ななし
DONEちまちま書いてた現パロホラーが書き上がったので投稿です。一万字くらい増えたので、全てこちらにまとめました。カプはありませんが、特定キャラの死ネタはあります。
尾形が怪異に襲われる話です。登場人物の年齢操作、若干の捏造が有ります。
十ニ畳ほどの居間に六畳の部屋が二間、風呂、トイレ、洗面所があるだけの手狭な平屋が尾形の住む家だった。
両親が幼い頃に離婚してから越してきたこの借家に住んでもう十年と少し。定期的に送られてくる更新の手続きを滞りなく済ませて五回目。
世間一般的に見れば築三十年は経過するこの家は古くて使い勝手が悪い。けれど尾形の物心着いた頃の記憶では、既にこの家で母と二人慎ましく生活していたため、今更不便とは思わなかった。そもそも親子二人だけで暮らすのであれば、これだけの広さがあれば十分だ。母も尾形も持っている物はそう多くないから尚更。
そんな住み慣れた家だが、一つだけ悩みがあった。
よく知らない人の声がすることだ。
22221両親が幼い頃に離婚してから越してきたこの借家に住んでもう十年と少し。定期的に送られてくる更新の手続きを滞りなく済ませて五回目。
世間一般的に見れば築三十年は経過するこの家は古くて使い勝手が悪い。けれど尾形の物心着いた頃の記憶では、既にこの家で母と二人慎ましく生活していたため、今更不便とは思わなかった。そもそも親子二人だけで暮らすのであれば、これだけの広さがあれば十分だ。母も尾形も持っている物はそう多くないから尚更。
そんな住み慣れた家だが、一つだけ悩みがあった。
よく知らない人の声がすることだ。
茶呂丸
DOODLE久々の版権。大好きセフィロスです。
今描いたらどうなるのかな〜と落書きしてみました。
2枚目は去年と今年のセフィロスの見比べです。
ライティングは相変わらず要課題…。
あと縮小すると眉毛無いように見えるw
……何故脱いでるかって?
趣味だ!! 2
akira702
MEMO[BIRLA]の二次Twitterでみせた絵、実は謎の液体が描いてあったんだけど、冷静に考えて自重して見えなくしたんですよ。
許されそうなのでこっそり流しておきます。
https://twitter.com/akira702/status/1574389053369503750
White5_chai
PROGRESS5️⃣🐯 転生パロ/🐯のみ記憶なし「君に捧げよう」①第1話 夢と願い
願いを叶えてくれる白狐がいる
幻の白狐の杜が舞台。
五条と悠仁の前世の約束
悠仁の願い事とは……。 17
8beatxxxxxxxx
REHABILI刀ステ(悲伝)を観に行った主との話。劇場版刀ステを見に行ってきた衝動で書いたSS(会話のみ)。
刀ステ(悲伝)を観に行って帰ってきた主と三日月と近侍(初期刀)の山姥切国広の会話です。
相変わらずイメージのみで書いているので、なんでも許せる方のみご覧ください。 604
8beatxxxxxxxx
REHABILI審神者と刀剣男士たちの日常っぽい・前日譚みたいな夢話です。×よりは+ぐらいの気持ちでどうぞ。
ふわっとしたイメージだけで書いているので、なんでも許せる方のみご覧ください。
とうらぶ「月」三日月+審神者細く鋭い三日月が、やけに輝きを放つ夜。
疲れが溜まった重い身体を引きずってついた家路の最中、視界の端に、淡い光が灯る様に瞬いた。
顔を上げるとすぐに気づく、それはそこに佇んでいた。
まるで、ずっとずっと昔から、あたかもそこに、在ったかのように。
「おや?」
ゆらり、空を見上げていた影が、動く。
「俺が『視える』か」
それはさも嬉しそうに目を細めた。
疑問ではない、明らかな肯定を口にしたのは、きっと、かち合った視線が逸らされないから。
月明かりに照らされて、淡く光を纏うそれは、とても綺麗だった。
進行方向視線の先、普通なら誰もいない路地で得体の知れないそれに対峙すれば、感じるのは恐怖だろう。
けれど不思議と、感情の起伏は穏やかだった。
1948疲れが溜まった重い身体を引きずってついた家路の最中、視界の端に、淡い光が灯る様に瞬いた。
顔を上げるとすぐに気づく、それはそこに佇んでいた。
まるで、ずっとずっと昔から、あたかもそこに、在ったかのように。
「おや?」
ゆらり、空を見上げていた影が、動く。
「俺が『視える』か」
それはさも嬉しそうに目を細めた。
疑問ではない、明らかな肯定を口にしたのは、きっと、かち合った視線が逸らされないから。
月明かりに照らされて、淡く光を纏うそれは、とても綺麗だった。
進行方向視線の先、普通なら誰もいない路地で得体の知れないそれに対峙すれば、感じるのは恐怖だろう。
けれど不思議と、感情の起伏は穏やかだった。
ApricotOrange18
DONEジーン10月号の表紙を見て、何か書きたい衝動に駆られて出来上がったものです。インスピレーションを受けて書いただけで中身は全部捏造ですが、それでも大丈夫な方はどうぞ!最後にちょっとだけおまけで、朝のワンシーン付け加えてます。
金木犀とイチョウの葉「ひーらーのーさん」
前を歩くその人を呼ぶと、くるりと振り返る。今朝結った髪が、ぴょこんと揺れた。カメラを構えて、即座に一枚。不意打ちされた彼は、びっくり目を見開いてからじとりと睨みつけて来た。
「何だよ鍵くん。撮るなら撮るって言えよ。つか俺撮ってどうすんだ、紅葉撮るコンテストだろ」
「えー。人物込みで撮っていいって書いてあったし、撮った写真は持ち帰れるし、俺は平野さん撮りたいの!」
何でだよ、とわがままに手を焼くように呟いて、平野もカメラ越しに紅葉を眺めた。
ある秋の晴れた日。勉強の息抜きにと平野を誘って紅葉を見に出掛けた。立ち寄った公園で秋の写真コンテストを行っており、カメラ貸出あり、撮った写真は持ち帰れるとのことで二人も参加を申し込んだ。
2037前を歩くその人を呼ぶと、くるりと振り返る。今朝結った髪が、ぴょこんと揺れた。カメラを構えて、即座に一枚。不意打ちされた彼は、びっくり目を見開いてからじとりと睨みつけて来た。
「何だよ鍵くん。撮るなら撮るって言えよ。つか俺撮ってどうすんだ、紅葉撮るコンテストだろ」
「えー。人物込みで撮っていいって書いてあったし、撮った写真は持ち帰れるし、俺は平野さん撮りたいの!」
何でだよ、とわがままに手を焼くように呟いて、平野もカメラ越しに紅葉を眺めた。
ある秋の晴れた日。勉強の息抜きにと平野を誘って紅葉を見に出掛けた。立ち寄った公園で秋の写真コンテストを行っており、カメラ貸出あり、撮った写真は持ち帰れるとのことで二人も参加を申し込んだ。
紗茶木カイコ
DONEツイステ二次創作……??ツイステの世界観でNL見てえな!じゃあ作るか!で作った子です。名前はフランボワズ。
ユニーク魔法まで考えたところで「これツイステ関係ないのでは?」と正気に戻った。
yumemiduki1015
DONEたとえ自分を見てなくても構わないけして戻らない夢の中に願うのは…
注意:こちらはナワマサというよりヘンマサ←ナワとなっています
ナワーブが片想いのような状態です。
また、マーサの手紙はもちろん、背景推理は彼女自身の物だという前提で書かれております
違和感や違い点などはあるかもですが、あくまで当荘園では此方の解釈で描いておりますのでご了承ください
泡沫の夢に願うのは「マーサが風邪?」
午前中のゲームから戻り。医務室でエミリーから傷の手当てを受けながら聞いたその話に、ナワーブは少し驚いたように聞き返していた。
「ええ。今朝起き掛けに熱が上がったみたいで。昨日から少し体調悪そうだったから気にしてはいたんだけど」
テキパキと慣れた手つきで治療を進めながら話す彼女の話に耳を傾けながら、頭に浮かんだのはいつも凛として真っ直ぐな視線を向け自分の隣に立つマーサの姿だった。
そういえば、確かに昨夜顔を合わせたとき少し疲れているように見えた気がする。
「彼女。ここ最近ずっと試合に出ずっぱりだったでしょ。疲れが溜まってたのかもしれないわね」
はい、おわり。と薬箱を片付け始めるエミリーに軽く礼を告げて手当を受けた腕を軽く回してみたりする。
4264午前中のゲームから戻り。医務室でエミリーから傷の手当てを受けながら聞いたその話に、ナワーブは少し驚いたように聞き返していた。
「ええ。今朝起き掛けに熱が上がったみたいで。昨日から少し体調悪そうだったから気にしてはいたんだけど」
テキパキと慣れた手つきで治療を進めながら話す彼女の話に耳を傾けながら、頭に浮かんだのはいつも凛として真っ直ぐな視線を向け自分の隣に立つマーサの姿だった。
そういえば、確かに昨夜顔を合わせたとき少し疲れているように見えた気がする。
「彼女。ここ最近ずっと試合に出ずっぱりだったでしょ。疲れが溜まってたのかもしれないわね」
はい、おわり。と薬箱を片付け始めるエミリーに軽く礼を告げて手当を受けた腕を軽く回してみたりする。
mdrm222utut
DONEタケミっちに兄真一郎の姿を重ねた人外(鬼神)マイキーが激重感情を抱えて外堀から埋めて囲うまでのお話。※内容重めです
※モブやタケミっちの架空の家族(両親と祖母)が登場します
※人を選ぶ内容のため、読まれる際はご注意下さい
籠鳥檻猿 古い知人から干からびた小さな猿の前脚を譲り受けた。
「猿の手」と呼ばれるそれには三つの願いを叶える事が出来るまじないがかけられており、譲り受けた老夫婦とその息子はまず手始めに家のローンの残債を支払うべく二百ポンドを授けて貰えるよう願ったが、その日は特に何も起こらなかった。
────しかし、この願いは思いも寄らない形で叶えられる事となる。
翌日、息子が勤務中機械に巻き込まれて亡くなり、息子の勤める会社はこの件を公にしないで欲しいという理由で老夫婦に補償金二百ポンドを支払いたいと申し出てきたのだ。
老夫婦は息子を埋葬した後もショックのあまり何が起きたのか分からず、十日経っても老母はすっかり生きる気力を失っていた。
22976「猿の手」と呼ばれるそれには三つの願いを叶える事が出来るまじないがかけられており、譲り受けた老夫婦とその息子はまず手始めに家のローンの残債を支払うべく二百ポンドを授けて貰えるよう願ったが、その日は特に何も起こらなかった。
────しかし、この願いは思いも寄らない形で叶えられる事となる。
翌日、息子が勤務中機械に巻き込まれて亡くなり、息子の勤める会社はこの件を公にしないで欲しいという理由で老夫婦に補償金二百ポンドを支払いたいと申し出てきたのだ。
老夫婦は息子を埋葬した後もショックのあまり何が起きたのか分からず、十日経っても老母はすっかり生きる気力を失っていた。