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    samukawa_mayu_3

    PROGRESSイベント用の展示になります
    こちらを最後まで書いた上で読みやすく画像的に加工して、解説イラストを入れて、さらにそれをコピー本にしたかったんですが、ページの関係でイラストは無しになるかも?(続き書いてます!通販予約受付中です)
    https://samukawamayu.booth.pm/
    グラサン風来坊×一松くんの無限の可能性を考える本(途中)前書き
    ・この本は『グラサン風来坊×一松』カップリングオンリーwebイベント『風と来たりし猫の恋(#風来キャット)』(2024年05月18日(土)21:00〜2024年05月19日(日)21:00ピクスクにて開催)のための書き下ろしです。
    そのため、身内ネタというか、イベント参加者様の作品への言及があります。ご了承ください。

    ・あえて情報を残すために、公式そのままの呼び方や元ネタとなる言葉を載せていきます。2024/05/14現在、既に2015年〜2016年頃の元ネタはURLの先がリンク切れになっていたりして、近い将来ネット上で元ネタにたどり着くのが今以上に困難になりそうなので。

    ・さて、それでは一松くんの派生、その元ネタ、グラサン風来坊との相性…という順番で書いていこうかと思いますが、まずはその前に『そもそも、グラサン風来坊って何?』という解説から参りましょう。
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    hareteichi24

    DONE元々はこちらに投稿する用に書いてた弁シェリオメガバでしたが、例のエックスのAPI騒動の時にパスを紛失した方がおられて、入れなくなったとご報告いただいてからずっとどうしようか悩んでいたんですが。
    一応こちらにも投稿は続ける形で。一応。支部にも投稿してありますし。見てる方がおられるのかがそもそも不明なんですよね…。
    しかし、まーじでエックス碌なことしねぇ…。
    【後編】はR18になります。
    弁シェリオメガバ続き 4話目【前編】それを目にしたのは本当に、偶然だった。
    同じ家に暮らしていれば当然、彼の後ろ姿を見る機会もあったはずなんだが。
    今までなぜ気付かずにいられたのかと不思議に思うくらいに、ソレは一松くんの首筋にクッキリと深く刻み込まれていた。

    以前、噛み跡を見るかと尋ねられた時。一瞬怯んだこちらへと向けられた……まるで温度のない笑みが未だに脳裡に焼き付いて離れない。
    その瞳の奥に、わずかな嫌悪の色でも滲んでいるならまだ救いがあった。
    心の底からどうでもいいとでも言いたそうな、諦めといった単純な感情すら浮かんではいないその表情せいで、あの笑みを未だ忘れられずにいるのか。
    理由がわからないまでも、思い出すたび胸に溜まるモヤモヤした蟠りのようなものが今になっても消えずにいて、それもまた気持ちのいいものではなかった。
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    akiajisigh

    PROGRESSこちら、鋭意製作中に付き途中まで。
    ひょんなことから知った『温め鳥』というワードに滾って勢いで書き始めた、
    鷹次男と雀四男の話

    *今後の展開で死ネタが入ります。
    *作者が強火のハピエン厨なのでご都合無理やりトンデモ展開でハピエンに持ち込みます
    いずれにしろまだ冒頭…完成時期も未定。
    それでも良ければご覧くださいm(_ _)m

    17:00追記。やっと温め鳥スタイルに漕ぎ着けた。
    温め鳥と諦め雀もう駄目だ。

    自分では来た事もない高い空の上。耳元には凍えるほど冷たい風がびゅうびゅうと吹きつける。所々の羽が逆立って気持ち悪いが、それを嘴で直す事もできない。何故ならおれは今、自分の脚より太い枝のような物で体中をがんじがらめにされている。背中に三本と腹側に一本、絡みついたそれに抑えつけられ、右の翼が変な形で伸びている。もう一本に挟まれた尾羽が抜けそうで尻もピリピリ痛む。さらに首を右側から一本、左から一本ガッチリ挟まれて身動きを完全に封じられ、最後の一本は茶色い頭にかかっている、その『枝』の先についた鋭利な爪が目の端にキラリと光り、思わず生唾を飲み込んだ。飲み込んだだけ、他は全く動けない。抵抗などできるはずもない。早々に諦めて斜めに傾いだ首のまま、見た事もないほど小さな景色が右から左に流れていくのを見送りながら、頭の中では自分のこれまでを見送り始めた。
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    akiajisigh

    DONE2023年11月紡ぎ松のお題…漸く上がりました。
    先日上げた冒頭も、後半に合わせて微修正。

    内容無いのにこの文字数。
    雰囲気を味わっていただければ。

    ほぼ描写ないですが白ランカラ松×白ラン一松です。
    昭和初期くらいですが、時代も彼岸花についてもにわかググり知識で書いてます。
    参考にされませぬ様。
    曼珠沙華 幼い頃、約束をした。
    「この火の花がさくころ、かならずむかえに行く」
     遠い田舎の少年と別れて十余年。
     その日、真っ直ぐな目で誓った少年は今——

     隣に住んでいる。



    「お前もよくやるねぇ一松ぅ」
    「…」
     ニヤニヤと、完全に揶揄う顔のおそ松兄さんをギロリと睨んでも、効果はないし現状も変わらない。
     現状。
     この捻れ拗れた現状を打破する方法を、そもそもおれは知らない。だから『よくやる』も何もないのだ。続けるしか出来ない。他に良案があるなら教えて欲しい。ため息をついて、これまでに何度も辿った記憶をもう一度振り返る。



     事の発端は、十年ほど前。小学校就学の前年にまで遡る。どうにも気弱で兄の後ろに隠れてばかりのおれを心配した両親は、自立心を養う為に一年ほど、遠戚の家へ預けた。生活に不自由は全く無かったが、そんな事情など理解できない五歳児には霹靂だった。元の家からはきっと捨てられたのだと思い込んで塞ぎ込み、周囲に馴染む事など到底できなかった。
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