率50%くらい。
もし、お気に召された場合は、リアクション頂けると嬉しいです✨
頑張って完成させます✨ 200
海老(小説)白玉(絵)
PASTスタゼノハマって二本目に書いた作品で、以下文章はpixivに貼っているままです。石化前の二人です。
25巻まで読んでないと、ネタバレ含むかもです。
五年ぶりの創作なんで温かい目で見て頂ければ幸いです。
とりあえず、ファンブックでるまでにピクシブ登録出来てよかった。
ナニモナイヨル 深夜、解錠の音と共に玄関扉が勢い良く開くと、部屋に一人の男が入って来た。
「よっ、久しぶり」
「来る前に、何故一言連絡を寄越さない。僕はこれから寝る所何だが」
暗がりの中、男は家人に構わずソファー横の間接照明を灯す。
すると、誰もが息を飲むような美しい顔が浮かび上がり、さらに鍛え上げられた肉体は服の上からでもわかる。ラフな黒シャツとカーゴパンツだが、それすらも絵になる男だ。
ただ家人であるゼノは既にパジャマ姿で、上掛けをめくり正にキングサイズのベッドに入ろうとしていた為か、苛立った様子だ。
普段オールバックにされた前髪は、両サイドに軽く流され誤魔化しているベビーフェイスを際立たせている。
ムスリッとして相手を睨むも、彼は涼しい顔で合鍵をカーゴパンツのポケットへしまいソファーに腰掛けた。
2541「よっ、久しぶり」
「来る前に、何故一言連絡を寄越さない。僕はこれから寝る所何だが」
暗がりの中、男は家人に構わずソファー横の間接照明を灯す。
すると、誰もが息を飲むような美しい顔が浮かび上がり、さらに鍛え上げられた肉体は服の上からでもわかる。ラフな黒シャツとカーゴパンツだが、それすらも絵になる男だ。
ただ家人であるゼノは既にパジャマ姿で、上掛けをめくり正にキングサイズのベッドに入ろうとしていた為か、苛立った様子だ。
普段オールバックにされた前髪は、両サイドに軽く流され誤魔化しているベビーフェイスを際立たせている。
ムスリッとして相手を睨むも、彼は涼しい顔で合鍵をカーゴパンツのポケットへしまいソファーに腰掛けた。
mnht_e_kjyou
PROGRESS【R-18】NSFW 支部源web再録の修正進捗 23/29ページ スクショ2枚分です。pass cafekujyou
支部源のtntnを頑張って塗り直しました。
黒海苔で隠れている部分もエロく感じとっていただければ…。 2
荒ぶる鰯
PAST※おそいち推しの女が描いたチョロいちです※過去に年中オンリーにサークル参加に誘われた時に出したコピ本のデータを見つけたので供養……
ページ数稼ぐ為の真っ黒な塗り潰しページとかあってクソワロタ……
順番バラバラだったので、多分こうかなって順に並び替えましたが違ってたらごめんなさい……黒塗りページと黒と白のしましまのページの並び替えムズすぎ
絵も古いし下手すぎて笑えないけど記録として残す 17
htmgg
INFO2019年に出した三日骨の転生パロの再録です。刀剣男士の記憶がある骨喰と、何も覚えてない三日月が現代日本で改めて仲良くしようとする話です。80P弱あるのでお時間ある時にどうぞ。
※途中ノンブルの番号が飛んでますが、白紙だったページを除いたためです。
台風による中止やコロナでなかなかイベント持ち込みできなかった本でした。
当時通販でお手にとってくださった方は本当にありがとうございました! 78
hyoga_s
MOURNINGヤマトキャラにアイドルマスターsideMの衣装を着せて妄想して遊んだコピー本の再録です。めちゃくちゃ落書きなのでここで供養。基本的にヤマトの兵科カラーとMのユニットカラーを合わせて着せるものを選んでおります。 9
subaccount3210
MAIKING支部再録 のんびり更新中です暁を 求める紫煙 煢煢と 沈む月光 行先示す 2柔らかな陽の光が差しこむ人の手のほとんど入っていない森に開けた空間があり、床も壁もないのにソファーとテーブル、そしてスタンド式の灰皿がある。突然の人工物は何故か空間に馴染んでいて二つの人影がある。一人はスーツにコートとごく普通の出で立ちをした四十歳程の男だ。自宅のように寛いだ様子で半ばソファーに寄りかかるように立ちながら煙草を吸っている。もう一人は白い小袖に緋袴という巫女装束を身にまとった二十代の男性だ。ソファーにだらしなく寝そべる背にはクッションにするように白銀の狐尾が四本ある。同じ毛の狐耳も頭から生えていて青年がヒトではないことは明らかだった。しかし狐男が中年を見上げる眼差しは慈愛にすら満ちていて、それに気づいた男の表情もまた穏やかだ。
4161チラシ
DOODLEオクトラ覇者:※再録「ブラックボックス・パンドラ」
2021年「アーギュスト闇鍋アンソロジー」寄稿分 web再録
(主催:あり様)
久しぶりに触って尚且つアンソロジー見ればもう一年どころか三年経過してんだウワァ〜なった記念に(?) 12
ten
MOURNING2泊3日尼崎備考録(2日目)友人2人と尼崎に行った時に3人で分担してログを描いていたのですが、この直後にコロナが流行りupしづらくなったのもあり完成しなかったので供養です。
画像にあるように金欠地方住み学生が3日でどれだけ満足できるか試行錯誤して練ったおすすめルートだったので、完成させたかった…😭
やりたい事やったもんがち!の精神で1週間前に出発を決め3日くらいで計画練りました。アホや。 19
subaccount3210
DONE暁人君がオキツネ様になっている話です(支部再録暁を 求める紫煙 煢煢と 沈む月光 行先示す 1「KK」
穏やかで柔らかい男の声が夢現で聞こえる。手を伸ばせば若く張りのある肌がすり寄ってくる。何度も借りた体をこんな風に触れるようになるとは思ってもみなかった。
「けぇけぇ」
あの夜にも聞けなかった幸せそうな声色がオレの心臓を揺らす。家族のこと、あの野郎のこと、渋谷の平和。同じように願ってやまない、この男の幸せをオレが直接与えられるならこれ以上の幸せはない。
「 」
オレの声はオレ自身にも聞こえなかった。
薄っぺらい布団ごと起き上がってから寝て起きたことを理解する。夢を見ていた。どんな夢だったか思い出せない。誰かが出てきた気がするが、ピンと来ない。仕事柄、人の顔と名前を覚えるのは得意なはずだが。
いつまでも考えてる時間はない。
13667穏やかで柔らかい男の声が夢現で聞こえる。手を伸ばせば若く張りのある肌がすり寄ってくる。何度も借りた体をこんな風に触れるようになるとは思ってもみなかった。
「けぇけぇ」
あの夜にも聞けなかった幸せそうな声色がオレの心臓を揺らす。家族のこと、あの野郎のこと、渋谷の平和。同じように願ってやまない、この男の幸せをオレが直接与えられるならこれ以上の幸せはない。
「 」
オレの声はオレ自身にも聞こえなかった。
薄っぺらい布団ごと起き上がってから寝て起きたことを理解する。夢を見ていた。どんな夢だったか思い出せない。誰かが出てきた気がするが、ピンと来ない。仕事柄、人の顔と名前を覚えるのは得意なはずだが。
いつまでも考えてる時間はない。