てんていのねこ
TRAINING自分だけが楽しい鐘タル⇔レイチュリで立場交換したパロディのレイチュリ側スケッチ。いずれ岩神🛀✕「公子」🦚になるやつ。
立場は同じでも微妙に話は変わっていく予定。
女皇があの天才なのは趣味です。
綴命の氷国と称される極寒の地で、二柱の神が密約を交わしていた。
「頃合いだ。僕の国民に『卒業試験』を行う。」
教授と伝搬の岩国の神ベリタス・レイシオは言った。
「それと私に、何の関係が?」
氷国の女皇ルアン・メェイは静かに口を開いた。
「僕の神の心を譲渡する。その代わり課題として君の貴石を譲ってもらいたい。そうだな…砂金石がいい。」
「彼ですか。構いませんよ。」
砂金石。見目麗しい奴隷上がりの博徒で、女皇のためならば命を賭してでも必ず成果を上げる優秀な貴石。
有能で忠誠心のある部下であっても、興味の外にあれば手放すことに何の躊躇もない女神はあっさりと取引に応じた。
「譲渡の条件は『卒業試験』の終了および合格基準への到達。国が壊滅するような事態にならない限り、僕は人間としての名を名乗り、市井に潜伏する。そのための身分もすでに用意した。」
425「頃合いだ。僕の国民に『卒業試験』を行う。」
教授と伝搬の岩国の神ベリタス・レイシオは言った。
「それと私に、何の関係が?」
氷国の女皇ルアン・メェイは静かに口を開いた。
「僕の神の心を譲渡する。その代わり課題として君の貴石を譲ってもらいたい。そうだな…砂金石がいい。」
「彼ですか。構いませんよ。」
砂金石。見目麗しい奴隷上がりの博徒で、女皇のためならば命を賭してでも必ず成果を上げる優秀な貴石。
有能で忠誠心のある部下であっても、興味の外にあれば手放すことに何の躊躇もない女神はあっさりと取引に応じた。
「譲渡の条件は『卒業試験』の終了および合格基準への到達。国が壊滅するような事態にならない限り、僕は人間としての名を名乗り、市井に潜伏する。そのための身分もすでに用意した。」
てんていのねこ
MOURNINGうちのアベンチュリンがすり抜けでジェパードを連れてきて、ゼーバルとリンクスも完凸にしたので「もうこれはランドゥー家のカカワーシャですわ」と思い立って書いた小説です。レイチュリでサンジェパ。
開拓者はどちら前提でも読める。多分。
あとプーマンの名前は毛玉。かわいい。
ランドゥー家のカカワーシャ1.
古のシルバーメインの符号で記された暗号文。その答えを求めてセーバルの工房に足を運んだが、手応えはなかった。
「だったらジェパードに聞いたらわかるかな?」
「あははっ、ジェイちゃんに聞くくらいなら自分で解いた方が早いよ!あっ、でもワーちゃんならわかるかも。」
「ワーちゃん?」
「二人目の弟。博物館の館長でね。人懐っこくて優しい、いい子だよ。今の時間ならまだ向こうだと思うし、行っておいで。」
セーバルに言われ、開拓者達は歴史文化博物館へと向かう。受付の女性に目的の人物のことを尋ねると、奥から小柄で細身な男性が姿を現した。
歳の頃はジェパードと同じくらいだろうか。髪の色こそセーバル達のような金髪だが、顔立ちがあまり似ていない。それに細いフレームの眼鏡の奥から覗くネオンのような瞳が異彩を放っている。
3111古のシルバーメインの符号で記された暗号文。その答えを求めてセーバルの工房に足を運んだが、手応えはなかった。
「だったらジェパードに聞いたらわかるかな?」
「あははっ、ジェイちゃんに聞くくらいなら自分で解いた方が早いよ!あっ、でもワーちゃんならわかるかも。」
「ワーちゃん?」
「二人目の弟。博物館の館長でね。人懐っこくて優しい、いい子だよ。今の時間ならまだ向こうだと思うし、行っておいで。」
セーバルに言われ、開拓者達は歴史文化博物館へと向かう。受付の女性に目的の人物のことを尋ねると、奥から小柄で細身な男性が姿を現した。
歳の頃はジェパードと同じくらいだろうか。髪の色こそセーバル達のような金髪だが、顔立ちがあまり似ていない。それに細いフレームの眼鏡の奥から覗くネオンのような瞳が異彩を放っている。
てんていのねこ
MAIKING私だけが楽しかったペラの小説きっかけにレイチュリが始まる小説の残骸。どんどんペラがメインになっていくし、ゲストのKさんが楽しすぎて脱線したので諦めました。
こうしてメインカプの脇でわちゃわちゃしている人びとが大好きです。 3964
てんていのねこ
MAIKINGテイワットにレイチュリ放り込んだ。そして鍾タルに巻き込ませた。
ここから4Pにしようかどうか考えて力尽きた。
なお恋愛の先輩ヅラしているがアベの貞操はレイチュリするまでガチガチに存護されていたものとし、鍾タルはどっちも恋愛初心者の童貞処女とする。
更にレイチュリもそうだったとする。癖。 2654
358luckygolden
PROGRESS #レイチュリ r18サンプルフォローで見れます
https://twitter.com/Windfall7888
本はこちら→
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040031146002
#ratiorine
#理砂
#레이츄린 #เรโชรีน 3
Izumi3032
PROGRESSワンウィークお題「眼鏡」の進捗ご都合奇物ネタ
のろいのめがね 残念、アベンチュリンは呪われてしまった!
ここが昔ながらのゲームの世界であれば、きっとそんなコミカルな警告文が出ていたことだろう。
眼鏡のブリッジに指を添えて、そっと押し上げる。普段アベンチュリンが身につけているサングラスとは異なり、つるが細身で透明なレンズの眼鏡が、今となっては宇宙に二つしかない美しい煌きをもつ瞳を覆っていた。一見、普通の眼鏡に見えるそれは「色眼鏡」と呼ばれる奇物で、一度かけてからというもの、ずり落ちた分を最初の位置へ戻すことは出来ても、完全に外すことは出来なかった。
「はあ……。この始末書、必要かな? なんの報告もなく、僕のデスクに置いてあったんだから、ちょっとは仕方ないと思わないかい?」
2570ここが昔ながらのゲームの世界であれば、きっとそんなコミカルな警告文が出ていたことだろう。
眼鏡のブリッジに指を添えて、そっと押し上げる。普段アベンチュリンが身につけているサングラスとは異なり、つるが細身で透明なレンズの眼鏡が、今となっては宇宙に二つしかない美しい煌きをもつ瞳を覆っていた。一見、普通の眼鏡に見えるそれは「色眼鏡」と呼ばれる奇物で、一度かけてからというもの、ずり落ちた分を最初の位置へ戻すことは出来ても、完全に外すことは出来なかった。
「はあ……。この始末書、必要かな? なんの報告もなく、僕のデスクに置いてあったんだから、ちょっとは仕方ないと思わないかい?」
makot_shin
DONE一応レイチュリのつもりで書いている。帰ってきたチュリにシオがプロポーズされる短いやつ。シオ視点。書き手の頭が弱い。誤字脱字はあると思うんだ。ともにパチリと、ごく自然に当たり前のように朝を迎えたかのように目を開けたアベンチュリンと目が合う。
夢から醒めたばかりの焦点の定まらない瞳が光を取り戻し、レイシオを見据えた。
衝動的に動いてしまいたくなる己を律し、伸ばしかけた腕を仕舞う。彼とはそのような関係ではない。
適切な言葉が出てこない。本来在るべき場所に帰った者に言う言葉をかけるべきか、眠りから目覚めた者のへ挨拶をすべきか。
医者としての言葉、友人としての言葉、そして……。
「レイシオ。僕と結婚してくれないか」
あまりにも突然の言葉に、脳内にあったものが全てが吹き飛んだ。
頭を抱えたくなるような常識はずれの物言いに、己自身が夢からまだ醒めていないのかと思わず頬をつねりたくなった。
2032夢から醒めたばかりの焦点の定まらない瞳が光を取り戻し、レイシオを見据えた。
衝動的に動いてしまいたくなる己を律し、伸ばしかけた腕を仕舞う。彼とはそのような関係ではない。
適切な言葉が出てこない。本来在るべき場所に帰った者に言う言葉をかけるべきか、眠りから目覚めた者のへ挨拶をすべきか。
医者としての言葉、友人としての言葉、そして……。
「レイシオ。僕と結婚してくれないか」
あまりにも突然の言葉に、脳内にあったものが全てが吹き飛んだ。
頭を抱えたくなるような常識はずれの物言いに、己自身が夢からまだ醒めていないのかと思わず頬をつねりたくなった。
ΦωΦ゛
DONE学パロレイチュリ🗿🦚推しCPには一生ちゅっちゅしててほしい。
学パロ🗿🦚「んっ」
思いがけないことに濁った声を零すとトパーズが「どうしたの?」と聞いてくる。アベンチュリンは買ったばかりのリップクリームを睨みながら溜息をついた。
「さっき適当に買ったリップが味付きだったんだよ」
「ああ、最近よくあるわよね。何の味だったの?」
「なんだろう? 甘い。唇に味があると不快だなぁ。コンビニでも買えたっけ? 落としたい……っン」
「バニラ味だな。不愉快だ」
アベンチュリンの唇にキスをしたレイシオは本に視線を戻しながらむすりと眉根を寄せた。アベンチュリンが「だろう?」と返せば、前を歩いていたトパーズがわなわなと肩を震わせて吠えた。
「あんたたちいい加減にしなさいよ! 少しは人目を気にして! 私も居るんだから!」
3535思いがけないことに濁った声を零すとトパーズが「どうしたの?」と聞いてくる。アベンチュリンは買ったばかりのリップクリームを睨みながら溜息をついた。
「さっき適当に買ったリップが味付きだったんだよ」
「ああ、最近よくあるわよね。何の味だったの?」
「なんだろう? 甘い。唇に味があると不快だなぁ。コンビニでも買えたっけ? 落としたい……っン」
「バニラ味だな。不愉快だ」
アベンチュリンの唇にキスをしたレイシオは本に視線を戻しながらむすりと眉根を寄せた。アベンチュリンが「だろう?」と返せば、前を歩いていたトパーズがわなわなと肩を震わせて吠えた。
「あんたたちいい加減にしなさいよ! 少しは人目を気にして! 私も居るんだから!」
ΦωΦ゛
DONEレイ+チュリにCO-OP型脱出ゲームやらせたら爆速クリアするんだろうなと思いつつ、シオ先生が考え込み始めて詰むかもっていうネタ両方詰めた。🗿🦚未満。CO-OP型脱出 硬い地面に足がついた。
強制的な空間転移を終えたとてつもない不快感に頭を押さえてゆっくりと目を開く。今立っている場所は研究所のようで、石造りの部屋には見慣れない装置や本が散らばっている。人が居るような気配はない。だが長年放置されたというほど埃や砂を被ってもいない。
さて、とアベンチュリンは頭が正常に働いているのか状況を整理する。
カンパニーの人間が数名行方不明になった原因である奇物の回収と行方不明者の捜索部隊に何故だか戦略投資部のアベンチュリンが同行することになった。詳しい事情は聞かされていない。スケジュールが空いたところに不意に上から命じられて断る余地もなかった。
ビーコンが途切れた場所で奇物を発見した途端、体が意識ごとどこかへ持って行かれてしまったのだ。その場所がここだということは理解できた。
7639強制的な空間転移を終えたとてつもない不快感に頭を押さえてゆっくりと目を開く。今立っている場所は研究所のようで、石造りの部屋には見慣れない装置や本が散らばっている。人が居るような気配はない。だが長年放置されたというほど埃や砂を被ってもいない。
さて、とアベンチュリンは頭が正常に働いているのか状況を整理する。
カンパニーの人間が数名行方不明になった原因である奇物の回収と行方不明者の捜索部隊に何故だか戦略投資部のアベンチュリンが同行することになった。詳しい事情は聞かされていない。スケジュールが空いたところに不意に上から命じられて断る余地もなかった。
ビーコンが途切れた場所で奇物を発見した途端、体が意識ごとどこかへ持って行かれてしまったのだ。その場所がここだということは理解できた。
ΦωΦ゛
MOURNINGレイチュリ🗿🦚すけべが書きたかったけど、公式の怒涛の供給でこの二人がどんなセッをするのか分からなくなったので至らず!すまん!(笑)書きたい部分は書いてて勿体ないので晒しあげ。
レイチュリ🗿🦚 甘やかし「レイシオー、いる?」
彼の自宅にやって来て真っ先にバスルームを覗いたけれど顔が見られず、リビングもハズレで書斎に顔を出せば気難しい顔に眼鏡をかけた彼が端末にかじりついていた。
「あれ? 仕事中かい?」
本に没頭するでもなく、家で仕事なんて滅多にないことだ。視線はこちらに向かなかったが「ああ」と返事が返ってくる。
何やら集中した様子でキーボードを打ち込むレイシオを見れば、自分の望むものも得られそうにない。
「そう、なら後でいいや」
「何か用事だったか?」
「用事というか……」
「なんだ」
答えを渋ると、すいっと視線が上がって目が合った。気を引くつもりもなかったのに。
大したことじゃないんだと前置きして、唇をむずりとさせた。
2901彼の自宅にやって来て真っ先にバスルームを覗いたけれど顔が見られず、リビングもハズレで書斎に顔を出せば気難しい顔に眼鏡をかけた彼が端末にかじりついていた。
「あれ? 仕事中かい?」
本に没頭するでもなく、家で仕事なんて滅多にないことだ。視線はこちらに向かなかったが「ああ」と返事が返ってくる。
何やら集中した様子でキーボードを打ち込むレイシオを見れば、自分の望むものも得られそうにない。
「そう、なら後でいいや」
「何か用事だったか?」
「用事というか……」
「なんだ」
答えを渋ると、すいっと視線が上がって目が合った。気を引くつもりもなかったのに。
大したことじゃないんだと前置きして、唇をむずりとさせた。
ΦωΦ゛
DONE付き合ってない。好き合ってるのは知ってるレイチュリ🗿🦚レイチュリ 恋のフレーバー 人通りの多いショッピングモールで知った顔を見つけて気分が上向いた。
「レイシオ!」
本屋を出てきたばかりの気難しい表情の美貌に向けて声を飛ばす。呼ばれた男は辺りを見回して、軽く手を振るこちらを見つけると眉を顰めた。歩み寄ってくれるわけもない、けれど無視をしようともしない優しい友人だ。
「奇遇だねぇ! 君もオフ?」
問いかけても眉を顰めたままこちらの全身をゆっくり眺めるレイシオ。
「あれ? 誰だか分かってない? アベンチュリンだよ」
「その軽薄な声で分かった。無駄に着飾らない君を初めて見た」
サングラスを外してタネ明かしをするようにおどけて見せればレイシオは呆れたように息を吐く。
普段なら『無駄』と称されるほど身につけている装飾品も今日は腕時計だけと最低限で、髪もほとんどセットしていない。服装も黒デニムにカットソーだ。街に溶け込むならこんなものだろう。
10585「レイシオ!」
本屋を出てきたばかりの気難しい表情の美貌に向けて声を飛ばす。呼ばれた男は辺りを見回して、軽く手を振るこちらを見つけると眉を顰めた。歩み寄ってくれるわけもない、けれど無視をしようともしない優しい友人だ。
「奇遇だねぇ! 君もオフ?」
問いかけても眉を顰めたままこちらの全身をゆっくり眺めるレイシオ。
「あれ? 誰だか分かってない? アベンチュリンだよ」
「その軽薄な声で分かった。無駄に着飾らない君を初めて見た」
サングラスを外してタネ明かしをするようにおどけて見せればレイシオは呆れたように息を吐く。
普段なら『無駄』と称されるほど身につけている装飾品も今日は腕時計だけと最低限で、髪もほとんどセットしていない。服装も黒デニムにカットソーだ。街に溶け込むならこんなものだろう。