アバ
おず🙇♀️
DOODLEあばカムで展示した『蕩桃』シリーズの、本編でえがき切る実力不足だったゆえ語りたいところを「こないだ書いたやつのこと」シートをお借りして語っています。展示③までをお読みいただき、ついでに読んでやってもいいよ!というお方は、お手数ですがパスワード「okok」とご入力の上、ご覧ください。おず🙇♀️
DONEあばざんまいC新作展示③です。『蕩桃』シリーズの続編4話のうちの3話目となります。CP色は薄いですが、イチャラブしていると言い張っています。最後チューはします。
最終話4話目まで書きたかったのですが、間に合わないので後日投稿したいと思います…🙇♀️
ひなどりの宿———
「……昨日まで半死半生の風情だったろうに。日を延ばせんのか」
「ノンノン、こういうのはパパッとやっちゃった方がいいんです。それに半死半生はせいぜい三日目くらいまでだったでしょう?大袈裟なんだから」
そう言いながらアバンは、手袋の袖口を引っ張り直して、地面に描かれた巨大な魔法陣の中へと入った。そしてその中央でしゃがみ込むと、手を魔法陣に突く。込める魔力に呼応して、魔法陣が眩く光った。
「こんな不安定な状態をいつまでも放置できませんからね……それじゃあ…いきますよ…ッ」
アバンの呑気な口調が真剣みを帯び、歯を噛み締めた勇ましい表情となる。空色の髪が、纏う紅紫色のマントが、魔法陣の光に合わせてはためいた。
8126「……昨日まで半死半生の風情だったろうに。日を延ばせんのか」
「ノンノン、こういうのはパパッとやっちゃった方がいいんです。それに半死半生はせいぜい三日目くらいまでだったでしょう?大袈裟なんだから」
そう言いながらアバンは、手袋の袖口を引っ張り直して、地面に描かれた巨大な魔法陣の中へと入った。そしてその中央でしゃがみ込むと、手を魔法陣に突く。込める魔力に呼応して、魔法陣が眩く光った。
「こんな不安定な状態をいつまでも放置できませんからね……それじゃあ…いきますよ…ッ」
アバンの呑気な口調が真剣みを帯び、歯を噛み締めた勇ましい表情となる。空色の髪が、纏う紅紫色のマントが、魔法陣の光に合わせてはためいた。
おず🙇♀️
DONEあばざんまいC新作展示②です。『蕩桃』シリーズの続編4話のうちの2話目となります。先生とハド様のお話。CP要素薄いです。
タイトルは「けいこくこころをまもる」と読みます。
熒惑心を守る———
人間界の、遥か地底に広がる不毛の大地、魔界。
天井は雷雲に覆われ、偽の太陽が照らす荒涼としたこの世界は、ハドラーにしてみれば久方ぶりの郷土であった。
死の大地の地下で未曾有の大爆発が起きてから数日後。大魔王達の行方も知れず、地上は人魔入り乱れての大混乱の只中だ。
交戦直前の軍に退却を命じたハドラーは瞬間移動呪文で魔界へと向かい、か細い魔力の気配を頼りにアバンを探していた。
宿敵を飾った耳飾りの魔石。彼の安否は不明だが、少なくともその魔石は死の大地の崩落と共に魔界へと落ちた。在りどころを知らせる気配を頼りに捜索するうちに、ハドラーは岩壁の入り組む迷路じみた僻地に辿り着いていた。
岩壁と岩壁の先に色濃く感じる気配を追い、奥へ奥へと進んでゆく。辺りには、地上から落下したものと思われる瓦礫が散乱していた。
6626人間界の、遥か地底に広がる不毛の大地、魔界。
天井は雷雲に覆われ、偽の太陽が照らす荒涼としたこの世界は、ハドラーにしてみれば久方ぶりの郷土であった。
死の大地の地下で未曾有の大爆発が起きてから数日後。大魔王達の行方も知れず、地上は人魔入り乱れての大混乱の只中だ。
交戦直前の軍に退却を命じたハドラーは瞬間移動呪文で魔界へと向かい、か細い魔力の気配を頼りにアバンを探していた。
宿敵を飾った耳飾りの魔石。彼の安否は不明だが、少なくともその魔石は死の大地の崩落と共に魔界へと落ちた。在りどころを知らせる気配を頼りに捜索するうちに、ハドラーは岩壁の入り組む迷路じみた僻地に辿り着いていた。
岩壁と岩壁の先に色濃く感じる気配を追い、奥へ奥へと進んでゆく。辺りには、地上から落下したものと思われる瓦礫が散乱していた。
おず🙇♀️
DONEあばざんまいC新作展示①です。『蕩桃』シリーズの続編4話のうちの1話目となります。死ネタのつもりではありませんが、死神が倒されるお話なので、死神ファンの方はご注意ください。格好いい死神が好きな方はご覧にならない方がいいかも…ここを飛ばして展示②から読んでいただいても大丈夫かと思います。(私は死神大好きで書いてます)
非常に都合よく捏造設定にしてます。
「そーはならんやろ!」と思う展開ですが、そこが話のメインではないので…!さらっと読み流してください…ッ💦
桃人と偶人-----
その日は突然に訪れた。
魔族との契約のもと死神に隷属する、最も穢れた場所にまで堕ちたはずの彼の玩具。それは、訪れた使い魔を見るなり風凪のような眼の奥を光らせて、意味深にこう言った。
「ピロロ。あなたは、私の両腕が拘束されている時にしか、私の前には現れませんでしたよね」
見開かれた大きな一つ目に自らを映し、それと示し合わせるように口角を上げた“桃”。
「警戒心の強い使い魔。…いいのですか?今、私の両手は空いていますよ」
しらばっくれることもできた。それなのに、伸ばされた腕がやたら大きく長く見えて、ピロロは飛び退かずにいられなかった。
「う…わああぁぁ…ッ!!」
両のこめかみに食い込む生身の激痛。大きな帽子が、はたりと床に落ちた。
3314その日は突然に訪れた。
魔族との契約のもと死神に隷属する、最も穢れた場所にまで堕ちたはずの彼の玩具。それは、訪れた使い魔を見るなり風凪のような眼の奥を光らせて、意味深にこう言った。
「ピロロ。あなたは、私の両腕が拘束されている時にしか、私の前には現れませんでしたよね」
見開かれた大きな一つ目に自らを映し、それと示し合わせるように口角を上げた“桃”。
「警戒心の強い使い魔。…いいのですか?今、私の両手は空いていますよ」
しらばっくれることもできた。それなのに、伸ばされた腕がやたら大きく長く見えて、ピロロは飛び退かずにいられなかった。
「う…わああぁぁ…ッ!!」
両のこめかみに食い込む生身の激痛。大きな帽子が、はたりと床に落ちた。
kuroko_69jpn
DONE2024/02/10あばカム!用に書き下ろしました。まおゆうで、全年齢向け。
早い話が金の斧的ストーリーで、魔王が増えます。
ちょい甘です。本当にちょい。
全体的にふざけてる感じの内容です、、
正直者には程遠い 今度の奴も帰ってこなかったらしい。
最初の奴は金と銀を手に入れたんだろう?
一体何が違うんだか。
恐ろしい。恐ろしい。
物置の陰にてコソコソと囁かれる男たちの会話に、聞き耳を立てる少年が一人。
「もし。そのお話、私にも教えてもらえませんか?」
男たちは目を見合わせて、それから何やら気まずそうに頭を掻いたり、腕を組んだりした。
「別に話してやってもいいけど。『試したい』なら勧めないぜ」
「あぁ。もし兄さんにこれで何かあっても、って、ンッ? もしかして魔王討伐の旅をしてるっていう勇者様じゃあ……」
男たちは少年を上から下までジッと見つめた。昨日この村に勇者一行が辿り着いたという話はすでに村中が知っているが、実際に会ったのは村長とごく僅か数人だけ。屈強な戦士、可憐な女僧侶、高齢の魔法使い、そしてなかなか美形の少年勇者だという噂だけが広まっていた。
8735最初の奴は金と銀を手に入れたんだろう?
一体何が違うんだか。
恐ろしい。恐ろしい。
物置の陰にてコソコソと囁かれる男たちの会話に、聞き耳を立てる少年が一人。
「もし。そのお話、私にも教えてもらえませんか?」
男たちは目を見合わせて、それから何やら気まずそうに頭を掻いたり、腕を組んだりした。
「別に話してやってもいいけど。『試したい』なら勧めないぜ」
「あぁ。もし兄さんにこれで何かあっても、って、ンッ? もしかして魔王討伐の旅をしてるっていう勇者様じゃあ……」
男たちは少年を上から下までジッと見つめた。昨日この村に勇者一行が辿り着いたという話はすでに村中が知っているが、実際に会ったのは村長とごく僅か数人だけ。屈強な戦士、可憐な女僧侶、高齢の魔法使い、そしてなかなか美形の少年勇者だという噂だけが広まっていた。
yorukage0
DOODLE相層のない君は化け猫 / キタニタツヤ「化け猫」友人が作ってくれたVRCのアバターのキャラを描きたくなり描いたやつ
キャラデザからモデリングまで全部友人がやってくれて感謝…
また暇ある時にログインしよ
ddy1243773
DONE【ピクリエ④】ピクリエ用アバター
「大好き!だいなまちゃん4」合わせで作成したアバターです。冬仕様その2。
スキー、スケート、バレンタイン、雪うさぎ
おまけで単体のオルマイだるま。
◎使用フリー、DL報告不要
⚠自作発言不可、再配布不可 5
ddy1243773
DONE【ピクリエ③】ピクリエ用アバター
「大好き!だいなまちゃん4」合わせで作成したアバターです。冬仕様その1。
三色マフラー、ストール、シマエナガ、たいやき、おでん
アバター作りながら「春夏秋冬と、四季折々のだいなまちゃんを見守って来たんだな」と嬉しくなりました😄
◎使用フリー、DL報告不要
⚠自作発言不可、再配布不可 5
Judebird_maru
DOODLE不定期追加。夢主(源左衛門)は長いヘアバンドで頬骨の銃創を隠しているという設定。なお鉛玉は頬と腕に残っている。
4枚目下のポーズはKureNaiZ紅様(@KureNaiZ1、🔞)よりお借りしました。
【源左のカラー】
髪→アッシュブラウン
眼→黄枯茶?
ヘアバンド→オレンジ
鎧→黒、オレンジ 46
UtN5bk
PROGRESS2/25の新刊の表紙、今日は少し進みました❣️これ、がこうなって、こう、んで…こうです。
毎度ながらハド様をメインに据えると自分でも笑えるくらいスイスイ前進するのが、なんとも😅
あばカムのサークルカットは奇跡的に先生メインが通じました。 4
ImmortalWindil
DOODLE物事全てが全く同じに見えてる人なんてこの世にいないんですよ。カプ表記なくても構わない人向け。
憶測(仮)戦後の一幕
ポップ「マァムと付き合うためには、ヒュンケルを超えなきゃなんねーんだ」
マァム「もう!まだそんなこと言ってるの?ヒュンケルはエイミさんと良い感じじゃない。本人は否定してたけど」
エイミ「えっ?私はフラれたし、そもそも彼が好きなのはラーハルトよ?私目の前で聞いたもの」
ヒム「ウンウン」
ラー「何を言っている。こいつが好きなのはアバン殿だ。『あなたにとってオレはなんですか』と言ったときのこいつの顔を覚えていないのか?」
アバン「みなさん、勝手な憶測で人の気持ちを語るものではありません。この子は長年連れ添ったミストバーンへの気持ちの整理をしている最中ですよ」
ヒュン「みんな一体何を言っているんだ?オレは大戦中からクロコダインと付き合っているぞ」
394ポップ「マァムと付き合うためには、ヒュンケルを超えなきゃなんねーんだ」
マァム「もう!まだそんなこと言ってるの?ヒュンケルはエイミさんと良い感じじゃない。本人は否定してたけど」
エイミ「えっ?私はフラれたし、そもそも彼が好きなのはラーハルトよ?私目の前で聞いたもの」
ヒム「ウンウン」
ラー「何を言っている。こいつが好きなのはアバン殿だ。『あなたにとってオレはなんですか』と言ったときのこいつの顔を覚えていないのか?」
アバン「みなさん、勝手な憶測で人の気持ちを語るものではありません。この子は長年連れ添ったミストバーンへの気持ちの整理をしている最中ですよ」
ヒュン「みんな一体何を言っているんだ?オレは大戦中からクロコダインと付き合っているぞ」
satumrn
DOODLEエアブー用アバター自分用なので使い勝手など保証はできませんが、ご自由にお使いください!
OK:拡大、縮小、色変更等の加工(良識の範囲内でお願いします!)
NG:自作発言、再配布、エアブー以外での使用 2
screamwanderer
PAST融合=sky二次創作「空が晴れるまで」「ケープ振り合うも多生の縁」の主人公トロ=🍠さんがレヴ(うちの子)のためにつくってくれた創作っ子
ステラ=sky二次創作世界のステラちゃん(アバターと同一ではありません、別の子です)
「ケープ振り合うも多生の縁」トロ君の戦闘訓練にステラ大先生がくわわる話融合「毎回俺ばっかりだとパターン化しちまうら、本日は特別講師をお呼びしました。麗しき乙女な戦女神ステラさんだよ☆」
腕利きの工匠エモで融合と湯豆腐が左右にステラをはさみ紹介する。
ステラ「よ、よろしくね、トロ君。」
はじらうステラ。
トロ「(なんかふわふわちいさい女の子なんだけど)」
小柄でやわらかい雰囲気をまとうかわいい女の子を本当にこの子戦えるの?という目で見るトロ
そんなトロにたいして少しムっとする融合。
融合「(ああ、まだまだ駄目だなこいつ。)ステラちゃん、今日はこいつをよろしくね。」
ステラ「頑張るね!」
張り切って答えるステラ、その可愛く和む姿に意地の悪い顔で融合が返す。
融合「うん、治せるギリギリでいいから」
1667腕利きの工匠エモで融合と湯豆腐が左右にステラをはさみ紹介する。
ステラ「よ、よろしくね、トロ君。」
はじらうステラ。
トロ「(なんかふわふわちいさい女の子なんだけど)」
小柄でやわらかい雰囲気をまとうかわいい女の子を本当にこの子戦えるの?という目で見るトロ
そんなトロにたいして少しムっとする融合。
融合「(ああ、まだまだ駄目だなこいつ。)ステラちゃん、今日はこいつをよろしくね。」
ステラ「頑張るね!」
張り切って答えるステラ、その可愛く和む姿に意地の悪い顔で融合が返す。
融合「うん、治せるギリギリでいいから」
かっぱ巻き太郎
MEMOアマラルート行った時、バアル・アバター戦後にちょうどレベル上がってアイテム渡しが発生してたのも印象的な奴だったなぁという思い出メモアイテムはこれだったはずなんじゃ…(微妙~に怪しい記憶)(そこだけスクショ撮れてない)
なりひさ
DOODLEガンマトとハドアバの惚気大会うちの伴侶が世界一可愛いんだ! 派手なルーラの着地音が響いた。あまりの振動に机に置いてあったカップが揺れ、中に入っていた茶がこぼれる。マトリフは顔を盛大に顰めた。
マトリフにはルーラでやって来た主がわかっていた。そもそもルーラを使える者は稀有であり、その着地音でだいたいの判別がつく。この存在感を誇張させたような着地音はハドラーだ。
「ガンガディアはおるか!」
「いねえよ馬鹿野郎。帰れ」
大声を張り上げながら洞窟へと入ってきたハドラーにマトリフが言い返す。ハドラーは仁王立ちしてマトリフを見下ろしていた。その存在の熱苦しさに、マトリフは鬱陶しく思いながらシッシと追い払うように手を振った。そして反対の手でポットから茶を継ぎ足す。湯気を上げるカップを手にしてハドラーを無視するように茶を啜った。
3302マトリフにはルーラでやって来た主がわかっていた。そもそもルーラを使える者は稀有であり、その着地音でだいたいの判別がつく。この存在感を誇張させたような着地音はハドラーだ。
「ガンガディアはおるか!」
「いねえよ馬鹿野郎。帰れ」
大声を張り上げながら洞窟へと入ってきたハドラーにマトリフが言い返す。ハドラーは仁王立ちしてマトリフを見下ろしていた。その存在の熱苦しさに、マトリフは鬱陶しく思いながらシッシと追い払うように手を振った。そして反対の手でポットから茶を継ぎ足す。湯気を上げるカップを手にしてハドラーを無視するように茶を啜った。