わいん
きよせ
MOURNINGみゆけんホットワインのあれ
「珍しいな」
「たまにはいいだろ」
自分でもそう思う。いつもは逐一こいつの一言に反発してしまうのに、そんな相手を自ら誘うなんてな。
きっと外が寒かったせいだ。
礼音くんじゃないけど、札幌ほどではなくても冬の寒さは沁みるもんだなって、上京してきて思った。
テーブルを挟んで向かいに腰を降ろすと、2人分のホットワインから漂うスパイスの効いた甘い香りが広い室内をすっかり満たしていた。
「どうせまだ寝ないんだろ」
「ああ、詰めておきたい事が何件かあってな」
「あー、今度のライブの事とか?」
俺の問い掛けに耳を傾けつつ、ガラスマグの取っ手に手をかけ持ち上げるゆったりとした一連の仕草には、若干疲労の色が見えた気がした。
小さな頷きと共に伏せた瞼からまつ毛が影を作る。湯気立つ水面にふぅ、と息を吹きかけては1口啜る相手の反応を窺った。
835「たまにはいいだろ」
自分でもそう思う。いつもは逐一こいつの一言に反発してしまうのに、そんな相手を自ら誘うなんてな。
きっと外が寒かったせいだ。
礼音くんじゃないけど、札幌ほどではなくても冬の寒さは沁みるもんだなって、上京してきて思った。
テーブルを挟んで向かいに腰を降ろすと、2人分のホットワインから漂うスパイスの効いた甘い香りが広い室内をすっかり満たしていた。
「どうせまだ寝ないんだろ」
「ああ、詰めておきたい事が何件かあってな」
「あー、今度のライブの事とか?」
俺の問い掛けに耳を傾けつつ、ガラスマグの取っ手に手をかけ持ち上げるゆったりとした一連の仕草には、若干疲労の色が見えた気がした。
小さな頷きと共に伏せた瞼からまつ毛が影を作る。湯気立つ水面にふぅ、と息を吹きかけては1口啜る相手の反応を窺った。
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DONEワイン醸造家煉獄杏寿郎シリーズの短い番外編です。おまけ的な赤ワインの飲み方の話。happy new year wine seminar! 煉獄ワイナリーでは月に一度のペースで、初心者向けのワインセミナーを主催していた。普段はショップスタッフでソムリエの甘露寺蜜璃が担当していて、規模も人数も小規模だ。
だが、本日一月四日。煉獄ワイナリーの今年最初のワインセミナーの講師は、新年の特別イベントとして、専務でエノログ(ワイン醸造技術管理士)の煉獄杏寿郎が担当することになった。
そのせいで、今回のセミナーは応募が殺到して、予定された枠は即埋まることになった。ちなみにその大半は女性である。
セミナーの準備をしたショップスタッフの甘露寺蜜璃と補佐の千寿郎は大忙しだ。あまりに予約の申し込みが増えたので、当日も予約の人数を増やすことになった。追加の椅子と机を並べ、人数分のワインとグラスを更に用意した。盛況なのはいいが、なかなか骨の折れる作業である。
3421だが、本日一月四日。煉獄ワイナリーの今年最初のワインセミナーの講師は、新年の特別イベントとして、専務でエノログ(ワイン醸造技術管理士)の煉獄杏寿郎が担当することになった。
そのせいで、今回のセミナーは応募が殺到して、予定された枠は即埋まることになった。ちなみにその大半は女性である。
セミナーの準備をしたショップスタッフの甘露寺蜜璃と補佐の千寿郎は大忙しだ。あまりに予約の申し込みが増えたので、当日も予約の人数を増やすことになった。追加の椅子と机を並べ、人数分のワインとグラスを更に用意した。盛況なのはいいが、なかなか骨の折れる作業である。
茜空@お絵描き修行中
DOODLE正月から赤ワインを開封してへべれけなんで、ちょっと自分じゃ判断つかないんですけれど、雑に描いたリクが上手く描けた気がする。いや、ネット越しに見たらそんなことないかも。よくわかんない(通常運転。
酔った勢いで「これ、どう?」と息子に見せたら「こわっ!」って言われたので普通に凹みました。○凹。
らいむぎ🌾
DONEオデルくんとクリスマスマーケット🎄買い物のために一回わかれて待ち合わせしたら大人になっているぞ!?というやつです。
クリスマスマーケットをぐぐったらホットワインがあまりにおいしそうだったので、未成年にはでかマグのチョコレートドリンク、大人にはホットワインを買ってもらいました。 2
meghara
DONE今日は「ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日」ということで、友利優と一緒にワインでもどうですか?
もっとも、お酒に強い彼女なら一瓶丸々空けちゃいそうですw
↓pixivはこちら
https://www.pixiv.net/artworks/94213331
mano_sa1
DOODLEまほステ感想絵日記。本編関係ないけど、賢者がフィガロに口説かれてる(語弊)時後ろで
シノがネロからひったくったワインのボトルを抱えて階段駆け上がってヒースの前でボトルを直飲みしようとして止められているのかわいかった…
中央に集中したいけど背後でわちゃわちゃやってるからそっちを追ってしまって目と感情が足りない…好き。
さらさ
MOURNINGラン→(←)ロイの温かい飲み物の話。昨日のココアというツイートとフォロワーさんの作品に触発されて飲めもしないココアとホットワインの話を書いた。きっと甘いに違いない?一応、夜食を作ってたロイドくんの話の続き。単体でも読めます。
温かな飲み物と唇と 寒さも増していく十一月。ふと寒さと口寂しくなったロイドは何か温かい物を飲もうかと自室から一階へ降りてキッチンへと向かう。少し甘くするかと棚に置いてあったココアパウダーと砂糖を取ったのだった。
「ん、なんか甘い匂いすんな?」
軽く飲んだ帰り、裏口から帰ってきたランディは一階から漂う匂いに釣られて階段を降りる。すると小さく漏れるキッチンの光と、そこから感じる人の気配がある。
(まさか、久々の夜食か?)
そう思いながら覗くと、マグカップにココアを注ぐロイドの姿があった。すると彼はランディの気配に気付いたのか、振り向くと近寄ってくる。
「あ、ランディ。帰ってたのか」
「おう。しっかし今日はさみぃな」
ロイドが彼の頬に触るとひんやりと冷たい感触が伝わってくる。少し考えた後にあとで部屋に持ってくから待っててと言うと棚を見渡し始めた。
1818「ん、なんか甘い匂いすんな?」
軽く飲んだ帰り、裏口から帰ってきたランディは一階から漂う匂いに釣られて階段を降りる。すると小さく漏れるキッチンの光と、そこから感じる人の気配がある。
(まさか、久々の夜食か?)
そう思いながら覗くと、マグカップにココアを注ぐロイドの姿があった。すると彼はランディの気配に気付いたのか、振り向くと近寄ってくる。
「あ、ランディ。帰ってたのか」
「おう。しっかし今日はさみぃな」
ロイドが彼の頬に触るとひんやりと冷たい感触が伝わってくる。少し考えた後にあとで部屋に持ってくから待っててと言うと棚を見渡し始めた。
mitanokawaka
DONEハロウィンの買い物してるごななと ふんいきまんがもどき ふわっとしてるのでふわっと読んでいただけたら (事変後ネタ)持っているのはぶどうジュース もちろん五のためのやつ 五はジュース、七はワインで乾杯する 4
ハラミ
SPUR ME闇オークション② 下書き。ブロークバックまうんてん見たけど…おお…ナニコレ…思いが熟成されて酸味の強い上等なワインができた、みたいな話か。心にはいつも山とあいつがいたのね。 あと「古代戦士はにわっど」っていう漫画面白かった。出土品モチーフのデザインや用語の不気味さ100点!不可解な現象や設定の説明がほとんどなくてわかりにくいし話も全然進まないけどクセになる。くまぞー
DOODLE今回でたぶん終わr…ねむたいシリーズ真人ちゃん+α。真人ちゃん自身は青色めっちゃ好きっぽいけど、顔立ち的には濃いめの紅とかワインカラーとか暖色も似合う感じするよねー…と学園長の服を着せ替えていて強く思ったり…着て欲しい…。 3
haru_haru_kafun
DONE #アロルク版深夜の創作60分一本勝負再投稿。ワンライ参加作品で、お題は「童話」と「悪天候」の両方を使わせていただきました。悪天候の夜に眠れない二人がホットワインを飲むお話です。時間軸は本編終了後。⚠️ネタバレあり 6