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    アルタイ

    みしま

    DONEとあるタイタンの話。勢いで書いたので誤字脱字注意。
    行く先を パイロットが振り返り、口角を持ち上げまなじりを下げる。笑顔――コピーされた笑顔。
    「どうした、相棒?」
     ごく自然な、おそらく自然と思われるような問いかけ。私が答えずにいると、パイロットは再び同じ問いを投げかけた。全く同じ口調で。あと何回繰り返したら次の段階に行くのか、私は知っている。予測したままに。
     シミュラクラム用義体に、当機パイロットの情報、性質、戦闘効率評価、ニューラルリンク情報、その他私が持ちうるデータを詰め込んだ。出会ってから×年×ヶ月間の記録、そのすべてを。
     私は知っている。パイロットを。パイロットのことならば、私はありとあらゆることを知っている。どう考え、どう行動するのか。
     平均よりわずかに高い体温を。明るく、熱しやすく冷めやすい性格を。中~近距離射撃を得意とし、狙撃は苦手とすることを。酒保のダーツゲームのスコアボードはいつも上位にランク入りしていることを誇り、しかし一位にはなれないことを。チームメイトと犬と私とで写した記念写真を手放さないことを。そのバイタルが失われる直前、シートに頭部をこすりつけたことを。私は知っている。私は知っていた。
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    ajinomedama

    MEMOアガルタ配信の頃、FGOを始めました。
    最初にシェヘラザードを引き、それからずっとリアルタイムで考えています…2部ではクトゥルフや異聞帯なんかが出てきて上手く繋がってくれたので締めまで辻褄が合うといいんだけど

    フィクションの話に語り部が来た…なんだか運命感じない?
    私のカルデアの話冬木でシェヘラザードの召喚に成功したぐだとマシュは、喧嘩したり仲直りしたりしながら3章まで攻略。
    暇潰しにクトゥルフ神話など読んでもらいながら(※まさか実装されるとは全く考えていませんでした、ただ最高の語り手に最高の創作ホラーを読んでほしかったのです)柳生やアンデルセンや楽しい仲間たちも増えて和気藹々と世界を救うも束の間、
    4章の難易度に敗れ、絶対君を死なせないと約束したシェヘラザードがジャックの凶刃により瞬殺。
    パニックになったぐだは令呪を使い座に還りかけた彼女を無理矢理引き戻した。
    サーヴァントと人間の区別を付けていなかったのが彼/彼女のアキレス腱だった。

    その後令呪が足りずにソロモン王に殺されたぐだ、ああ…私が呼ばれたのはここで…とシェヘラザードはアンデルセンと組み独断で宝具を展開「もしもマスターが生きていたら?」の物語を、世界記憶、アカシックレコードを綴り語ることにした。
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