セバス
kusamochi_uma
PAST現代から転生した転入生♂とセバスチャンとちょっとのオミニスメイン後の話
ついったであげた短文です
錆びた歯車は動き出す ずっと子供でいたかった。
そんなことを言っても、もう何もかもが遅いよ。
ずっと子供でいたかったな。
ぽつりと再びそうこぼしたいつかの自分を、俺は鼻で笑った。そんなの、ただの現実逃避だよ。それを聞いて恨めし気にこちらをみる前世の大人の自分と、十五歳の今の自分が対峙する。随分とやつれた様子の過去の自分をみて目を細めた。この時の自分は自分の命がすぐに失われることを知らなかった。そして生まれかわることも。
人生二回目なんて経験したくてもできないことだ。かつて社会の歯車の一つとして働いていた自分は錆びていたけれど、今の自分は違う。若くて、他の人にはない不思議な力もあって、大切な守りたい人も出来た。その大切な人を守るために、この世界でいきるためには大人にならなければいけない。子供のままでいることを許してはくれない。
1287そんなことを言っても、もう何もかもが遅いよ。
ずっと子供でいたかったな。
ぽつりと再びそうこぼしたいつかの自分を、俺は鼻で笑った。そんなの、ただの現実逃避だよ。それを聞いて恨めし気にこちらをみる前世の大人の自分と、十五歳の今の自分が対峙する。随分とやつれた様子の過去の自分をみて目を細めた。この時の自分は自分の命がすぐに失われることを知らなかった。そして生まれかわることも。
人生二回目なんて経験したくてもできないことだ。かつて社会の歯車の一つとして働いていた自分は錆びていたけれど、今の自分は違う。若くて、他の人にはない不思議な力もあって、大切な守りたい人も出来た。その大切な人を守るために、この世界でいきるためには大人にならなければいけない。子供のままでいることを許してはくれない。
津軽りんご
DONE最終回です転入生とセバスチャンの行く末を見守ってください。
※16ページと長いので、お時間ある時にお読みください
今まで応援していただいたフォロワーの皆様、界隈の皆様に
心より感謝申し上げます。
御礼は別途投稿しますので、ここは簡単に。 16
ねぅとら
DOODLEセバスさんセバスくゅにセバスィームに…役者さんがすごいわwww
今日の👑王者
行間読むの難しいよジェラ王…w
ラ王とギラくゅがそれぞれ変身するということはカグラギ殿の妹さんも変身したり…し、ない??😳
人質としてとられてるのわかってるから大人しくしてるけど実はめっちゃ強いとかでもイイなぁなんて妄想🥳 2
hl_928
PAST強欲セバスチャンエゴ諦めを知らない、我の強い彼が打ちのめされている様はとても見ていられなかった。
罪の恐怖と後悔と魂の亀裂。その全てから来る痛み。
取ってあげよう。そう思った。自分ならうまくやれる。
「大丈夫。安心して」
彼の前に温かい紅茶を差し出しながら笑いかけると、両手を額に当てて俯いていた彼が顔を上げた。何日も眠れていない酷い顔だ。
迷いなく彼の両腕の隙間に杖を差し込み、胸に先端を当てる。スッと杖を引くと、なんの手応えもなく銀色の液体とも気体ともつかないものが杖にまとわりついてきた。
彼は虚をつかれて自分の胸から引きずり出される銀色を見つめていたが、すぐに我に返ってこちらの手首を掴み上げる。
窶れたその顔には嫌悪と怒りが溢れていた。
482罪の恐怖と後悔と魂の亀裂。その全てから来る痛み。
取ってあげよう。そう思った。自分ならうまくやれる。
「大丈夫。安心して」
彼の前に温かい紅茶を差し出しながら笑いかけると、両手を額に当てて俯いていた彼が顔を上げた。何日も眠れていない酷い顔だ。
迷いなく彼の両腕の隙間に杖を差し込み、胸に先端を当てる。スッと杖を引くと、なんの手応えもなく銀色の液体とも気体ともつかないものが杖にまとわりついてきた。
彼は虚をつかれて自分の胸から引きずり出される銀色を見つめていたが、すぐに我に返ってこちらの手首を掴み上げる。
窶れたその顔には嫌悪と怒りが溢れていた。
hl_928
PAST本編後。懲罰室を私物化するセバスチャンというアイデアがあるここはあなたのための部屋「なにここ…」
セバスチャンのあとに続いてその部屋に入った転入生は思わず顔をしかめた。
スリザリン寮のある地下牢と言われるエリアの中でも、ここの「牢獄」っぷりはとびきりだと思う。なんというか、シンプルに趣味が悪い。
けれど、嫌悪感丸出しの言葉を受けたセバスチャンはこともなげに答える。
「いい場所だろ? 静かで、広くて頑丈なテーブルがあって、何より誰にも邪魔されない」
何十年か何百年積み上げられたままだかわからない、大量の埃の積もった本の山に手を伸ばす彼は、こちらを見もしない。本当にここを気に入っているらしく、鼻歌でも歌いそうな上機嫌だ。
「場所が場所だから、ここを知ってるやつはスリザリン生にも多いんだ。でも誰も足を踏み入れたがらない。大抵の空き部屋はイチャつきたい奴らが忍び込んでるものだけど、ここだけは例外だ」
1281セバスチャンのあとに続いてその部屋に入った転入生は思わず顔をしかめた。
スリザリン寮のある地下牢と言われるエリアの中でも、ここの「牢獄」っぷりはとびきりだと思う。なんというか、シンプルに趣味が悪い。
けれど、嫌悪感丸出しの言葉を受けたセバスチャンはこともなげに答える。
「いい場所だろ? 静かで、広くて頑丈なテーブルがあって、何より誰にも邪魔されない」
何十年か何百年積み上げられたままだかわからない、大量の埃の積もった本の山に手を伸ばす彼は、こちらを見もしない。本当にここを気に入っているらしく、鼻歌でも歌いそうな上機嫌だ。
「場所が場所だから、ここを知ってるやつはスリザリン生にも多いんだ。でも誰も足を踏み入れたがらない。大抵の空き部屋はイチャつきたい奴らが忍び込んでるものだけど、ここだけは例外だ」
藪逆46
DOODLEイメルダと転入生とセバスのひとこま(転セバ/付き合ってない)*イメルダ目線
*自機転
イメルダと転入生のはなしいけ好かない、胡散臭いやつ。
それが、五年生で異例の転入をしてきたあいつへの印象だった。
笑顔を貼り付けた仮面のような顔に、全く腹の見えない目。
一見物腰柔らかで誰にでも手を差し伸べているけれど、誰にも踏み入ることのできない壁がある。
スリザリンらしいといえばらしいのかしら。
お人よしとはとても言えないけれど、冷淡さみたいなものは不思議となくて、そこにまた腹が立った。
「今日も私の勝ちだね」
また負けた。今日も。
私の一番得意な箒も、このいけ好かない転入生には敵わなかった。
ひんやりとした夜の空気に汗が冷えるのを感じながら、拳を握った。
何度もシミュレーションして練習を重ねたけれど、結局この銀髪のにやけ顔が悔しさに歪むところはまだ見られていないし、正直なところ想像すらできていない。
1684それが、五年生で異例の転入をしてきたあいつへの印象だった。
笑顔を貼り付けた仮面のような顔に、全く腹の見えない目。
一見物腰柔らかで誰にでも手を差し伸べているけれど、誰にも踏み入ることのできない壁がある。
スリザリンらしいといえばらしいのかしら。
お人よしとはとても言えないけれど、冷淡さみたいなものは不思議となくて、そこにまた腹が立った。
「今日も私の勝ちだね」
また負けた。今日も。
私の一番得意な箒も、このいけ好かない転入生には敵わなかった。
ひんやりとした夜の空気に汗が冷えるのを感じながら、拳を握った。
何度もシミュレーションして練習を重ねたけれど、結局この銀髪のにやけ顔が悔しさに歪むところはまだ見られていないし、正直なところ想像すらできていない。
nod1891sh
DOODLE校内で流行った転セバ(https://poipiku.com/330885/8752302.html)を読んだ弊レイブンクロー転(転ポピ)とセバスチャン。⚠️校内でナマモノが流行ってるネタで出てくるよろしくないことが詰まっている 2hiyoko_2piyo
DOODLEクロエ、帰還!いつぞやの話のものを個人的に読みたくて書いた。うろ覚えと一部妄想で補っております。
1番のびっくりは男連れて帰ってきたことだと思う(?)
登場:クロエ、ソフィア、セイさん(お借りしました)、バジルさん(お借りしました)、セバスチャン+使用人達
ウィリアムズさん達が集合した話「こ、ここっ、イギリスですわよね!?」
「間違いなくイギリスだね」
込み上げてくる涙を噛み締めながら、拳を天高くあげる。
「〜〜〜帰ってきましたわー!!!!!」
この日、クロエは3年ぶりの故郷への帰還を果たしたのである。
ーーーーーーーー
クロエが最後に見たあの日からほとんど変わりない家を見る。見慣れた顔、驚いた顔、私を見て泣く顔、いろんな表情を向けられながらも真っ先に来た妹と執事に、再び涙が出そうになる。こぼれ落ちてくる前に手で拭い、2人と皆に3年振りの笑顔を向ける。
「ークロエ・ウィリアムズ!ただいま戻りましたわ!」
「…っ!お姉様!」
「…おかえり、なさいませ。クロエお嬢様」
ギュッと2人に抱きしめられる。2人の温かさが、今自分がここに居るという事を実感させられる。およそ3年。短いようで長い日々は、突如としてその終わりを迎えた。
6932「間違いなくイギリスだね」
込み上げてくる涙を噛み締めながら、拳を天高くあげる。
「〜〜〜帰ってきましたわー!!!!!」
この日、クロエは3年ぶりの故郷への帰還を果たしたのである。
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クロエが最後に見たあの日からほとんど変わりない家を見る。見慣れた顔、驚いた顔、私を見て泣く顔、いろんな表情を向けられながらも真っ先に来た妹と執事に、再び涙が出そうになる。こぼれ落ちてくる前に手で拭い、2人と皆に3年振りの笑顔を向ける。
「ークロエ・ウィリアムズ!ただいま戻りましたわ!」
「…っ!お姉様!」
「…おかえり、なさいませ。クロエお嬢様」
ギュッと2人に抱きしめられる。2人の温かさが、今自分がここに居るという事を実感させられる。およそ3年。短いようで長い日々は、突如としてその終わりを迎えた。
muku
DOODLE転セバログ ※卒後妄想を含む〇小説
ある日の転入生とセバスチャン
https://poipiku.com/114890/8596341.html
僕ともう一度ダンスを
https://poipiku.com/114890/8598978.html
☆弊転入生ならお貸しするので絵でも文でもお使いください。
自分では転セバ描いてますがカプも特に問いませんのでお気軽に♪ 7
しすい
MOURNINGmoti様(@MotiTench)のおかずカウンターネタお借りして書き上げたもののもはやよく分からなくなったセバ転♀供養・自機♀の自我が死ぬほどあるし名前もがっつりある、何なら設定もある
・セバスチャン口調むずかしい
・五億年ぶりの小説なんて書くもんじゃねえ
果たして悪魔はどちらか ある日、頭上に変な数字が見えるようになった。
なにこれ? と思えどレイヴィニアには全く分からない。ぴんとくるものもない。しかも頭上に数字があるのは男子だけで、その男子も全員が全員あるのだが、ゼロだったり、13とかだったり、数字にばらつきがある。
談話室をうろついて友人を探せば、暖炉の前でその二人は談笑していた。当然二人の頭上にも数字はあって、5と31と書いてある。何の数字か分からないが、どうやらオミニスの方が少ないらしい。
「おはよう、セバスチャン、オミニス」
「ああ、おはよう」
「おはよう、きみは今日も元気そうだな」
──ところでその頭の数字、なに?
なんて事を聞けるはずもなく、レイヴィニアは他愛もない話をして二人と一日を過ごすことにした。魔法薬学で出来の悪いウィゲンウェルド薬を作ったり──主にオミニスだけだが──魔法史で睡魔と戦ったり。何の変哲もない平和な日である。レイヴィニアも毎日校外へ繰り出す訳ではないので、アッシュワインダースやランロクの信奉者と出くわすことなく済む日が一番好きだった。
3039なにこれ? と思えどレイヴィニアには全く分からない。ぴんとくるものもない。しかも頭上に数字があるのは男子だけで、その男子も全員が全員あるのだが、ゼロだったり、13とかだったり、数字にばらつきがある。
談話室をうろついて友人を探せば、暖炉の前でその二人は談笑していた。当然二人の頭上にも数字はあって、5と31と書いてある。何の数字か分からないが、どうやらオミニスの方が少ないらしい。
「おはよう、セバスチャン、オミニス」
「ああ、おはよう」
「おはよう、きみは今日も元気そうだな」
──ところでその頭の数字、なに?
なんて事を聞けるはずもなく、レイヴィニアは他愛もない話をして二人と一日を過ごすことにした。魔法薬学で出来の悪いウィゲンウェルド薬を作ったり──主にオミニスだけだが──魔法史で睡魔と戦ったり。何の変哲もない平和な日である。レイヴィニアも毎日校外へ繰り出す訳ではないので、アッシュワインダースやランロクの信奉者と出くわすことなく済む日が一番好きだった。
muku
DONEある日の転入生とセバスチャン。(転セバ)幣転入生については下記から見れます。(Twitter)
https://twitter.com/g23v028/status/1643262974948429828?s=20
https://twitter.com/g23v028/status/1645041609690710021?s=20 5
sa_sakamabo_ko
DOODLEセバ転ハイシンシャパロハイシンシャ同士のストリーマー大会で依頼されてコーチを引き受けてたセバスチャンだけどメンバーのために掛かり切りで戦術組み立てだの力の伸ばし方だの考えてたら恋人の転を結果5日間放置することになったので転入生がお怒り(あらすじ)
rakuetoda
DOODLE墜ちかけセバスチャンに「しー」ってして欲しくて勢いで殴り書き。あと喋らす気0の口の塞ぎ方を転にして欲しくて
欲まみれな絵ですがCP絵では無いつもりなのでセバ&転?
(最初投稿した時のコメントが日本語不自由すぎて恥ずかしかったので投稿し直しました、スミマセン)
まえにし猿棚
DOODLE『父の誘惑、羊の劣情』 https://fujossy.jp/books/19273及び
『俺自身を超えた恋について』 https://fujossy.jp/books/21251
の狭間の掌編、セバスチアン(バスティ)とマーロン(マル)父子の昔の話。BLではないのでここに載せておきます。タイトルはヘミングウェイの短編より。
何を見ても何かを思い出す バスティの4歳になる息子は、皆にマルと呼ばれている。夫婦が初めて誕生を許容した子供だった。当時まだハイスクールへ通っていたレネが長男のジェリーを妊娠したのは全くの事故でしかなかった。バスティは何度か小娘を医者へ引っ立てて行ったのだが、病院の門を潜ると必ず彼女が目を見開いたまま涙を流すので、強要することができなかったのだ。
そんな経緯から来る危機感によるものか、自らも一度ならず殺そうとした罪悪感からか、レネはジェリーを夫へ触らせようとしなかった。だから息子も父親に懐かない。数ヶ月ぶりになる家長の帰還にも、出迎えはなかった。台所から漂ってくる、ニンニクが山と入った、何か温かい食べ物の匂いが、家人達に居留守を使わせない。子供達のはしゃぐ声は、乱暴にドアを閉める音で途切れたものの、すぐさま元の声量まで急上昇した。
4504そんな経緯から来る危機感によるものか、自らも一度ならず殺そうとした罪悪感からか、レネはジェリーを夫へ触らせようとしなかった。だから息子も父親に懐かない。数ヶ月ぶりになる家長の帰還にも、出迎えはなかった。台所から漂ってくる、ニンニクが山と入った、何か温かい食べ物の匂いが、家人達に居留守を使わせない。子供達のはしゃぐ声は、乱暴にドアを閉める音で途切れたものの、すぐさま元の声量まで急上昇した。