ジューンブライド
32honeymoon
MENU◇フォロワーさんのイラストに文章つけてみったー◆大変遅くなりました&あまりにも長くなってしまったので3編に分けてお出しします。
ぽすわい様のジューンブライドイラストにどうしても物語をつけたくて書かせていただきました!
・便宜上全7パートに分かれています。今回は前章~プロポーズまで。
・プロポーズ~初夜まではR18となりますので別途パス付で上げます。
皆様のお気に召しますと幸いですm(__)m
雨が連れてきたはじまり<前編>別れと復活、そして再開「・・・ありがとうーおやすみ、KK」
そう言って別れを告げたあの日。
そういえばあの日も、あれから雨が降り始めて。まるで別れの涙のようだなんて思ったことを、覚えている。
【覚醒前夜ー夜明けの手紙】
これは、僕の罪の記憶。
もう二度と同じことを繰り返さないために、ここに書き残しておくことにする。
ーあの夜、KKはたしかに僕のなかから姿を消した。黒い靄が霧散するように消えて、僕の右の手のひらについた傷は何事もなく消えてなくなって。
それくらい遺してくれたってかまわないと思っていた。だって、KKを思い出せる何もかもが消えてなくなってしまったような気がしたから。
それでももう、きっと二度と逢えないのだと。そう覚悟は決めていたし、
6347そう言って別れを告げたあの日。
そういえばあの日も、あれから雨が降り始めて。まるで別れの涙のようだなんて思ったことを、覚えている。
【覚醒前夜ー夜明けの手紙】
これは、僕の罪の記憶。
もう二度と同じことを繰り返さないために、ここに書き残しておくことにする。
ーあの夜、KKはたしかに僕のなかから姿を消した。黒い靄が霧散するように消えて、僕の右の手のひらについた傷は何事もなく消えてなくなって。
それくらい遺してくれたってかまわないと思っていた。だって、KKを思い出せる何もかもが消えてなくなってしまったような気がしたから。
それでももう、きっと二度と逢えないのだと。そう覚悟は決めていたし、
uekikabeuchi
DONE現パロの鯉登のお兄さんと友達の月島とちっちゃい鯉登さんとの話(半年位前に書いてた月鯉の加筆修正)ジューンブライドですねっといえ「わたしのかわいい弟と結婚の約束をしたのか?」
校舎の廊下で呼び止めてきた友に出会い頭にそう問われて、月島はぽかんと口を開けて固まった。
「結婚?」
「ああ、先週の日曜の話なんだが。」
対する友・・・平之丞は口元は微笑んでいるけれど内から放っている威圧感が全く隠せていない。平素は菩薩のような穏やかな男が珍しい、と月島は内心首を傾げた。今はまるで菩薩の面を顔に貼り付けた般若だ。
「覚えがない。先週の日曜・・・? そんな話は一度も・・・」
困惑しながらそう答えつつ、だがこの男が何の根拠もなくそんな話をしてくるとはとても思えない、と目を瞑って月島は件の先週の日曜に想いを馳せた。
「・・・そういえばあの子に連れションに行こうと誘われたけど結局行かずじまいだったな。」
2976校舎の廊下で呼び止めてきた友に出会い頭にそう問われて、月島はぽかんと口を開けて固まった。
「結婚?」
「ああ、先週の日曜の話なんだが。」
対する友・・・平之丞は口元は微笑んでいるけれど内から放っている威圧感が全く隠せていない。平素は菩薩のような穏やかな男が珍しい、と月島は内心首を傾げた。今はまるで菩薩の面を顔に貼り付けた般若だ。
「覚えがない。先週の日曜・・・? そんな話は一度も・・・」
困惑しながらそう答えつつ、だがこの男が何の根拠もなくそんな話をしてくるとはとても思えない、と目を瞑って月島は件の先週の日曜に想いを馳せた。
「・・・そういえばあの子に連れションに行こうと誘われたけど結局行かずじまいだったな。」
そいそい
DONE今月も参加させていただきます🙏「ジューンブライド」と「カラス」で、タツリュウです。
素敵企画ありがとうございます😊
夜烏「いや〜。いい式だった」
ホテルの部屋に戻るなり俺がしみじみ呟くと、そうだなと兄貴も頷く。
今日はミユの結婚式だった。梅雨の時期ではあったが奇跡的に快晴で、最高のガーデンパーティーであった。
大学進学と共にミユは東京へ出た。そこで出会った新郎と今日ゴールインしたのだ。もちろん結婚式も東京で行われた。午後からの式であったから、俺たちはホテルで一泊してから帰ることになっている。
首元の蝶ネクタイをとり、ボタンを緩める。かしこまった格好は苦手だ。チラリと兄貴に視線を寄せれば、ベッドへ腰を降ろし、俺と同じく蝶ネクタイを外しているところだった。スラっとした細マッチョの兄貴はタキシードがよく似合う。それが見納めかと思うとなんだかもったいない。
1467ホテルの部屋に戻るなり俺がしみじみ呟くと、そうだなと兄貴も頷く。
今日はミユの結婚式だった。梅雨の時期ではあったが奇跡的に快晴で、最高のガーデンパーティーであった。
大学進学と共にミユは東京へ出た。そこで出会った新郎と今日ゴールインしたのだ。もちろん結婚式も東京で行われた。午後からの式であったから、俺たちはホテルで一泊してから帰ることになっている。
首元の蝶ネクタイをとり、ボタンを緩める。かしこまった格好は苦手だ。チラリと兄貴に視線を寄せれば、ベッドへ腰を降ろし、俺と同じく蝶ネクタイを外しているところだった。スラっとした細マッチョの兄貴はタキシードがよく似合う。それが見納めかと思うとなんだかもったいない。
mugimyun
DONEひめ巽ワンドロしたやつ お題はジューンブライド 愛スタ早くラブラブ★新婚生活実装して 3コマ目ガチハメ中○キア○メ顔エロゲスチルラフで進めててワンドロでそれはないと我に返り時間超過しましたシン/今年もプロメア見れる嬉しい
TRAINING #GlLo_1draw1write_延長決戦ワンドロお題【ジューンブライド/隣という名の特等席】
はっ、ハネムーンになってた⁉︎
30分遅れの30分ドロでした。
nishiki
DOODLE童猗窩座女体化してます!⚠️苦手な人注意!⚠️
ジューンブライドネタ。
座が花嫁です。
無様からどまへのご褒美と座へのお仕置で、時間制限付きのお遊びというご都合設定。
描き手の好みで座の髪少し伸びてます。
sunlight_yuki
DONEワンドロより「ジューンブライド」をお借りしました。メルが乙女😓こんな嫉妬するのかなぁ@rnhm_60min
#燐ひめ60min
#燐ひめ60min延長戦
ブライダルプライド『本日は、当ホテルのウエディングフェアにお越しいただき誠にありがとうございます』
そんなアナウンスから始まったブライダルイベント、俺は関係なかったがモデルの一人として天城が参加しているということで補助をさせられている。
ファッションショーでは、和装、白いタキシードから流行のカラーのものまで早着替えで出て行った。俺もメイクが済んだ天城に次の衣装を着せて、帯やネクタイなどを締め、全体のバランスを整えて背中を押した。すっと伸びた姿勢のいい背筋、程よく鍛えられた細身の体躯にどれもがよく似合い、新しい二人の門出に対する自信のようなものを感じて、エスコートされていた花嫁役に軽い嫉妬を覚えた。
「馬子にも衣裳とはよくいったものですねぇ」
1124そんなアナウンスから始まったブライダルイベント、俺は関係なかったがモデルの一人として天城が参加しているということで補助をさせられている。
ファッションショーでは、和装、白いタキシードから流行のカラーのものまで早着替えで出て行った。俺もメイクが済んだ天城に次の衣装を着せて、帯やネクタイなどを締め、全体のバランスを整えて背中を押した。すっと伸びた姿勢のいい背筋、程よく鍛えられた細身の体躯にどれもがよく似合い、新しい二人の門出に対する自信のようなものを感じて、エスコートされていた花嫁役に軽い嫉妬を覚えた。
「馬子にも衣裳とはよくいったものですねぇ」
ochibi_3_
PROGRESSジューンブライドに合わせて、スキビの蓮キョ結婚式イラスト製作中。今回はどうも描けなかったので、背景の写真からスタートしてます。
まあ、とある過去の写真をちょっと参照してるんですが・・・モデル人形使って手を繋がせようとしたら、身長差があるのでうまく繋いでくれなかった恥ずかしがり屋の蓮キョです。
あ、コレは恋人繋ぎに直すべきだな。
これは完成品は別にアップしますね。
リョウ
DONE六月あきけ企画の作品です。お題は「ジューンブライド」を選びました。前置き:ED後みんな生きてるハッピーな世界線です。
Happy wedding 雨。さーっと細かく静かに降り注ぐ窓の外。雨雲が月をすっかり隠してしまっている。雨を嫌いだという人は多い。特に結婚式の日は晴れを望むだろう。ジューンブライドと言うけれど、梅雨のある日本には適さないのかも。
僕も雨はあまり好きではなかった、あの日までは。今は雨も悪くないと思える。彼と僕が出会ったあの日を思い出せるから。きっと、今日の雨も彼との距離を縮めるためのものなんだ。
結婚式場の控え室で僕はふーと息を吐いた。鏡を見れば白いタキシードを着て硬い表情をした自分の姿があった。ヘアメイクさんが髪をオールバックにセットした分、その表情がはっきりと見える。
コンコン
「どうぞ」
ドアのノックに応えれば、室内に待機している式場スタッフさんがドアを開けた。中に入ってきた麻里が僕を見るなりわぁっと声を上げた。
3524僕も雨はあまり好きではなかった、あの日までは。今は雨も悪くないと思える。彼と僕が出会ったあの日を思い出せるから。きっと、今日の雨も彼との距離を縮めるためのものなんだ。
結婚式場の控え室で僕はふーと息を吐いた。鏡を見れば白いタキシードを着て硬い表情をした自分の姿があった。ヘアメイクさんが髪をオールバックにセットした分、その表情がはっきりと見える。
コンコン
「どうぞ」
ドアのノックに応えれば、室内に待機している式場スタッフさんがドアを開けた。中に入ってきた麻里が僕を見るなりわぁっと声を上げた。