小嶋0260
DONE恋人になったある日、パーティーの為にカーヴェが白スーツを着てるのを目撃したアルハイゼンが、内心見とれてたからつい手が出ちゃった話。とくに左右を意識してないけど、便宜上アルカヴェで。
スーツ描き下ろしありがとうございます。
陽の色に染まる白 今日も定時帰宅をキメて自宅の扉を開けると、
「あ。アルハイゼン、おかえり」
リビングの陽射しを背に受ける黒シャツ姿のカーヴェが立っていた。そこまで強くない逆光の下、袖にカフスを留めているようでキラッと光って主張している。
「ただいま。出掛けるのか?」
「あぁ。スポンサー様主催のパーティーなんだが、国外の来賓が多いようだから顧客探しに行こうと思ってね。――帰りは遅くなるだろうから先に寝ていてくれ。夕飯はきちんと食べるんだぞ」
「俺が寝ていたら君は家へ入れないと思うがそれはいいのか?」
「ちゃんと鍵は持っていくさ! あれは、どこかの誰かが僕の鍵を持っていたせいなんだからな」
いつもの風スライムのようにふくれっ面になりつつ、慣れた手つきでネクタイを結び、ベスト、ジャケットと順に着ていく。普段は見慣れない姿だが、当人はこういう公の場に何回も出ているからか、支度は慣れたものだ。
1601「あ。アルハイゼン、おかえり」
リビングの陽射しを背に受ける黒シャツ姿のカーヴェが立っていた。そこまで強くない逆光の下、袖にカフスを留めているようでキラッと光って主張している。
「ただいま。出掛けるのか?」
「あぁ。スポンサー様主催のパーティーなんだが、国外の来賓が多いようだから顧客探しに行こうと思ってね。――帰りは遅くなるだろうから先に寝ていてくれ。夕飯はきちんと食べるんだぞ」
「俺が寝ていたら君は家へ入れないと思うがそれはいいのか?」
「ちゃんと鍵は持っていくさ! あれは、どこかの誰かが僕の鍵を持っていたせいなんだからな」
いつもの風スライムのようにふくれっ面になりつつ、慣れた手つきでネクタイを結び、ベスト、ジャケットと順に着ていく。普段は見慣れない姿だが、当人はこういう公の場に何回も出ているからか、支度は慣れたものだ。
冬摩 / ICE
DOODLE🌱🏛( 4 / 4 )🌱の🌱は大きそうだから🏛は大変だろうなあって話。
ギャグです。
🌱's thing seems to be big, so 🏛 will be difficult…….
It's a gag. 2
fil_tmsr114
DOODLEにわかによる過呼吸ネタあるかべ懲りずに弱る推しを描いてしまうんだ………………。弱る推し健康に良い、仕方ない。
作業台?はなんか検索してそれっぽい感じに描いただけなんで多分おそらく高い確率で大いに間違ってるよ。それっぽく見えろ〜♪って気持ちではある。
あとガシャンって音立ててるのはかくのに使ってた鉛筆やら定規やらが落ちたことを想定してます。
えーと、まぁあれです、深く考えるな…感じろ…
SShumika
PROGRESSディーヴァバースの🌱🏛♀進捗……!都合上⚖️🍄入る事になったのと、前回(https://poipiku.com/1369469/8706625.html)から結構時間経過してるので、最初から現在の進捗までの分アップします
作中でも説明は入れてますし独自設定入ってますが元ネタはこちらです(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12904917) 11603
SShumika
PROGRESS現パロ🌱🏛♀と⚖️🍄♀の導入がおわらねぇ、助けてくれ、あと少しのはずなのにまだおわらねぇんだ(前回UPした部分→ https://poipiku.com/1369469/8897862.htmlから変わった点があるんで一挙に公開する時に前回の消すかもです) 4263
nasukoDayo
DOODLEアルカヴェ/オンイベ参加のお知らせと落書き5/3のオンイベの時にスペースで描いてた絵と身内との絵チャと2代目アップルペンシルで初めて描いた絵
Don't repost or edit. 4
SShumika
DOODLEワンドロ(https://twitter.com/sshumika/status/1670416929583165440?s=46&t=rfTYQ5sewuDhKEQbNuLn1Q)の空白のお話。🌱→←🏛気味な「雨」「視線」の🌱🏛のお話。🍄が結構出て来るのと怪我描写がありますのでご注意! 3473
冬摩 / ICE
DOODLE🌱🏛( 2 / 4 )🌱の🌱は大きそうだから🏛は大変だろうなあって話。
ギャグです。
🌱's thing seems to be big, so 🏛 will be difficult…….
It's a gag. 2
teasぱんだ
DONEwebオンリー《とある書記官と建築家の恋について》カウントダウン企画1日目小説です。開催楽しみにしております!
《とあこい》カウントダウン企画1日目 待ち焦がれる。なんてことを、したことのない二人だった。
「ただいま」
いつものように定時で職場を後にして明日は休日だからと酒を買って帰れば、見慣れないものがリビングテーブルに置かれていた。訝しげにそれを見ているとキッチンから同居人が顔を出す。
「おかえり。あれ、いい酒じゃないか!」
片手に持っていた酒を受け取ると、愛用しているグラスを棚から出してカーヴェはカウチに座る。
「君はまだ仕事だろう」
「今日原案を提出したんだ。依頼主の確認待ち」
「それで、これは?」
いつもの指定席に座ってもう一度箱を見ると、片面に突起が沢山ついていた。
それは全て引き出しのようになっていて、無数の四角い仕切りに一つずつ拵えられている。
2382「ただいま」
いつものように定時で職場を後にして明日は休日だからと酒を買って帰れば、見慣れないものがリビングテーブルに置かれていた。訝しげにそれを見ているとキッチンから同居人が顔を出す。
「おかえり。あれ、いい酒じゃないか!」
片手に持っていた酒を受け取ると、愛用しているグラスを棚から出してカーヴェはカウチに座る。
「君はまだ仕事だろう」
「今日原案を提出したんだ。依頼主の確認待ち」
「それで、これは?」
いつもの指定席に座ってもう一度箱を見ると、片面に突起が沢山ついていた。
それは全て引き出しのようになっていて、無数の四角い仕切りに一つずつ拵えられている。
SShumika
PROGRESS現パロ🌱🏛♀と⚖️🍄♀のえっちの導入なんですコレ、長すぎん?となったので一旦進捗あげ!貼るの忘れてた続き(https://poipiku.com/1369469/8937338.html) 8616
nasukoDayo
DONEアルカヴェ/モブ→カヴェ描写を微量に含みます。前の小説と続きの軸ですが区切ります。
★アルカヴェワンドロワンライのお題お借りしました。
③【花束】依頼人にまさかの求愛をされて愚痴るカーヴェとそれを聞いているだけのアルハイゼン
④【機嫌】自分の小さな作品を部屋に飾っているのを見つけてご機嫌なカーヴェとカーヴェがいることにご機嫌なアルハイゼン
傍にいる人② 依頼人の新居が無事に完成した――それはいい。とてもいいことだ。むしろ物分かりのいい依頼人で、修正はたった一回で済んだくらいだ。そこまでは素晴らしかったんだ。
だから僕も、新居に飾る花を選んでほしいなんていう専門外の依頼も請け負ったんだ。インテリアとして飾るなら造花を勧めたが、どうしても生花で、それも束でほしいんだと。
僕は真心を込めて選んださ。僕の作品たる住居が家になるお祝いだぞ? 当然だろ。しかし難しかった。室内の装飾に合う色で、もちろん香りもよくなくちゃならないし、少しでも長持ちする、できれば手のかからない花の方がいい。あんまり希少なものもダメだ。わかってないな、特別すぎるのも問題なんだ。枯れてしまっても、また次が飾れる方が嬉しいだろ!
5802だから僕も、新居に飾る花を選んでほしいなんていう専門外の依頼も請け負ったんだ。インテリアとして飾るなら造花を勧めたが、どうしても生花で、それも束でほしいんだと。
僕は真心を込めて選んださ。僕の作品たる住居が家になるお祝いだぞ? 当然だろ。しかし難しかった。室内の装飾に合う色で、もちろん香りもよくなくちゃならないし、少しでも長持ちする、できれば手のかからない花の方がいい。あんまり希少なものもダメだ。わかってないな、特別すぎるのも問題なんだ。枯れてしまっても、また次が飾れる方が嬉しいだろ!
teasぱんだ
DOODLE6/4ワンドロ【機嫌】全年齢。画像と内容は同じです。
ワンドロ【機嫌】「書記官! なぜ却下されるのですか?」
「君たちの提出したプロジェクトについては賢者からの返答が記述されていたはずだ」
「ですが……!」
空たちが知恵の殿堂に足を踏み入れた時、アルハイゼンは数人の生徒に囲まれていた。
「アルハイゼンじゃないか!」
「そうだね」
「何かあったのか? 人に囲まれてるなんて珍しい光景だぞ」
空の隣をふわりと舞うパイモンが、考えるように顎に指先を当てる。確かに珍しい光景だ。
アルハイゼンは普段から人と関わらないように過ごしているタイプだし、何よりも対応している顔には普段の無表情とは違う感情が顔に出ていた。
「あ、アルハイゼンのやつ、随分と機嫌が悪くないか……? 生徒たち、気が付かないのか?」
3207「君たちの提出したプロジェクトについては賢者からの返答が記述されていたはずだ」
「ですが……!」
空たちが知恵の殿堂に足を踏み入れた時、アルハイゼンは数人の生徒に囲まれていた。
「アルハイゼンじゃないか!」
「そうだね」
「何かあったのか? 人に囲まれてるなんて珍しい光景だぞ」
空の隣をふわりと舞うパイモンが、考えるように顎に指先を当てる。確かに珍しい光景だ。
アルハイゼンは普段から人と関わらないように過ごしているタイプだし、何よりも対応している顔には普段の無表情とは違う感情が顔に出ていた。
「あ、アルハイゼンのやつ、随分と機嫌が悪くないか……? 生徒たち、気が付かないのか?」
nasukoDayo
DONEアルカヴェ/スメール魔神任務後の話。①家族の夢を見て泣いているカーヴェの傍にいるだけのアルハイゼン。
②アルハイゼンにお礼を言いたい時は好物を作るカーヴェと全部お見通しのアルハイゼン。
傍にいる人 ――ああ、なんと情けないことか。
ぽたり、ぽたりと。滲んでいくのは視界ばかりではない。止めどなくあふれるものが頬を伝って落ちていく。
薄闇の中、カーヴェは呆然と、濡れていくシーツを握りしめた。
アーカーシャを止められてから、スメールの大人たちは夢を見るようになった――というのは、かの英雄譚からよく耳にするようになった噂だった。夢は子供のものではなく、奪われていた資産だったのだと。
しかし、しばらくの間、カーヴェにとって噂は噂に過ぎなかった。酔い潰れて、気がつけば朝――そうした生活を続けていたからだ。
そして今更、体験して。夢と現実の落差に困惑し、ハッと飛び起きてから身動ぐこともできずにいる。残像に縛り付けられたかのようにピタリと止まったその中で、こぼれ落ちる雫だけが時の流れを示していた。
5188ぽたり、ぽたりと。滲んでいくのは視界ばかりではない。止めどなくあふれるものが頬を伝って落ちていく。
薄闇の中、カーヴェは呆然と、濡れていくシーツを握りしめた。
アーカーシャを止められてから、スメールの大人たちは夢を見るようになった――というのは、かの英雄譚からよく耳にするようになった噂だった。夢は子供のものではなく、奪われていた資産だったのだと。
しかし、しばらくの間、カーヴェにとって噂は噂に過ぎなかった。酔い潰れて、気がつけば朝――そうした生活を続けていたからだ。
そして今更、体験して。夢と現実の落差に困惑し、ハッと飛び起きてから身動ぐこともできずにいる。残像に縛り付けられたかのようにピタリと止まったその中で、こぼれ落ちる雫だけが時の流れを示していた。
Lily46667903
DOODLEアルカヴェの記憶喪失ネタ初投稿なので悪しからず
いつかその雲が晴れるまで紅の瞳が開いた。
その瞳は、ただ何も無い天井を映していた。
緑の瞳が気づいた。 その瞳は、何も無い天井を映している瞳を映した。
緑の瞳―否、アルハイゼンは、紅の瞳…カーヴェに向かって言った。
「目を覚ましたのか」
と。
カーヴェは、己が誰なのか忘れていた。 思い出せない…いや、思い出したくないと言った方が正しいだろう。
カーヴェは言う
「…君は…誰だっけ?」
あまりにも純粋な疑問に、アルハイゼンは吃驚した。
「君は…何も覚えていないのか?」
カーヴェは答えない
―そして、2人の間に長い沈黙が流れた―
すると、アルハイゼンが口を開いた。
「…俺はアルハイゼンだ。」
「僕はっ…」
カーヴェも続けて自己紹介をしようとするが、己の名前を思い出せない。
1256その瞳は、ただ何も無い天井を映していた。
緑の瞳が気づいた。 その瞳は、何も無い天井を映している瞳を映した。
緑の瞳―否、アルハイゼンは、紅の瞳…カーヴェに向かって言った。
「目を覚ましたのか」
と。
カーヴェは、己が誰なのか忘れていた。 思い出せない…いや、思い出したくないと言った方が正しいだろう。
カーヴェは言う
「…君は…誰だっけ?」
あまりにも純粋な疑問に、アルハイゼンは吃驚した。
「君は…何も覚えていないのか?」
カーヴェは答えない
―そして、2人の間に長い沈黙が流れた―
すると、アルハイゼンが口を開いた。
「…俺はアルハイゼンだ。」
「僕はっ…」
カーヴェも続けて自己紹介をしようとするが、己の名前を思い出せない。