Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    松井

    Lope

    DONE松井くんが催眠アプリを使ってりいだあにあれやこれやさせようとする全年齢向けのSSです。
    新刊の発送も終わったのでこちらもパス無しで改めてupすることにしました。

    ↓下記のフォームから、項目を選択するだけでざっくりとした感想が送れます。
    是非ご利用ください。
    https://goo.gl/forms/R1YISsW68hwCQEdj2
    Sugar-rich DESIRE 自室で通信端末の画面を見つめながら、松井江は首を捻っていた。まさか、噂で聞いた催眠アプリなるものが実在していようとは。松井は少し調べてみたが、セキュリティ的に問題があるような情報は見当たらなかった。かなりの胡散臭さを感じつつも、興味のほうが先行してしまって、松井はそのアプリを端末にダウンロードしてしまっていた。
     アプリをインストールしている間、松井は懸想している相手の顔を思い浮かべていた。松井の脳裏に浮かぶのは、燃えるような紅の瞳と、笑ったときに覗く白い歯。それらを想起しただけでも、胸の奥が甘く締めつけられる。
     そうしてアプリを起動すると、端末の画面に操作方法の説明が表示された。操作は至って簡易なもので、起動してから画面に表示されているボタンに触れて、その画面を相手に見せると催眠にかけられるようだ。解除するにはアプリを終了させるか、端末の電源を再起動すれば良い、とも記されている。
    6158

    merino/motis.

    DOODLE松井(黒猫)と豊前と女審神者(三毛猫)/本丸の楽しい日常

    ある日、謎のバグで猫になってしまった審神者が、バグを意図的に利用して豊前の部屋に住んでいた黒猫の松井に遭遇し、マウントを取られまくる話。
    審神者視点、ほのぼのシュールギャグです。ゲストに村雲。

    CP左右設定なし/豊前強火担かつ同担拒否のつよつよ松井がいます。
    リクエスト作品です。

    ■pixivの完全版に差し替え済(8/5)
    キャットファイト・サタデーナイト 強火担、という言葉がある。
     推しと呼ばれる崇拝対象、例えばアイドルなどに対して、熱狂的とも言える愛情を持って応援している者のことを言うらしい。
    (強火担だな……)
     いま目の前にいる碧い眼の黒猫に、『豊前の腕枕は絶対に渡さない』圧を掛けられながら、審神者はまさにその言葉を思い出していた。



       ◇

     種族、猫。
     毛色、三毛。
     猫の外見年齢はおそらく三~五歳ほど。
     職業――審神者。
     何がどうなったのかはわからないが、昔流行ったライトノベルにありがちな、『目が覚めたら猫になっていた!』というタイトルの本が一冊出せそうな状況に置かれていることを理解してから、すでに一時間ほどが経過していた。
     曜日は確か土曜日だ。頭上には夏色の空が広がっている。周囲はどうやら向日葵の景趣で、しかし今朝までの記憶とはいささか異なる見慣れない景色がそこにあった。
    6605