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    まそ

    risa

    DONE5/3スパコミ SUPER TOKYO罹破維武2022にて無配したものです。
    マイ武スペースだったんですが、思いついちゃったのでドラ武です。誤字脱字チェック気力なくてしてません。すまそん。あと、無配のページ数じゃないって若干怒られた…
    書いてるうちに長くなっちゃったのよぅ。
    心に残るアレソレをはじめに
    こちらはドラケン君の誕生日小説です。
    マイ武スペースだけど、ドラ君誕生日だから許して。
    前にTwitterで呟いたネタです。三人称での書き方を思い出すために頑張ったつもりですが、一人称とごちゃまぜになっただけで、とっても読みにくいと思います…。精進。
    誰も死んでないみんな仲良し幸せ時空。





    心に残るアレソレを






     なぁ~んか最近の武道、落ち着きがねぇんだよな。

     そんなことを考える龍宮寺は、雑誌を一緒に見るために、ゆるく組んだあぐらの中に抱き込んだ武道の、しっかりとセットされたちょっとダサいリーゼントを眺めやる。
     今日は「ドラケンくんの家行ってもいいですか?」と、可愛くおねだりしてきた武道にうなずく形で、プレイルームを改造した龍宮寺の自室で部屋デート中だ。付き合いはじめても片手で数えるほどしか呼んだことのない自身の部屋でもリラックスして寛ぐ様には、少しの呆れと、他人にもそうなのかという心配半分。しかし、龍宮寺といる事によってここまでリラックスしているのだと考えれば喜びもある。
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    スヅキ

    DONE《赤い退治人をねらい撃ち!2》展示小説。

    期間中に間に合いませんでしたが、半ロナ強化月間のお題「その日は雨が降っていた」で書かせていただいた作品です。
    Twitterにも投稿してあります。文章はそのままです。

    テーマソングはTulipとSingin' in the Rain☔️
    育花雨 その日は雨が降っていた。
     
    「傘持って行かないの?」
     巡回に行こうとドアに手を伸ばした所でドラルクが指摘した。ロナルドは少し考える素振りをして振り返った。
    「あー……まぁ、これくらいなら大丈夫だろ。邪魔だし」
    「でも段々激しくなるらしいよ、雨」
    「いいっていいって。行ってきます」
    「……いってらっしゃーい」
    「ヌーヌー」
     雨の日は吸血鬼もあまり出歩かない事を考慮して、直ぐに帰ってくるつもりの発言なのかもしれないと、ドラルクとジョンはロナルドを送り出した。
     
     ポツポツと降っていた雨はやがて、サ――ッと音を立てて街中を包んでいく。
     ロナルドは、とある店の軒先で雨宿りをしながら空を眺めた。
     真っ黒い雲は、これから更に雨が激しくなるのかもしれないと連想させた。これ以上降られるのは、ロナルドにとっても望まない所である。小雨過ぎず土砂降り過ぎない、このまま適度な雨が降っていて欲しいと空に願った。
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