革命
banch
DOODLEウテナパロの雑ならくがき穹丹「世界を革命する力を」(cvえのきじゅんや)
表に出すほどじゃないのでここに投げておきます
ちなみにバーチャルスター発生学(ウテナの歌)の話したからなんですけど、今回の週ボスの名前の元ネタで思い当たるのがこれの歌詞だったという話です
asamifujikawa
INFO医療に革命をもたらす 臨床診療における人工知能の役割医師は病院や研究において AI プログラムやその他のテクノロジーの支援を受けています。医療における AI は主に医師の意思決定と画像分析を支援します。意思決定支援ツールは、治療、投薬、メンタルヘルスケアに役立ちます。関連情報に素早くアクセスできます。
ここでは、完全な情報を得ることができます: https://s.yam.com/cNUcy
ai_harari
DOODLE現代から未来まで転生を繰り返し、やがて世界を革命するに至る燈啓のネタつめ。ブルースカイで連投してたものをまとめました。
転生大河ロマン燈啓ネタ3本※個人的に二次創作における「転生」って原作キャラと同一の魂・名前・外見など(場合によっては家族関係や“転生前”の記憶も)を有するという条件からいわゆる「輪廻転生」ではなく「平行宇宙(記憶アリの場合は宇宙移動)もの」と解釈するほうがしっくりくるんだけど、ここでは「同一宇宙(世界線)において一定時間経過後に同一人物として転生」という設定を採っています。
【経緯】
ヒロアカが未来の話ということは、個性の存在しない世界=現パロ的なことをやる場合、『超常発生前』つまり本編よりも過去の時間軸と考えてもいいのでは?
現代=過去で恋人同士だった鷹見啓悟くんと轟燈矢くんの魂が数百年(※正確にはヒロアカ本編が超常発生から130年後ぐらいの話らしいから、最短で100〜130年)後に荼毘とホークスとして再会した結果、ああなる。つまり転生後に破局する運命のカップル。それって最高じゃん!!!
5627【経緯】
ヒロアカが未来の話ということは、個性の存在しない世界=現パロ的なことをやる場合、『超常発生前』つまり本編よりも過去の時間軸と考えてもいいのでは?
現代=過去で恋人同士だった鷹見啓悟くんと轟燈矢くんの魂が数百年(※正確にはヒロアカ本編が超常発生から130年後ぐらいの話らしいから、最短で100〜130年)後に荼毘とホークスとして再会した結果、ああなる。つまり転生後に破局する運命のカップル。それって最高じゃん!!!
海琴のらくがき帳
DOODLE昨年描いたアラアンのイラスト小話。時期も国もよく分からんです、笑
描いたのがお花見シーズンで、現パロ(日本)をイメージして桜を背景に描いたのは覚えていますが、ぼんやりとしか覚えていないので、〝革命前〟〝桜〟くらいの設定で書きました、笑笑
両片想いの二人のお話です。
桜が舞い散る朝薄白い花弁の木が、風に揺れて粉雪のように舞い散る。
アンドレは最後に射撃の練習をするべく、訓練場(といっても、広場に的が置かれた簡易的な場所)へ向かっていた。
朝日が登る前、ぼんやりと世界の輪郭が映し出される時間。宿舎の外れに在る広々とした芝草に、一人の男の姿が見えた。
「おはよう。早いな。」
「……。」
男は黙っていた。否、黙っているのではなく、言葉が詰まっていた。
「アラン?」
足を早め、サクッサクッとアランの側に近寄った。
「……お前は…」
アランは俺の持っていた銃に目をやり、顔を顰めた。
「これを隊長が望んでいるとでも思ってんのか??」
「いいや。」
「……っ!!てめぇ、分かった上で……」
フッとアンドレは笑みを浮かべる。
1908アンドレは最後に射撃の練習をするべく、訓練場(といっても、広場に的が置かれた簡易的な場所)へ向かっていた。
朝日が登る前、ぼんやりと世界の輪郭が映し出される時間。宿舎の外れに在る広々とした芝草に、一人の男の姿が見えた。
「おはよう。早いな。」
「……。」
男は黙っていた。否、黙っているのではなく、言葉が詰まっていた。
「アラン?」
足を早め、サクッサクッとアランの側に近寄った。
「……お前は…」
アランは俺の持っていた銃に目をやり、顔を顰めた。
「これを隊長が望んでいるとでも思ってんのか??」
「いいや。」
「……っ!!てめぇ、分かった上で……」
フッとアンドレは笑みを浮かべる。
I__B_gno
DOODLEhttps://xfolio.jp/portfolio/kinoshita-matsu/works/1480298 に同文移行済いちゃついたレムラキが見たかったので書いたレムラキ ノマエン革命後 ざっくり書いただけなので後で手を入れるかも
観察結果を発表します レムナンが目を開けると、自分が起床した瞬間に見るものとしては珍しい表情がそこにあった。相手はまだ寝ているようで、体をこちらに向け、長い睫毛は伏せられたまま、すうすうと寝息を立てている。ブラインドの隙間から入る光の角度を見るに、おそらく朝というにはやや遅い時刻、だろう。グリーゼの人工太陽はいつでも同じように周期を重ねている。
昨日は何があったのだったか、とレムナンはまだ半分寝ている頭で記憶をたどる。どうも最近進めている研究が佳境らしく、きっと作業の手を止められなかった、のだろう。いつもは自分よりもかなり早く床についているのに、昨日は自分が寝室に赴くタイミングでやっと部屋から出てきて。うつらうつらと眼をこすりながらシャワー室に向かい、半分目を閉じた状態で寝室に入ってきて、まだ湯の温かさの残る体でベッドマットと毛布の隙間、自分のすぐ横に滑り込んで、完全に瞼を下ろした。「おやすみ」ぐらいは交したが、あの様子だとそれも覚えているだろうか。普段の生活リズムを守らないとパフォーマンスが落ちる、とは本人がよく言っているが、定刻になっても起きないのを見るとそれも納得できる話だった。きっと全裸で寝なかっただけマシなのだろう。こちらも、何もまとっていない状態の恋人の隣で寝るのは流石に気を使う。もっとも、疲れているところにあれこれするような趣味は自分にはない。ので、短い言葉のやりとりの後、そのまま自分も寝入って、今に至る。
4332昨日は何があったのだったか、とレムナンはまだ半分寝ている頭で記憶をたどる。どうも最近進めている研究が佳境らしく、きっと作業の手を止められなかった、のだろう。いつもは自分よりもかなり早く床についているのに、昨日は自分が寝室に赴くタイミングでやっと部屋から出てきて。うつらうつらと眼をこすりながらシャワー室に向かい、半分目を閉じた状態で寝室に入ってきて、まだ湯の温かさの残る体でベッドマットと毛布の隙間、自分のすぐ横に滑り込んで、完全に瞼を下ろした。「おやすみ」ぐらいは交したが、あの様子だとそれも覚えているだろうか。普段の生活リズムを守らないとパフォーマンスが落ちる、とは本人がよく言っているが、定刻になっても起きないのを見るとそれも納得できる話だった。きっと全裸で寝なかっただけマシなのだろう。こちらも、何もまとっていない状態の恋人の隣で寝るのは流石に気を使う。もっとも、疲れているところにあれこれするような趣味は自分にはない。ので、短い言葉のやりとりの後、そのまま自分も寝入って、今に至る。
ヨイ【41】
MENU『革命家の幕間』前編B5/p110
頒布価格¥1200
映画本編の幕間を強めの妄想で埋めようというコンセプトの漫画です
通販は↓よりどうぞ
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asamifujikawa
INFOボツリヌス毒素産業動向、成長、分析レポート予測-2024-2036年強力な神経毒であるボツリヌス毒素は、美容と医療に革命をもたらし、さまざまな症状を緩和します。しかし、その世界的かつ日本特有の使用法は、国民や市場関係者の間で懸念を引き起こしています。
ここでは、完全な情報を得ることができます: https://s.yam.com/Tc4XA
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございました!水そイベント展示↓のオマケです。
https://poipiku.com/8785235/9795992.html
⚠️オリ主、レム主♀
ノーマルエンド後、宇宙多様性のあるグリーゼ国内と革命の幻想とオリ主設定にご興味のある方向け※モブ視点につき注意
内緒話「今のままでいい……? レムナン、君それ本気で言ってるの?」
呆れた、と続けるラキオさんは椅子の背もたれに乱暴にもたれかかった。
「そ……そう、ですよ。僕は、スズさんに嫌われたく、ありませんから」
スズさんはあんなに社交的だけれど、根本的には「男性である」時点で相手を警戒している。……そのことはこうして友人として仲良くなる前から知っていた。
目に見える態度に出して「男であるなら敵だ」、なんて彼女は言わない。けれど仲良くしているように見えていても、実際のところは分からない。
――苦手な人間に特別な好意を寄せられることが、どんなに恐ろしいことか。
知っていて彼女に気持ちを求めることはできなかった。
それに、こうして『友人』として彼女が抱えているある程度の事情を知っているだけでも、充分他の人間と比べて許されている……そう思うことができたから。
3950呆れた、と続けるラキオさんは椅子の背もたれに乱暴にもたれかかった。
「そ……そう、ですよ。僕は、スズさんに嫌われたく、ありませんから」
スズさんはあんなに社交的だけれど、根本的には「男性である」時点で相手を警戒している。……そのことはこうして友人として仲良くなる前から知っていた。
目に見える態度に出して「男であるなら敵だ」、なんて彼女は言わない。けれど仲良くしているように見えていても、実際のところは分からない。
――苦手な人間に特別な好意を寄せられることが、どんなに恐ろしいことか。
知っていて彼女に気持ちを求めることはできなかった。
それに、こうして『友人』として彼女が抱えているある程度の事情を知っているだけでも、充分他の人間と比べて許されている……そう思うことができたから。
みちゃんちゃん
TRAINING他校と狩屋多めしばらくファイアとスパークやってたけど久々にgoニメ見返したらやっぱ他校いいな〜^^ってなった。結論みんな好き
イメソン厨みたいなこと言って申し訳ないんだけど、めっちゃgoの革命に対する気持ちとリンクするな〜って曲。良い曲なので是非聞いてみてください。2サビが好き。諦めて何が残る?って抗うことをやめた皆に聞きたいね
もう1曲は天馬と1年生の関係性みたいな曲!ズッ友!って曲 24
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございます!⚠️オリ主、レム主♀漫画短編④です。
以下小説のオマケ漫画です!
https://poipiku.com/8785235/9430389.html
〜革命前夜、ふたりが離れる前日〜
短編⑤前編はこちらから
https://poipiku.com/8785235/9658995.html 12
せり@グノ専
DONE水そLOOP6開催ありがとうございます!⚠️オリ主、レム主♀小説展示です。
ノーマルエンド後、宇宙多様性のあるグリーゼ国内と革命の幻想とオリ主設定にご興味のある方向け※モブ視点につき注意
オリジナル主人公(女)の設定を含みます。
主人公:スズ(すずな)
出身惑星タラ、男装主人公になります。
帽子と大きな上着がトレードマークです。
※ノーマルエンド後、グリーゼへと渡っている世界線
グリーゼメカニクル:権限クラスA業務日誌 グリーゼ革命軍。言ってしまえば反政府地下組織。そのテロリスト達のアジトは隠れた場所に――では、なく。平凡な会社を偽装してグリーゼの市街地に建設されていた。
会社は宇宙船のメカニックを集め、船のシステムや外装の修理全般を請け負っている。時には宇宙船に乗り込み出張を……と、長くなる説明は割愛したい。
組織は真っ当な表の会社の運営によって必要な費用を貯めている最中。
そんな会社の所謂、中間管理職。自分の役職はそれだった。上へ下へと板挟みだ。
管理職にもなると気になることは山ほどある。――特に最近は組織内でも異質なほどに控えめに見える「リーダー」と、外注先の彼について。
しがない中間管理職の気になる事項をここに、書き残しておきたい。
42994会社は宇宙船のメカニックを集め、船のシステムや外装の修理全般を請け負っている。時には宇宙船に乗り込み出張を……と、長くなる説明は割愛したい。
組織は真っ当な表の会社の運営によって必要な費用を貯めている最中。
そんな会社の所謂、中間管理職。自分の役職はそれだった。上へ下へと板挟みだ。
管理職にもなると気になることは山ほどある。――特に最近は組織内でも異質なほどに控えめに見える「リーダー」と、外注先の彼について。
しがない中間管理職の気になる事項をここに、書き残しておきたい。
あいぐさ
TRAINING革命軍時代、フィがファの元を去る日の話。多分フィガファウ最後の日 もういいかなと思った。
あと十分もすればファウストが部屋に呼びにくる。少し前までは自分から顔を出していたけれど、今はもうそんな気力は無くなった。ファウストが気を遣って呼びに来てくれることだけが小さな安心だった。側から見れば少しだけ惨めに見える気がする。
けれど、昨日ファウストは来なかった。事前に彼から聞いていたけれど、いざ朝を迎えて、他の者が控えめに扉を叩いて。その瞬間、心の糸がプツンと切れてしまった。だから、適当な理由をつけて部屋から出なかった。
今日一日、フィガロがいなくても問題は起こらない。きっと、これからもそうだろう。
自分は革命軍に必要ない。当たり前だが、己のようなお客さんがいなくても困ることはないのだ。もともと分かっていた、そして昨日でちゃんと証明された。
1341あと十分もすればファウストが部屋に呼びにくる。少し前までは自分から顔を出していたけれど、今はもうそんな気力は無くなった。ファウストが気を遣って呼びに来てくれることだけが小さな安心だった。側から見れば少しだけ惨めに見える気がする。
けれど、昨日ファウストは来なかった。事前に彼から聞いていたけれど、いざ朝を迎えて、他の者が控えめに扉を叩いて。その瞬間、心の糸がプツンと切れてしまった。だから、適当な理由をつけて部屋から出なかった。
今日一日、フィガロがいなくても問題は起こらない。きっと、これからもそうだろう。
自分は革命軍に必要ない。当たり前だが、己のようなお客さんがいなくても困ることはないのだ。もともと分かっていた、そして昨日でちゃんと証明された。
ななな
DONE2023.12.17DRフェス、炎愛革命にて無料配布していたエーサボコピー本の小話です。
エーサボですが、CP要素はほぼないです。
あとがきも含めてよければ読んでいただけたらとても嬉しいです。 6
I__B_gno
MOURNING某12/14の対談でわかったアレソレを昇華したかっただけのレラ未満の何か。1.8時間ぐらいでバーッと書いたのでおかしいとこころもあるかも。革命中・いろいろ捏造。
不可解 例えば、そうだ。普段は僕の隣で所在なげにしているのに、いざ誰かが敵意を向けると剣呑な空気を惜しまないところ。その相手が去れば、途端に安心した顔で僕を見てくるところ。虫も殺せないような顔をしている割に、僕が止めない限り相手を攻撃し続けるようなところ。
今回の作戦で、無事に僕を守って拠点まで戻ってきたレムナンを見て、僕はそんな納得ともつかないような感情を抱いた。主要ポートでの通信が政府に盗聴される可能性があるからといって、直接対面するのが一番セキュリティリスクの低い方法だ、なんて、まるで時代が逆行したかのようだ。わざわざ出向いてまで行った会合の成果は上々だったのが幸いだ。まだこの組織は小さい。だからこそ、着実な成果を積んでいかなくてはならない。さすがに僕でも、肩から強張りが解けていくのがわかる。しかし、目の前の男はそれよりも気が抜けているように見えた。
3462今回の作戦で、無事に僕を守って拠点まで戻ってきたレムナンを見て、僕はそんな納得ともつかないような感情を抱いた。主要ポートでの通信が政府に盗聴される可能性があるからといって、直接対面するのが一番セキュリティリスクの低い方法だ、なんて、まるで時代が逆行したかのようだ。わざわざ出向いてまで行った会合の成果は上々だったのが幸いだ。まだこの組織は小さい。だからこそ、着実な成果を積んでいかなくてはならない。さすがに僕でも、肩から強張りが解けていくのがわかる。しかし、目の前の男はそれよりも気が抜けているように見えた。
sinca
INFO12/17 炎愛革命 発行🔥🎩
新刊『ConFuoco』(再録本)
A5/168p/1500円/R18/えさぼ
(2023/12/17 炎愛革命 発行)
オフ本6冊+折本1冊+描き下ろし6p収録
通販:とらのあな様
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031115345 9
c_delphi
DONE【革命】私もラウワンコラボに連れて行ってフェンリルとボウリング
ラウワンコラボに革命を入れてくれなかったので自給自足。前にクリコレで着せたボウリングシャツに、同じくサングラスをカチューシャ代わりにして。ネオンサインを使ってレトロポップ風にしたかった。
2枚の違いは素材使用の有無。紫乃さんのアリス本に掲載して頂くにあたり、FA使用OKだが同人誌に含めて販売するにはライセンス購入が必要な素材を差替。 2
c_delphi
DONE【革命】7周年に出したかったお祝いのケーキをアリスちゃんとアリスちゃんが食べているのは、まんまるお月さまのようなタルトレット・シトロン。ネプリの使用例に実際にタルトレット・シトロンを置いたものがあります。
c_delphi
MENUネプリ詳細と革命アリスちゃんA4の使用例です。元は7周年のお祝いのケーキを職場で食べるためにプレースマットとして作りました。文字は3種類あるのでお好きなものをお使い下さい♪画像2枚目はまんまるお月さまのようなタルトレット・シトロン、3枚目はバスクチーズケーキ。 3あいぐさ
TRAINING師弟時代のフィガファウ、革命軍の雰囲気に合わず立ち去ろうとするフィの話あと○日 やった、やったぞ!
雄叫びのような歓喜の声を上げる兵たちの前に立つのは、細身でしなやかな身体の魔法使い。珍しく無邪気に笑っているせいか、目はまるで線のように細められている。
隣に立つ銀髪の青年はそんな彼の肩をガッと掴み、楽しそうに名を呼んだ。そして可憐な相手の頭をぐしゃぐしゃと豪快に撫で、彼らは大口を開け豪快にあははと笑い合う。
そんな顔、一度も見たことがない。
女子供に混じり後ろからひっそりと眺めていたフィガロは独特の空気に耐えきれずその場を後にする。正直もう見ていられなかった。
フィガロは集団の上に立ったことはあれど、彼らのように仲間意識を持って一緒に盛り上がったことはない。
弟子の大事な仲間だ。自分も大切にしたい。フィガロも精一杯己の価値観と戦った。けれど、千五百年以上培われた考え方は数日で変えられるものではない。次第に精神が疲弊していき、自分の行動がどこか虚しいとすら思えるようになった。
2530雄叫びのような歓喜の声を上げる兵たちの前に立つのは、細身でしなやかな身体の魔法使い。珍しく無邪気に笑っているせいか、目はまるで線のように細められている。
隣に立つ銀髪の青年はそんな彼の肩をガッと掴み、楽しそうに名を呼んだ。そして可憐な相手の頭をぐしゃぐしゃと豪快に撫で、彼らは大口を開け豪快にあははと笑い合う。
そんな顔、一度も見たことがない。
女子供に混じり後ろからひっそりと眺めていたフィガロは独特の空気に耐えきれずその場を後にする。正直もう見ていられなかった。
フィガロは集団の上に立ったことはあれど、彼らのように仲間意識を持って一緒に盛り上がったことはない。
弟子の大事な仲間だ。自分も大切にしたい。フィガロも精一杯己の価値観と戦った。けれど、千五百年以上培われた考え方は数日で変えられるものではない。次第に精神が疲弊していき、自分の行動がどこか虚しいとすら思えるようになった。