Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    罪悪感

    96noScull

    DONE真一郎君以外は生存してる平和時空クリスマス。真一郎君がモテないっていうのはイベント弟妹優先するからかなってちょっと思ってたり。あんなイケメンがモテないわけが()
    ドラエマがナチュラルに成立してます。たけひなはお別れしてて、マイキー君グイグイ行けばまいたけになるかもというレベルのお話。エマちゃん確信犯。ドラケン君は何も知らないみっちに対してちょっと罪悪感。
    ほのぼの時空クリスマス クリスマスイブの午後11時。オレは佐野家に呼ばれていた。
     家を抜け出しイルミネーションで輝く街をわき目もふらず走り、いちゃつくカップルや絡んでくる酔っ払いをすりぬけて大変な思いをしてたどり着いた。
     恋人たちが盛り上がる日、オレにとっては別れたヒナとよりを戻した日でもあるけど今年はクリスマスを前に破局を迎えてしまった。
     うすうすは気が付いていた。オレはヒナを性愛じゃなく親愛によりすぎた感情で愛していると。ヒナも最初はそれでよかったらしい。でもお互いその期間が長すぎてもはや戦友の感じすらあった。一旦友達に戻りましょう、となってしまったのだ。
     なので絶賛暇であることは東卍メンバーの知るところだ。
     マイキー君には内緒で、エマちゃんに呼び出されたのである。
    1707

    Hebi_Nami

    DOODLE誰ロク未通過一応×

    うららは、自分の聴力が「神様」の犠牲で成り立っているってわかってしまって、でも必死で隠してなんでもないように振る舞って、泣きたくて苦しくて罪悪感に苛まれて、でもあの日の悪夢でやっと絶望と救いを見たんだろうな。
    「わがままで、ごめんなさい」わたしの全てが奪われる。でも、その全ては偽りで成り立っているもので、「神様」の犠牲で成り立っているものだから、なら、そう、そうだよね。そうなるのも、当然か。……とうぜん、かぁ……。

    泣きたくなった。でも、終わりが近いと理解した。最後まで、どうか、と願って。去りゆくその姿に縋りつこうと震える手を祈りの形に結んで止めた。

    かみさま、これが、わたしの罰ですか。

    そして、当日。目が覚めた顔は真っ白で、苦笑しながら血色のいいメイクを施した。隈を隠して、頬紅をひいて。
    それでも、スティックを持つ手は、震えてしまった。

    ……それでも、最期の本番までは、どうかと、願ってしまった。
    願って、しまったの。

    ***

    その本番。夢のステージで、うららは凄惨たる絶望をみた。朋友が倒れる姿をみた。血だらけになって倒れる世界を見た。やめて、と叫ぶことすら出来ずに、そうして聞こえてきた声に、うららは、——希望を、見た。
    811

    okakkie_id

    DONE鳴百/局所的にめちゃくちゃ暗い/出所済み/全年齢/やることはやっているが恋じゃないふたり、解決できない罪悪感/朝チュン
    眩暈/よたよた歩きの苦い朝 なにもかも青白いような気がしていた。まだ昇りきっていない朝日が障子紙を通り抜け、部屋を淡く染めている。百貴は見慣れているはずの自室を見つめていた。布団に横になったまま、目蓋だけを開けている。正直なところをいうといつから目覚めているのかも判然としなかった。もしかしたら空中を舞う細かな塵のきらめきに美しさを見出していたのかもしれなかった。
     眠たい目蓋をふたたび閉じるのをためらっているうちにだんだんと眠気が抜けて、幻想的だったはずの部屋につまらない生活感がもどってくる。百貴は軽く息をつく。
     普段なら、目覚めて初めて視界に入ってくるのは天井に敷き詰められた味も素っ気もない板のはずだ。隙間なく閉じられた障子のほうに視線が向いていた理由は背中に感じている体温にある。腰に巻き付いている他人の片腕からはすっかり力が抜け落ちていて、少し重い。だが煩わしくはなかった。いまだ眠りの中にいるらしい腕の主を起こさないよう、かけられていた布団をよけつつ慎重に身を起こす。その途中、手のひらで、なにか薄っぺらいものを押さえつけた。何の気なしに手の中を見て少し腰が引ける。
    3469

    kawauso_gtgt

    PROGRESSモグ束(おか束+モグ月前提&おか、月は故人)
    モグに惹かれてる事実とおかのことを自分だけは忘れちゃいけない罪悪感に苛まれて限界な束が爆発する話を書きたかった。拗らせすれ違い両片想いが好きすぎた。

    あとおかが死んだと頑なに認めない束に事実を突きつける土竜が書きたかったなどと供述しており…
    真っ暗な部屋が好きだった。
    此処にいれば誰にも痛いことをされたりしないし、理不尽に怒りをぶつけてくるような人もいない。点々と、少しだけ空いた隙間から差し込む光はまるで、いつか絵本の中で見たオホシサマのようで。閉ざされた世界を照らしてくれるそこは、いつだってイライの心の拠り所だった。
    冷たい床に転がって、暗い夜の海に意識を遊ばせていると、フードに覆い隠された耳がよく聞き慣れた足音を捉える。軽やかな足音は一歩、一歩と近づいてくると、イライのいる部屋の前でぴたりと止まった。かちゃりと開いた扉へと視線を投げると、何事もなかったかのようにイライはもう一度天井を眺める。
    扉が閉まると同時、近づいてきた影が上からイライを覗き込んで、それから数秒。地面に横になったイライの隣に、影が蹲み込む。鼓膜を震わせる声は、すっかり聞き慣れたあの子の声だった。
    「やっぱり此処にいた」
    「……どうして分かったの?」
    イライが首を傾げるのも当然のことだ。だって此処は院内の誰も知らない筈の場所。否、もしかすると気付いている人間もいるのかもしれないが少なくともイライが自らこの場所を誰かに明かしたことはない。誰も知らない、自 3152