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    ギネ

    q( ゚Д゚)b

    PROGRESSずっとゆぎねねを書きたいと思って試行錯誤して今こんな感じ。お寧々がタイムリープした先でつかさ殺害を回避した柚木普(25)に出会う話。
    平行世界。あるいは、あったかもしれない未来ドアから店内を見渡すと、真っ先に目に入ったのは重厚なカウンターだった。その奥では店のマスターらしき人物がサイフォン式のコーヒーを淹れている。窓際に目を移すとテーブル席が平行して三つほど並んでいた。寧々の生きている時代ではあまり見かけなくなった、いわゆる懐かしの喫茶店という奴だ。

    その店には以前にも来た記憶があった。しかし寧々の記憶の中にある店は今いるこの場所ではなく、境界にあったのでまったく違う店なのだが。彼女は以前、境界でこれとそっくりな内装の店で花子と源光とで切り盛りしたことがあった。七不思議伍番の土籠監視の元、アルバイト感覚で店を手伝ったのだ。中でも、たぶん生前こんな経験をすることはなかったであろう花子が一番楽しそうにしていたのが印象的で、彼のその満月のような瞳が三日月になるぐらい、終始笑顔だった。もちろん、それは寧々にとっても楽しい思い出であることは間違いない。その様子を見ていた彼女もなんだか嬉しいような心持ちがしていたし、その頃のことは今でもありありと思い出すことが出来る。月日が経ち、遠い思い出になっても、ふと思い出した瞬間、切ないようなこそばゆいような気持ちを携えながら、ふふっと笑顔を浮かべて懐かしむ、そんな思い出になるはずだったのに……。
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    ytgr_9u

    DOODLEおてこて/いぬぎね×ねこて要素あり。
    いぬぎねの話を書こうとしたらおてこてがただイチャつくだけになりました。
    このおてこては江打刀公認の仲です。
    『感情表現』 本丸に新たな刀がやってきた。……ただ、正確にいうと『刀剣男士』というよりは『獣』の要素が強いと俺は思う。俺とよく似た特徴の外見をしているが、背は小さく、なにより犬のような耳と尻尾がある。主が調べたところ、一応『御手杵』の個体ではあるらしい。バグかなにかの影響でこの姿になっているようで、主が対応できる範囲で『御手杵』としての姿に直すことはできないと言っていた。そいつは江の部隊が出陣先から帰る時に拾ってきたので、ひとまずは江の刀が主に使ってる大部屋で面倒をみることになった。

    「篭手切ー」
    「わっ、ちょっとねこて! やめなさい! ……あ、御手杵さん!」
    「……ねこて?」
     主からの伝言を預かった俺が江の部屋を訪ねると、部屋の中は騒ぎの真っ最中だった。話に聞いていた小さい獣姿の俺と、猫耳としっぽらしきものがある小さい篭手切。その2人を篭手切が追いかける。途中で俺に気付いた篭手切が扉のところまで来てくれたが、元気な奴らの相手を引き継いだ江の打刀達は、まるで休日のお父さんのようだった。
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