nekononora
DONEパー→←バソバソがガウェと話す。パーさんででないよ。
この後、パーバソになる。
恋人となるまで後一歩「お隣、失礼します」
BAR蜘蛛の巣。
カウンターの席でひっそり呑んでいたバーソロミューの横に、サーヴァントが一騎座る。
バーソロミューは呑んでいた白いカクテルをカウンターに置くと、マントも鎧も身につけず、軽装の太陽の騎士に向かい苦笑した。
「円卓は皆、そう押しがつよいのかい?」
「皆とまでは。トリスタン卿などはああ見えてのらりくらりと引きますし……あぁモリアーティ教授……今はマスターでしたか、私にもカクテルを。甘いのが飲みたい気分で、カルーアミルクで」
「……」
童顔の顔に似合ったカクテルを頼むものだと思いはしたが、言葉にはしない。
二分もせずにガウェインの前に置かれたグラス。底に一センチほどのコーヒーリキュールとその上に牛乳のコントラストだけで甘い酒のカクテル言葉が『臆病』だと知っていたからだ。
3143BAR蜘蛛の巣。
カウンターの席でひっそり呑んでいたバーソロミューの横に、サーヴァントが一騎座る。
バーソロミューは呑んでいた白いカクテルをカウンターに置くと、マントも鎧も身につけず、軽装の太陽の騎士に向かい苦笑した。
「円卓は皆、そう押しがつよいのかい?」
「皆とまでは。トリスタン卿などはああ見えてのらりくらりと引きますし……あぁモリアーティ教授……今はマスターでしたか、私にもカクテルを。甘いのが飲みたい気分で、カルーアミルクで」
「……」
童顔の顔に似合ったカクテルを頼むものだと思いはしたが、言葉にはしない。
二分もせずにガウェインの前に置かれたグラス。底に一センチほどのコーヒーリキュールとその上に牛乳のコントラストだけで甘い酒のカクテル言葉が『臆病』だと知っていたからだ。
とりから
DOODLEこの後パーさんはふにゃバソさんに大層誉められたり。翌日、バソさんは海賊メン(一緒に呑んでた)に弄られると思います。台詞の中はとにかくバソさんがパーさんを誉めていればそれで良し。(語彙が無い)
リアクションありがとうございます!
どうしても気になった所修正して差し替えました。(24.11.28)
nekononora
DONEパー→バソ。ワンドロ。過去のお題をお借りしました。
『デート』
恋に恋する大海賊 生前、ついぞ恋だの愛だのに縁がなかった。
いやこの言い方では、私に好意を向け、告白してくれた者達にあまりに不義理だ、訂正しよう。
「生前、私は誰かに恋をした事がなくてね。このみてくれだ、秋波は多数に送られたが……どうにもそれ止まりで。私が一歩踏み出せなかったといえばそれまでなのだが……」
そこで言葉を区切り、目の前の青年を見やる。
一回り年下の白い髪と空色の目の青年は、動かしていた手を止め、戸惑ったようにバーソロミューを見た。
「別に避けていたわけでも忌避していたわけでもなく、それなりに興味はあったのだよ。身を焦がすような恋や、誰かを自分以上に慈しむ深い愛に」
だからね、とフフッと微笑みを青年に向ける。
1658いやこの言い方では、私に好意を向け、告白してくれた者達にあまりに不義理だ、訂正しよう。
「生前、私は誰かに恋をした事がなくてね。このみてくれだ、秋波は多数に送られたが……どうにもそれ止まりで。私が一歩踏み出せなかったといえばそれまでなのだが……」
そこで言葉を区切り、目の前の青年を見やる。
一回り年下の白い髪と空色の目の青年は、動かしていた手を止め、戸惑ったようにバーソロミューを見た。
「別に避けていたわけでも忌避していたわけでもなく、それなりに興味はあったのだよ。身を焦がすような恋や、誰かを自分以上に慈しむ深い愛に」
だからね、とフフッと微笑みを青年に向ける。
しまこ
DOODLEパーバソ 11/22 ※1枚ですが犬化ありますspecialな言葉と優しいその腕で
グレート・ピレニーズです🐶
体の大きさわかってない超大型犬によるお出迎え突撃事故してほしい
あたし=バ
私、(英語)=パーで描いております 5
nekononora
DONEパー←バソのパーバソ。前回の続き。オメガバースおや? パーさんの様子が?
自分への矢印は鈍いバソさん。
海は空の異変に気が付かない「ハハハハハハハ!!!!」
真横で聞くこの声量にももう慣れたなぁ、あ、うそ、慣れてない。耳、きーんてなる。音量絞ってとか不敬になるかなぁやっぱり耳栓かなぁこれも不敬かなぁなんて思いながら、バーソロミューはモグモグとマッシュポテトを食べる。
そこに食堂にパーシヴァルを含めた数人の円卓が入ってくるのが見え、目線だけで挨拶を送る。
パーシヴァルは承知した、というように少しだけ頭を前に傾け頷いた。
なんというかその顔にはまだ心配という文字が張り付いて見える。これは時間を作って説得する必要があるかもしれない。うーん、いつか作れるかなぁ。今は無理かぁと、横に座るファラオを見やる。
そこに、
「同席するぞ」
と、バーソロミューの前に座ったのはカルナだ。
5632真横で聞くこの声量にももう慣れたなぁ、あ、うそ、慣れてない。耳、きーんてなる。音量絞ってとか不敬になるかなぁやっぱり耳栓かなぁこれも不敬かなぁなんて思いながら、バーソロミューはモグモグとマッシュポテトを食べる。
そこに食堂にパーシヴァルを含めた数人の円卓が入ってくるのが見え、目線だけで挨拶を送る。
パーシヴァルは承知した、というように少しだけ頭を前に傾け頷いた。
なんというかその顔にはまだ心配という文字が張り付いて見える。これは時間を作って説得する必要があるかもしれない。うーん、いつか作れるかなぁ。今は無理かぁと、横に座るファラオを見やる。
そこに、
「同席するぞ」
と、バーソロミューの前に座ったのはカルナだ。
nekononora
DONEパー←バソオメガバースです。
ベータだと思っていたバソがオメガだと知って、はっちゃけます。
海は空に手を伸ばす ドバイの夏を経て、バーソロミュー、パーシヴァル、カルナの三人は仲を深めていた。
始めはベータのバーソロミューがアルファの二人に対し壁を勝手に感じているようだったが、今では第二の性の垣根を越えて友となっている。
一週間に一度定期的に集まって近状を報告したり食事をしたり、シミュレーターに行ったり手合わせしたりと友好を育んでいたが、最近、スケジュールが合わず、三週間は集まっていなかった。
パーシヴァルが声をかけ、この日、昼の二時間なら三人の予定があった。
パーシヴァルの部屋に各々紅茶や菓子を持ち寄り、久々の集まりに話に花が咲き、盛り上がった。
二時間はあっという間に過ぎ、バーソロミューが「ではそろそろ私はお暇するよ」と立ち上がる。
6991始めはベータのバーソロミューがアルファの二人に対し壁を勝手に感じているようだったが、今では第二の性の垣根を越えて友となっている。
一週間に一度定期的に集まって近状を報告したり食事をしたり、シミュレーターに行ったり手合わせしたりと友好を育んでいたが、最近、スケジュールが合わず、三週間は集まっていなかった。
パーシヴァルが声をかけ、この日、昼の二時間なら三人の予定があった。
パーシヴァルの部屋に各々紅茶や菓子を持ち寄り、久々の集まりに話に花が咲き、盛り上がった。
二時間はあっという間に過ぎ、バーソロミューが「ではそろそろ私はお暇するよ」と立ち上がる。
nekononora
DONEパーバソのワンドロです。お題……貴方のせい
本来なら一騎ずつ部屋はないし、湯船はないだろうが、弊カルデアにはある感じで!!
あれ? シリアスなった? あれ??
指先からこぼれ落ちる宝物「バーソロミュー、いるだろうか?」
恋人の声とコンコンというノックの音。
ベッドで横になり、ブカブカのシャツと下着という少々だらしない格好で漫画を読んでいたバーソロミューは慌てて起き上がる。
「パーシヴァル? いるよ。今開けるから待ちたまえ」
返事をしつつ、清き愚か者には目に毒な漫画をベッドの下に隠し、シャツを脱いでこれもベッドの下に突っ込むと、エーテルで服を編み、身だしなみを整える。
五秒で支度を整えると、バーソロミューは姿勢良く優雅にドアまで歩き、鍵を解除した。
ウィンと機械音が鳴り、自動でドアが開く。
バーソロミューよりも頭一つ分ほど高い位置にあるパーシヴァルの顔を見上げ、口元を緩めて微笑む。
3455恋人の声とコンコンというノックの音。
ベッドで横になり、ブカブカのシャツと下着という少々だらしない格好で漫画を読んでいたバーソロミューは慌てて起き上がる。
「パーシヴァル? いるよ。今開けるから待ちたまえ」
返事をしつつ、清き愚か者には目に毒な漫画をベッドの下に隠し、シャツを脱いでこれもベッドの下に突っ込むと、エーテルで服を編み、身だしなみを整える。
五秒で支度を整えると、バーソロミューは姿勢良く優雅にドアまで歩き、鍵を解除した。
ウィンと機械音が鳴り、自動でドアが開く。
バーソロミューよりも頭一つ分ほど高い位置にあるパーシヴァルの顔を見上げ、口元を緩めて微笑む。
nekononora
DONE観用少女パロ。パーバソです。
空の瞳を持つ少年の初恋「“人魚姫”を探して欲しいのです」
事務所を訪れた、えらく毛並みの良い男から告げられた依頼に、バーソロミューは微笑みを崩さぬまま目を細めた。
“人魚姫”
多くの者はハンス・クリスチャン・アンデルセン作の御伽噺を思い浮かべるだろう。
だがこの港町と、観用少女に興味がある者の間では違った意味を持つ。
二十年ほど前。
とある富豪がある観用少女に惚れ込んだ。
カラスの濡れ羽色の絹のような髪に、褐色の肌。整った顔とスラリと伸びた四肢は中性的な魅力があり、多くの者を虜にした。
そしてその多くの者が観用少女の主人になろうと、少女の瞼をあげようとした。
観用少女は大金を積まれようとも、宝石を用意されようとも、訪れるどの顧客にもその瞳を見せる事はなかった。
5645事務所を訪れた、えらく毛並みの良い男から告げられた依頼に、バーソロミューは微笑みを崩さぬまま目を細めた。
“人魚姫”
多くの者はハンス・クリスチャン・アンデルセン作の御伽噺を思い浮かべるだろう。
だがこの港町と、観用少女に興味がある者の間では違った意味を持つ。
二十年ほど前。
とある富豪がある観用少女に惚れ込んだ。
カラスの濡れ羽色の絹のような髪に、褐色の肌。整った顔とスラリと伸びた四肢は中性的な魅力があり、多くの者を虜にした。
そしてその多くの者が観用少女の主人になろうと、少女の瞼をあげようとした。
観用少女は大金を積まれようとも、宝石を用意されようとも、訪れるどの顧客にもその瞳を見せる事はなかった。