祀-まつり-
DONE転生夏五物語続き5夏(記憶なし)×五(記憶?)が一週間同棲生活をするお話。
⚠単行本0巻及び~11巻までのネタバレ、捏造を含みます。
⚠シモネタ会話が頻繁に出ます。
※ご報告なく加筆・修正行う場合があります。ご了承ください。
R-18は下記リンクから
【余命一週間。 五日目。】
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16505460
余命一週間。 五日目。(全年齢)5日目。
腕の中にあったぬくもりが消えている事に眉を顰める。居ないとわかっていながらも目を開けないまま何もない隣を弄る。部屋のあたたかさとは逆にすっかり冷えたシーツが腕に擦れる。少し気持ちいい。
……すっかり?
いつもならもう少しあたたかみが残っていたはず。
私はぼんやりと目を開けて時計を見た。
「………………え?」
いつもより早く起きてしまったのかと思ったが、毎日悟が起こしに来る時間を1時間も越えていた。閉まっている寝室の扉を見つめる。気配を探るもリビングで物音はしない。
悟が居ない?…………まさか倒れてる?
一気に目が覚め焦燥に駆られた私は飛び起きてリビングへと向かう。
ダイニングテーブルには既に朝食の用意が済んでいた。全てにラップがされており、味噌汁を閉じ込めたラップの内側に雫が数滴付いている。既に冷めているようだ。悟の姿はどこにもない。死角になっていた台所の床に倒れてないかと確認するも居ない。そこでようやく、風呂場から水音が聞こえるのがわかった。
12096腕の中にあったぬくもりが消えている事に眉を顰める。居ないとわかっていながらも目を開けないまま何もない隣を弄る。部屋のあたたかさとは逆にすっかり冷えたシーツが腕に擦れる。少し気持ちいい。
……すっかり?
いつもならもう少しあたたかみが残っていたはず。
私はぼんやりと目を開けて時計を見た。
「………………え?」
いつもより早く起きてしまったのかと思ったが、毎日悟が起こしに来る時間を1時間も越えていた。閉まっている寝室の扉を見つめる。気配を探るもリビングで物音はしない。
悟が居ない?…………まさか倒れてる?
一気に目が覚め焦燥に駆られた私は飛び起きてリビングへと向かう。
ダイニングテーブルには既に朝食の用意が済んでいた。全てにラップがされており、味噌汁を閉じ込めたラップの内側に雫が数滴付いている。既に冷めているようだ。悟の姿はどこにもない。死角になっていた台所の床に倒れてないかと確認するも居ない。そこでようやく、風呂場から水音が聞こえるのがわかった。
uncimorimori12
DONE2021/11/7 夏五オンリーで出す予定だった無配もったいないから出します。不気味の谷 五条悟と再会したのは、桜けぶる春風が前髪をさらう大学の入学式でのことだった。
あんまりにも長閑で退屈で面白みに欠ける大学生活初日。ホヤホヤの新入生を招き入れようとサークル勧誘の列が大きく口を開ける桜並木の下で、私は脳裏をつんざく白髪の男と再会した。頭ひとつ分飛び抜けた五条悟と人混み越しに目が合うなんてベタな展開に、思わず腹の底から漏れ出た笑いを噛み殺すのに失敗する。けれども、餞別とばかりにニコリと微笑みを返してやれば、五条悟は急速に興味を失ったのかフイと視線を逸らし私とは逆方向に歩いて行ってしまった。はて、確実に目が合ったはずなのにこの反応はどういうことだ。そりゃ五条悟にとっての夏油傑とは、決して良い思い出ばかりでは無かっただろう。楽しかったと呼べるのはほんの三年にも満たない時間で、残りといえば裏切られた苦い記憶とせいぜい侘しさなんてところではなかろうか。しかし、こう言っては何だが夏油傑を見つけて興味を示さない五条悟なんて存在しうるとは到底私には想像つかない。見捨てられ、取り残されようと、わざわざ息の根を止めにやって来るほどに執着を傾けて来た男だ。そんな人間が、私をそこらの芋虫を眺めるような視線で見るだろうか。そこまで考え、ふと思いつく。もしや五条悟は前世の記憶が無いのではないか? 自分にすらこびりついているってのに五条悟がすっからかんなのは不思議ではあるが、ありえない話ではない。そうでなければ自分の姿を認めた瞬間、人混みを薙ぎ倒しすっ飛んでこなきゃおかしいだろ。まあ、呪霊もいなければ六眼も持っていなさそうな今世の五条ならば仕方がない話ではあるが。いくら五条悟と言えど、今やただの一般人。包丁で刺せば刃は届くし、数人がかりで襲い掛かれば殺せるだろう。そういう、しがないちっぽけな人間だ。よって記憶を引っ提げずに私の前に再び現れたとしても、それはまったく不思議なことではない。まあ、無かったところでやることはただ一つ。
3739あんまりにも長閑で退屈で面白みに欠ける大学生活初日。ホヤホヤの新入生を招き入れようとサークル勧誘の列が大きく口を開ける桜並木の下で、私は脳裏をつんざく白髪の男と再会した。頭ひとつ分飛び抜けた五条悟と人混み越しに目が合うなんてベタな展開に、思わず腹の底から漏れ出た笑いを噛み殺すのに失敗する。けれども、餞別とばかりにニコリと微笑みを返してやれば、五条悟は急速に興味を失ったのかフイと視線を逸らし私とは逆方向に歩いて行ってしまった。はて、確実に目が合ったはずなのにこの反応はどういうことだ。そりゃ五条悟にとっての夏油傑とは、決して良い思い出ばかりでは無かっただろう。楽しかったと呼べるのはほんの三年にも満たない時間で、残りといえば裏切られた苦い記憶とせいぜい侘しさなんてところではなかろうか。しかし、こう言っては何だが夏油傑を見つけて興味を示さない五条悟なんて存在しうるとは到底私には想像つかない。見捨てられ、取り残されようと、わざわざ息の根を止めにやって来るほどに執着を傾けて来た男だ。そんな人間が、私をそこらの芋虫を眺めるような視線で見るだろうか。そこまで考え、ふと思いつく。もしや五条悟は前世の記憶が無いのではないか? 自分にすらこびりついているってのに五条悟がすっからかんなのは不思議ではあるが、ありえない話ではない。そうでなければ自分の姿を認めた瞬間、人混みを薙ぎ倒しすっ飛んでこなきゃおかしいだろ。まあ、呪霊もいなければ六眼も持っていなさそうな今世の五条ならば仕方がない話ではあるが。いくら五条悟と言えど、今やただの一般人。包丁で刺せば刃は届くし、数人がかりで襲い掛かれば殺せるだろう。そういう、しがないちっぽけな人間だ。よって記憶を引っ提げずに私の前に再び現れたとしても、それはまったく不思議なことではない。まあ、無かったところでやることはただ一つ。
シジマ🐰
DONE描きたい絵の台詞だけ1枚の画像にまとめました。私は何をしているんだろうと思ったりもしましたが、めちゃくちゃ楽しかったです😆
⚠️夏五・五夏ごちゃ混ぜです⚠️
自分のテンションとモチベーションをぶち上げろ!!!!1枚目が真面目、2枚目がえちえち、3枚目が様子がおかしいやつです。何でも許せる方か心臓を複数個持っている方は見て下さい💋
pass:18↑?(小文字3文字) 3
あプり
MAIKING【仙鬼渋谷イラスト展示】11/7開催イベントのノベルティになる絵柄です。
かきかけですが…😇スミマセン……。
教祖教師夏五!アナログ水彩塗りになります。完成したサンプルはイベント前に公開いたします。よろしくお願いします。 3
★☆★
DONE🧠、最後には彼らが大切にした過去に倒されて欲しいな。ネットプリントに登録している3コマ漫画です。明日まで印刷できるような気がします(日時指定よく分からなかった)。セブンでの印刷は確認してますがローソンファミマが近くにないため確認できていません…すみません。
kamoso
MOURNING仙才鬼才~渋谷騒乱篇~開催おめでとうございます!!!漫画も展示したいと、思っていました…思っていたんです…
先に謝っておきます大変申し訳ございませんでした…
それでも、何があるのか、気になるぜってお方がいらっしゃいましたら…おしながきの方に一応パスワード書いてはありますので……
夏五幸あれ…
追記︙仙鬼終了したので全体公開にしました 6
はっち
DONE【夏五-小説-R18】18歳以上ですか?(yes or no)
※R18ですが挿入はしておらずです
※ イチャイチャしているので悲恋っぽくはないですが、付き合いたての初々しい当時のことを思いだす離反後の傑はでてくるので苦手な人は注意
はっち 3069
SKR_Hajime12
MAIKING現パロ社会人夏×猫の悟 深いことは考えてはいけない無題 吾輩は猫である。名前はまだ無い。
…なーんてね、ちゃんと名前はある。まだ産まれたばかり、名前なんてなかった子猫だった頃、親とはぐれて(育児放棄されたとも言う)、道の端っこで小さくなっていた俺を見つけ拾ってくれた男がいた。前髪が変なこの男の名前はすぐる。
ただひたすらお腹が空いて寂しくて。段々寒くなってきて、俺死んじゃうのかなぁって思ったその時、ふわりと抱き上げられた。あったかい思い出、そのときのことは今でもしっかりと覚えている。
本当に死にかけだったらしい俺のことを必死に介抱して、育ててくれたすぐる。すぐるは俺を大切に大切にしてくれて、寂しかった心をたくさん満たしてくれた。すぐるは俺のことを「さとる」って呼ぶ。初めてそう呼ばれたとき、俺の名前だってすぐにわかって返事をしたら、すぐるが嬉しそうに笑ったんだ。すぐるに名前を呼ばれると何だが胸の辺りがふわふわして、温かくなって幸せな気持ちになる。だから、俺には「さとる」って立派な名前があるんだ。
2604…なーんてね、ちゃんと名前はある。まだ産まれたばかり、名前なんてなかった子猫だった頃、親とはぐれて(育児放棄されたとも言う)、道の端っこで小さくなっていた俺を見つけ拾ってくれた男がいた。前髪が変なこの男の名前はすぐる。
ただひたすらお腹が空いて寂しくて。段々寒くなってきて、俺死んじゃうのかなぁって思ったその時、ふわりと抱き上げられた。あったかい思い出、そのときのことは今でもしっかりと覚えている。
本当に死にかけだったらしい俺のことを必死に介抱して、育ててくれたすぐる。すぐるは俺を大切に大切にしてくれて、寂しかった心をたくさん満たしてくれた。すぐるは俺のことを「さとる」って呼ぶ。初めてそう呼ばれたとき、俺の名前だってすぐにわかって返事をしたら、すぐるが嬉しそうに笑ったんだ。すぐるに名前を呼ばれると何だが胸の辺りがふわふわして、温かくなって幸せな気持ちになる。だから、俺には「さとる」って立派な名前があるんだ。
梅チョコ
SPUR ME夏五のオメガバース①書きかけの序文発掘したので……いつか完成させるぞという決意を込めて。
夏(α)×五(Ω)だけど特殊設定あり。実はずっと考えてたネタ。
全然えっちくないしとても短いけど、完成させる時はえっちにしたいです。
DominatedΩ性につきまとう、忌むべき性質__月に一度の[[rb:発情期>ヒート]]と、それに伴い放出され無差別にαを誘うフェロモン。
本来なら自制の効かないそれを、五条悟というオメガは生まれつき完全にコントロールすることが出来る。
αを支配出来るΩ、[[rb:ドミナント>dominant]]オメガ__数百年に一度生まれるという希少種。
彼は正しくそれだった。
単にドミナントとかDとか呼ばれることもあるが、身体のつくりは普通のオメガと大して変わらない。一応ヒートもあるし、番うことも妊娠することも出来る。
ただしその美貌は他に並ぶ者がないと言われる程で、自在にコントロールの効く特別なフェロモンは、どんなαも惹き付けラットを誘発する程に甘美で淫靡で強烈。当てられたαはたちまち理性を失って過剰な興奮状態に陥り、立っていることすら出来ずに皆ひれ伏すという。
1707本来なら自制の効かないそれを、五条悟というオメガは生まれつき完全にコントロールすることが出来る。
αを支配出来るΩ、[[rb:ドミナント>dominant]]オメガ__数百年に一度生まれるという希少種。
彼は正しくそれだった。
単にドミナントとかDとか呼ばれることもあるが、身体のつくりは普通のオメガと大して変わらない。一応ヒートもあるし、番うことも妊娠することも出来る。
ただしその美貌は他に並ぶ者がないと言われる程で、自在にコントロールの効く特別なフェロモンは、どんなαも惹き付けラットを誘発する程に甘美で淫靡で強烈。当てられたαはたちまち理性を失って過剰な興奮状態に陥り、立っていることすら出来ずに皆ひれ伏すという。
藤たろ
MEMO夏五の祓本転生ネタメモ・「心の底から笑えなかった」が呪いになった記憶有り五
・割と過去を気にせず生きてる記憶有りだが誰にも話してない夏
・夏から五への解散ドッキリ
・メンタル弱めの五(体調不良有)
・メンタル強めの夏
・追記でハッピーエンド
祓本転生パロ夏五メモ
「心の底から笑えなかった」が呪いとなって転生後もずっと頭にある悟。高校で傑と出会い誘って祓本に。誰かにではなく、傑に笑って欲しくてネタを書き続け売れっ子芸人に。
番組企画で傑から悟への「解散」ドッキリ。傑の演技と演出のタイミング等で信じ込む悟。
「俺じゃお前を笑わせられなかった…?」
傑視点
記憶無しのフリをしてた記憶有り。
何のつもりか分からなかったが誘われてお笑い芸人に。過去悟に言った言葉は傑にとっての上位になく芸人になったきっかけとその言葉は繋がってない。
ネタを作り始めると睡眠も食事も疎かにする悟を人並みには心配する。酷い時は倒れた。
解散ドッキリを聞いた時は、悟が少しでも迷ったら本気で解散を考えようと思ったし、悟の健康を考えると…とぼんやり。仕事は好きだが悟ほどの熱量は無い。十分稼いだし悟と田舎でカフェでもいいんじゃないかくらい。解散しても一緒にいる思考は無意識。前世を引き摺って無いしカラリとしてる。
4211「心の底から笑えなかった」が呪いとなって転生後もずっと頭にある悟。高校で傑と出会い誘って祓本に。誰かにではなく、傑に笑って欲しくてネタを書き続け売れっ子芸人に。
番組企画で傑から悟への「解散」ドッキリ。傑の演技と演出のタイミング等で信じ込む悟。
「俺じゃお前を笑わせられなかった…?」
傑視点
記憶無しのフリをしてた記憶有り。
何のつもりか分からなかったが誘われてお笑い芸人に。過去悟に言った言葉は傑にとっての上位になく芸人になったきっかけとその言葉は繋がってない。
ネタを作り始めると睡眠も食事も疎かにする悟を人並みには心配する。酷い時は倒れた。
解散ドッキリを聞いた時は、悟が少しでも迷ったら本気で解散を考えようと思ったし、悟の健康を考えると…とぼんやり。仕事は好きだが悟ほどの熱量は無い。十分稼いだし悟と田舎でカフェでもいいんじゃないかくらい。解散しても一緒にいる思考は無意識。前世を引き摺って無いしカラリとしてる。
しろみずぎ
INFO🔞発行1ヶ月切ったので、Twitterフォロワー様限定で11/7発行予定のおしすぐ描き下ろし2ページ公開♡
⬇️ご予約こちら♡
https://ec.toranoana.jp/joshi_r/ec/item/040030929061/ 2
jujukaraage
MEMOこれのつづき。https://poipiku.com/2136308/4908034.html
夏五で、人型に耳と尻尾が付いてるタイプの狼な夏×子猫な五。夏が五を大好きでかわいいかわいいと思ってますが、変態くさいので注意。 3197
エイリアン(小)
DONE精神力低め夏×記憶喪失男前五の夏五です。夏の精神弱々ですし、五は最後しか喋りません()
六ヶ月の時を得て漸く序章が出来ました
誤字脱字指摘していただけると嬉しいです
夏五ーー!!!好きだーーー!!!
紅玉のフタゴムシ①「さとる」
そっと呟いても、その声に答えてくれる筈の人間はまだ目を覚まさない。さまざまな機械に繋がれ、死んだように眠る悟はまるで精巧な人形のようだった。
「悟」
もう一度、名前を呼ぶ。
ピクリとも動くことのない瞼を見て、思わず投げ出された手を握った。ただでさえ冷たい悟の手がさらに温度を失っているのに気付いて、強く、強く握る。
あわよくば、この感触に気付いて起きてくれる期待を抱いて。
「悟...」
なのに、強く握った手を持ち上げても、悟は目を瞑ったまま。
抵抗しない。何も言わない。
それが酷く悲しくて、私はぐっと唇を噛み締めた。
『五条が暴走車に撥ねられた』
そう言った硝子の震えた声を、今でも容易に思い出すことができる。
7392そっと呟いても、その声に答えてくれる筈の人間はまだ目を覚まさない。さまざまな機械に繋がれ、死んだように眠る悟はまるで精巧な人形のようだった。
「悟」
もう一度、名前を呼ぶ。
ピクリとも動くことのない瞼を見て、思わず投げ出された手を握った。ただでさえ冷たい悟の手がさらに温度を失っているのに気付いて、強く、強く握る。
あわよくば、この感触に気付いて起きてくれる期待を抱いて。
「悟...」
なのに、強く握った手を持ち上げても、悟は目を瞑ったまま。
抵抗しない。何も言わない。
それが酷く悲しくて、私はぐっと唇を噛み締めた。
『五条が暴走車に撥ねられた』
そう言った硝子の震えた声を、今でも容易に思い出すことができる。