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    びっくりするほど

    case669

    MOURNING私が書いたと思えないくらいにびっくりするほどベタ甘なレオジャミ。思い付いたまま書いたけど私が一番びっくりしてる「復習代わりに動物言語で会話しません?」
    ぽかぽかと暖かな日差しが射し込む昼下がり。昼食後から勝手にレオナの部屋の机を占拠し試験勉強をしていたジャミルが伸びをしながらレオナを振り返る。
    「いいぜ」
    我関せずとばかりにベッドの上で本を読んでいたレオナは一度瞬いてからぱたりと本を閉じた。それからゆったりと枕に肘をついて頭を支える。
    「わんわん!わわうわん!」
    椅子に座ったまま身を捻りベッドに向き直ったジャミルの台詞にふは、と思わずレオナは笑った。
    「教科書かよ……ばうわう!ばう!ばうばう!」
    「みゃあう。にゃうにゃうにゃあ」
    応えるジャミルも笑っていた。今更こんな会話が復習になるはずもない。復習とは名ばかりの、ただの休憩なのだろう。
    「まぁーお、にゃぁあ、ごろごろにゃあ」
    「ははっ……ふしゃぁ、っっしゃーくるるるる、しゃっしゃぁしゃー」
    「っっきしゃぁ!しゃーっふしゃ、ふしゃあー!」
    「……どういう意味です?」
    「っこっこっこっこっ、っこけこっこっこ」
    片眉を上げたジャミルが不信げに首を傾げるが、暗に動物言語以外の言葉には応えないと告げてやれば唇をへの字にしながらもきゅぅうんと小さく謝罪の 1800

    hebotsukai

    INFOびっくりするほど分かりづらい『黒埼ちとせちゃんになりたい話』について。補足説明と言い訳と反省点と呪いの手紙みたいな怪文書。・おとぎ話やアニメの中の「お姫様」に憧れる女の子の話です。大抵は現実と折り合い付けてマイペースにファッションや雑貨を楽しんでいくのかな……なところですがこの主人公は「黒埼ちとせ」という強烈な“理想″に魅せられてしまったためにゴール目指してバグってしまう。

    幼少期からお姫様に強い憧れ→ちとせちゃんと出会う(ちとせちゃんになると決意)→ファン活しながら肉体改造→ちとせちゃん活休→彼氏が半年振りに帰ってきたりバイトで色つけて貰えたり色々→退学したり彼氏と別れたり本番行為バレてクビになったり勘当されたり→容姿だけでは真のお姫様になれないと悟る(じゃあ何が足りないの?)→VelvetRoseデビュー→ちとせちゃんにあって自分に足りないもの(白雪千夜)を補おうとする=小学生男児を襲う→被害者の両親と示談→示談金を工面するためちとせちゃん化計画を諦める→生誕イベ当選→反省黒染めして新しい店で示談金支払いながら食い繋ぐ→生誕イベ参戦!の流れです。分かりづらいな!!!


    ・主人公の言動については断じて自分や特定の人物をモデルにしておりません。主人公以外の作中人物の主張についても同様です(むしろ筆者の 2317