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    ぼたもち

    DOODLEこの前pixivにあげたやつの続き(ファイターマガジン特別号『街のイケてるファイター特集!』:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20488323)

    相変わらず1人ワタワタ頑張るルと男前なジェのルクジェミ
    キスユー!ベイビー④理想のキスのシチュエーションは?:????


    アラジンとジャスミンはバルコニーで、ジャックとローズは船の上で、フランクとレイチェルは飛行機から駆け下りた先で……

    最近の俺の頭の中は、まるで浮ついた女子学生のようだった。

    グレースマリーナでの例の告白劇から、しばらく。
    知らぬうちに撮られていた動画はあっという間にSNSで拡散され、俺たちは一躍メトロシティの”時代の人”となった。
    最初の頃は、照れやら何やらで怒ったジェイミーからしばらく避けられ、ゲッソリしていた俺だったが、それでも根気よく付きまとい、日夜口説きに口説きまくった結果、なんとか恋人の称号を得ることに成功した。

    あのジェイミー・ショウと恋人になった!と当初はスキップでもしそうなくらい浮かれていて、周りの人全てに言いふらしたいほどだったのだが、言いふらす必要もないほどに動画がバズっていたため、報告したところで、最早まだ付き合っていなかったのかと驚かれたくらいであった。
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    nigiyakashi3

    DONE※まだ一緒に住んでないし付き合ってもない相思相愛のjwds。
    ※一応pixivのこれhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19952717のしばらく後の設定ですが、特に読んでなくても問題ありません。
    世界はそれをジュウォンが来る。
    冷蔵庫を開けて剃りたての顎を触りながら、ドンシクは残り物の入ったいくつかの保存容器を眺めた。
    ハン・ジュウォンは、法と原則と流通期限を守る男だ。消費期限だっけ?まあどっちでもいいか。
    とにかくそういう、食べ物の期限にすこぶるうるさい。買ってあったキムチを出したら期限が一週間切れていた時なんか、信じられないという顔をして怒られたが、その時は我慢できずに爆笑してしまった。たいていのキムチには期限なんか書いてないのに、それはソウルの友人がくれたやつで、なぜかそういう無駄な仕様になっていた。本当に無駄だ。母が毎年秋口に作っていたやつなんか、何ヶ月もかけて食べていた。
    食品の期限にうるさいハン・ジュウォンは、保存期限のない手作り惣菜に関してはさらに鬱陶しい。常備菜だと言うのに、三日もすれば捨てろと言う。神経質を通り越して趣味みたいなもんなんだろうと思う。面白いので気にはならないが、単純にもったいない。ジェイの作ってくれたものくらい見逃してくれてもいいのに、ジュウォンは嘘をついてごまかしてもなぜか何日経っているか大体のところ当ててしまう。臭いをかぐとか観察するとかでなく、保存容器の蓋を開けてすぐに何日めくらいか当てる。違うと嘘をついても、嘘だとバレる。合ってると言ったら、モノによっては容赦なく捨てられる。面白い。
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    rinka_chan_gg

    DONE現パロ夏五。
    社畜サラリーマンの夏油がある日見つけた喫茶店のマスターを営んでいる五条に恋をして…?というハートフルでほのぼのしたお話(当社比)の続編です。
    前作をご覧になっていない方は是非そちらからどうぞ→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19005270

    後ほどピクシブにておまけの話もつけて再掲します。

    イベント開催おめでとうございました!
    ハニーミルクの恋ー2ー■■■



    夕陽が、都会の街を橙色に染め上げている。
    閑散とした住宅街。どんどん幅が細くなっていく道路。利用者のいない静かな公園。
    すっかり見慣れた風景を、夏油傑は今日も歩く。お気に入りの、あの店に行く為に。



    チリンチリン。ガラス張りのドアを開くと入店のベルが鳴り響く。音に気付いたアルバイトの青年が「いらっしゃいませー!」と元気よく駆けてきた。夏油の顔を見るとハッとして「お疲れ様です、お好きな席どーぞ!」と一言付け加えた。彼にはすっかり顔を覚えられていることに気恥ずかしさを感じながらも、夏油は奥のテーブル席へと向かった。

    少し前までは、窓際のカウンター席の方が外の景色も見られるし良いと思っていたのだが、最近はもっぱらテーブル席が夏油の定位置となっていた。その理由は単純に、ここだと店内を一望できるからだ。
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    あけみ

    PAST2014キャスディン。S4キャスがいる世界に2014ディーンが迷いこんで……??
    ピクブラ投稿作品ですが、お気に入りの話なので、こっちにも投下しました。
    少しでも楽しんでいただければ幸いです。スケベなことはしてないけど、デキてる2014キャスディンです。
    →web拍手http://clap.webclap.com/clap.php?id=cocoapoko
    【SPN】君がいる世界が僕の全て【C/D】 キャンプ・チタクワを拠点にしてから一年が経った頃、コルトの捜索を始め情報を得た矢先ボビーが死んだ事、カスティエルがディーンを庇うように悪魔の襲撃を受け右足を負傷し一カ月動けなくなった事。どちらもディーンを守ろうとしたことで引き起こした出来事だった。
     痛みで気絶したカスティエルを基地まで連れて帰り、目を覚まさない彼にひと時も離れず枕元で佇んでいたディーンは居もしない神に何度も悪態をつく。サムがルシファーに器を明け渡してからドミノ倒しのように悪化する状況に、抵抗も空しくディーンの大切な人たちを次々と奪っていく。
     カスティエルの固定された右足には包帯が何重にも巻かれていた。今回は骨折で免れたが、恩寵が無くなった彼は人間と同じように怪我をすれば動けなくなるし、急所を刺されれば死ぬ。ディーンの傍に居る限り死神に刃を突き付けられているようなものだ。ディーンの傍にいる者は早死にする。そんな話も囁かれていた。
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