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    イン

    mia_1203_

    DONEおたおめ、幹部。
    酔っ払った幹部を書いたら激甘になりました(当社比)。
    バレンタインデー→ホワイトデー→本作
    になります(イベントシリーズ)。
    4月29日「はぁ〜、やっと仕事終わったよ。今日に限って国木田君が離してくれないなんて……」
     太宰はため息を吐いた。今日は4月29日で、中原中也の誕生日だ。誕生日と云うことで、中也の家で一緒に食事をする約束をしていた。
     バレンタインとホワイトデーを過ぎても、ふたりの関係はまだ続いている。バレンタインデーに散々キスをして、ホワイトデーに身体を繋げたと云っても、中也は太宰に対して恋人として接することに気恥ずかしさがまだあるようだ。その姿は太宰にとって、とても愛おしいモノだった。だから今日は、思いっきり甘やかしてやりたいと思っていたのだ。ドロドロに溶けてしまうくらいに。それなのに、これだ。太宰にはサボり癖があり、提出すべき報告書が山ほどたまっていた。勿論報告書を書く暇がないほど忙しい時もあり、それは仕方がない。国木田も少しなら見逃してくれただろうが、太宰がためた書類は提出期限が大幅に過ぎてしまっていた。太宰が定時で帰ろうとすると、国木田に「書類を書け」と催促されたのだ。いつもなら適当にのらりくらりとやり過ごせたのだが、たまりにたまった書類を前に、国木田も見逃せなくなっていた。こんなことになったのは要するに、日頃の行いのせいだった。
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    stickey_game

    DONEロイテメ、思いつきで書いちゃいました😘チャーチスモッグ(透け透けインナー)テメとイチャイチャするロイです💕❤💕
    (SUKEBEはしてないので一応全年齢です💕)
    揺蕩う劣情 ロイは一瞬、眼の前の光景に我が目を疑った。
     森の妖精か、あるいは泉に住む女神の水浴びを目撃してしまったのかと本気で思ってしまった。
     森深くにある小さな泉。そこに白い素肌にチャーチスモッグのみという格好でテメノスが静かに水面に浮いていた。小さな泉の水面にはふわりふわりと半透明の布が伸びやかに揺蕩っている。濡れたチャーチスモッグを自由に泳がせながら、気持ちよさそうにテメノスは泉をゆったりと漂っていた。
    (……まるで高尚な画家の描く絵画のようだ)
     泉へ注がれる柔らかな日光を纏いながら優雅に漂うテメノスの姿に、ロイは思わず感嘆のため息をつく。自分の愛する恋人はこんなにも美しかったのか、と魅入られてしまう。普段から「綺麗だ」「可愛い」と幾度も思いテメノスへと数え切れないほど伝えていたが、今のテメノスはそんな言葉さえも飲み込んでしまうくらい清らかで神秘的な美しさに包まれていた。ほんのりと冷たい水の心地よさを全身で感じながらふわり、ふわりと揺蕩うテメノスの姿にロイは静かに焦がれていく。
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    odgr

    SPOILERチェズルク版ワンドロワンライ第38回提出作品です。お題は台詞お題の「逃がしませんよ」で。
    暮らドメバレ、チェとルで某スタイリッシュな軟体動物たちでインクを塗り合うシューティングアクションで遊ぶ話です。今回はチェズルクっていうかチェ+ルというか……チェはハイ〇ラントの面白さに気づいたら大変なことになると思う。
    「やばっ」
     現実でルークが発した声に、画面の中の小さな悲鳴が重なる。
     まっすぐに飛んできた弾丸に貫かれ、携帯ゲーム機に映っていたキャラクターが弾け飛び、明るいパープルのインクがステージに四散した。
    「フフフ……。逃がしませんよ、ボス」
     リビングのテレビの画面では、楽しそうに笑うチェズレイが操るキャラクターが大型の狙撃銃を構えている。スナイパー役のチェズレイが睨みを効かせている間に、テーマパークを模したステージがチェズレイのチームカラーにどんどん塗り替えられていく。スタート地点である自陣に戻され、ルークは焦りと感嘆とを長い溜息に変えて唸った。
     夕食後、ルークがリビングで一息ついていた時、そわそわとした様子のチェズレイにゲームに誘われた。一週間ほど前にルークがチェズレイの前でやってみせたゲームをルークの不在時に練習したので、一緒にやって欲しいという。海生軟体動物と人型を自由に切り替えられるキャラクターを駆使して広大なステージ中を駆け回り、カラフルなインクを射出する様々な種類の武器を用いて、ステージのフロアをチームカラーで侵食しあい陣取り合戦をするその対戦アクションゲームを気に入ったようで、仲間たちと同時プレイが出来るように携帯ゲーム機本体とソフトまで買ってきたという気合いの入れようだった。携帯ハードの方は既にルークの自宅のWi-Fiにも接続してあり、インターネットを介した同時プレイの準備も万端だった。
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