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    #アズフロ

    asphalt

    redtomato_pizza

    DOODLEアズフロwebオンリー開催おめでとうございます!
    新作フラペチーノを飲むアズフロのお話です。

    余談ですが、何がとは言いませんが、ライトアイス・抹茶ベース多め・ライトシロップがすごく美味しかったです。
    抹茶好き、濃厚ミルクが好きな方はお試しあれ。(それはフラペチーノではなくラテですが笑)

    パスは共通パスです。良いお年を!
    「ふう……。これで全部ですかね。」
    アズールはスマホと睨めっこをしながら、そう呟いていた。

    今日はモストロ・ラウンジの買い出しの日。
    アズールとフロイドはそのために街に繰り出していた。
    そして、スマホに買い物のメモをしていたのだ。

    買い物を達成していく度に、メモを一つ一つ消していく。

    そして、とうとう最後の一つを消し去った時。
    「いっぱい買ったねー」
    アズールの荷物持ちに同行させられていたフロイドは、そう言いながら笑っていた。

    いつもだったら、彼の片割れも同行するところだったが、生憎本日の彼は部活であった。
    だから、今日の同行者は彼一人。

    しかし、買う量はいつもと変わらない分、彼はいつもの倍の量の荷物を持っていた。

    今日は機嫌がいいため笑ってはいるが、一気に買った荷物の量は相当に重いはずだ。
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    yo_lu26

    MENU過去作③『シャッフルオクタ2』2023年10月07日 22:00 〜 10月09日 22:00展示作品

    スイスイウェア……。本当真夏の恋人達に祝福あれ……。東京駅に住みたかったです。
    サマーライト・レモネード「ほら、フロイド。はやくこちらへ」
     木陰の下でアズールが呼んでいる。フロイドははやく陽の光の元へと飛び出していきたくて、わざと聞こえないふりをした。だって、とっくに他のメンバーは楽しげな催しに駆けて行ってしまったし、目の前の海にはイルカが泳いでいる。服だって新しくて気に入ったデザインのものを着ているし、はやく、はやく、と気が急いた。フロイドの視線の先は海と、陽気な音楽と、鮮やかで美味しそうな果物達を映している。アズールはこういう雰囲気はあまり好まないのか、なんとなく一番最後まで荷物置き場に残っているタイプだった。もちろん、商売や利害関係が絡んでいない時に限るけれど。
    「フロイド」
     もう一度、今度は低い声で名前を呼ばれた。しかも、片腕はがっちりと掴まれている。逃がさない、と空色の双眸がフロイドを捕える。アズールがいるところは、一段と暗い。くっきりと落ちる木の影が温度を下げてくれて、風が吹くととても涼しい。暗い影の中でも、アズールの銀髪はわずかな木漏れ日を弾いて、揺れるたびに柔らかく光った。
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