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    検索避け

    sbjk_d1sk

    CAN’T MAKE龍という種族に対して公式にはない捏造と幻覚と理想と妄想しか詰まっていないので検索避けしています。
    パイロキネシス・1 ドクターの龍という種族への第一印象は「圧がすごい」であり、非力であるが故に「恐ろしい」ことこの上なかった。ドクターの中の代表的な龍種といえばチェンであり、今でこそ難なく会話ができているがやはり第一印象には「圧」があった。ドクターの同族がいるかどうかは不明だが、少なくともチェンから感じた龍の気配はドクターにとっては「圧倒的な上位種」のものだった。近寄りがたく、声をかけることは躊躇われ、目を合わせることは不敬であるのではないかとさえ思ってしまう。龍は、暴力的なまでの威圧感に満ち溢れていた。
     炎国の貴族階級、あるいはそれに連なるものたちには龍が多い。というのはやはり龍が他種族とは一線を画する存在だからだろうか。今現在テラに存在する彼らの血がどれほど龍の純血なのかは把握できないが、高貴であればあるほど、龍の家系は太古よりその血の純度を保とうとし、異種族を受け入れず閉鎖的になっていく。そのせいか龍は驚くほど人口が大きく変動しない。フィクションを目にしているようで、ドクターは統計を調べた際に「そんなバカな」とまで口にした。
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    poskonpnr

    DOODLEハルトの参観日に乗り込むカイトと遊馬 最終回後 特にCPの表現はありませんが検索避けのため女性向けタグを使用しています
    わたしのすきなひと ラボの天井は時間帯に応じて日光を取り込むよう、窓のガラス面が露出する幅を自動的に調節する。日がな一日、最低出力の暗い部屋で過ごしていても特に支障がないといえばそうなのだが、オービタル曰く「日光ニ当タリセロトニンノ分泌ヲ促進スルコトデカイト様ノ精神的ナ安定ヲ図ルデアリマス」とのことなのでカイトは好きにさせている。なお、カイトは現状においては自己の精神が不安定であるというつもりはない。
     時刻は午後2時。今になって昼食をとり損ねたことを思い出し、カイトは上着のポケットに突っ込んであったゼリー飲料を取り出した。
     あれから数ヶ月。
     クリスやトロンまで巻き込んで、今このラボでは異次元についての研究を行っている。地球と宇宙、人間界とアストラル世界、シリアルとパラレル、次元と次元……。アストラル、そしてヌメロンコードの存在はあらゆる「ここ以外」の可能性を提示した。自分たちが生きている間には存在を知ることすらできないかもしれないほどの広大な世界がある事実に、確かにカイトの中のロマンは掻き立てられた。
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    tatatanme_n2n

    MEMOフラストレーションがたまってしまったので、前々から書きたいお話のオエ視点をちょっとだけ書きました。このお話を騎士様視点で書きたい……。
    騎士様からの矢印が大変な事になったオーカイ。
    元ネタはリンクのツイートになります。検索避けするの忘れてたやつなので、ひっそりと。

    https://twitter.com/tatatanme_n2n/status/1212386780399337473?s=20
    それは何時だって、どうしたって、目を惹いた。
     ――――どうしてか、は気付いていなかった。


     ひどい目に遭った。
     西の魔法使いは本当にどうかしている。
     どうして僕が、歌なんて……。
     邪な企みなんて一つも見えない笑顔で楽器を奏でられると、何故か気が付いたら一緒に歌ってしまう。本当に嫌だ。
     あんまりにも苛々するものだから、誰かと遊んでもらおうと視線を巡らせた時。廊下の向こうに消える、長い赤毛が見えた。
     この魔法舎では赤毛の魔法使いは何人かいるけれど、長く伸ばしているのはただ一人。
     それに、あの色を自分が間違える筈がない。
     どうやって遊んでやろう。苛々が吹き飛んで、頭の中はそれだけでいっぱいになった。何せ、最近はどうした事かなかなか会わなくて、ちょっと退屈していたのだ。
     今迄で反応がとびっきりによかったのは、蛇をけしかけた時だったなあ。あの魂から響くような悲鳴と、情けなく涙の滲んだ目はしばらく忘れられなくて、何度も思い返したっけ。
     けど、ああいうのはたまにやるからいい反応が出るのだ。今日やるには、ちょっと早い。
     ふわりと宙を浮く。あの騎士は人の気配に敏感だから、足音を 1591