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    金平糖

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    四 季

    TRAINING「amber」を書いた後、琥珀糖もいいけど、星のかけらに似ている金平糖でも良かったんじゃない……? と思って書きました。
    amberおまけ 姫が琥珀糖をお気に召してから、リンクは姫に随伴する時は、そっと小さな砂糖菓子を懐に忍ばせて持って行くようにした。
     それらの小さな砂糖菓子を、姫はあのときのように時折手ずからリンクに食べさせようとする。リンクは、自分はそれを期待して、毎度毎度小さな菓子を持って行くわけではないのだと自分に言い聞かせた。
     実際、巾着に入るような小さな砂糖菓子であれば、それほど荷物にはならない。砂糖菓子なのでそれなりに日持ちもするし、いざという時は非常食にもなる。
     最近では、袋の中には琥珀糖の他に、金平糖も入っている。リンクが琥珀糖と一緒に金平糖を買ったのは、金平糖と星のかけらが似ているからだ。
     夜空に降る流れ星を追いかけて行き、朝が訪れるまでに流れ星が落ちた地点に行くと、光の柱が立っている。そこに落ちているのが星のかけらだが、リンクは当初、倒したライネルからそれを手に入れ、むしろ「金平糖に似ている」と思い、食材として料理に使用していた。金平糖のように甘くはなかったが、出来上がった料理の効能は上がっていたので、それなりに重宝していた。
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    かいこう

    TRAINING顔/伊吹と志摩
    バットリの悪夢に囚われている伊吹
    切断とか嘔吐とか出てくるので好きな人はどうぞ
    甘々字書きワードパレット22金平糖と23ティラミス
    「ん、志摩ちゃん、ありがとー」
     志摩が新しく買ったという動物の顔を模したクッションの写真が表示されているスマートフォンを相棒に返す。
    「今回のもかわいー」
    「だろ?」
     胸を反らして誇らしげに言う志摩の可愛さに、伊吹は声を上げて笑った。結構酔っているので、知らない内に声が大きくなる。つられて志摩も笑っていた。もうすぐ日づけが変わろうとする深夜の、闇に包まれた官舎の一室が笑い声で満ちる。先月、久住を逮捕してから、自分に対する志摩の空気が、柔らかくなったと伊吹は思っていた。俺が悪い、何もかも俺のせい、というような気負った鎧が、目の前のビールの泡みたいに、すっかり薄くなった、いい感じ。久住の件で相棒としての仲がこじれるまで、結構です、の頻度は四月に比べればだいぶ少なくなっていたが、今は一層、心を開いてくれているようだった。自ら初めて部屋に招いてくれたり、柔らかくて丸みを帯びたフォルムのぬいぐるみやクッションが好きなんだと教えてくれたり。当番勤務の後で、よく互いの部屋を訪れて、今夜みたいに飲むことが増えた。最初はその日の夕方頃には帰路に着いていたのに、気づいたら、一晩泊まって、翌朝帰るという流れになっている。嫌ではなかった。伊吹にとっては楽しい。伊吹から受け取った私用のスマートフォンを手に、志摩が室内を見回した。
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