Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    Siri

    やこちゃん

    SPUR ME夏五SS。ナチュラルボーン夏と付き合いたい精神の五。めちゃくちゃ途中で終わる。尻を叩けと言われた。Siriを叩くしかねえ。続きが書けん。
    俺らって【夏五】「付き合ってんの?」
    「………はい?」
     何を言うかと思えば、左斜め上のそのまた右斜め下の。あれ、これ戻ってるか。何にせよ、とんでもない事を五条は言い出した。
     いつものように夏油の部屋で漫画を読んだり駄弁ったり、ゲームをしたり気の身気のまま過ごしていると、なあ、と上から声を掛けられた。
     夏油がベッドに座る五条を振り返り、何、と優しく問うた結果がこれだ。
     夏油は天を仰いだ。見上げた先は天井なのだが、この際景色はどうでもよい。そもそもそのような話になる流れでもなかったはずだ。本日五条が夏油の部屋を訪れたときから思い返してみても、恋愛の話になるような空気ではなかった。
     それに、普段から恋愛話に花を咲かせる様なタイプであれば、このような話題になっても違和感ない。だがどうだろう、同級生は目の前で夏油のベッドを陣取る五条の他に、サラリーマンと一緒に煙草を蒸すような反転術式持ちである女生徒の家入のみであった。男二人、女一人、と少女漫画であれば三角関係が発展するような割合だが、どちらかと言えば、問題児三人(内猫被り二人)もしくは大人二人、子供一人の表記が正しいように思う。そんな三人が恋愛に発展するわけでもなく。況して、恋愛の「れ」の字も出ていないのである。
    3509