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    面白くない

    柑屋 丸

    MEMO一次創作の二次創作載せつつ、一次創作があんまり世に出てないから読んでも面白くないかもしれんとよぎってほーくん(鳳来丸)周りを簡単に説明します。
    ネタバレ全開だけど漫画とか全部描ける気がしないからもういいよね(いいよね?)
    ほーくん周辺メモちょっと書き始めたらサラッとじゃ終わらなくなってしまった。
    サクッと読んでキャラ説明までいって下さい。
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    「大和国(やまとのくに)」という限りなく日本に近い架空の国が舞台。
    人間、妖怪、仙人、神が混在する。
    『吟風弄月(ぎんぷうろうげつ)』は主人公・赤城(あかぎ)13歳が自分にかけられた竜王丸(りゅうおうまる)の呪いを解いてヒロインの死を見守るまでの話。
    『嘯風弄月(しょうふうろうげつ)』は『吟風弄月』の2年後で、主人公は松葉(まつば)と赤城16歳になる。松葉側のヒロインとボス・玄滙(げんかい)をどうにかするまでの話。
    この国には「術師(じゅつし)」「武家(ぶけ)」「武官(ぶかん)」と3つの武装組織(テロリストの意ではない)がある。もともと皇帝の官吏だった「武官」の一部が皇帝から反旗を翻して「武家」と名乗った。皇帝政権と「武家」政権の二重支配が始まって混乱した。(実際は「武家」の方が力が強くて皇帝政権の影響は薄かったとか。)
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    konatu_0722

    MOURNING日常推理モノが書きたいと頑張ったけど、面白くないのでここで供養
    「呪いって信じるか?」
     深夜午前二時。明かりを消して怪談話をするにはもってこいの時間だが、同じベッドに眠る刑部は興味の欠片もないようで欠伸をしている。桐ケ谷だって別段、怖い話をしようと考えたわけではない。ただ単に、ふと思い出しただけだ。
    「お前の口からそんな単語が出てくるなんてね。どうした、夜中のトイレに行くのが怖くなったか」
    「そんなんじゃねぇよ。ただこないだ大学の先輩に変なこと言われてさ」
     興味を持ったのか、枕に預けていた頭を腕に乗せてこちらを見てきた。
    「詳しく話してみろ」

     まだサブスクにも上がっていない話題の映画があった。興行収入何百億だかで、大学でも見に行ったと話題で持ちきりだった。あいにく桐ケ谷は見てなかったが、同じ学部の先輩が興味あるならDVDを貸してくれると言う。その先輩は二年に上がってから同じキャンパスで通う内に仲良くなり、来年は大学院に進むらしい。スタオケの練習と授業の兼ね合いが難しく、提出物に困っていると声をかけてくれたり、過去テストの情報をくれたりと工業部では珍しい部類の穏やかで気配りができる人で世話になっている。そんな先輩から、興味があるならと借りることができた。家に帰り早速観ようとパッケージを開けると、中は何の印字もされていないDVDが一枚。普通はタイトルが印刷されているのにおかしいなと思いつつデッキに入れようとしたところで、その先輩から電話がかかってきた。
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