mofuri_no
DONE読書週間の企画に参加させていただきます。図書室が舞台というだけですが……ヒュンポプですが、よく分からん特殊能力を持つモブ女の子が出張ってます。魔法等色々捏造。
原作後諸々解決した平和な世界。ダイレオ設定含みます。
図書館の大魔道士 パプニカ王宮の図書室には、戦火を逃れた貴重な魔道書や歴史書が多数納められている。宮殿の東端にある。
私が魔法使い見習いとして側仕えさせて頂いているクレア様の執務室は、西の端。部屋の主は出張で明日までお帰りにならないため、私はひたすら普段できない部分の掃除に精を出していた。そこへあの方が現れたのだ。
長い廊下をひたすら歩く。ここに来てもう3ヶ月経つというのに、いまだにこの広さには慣れない。知らないエリアに行くと、迷子になることもしばしばだ。
勇者ダイ様が大魔王を倒し、平和が訪れてから10年。
とは言っても、私は当時4歳だったから、何が起こったのかよく分かっていなかった。ただ、村の大人たちが騒いでいた事は覚えている。母さんは私を抱きしめて泣いていた。父さんも珍しく上機嫌で、お祝いだ、と言って近所の人たちとお酒を飲んで笑っていた。
6979私が魔法使い見習いとして側仕えさせて頂いているクレア様の執務室は、西の端。部屋の主は出張で明日までお帰りにならないため、私はひたすら普段できない部分の掃除に精を出していた。そこへあの方が現れたのだ。
長い廊下をひたすら歩く。ここに来てもう3ヶ月経つというのに、いまだにこの広さには慣れない。知らないエリアに行くと、迷子になることもしばしばだ。
勇者ダイ様が大魔王を倒し、平和が訪れてから10年。
とは言っても、私は当時4歳だったから、何が起こったのかよく分かっていなかった。ただ、村の大人たちが騒いでいた事は覚えている。母さんは私を抱きしめて泣いていた。父さんも珍しく上機嫌で、お祝いだ、と言って近所の人たちとお酒を飲んで笑っていた。
i_tu_kichi
DOODLE魂の絆ヒュンポプ風味まとめお互いに→←の気持ち持ってて本当滾る
ヒュンケルのイベクエで、怪我したヒュンケルをマァム任せて、ダイと前に出るポップの楽しそうな感じが尊い。いつも守って貰う側だし、戦いにいく背中を見せられることが嬉しいとか!それに素直に従うヒュンケルとか拝ざるを得ない(すぐに前衛に戻ったけど)
もう一回見たいです運営さん。イベント終わったばかりだけど、復刻祈願してる... 3
kontk_krk
DONE唐突に触手がポプの身体に絡みつきポプを蹂躙するかのように思われたが…(略
というお題系のやつのヒュンポプ
こういう受が好きなんだけど怒られそうですすみません。
あとこういう感じのごりら(のように見えた)ポちゃんが一瞬映る話がアニメであるのでよろしくね…あの1枚が大好きすぎてずっと見ていられる… 2
akashi.y
REHABILI半年楽しみにしてた魂絆が、だいぶ好みではないシステムだらけでしょんぼりです…。ひと月ももたないかもー!運命の(?)龍騎衆戦までがんばりたいのですが。初心者ミッションのために、どなたか聖母みたいな方、私をフレンドに加えていただけません?(記載していたIDは削除しました。どうもありがとうございます!!)
戦友Gもまだ探してないわ~。 2
kontk_krk
DONEDW企画で描かせていただきました。めちゃくちゃ…楽しかったですありがとうございます。
私はらいさん(@mirai5880456DQ)の作品を担当させていただきました。
▼元作品
https://twitter.com/mirai5880456DQ/status/1401704402893737984 5
toma_d2hp
DONEヒュンポプDW交換企画に参加させていただきました。私の妄想がかなり含まれてしまいましたが、元の作品と作者のことりさんへの愛を力いっぱいこめました…!素敵な企画、本当にありがとうございました!
それきらい ふぉとぐらふ、というらしい。あたらしいものが大好きな姫さんは、さっそく城に技師を招いて自分の「写真」を撮らせた。姫さんが自慢げにテーブルに広げた何枚もの写真に、おれたちは驚きの声をあげた。
そこには、姫さんの姿があった。つんと澄ましていたり、嬉しそうにほほえんでいたり。ポーズは固いけれど、姫さんが、確かにそこにいた瞬間を焼きつけていた。
けっして消えることのない思い出みたいに。
「とるわよーっ」
姫さんは写真機をかまえる技師のかたわらで、まるで助手のように大きく手を振っている。姫さんの興味は、いまや写真そのものより、写真機のほうに移ったみたいだ。レオナらしいや、とダイが笑うと、マァムもほんとにそうね、とほほえんだ。
2410そこには、姫さんの姿があった。つんと澄ましていたり、嬉しそうにほほえんでいたり。ポーズは固いけれど、姫さんが、確かにそこにいた瞬間を焼きつけていた。
けっして消えることのない思い出みたいに。
「とるわよーっ」
姫さんは写真機をかまえる技師のかたわらで、まるで助手のように大きく手を振っている。姫さんの興味は、いまや写真そのものより、写真機のほうに移ったみたいだ。レオナらしいや、とダイが笑うと、マァムもほんとにそうね、とほほえんだ。
kontk_krk
DONEドラク…え10楽しいねその世界にいるヒュンポプ妄想最近楽しいです。
ウェディヒュンとプクリポポプちゃんのこういう二人が旅する本出したいな―という願望の漫画です。
お試し版をオンリーで公開。
ド10やってる方いたらフレンドになってくださいっ 2
akashi.y
REHABILI新しいPCきました。起動がとても早い!無駄にミドルスペックなゲームPCなのでsteamデビューしてみたり…。少々ディドロ効果が発動していたり…。ひと月半描かなかったので、またリハビリ最初からみたいな状態です。
ghikamu
MEMO堂々と遅刻したヒュンポプお題「メロンソーダ」※記憶持ち転生現代風パロという特殊な世界観です。
メロンソーダは美味しく頂かれました「あ、あの~ヒュンケル、さん?これは一体どういう……」
商店街にある落ち着いた雰囲気の喫茶店。目の前の特徴のあるハネっ毛の学生服の少年がオレの顔を伺いながら、目の前にあるアイスとさくらんぼの乗ったメロンソーダをつつく。不安げにこちらとメロンソーダを交互に見る様子を見てヒュンケルは懐かしい光景に思いを馳せていた。
ヒュンケルには、生まれた時から今の世界と違った世界での記憶がある。文明の発達の仕方が現代とはまるで違う、世界地図さえ異なる剣と魔法の世界の記憶だ。その世界で戦士として、一時は魔王軍に身を堕としながらも勇者一行と共に戦った。これは決して妄想などではなく、事実であり、幼い頃からヒュンケルはその記憶と現在の精神とのギャップに悩まされてきた。何せこの鮮明な記憶を共有できる人間が周りに誰一人いない。ヒュンケルにとっては剣と魔法に縁のない見知らぬ世界にたった一人取り残された気分だった。このことはヒュンケル自身物心がついた頃から誰にも話さず心にしまい込んでいた。
4378商店街にある落ち着いた雰囲気の喫茶店。目の前の特徴のあるハネっ毛の学生服の少年がオレの顔を伺いながら、目の前にあるアイスとさくらんぼの乗ったメロンソーダをつつく。不安げにこちらとメロンソーダを交互に見る様子を見てヒュンケルは懐かしい光景に思いを馳せていた。
ヒュンケルには、生まれた時から今の世界と違った世界での記憶がある。文明の発達の仕方が現代とはまるで違う、世界地図さえ異なる剣と魔法の世界の記憶だ。その世界で戦士として、一時は魔王軍に身を堕としながらも勇者一行と共に戦った。これは決して妄想などではなく、事実であり、幼い頃からヒュンケルはその記憶と現在の精神とのギャップに悩まされてきた。何せこの鮮明な記憶を共有できる人間が周りに誰一人いない。ヒュンケルにとっては剣と魔法に縁のない見知らぬ世界にたった一人取り残された気分だった。このことはヒュンケル自身物心がついた頃から誰にも話さず心にしまい込んでいた。
SUZUNO
DOODLE(解説)やらかしたことへの後悔で不眠の兄弟子を無理矢理寝かせにきたら直近の自分の死が一番の不眠の原因だったことに驚いて奥底にあった本音が出てしまった弟弟子の話。多分この後兄弟子は次も良い夢見られるかもしれないと思って前よりは寝るようになる。寝言シリーズみたいになってきた…… 6
なるかみうめこ
TRAININGバニーの日と5RTのスネ顔の強引な合わせイラスト。ポプ「けっ。どーせてめえはおれより別のやつのがいいんだろっ」(恥ずかしいカッコまでしたってのに!)
ヒュン「そのようなことは…、たまたま、おまえのところへ向うのにことごとく妨害が─」
ポプ「ツーン!」
ヒュン「ポップ…(涙)」
kontk_krk
PROGRESS9月のオンリー新刊1冊目の子ヒュンのヒュンポプです。小さくなったヒュンとポプがあれこれあっておまけでえっちしてますという。
えっちはおまけで、子ヒュンたゃがえっちするわけではないです注意。 19
なるかみうめこ
TRAINING謎時空から取り寄せた衣類を法衣だと勘違いして着てみたら、女性の服のようだなぁと悪ノリして長兄をからかったポップさんポプ「おいおい、ヒュンケル! 見てみろよー♡」
ヒュ「なんだ、ポッ…ぶっっ!?」
ポプ「え…、どうしたわけ…???」(ハレンチに気がついてない)
なるかみうめこ
TRAINING旅の途中で取り落とした紙切れを同時に拾ってしまったヒュンポプヒュ「おっと…!」
ポプ「ぅお!?」
ヒュ「っ…!!!」(手が触れ合っている///)
ポプ「あっ…!!!」(うわわ…!!!///)
(そのあと挙動不審になる二人)
yagi_mofmof
PROGRESSいただいたリクエストが元となった漫画ですが、このままもう少し続き描いて9月のポ受けオンリーに出そうと思います。ペン入れしたのを追加。修正したので元のと変わってます。 3
なるかみうめこ
TRAINING付き合ってない天然ポプさんの膝枕ヒュンポプポプ「なんか懐かしいよな…こういうの」
ヒュ「う、うむ…(ドキドキ。←あらぬ所もドキドキ)」
ポプ「アバン先生がよくしてくれたよな…」
ヒュ「…???(オレにはごく幼い頃の話なのだが?)」
ポプ「うん…、熱はねえみたいだな。良かったよ」
ヒュ「うむ…(まぁ、いいか///)」
mofuri_no
DONE原作後、ヒュンポプ前提(ポプ出て来ず)のほんのりラー→ヒュン実りませんが暗くはないです。
一応こちら↓の世界線
https://poipiku.com/2942628/4977515.html
むらさきの紫草のにほへる妹を憎くあらば
人妻ゆゑに我恋ひめやも
ー大海人皇子
ラーハルトは数日かけて、パプニカ城下の武具屋、道具屋を軒並み回っていた。旅の準備のためだ。
主の命で、魔界へ降りる。
このところきな臭い動きを見せているヴェルザーの動向を探る必要があった。
「ごめんね、本当はおれが行きたいんだけど」
申し訳なさそうに話すダイに、
「お側に控えるだけが忠義を示す方法ではございません。ダイ様の命であればなんなりと」
ラーハルトは片膝をついて恭しく答えた。
主の役に立てることは誇らしかった。
魔界では人間は満足に活動できない。
主君には地上で為すべきことがある。この探索には命じられた通り、自分とクロコダインが適任だ。
2289人妻ゆゑに我恋ひめやも
ー大海人皇子
ラーハルトは数日かけて、パプニカ城下の武具屋、道具屋を軒並み回っていた。旅の準備のためだ。
主の命で、魔界へ降りる。
このところきな臭い動きを見せているヴェルザーの動向を探る必要があった。
「ごめんね、本当はおれが行きたいんだけど」
申し訳なさそうに話すダイに、
「お側に控えるだけが忠義を示す方法ではございません。ダイ様の命であればなんなりと」
ラーハルトは片膝をついて恭しく答えた。
主の役に立てることは誇らしかった。
魔界では人間は満足に活動できない。
主君には地上で為すべきことがある。この探索には命じられた通り、自分とクロコダインが適任だ。
SUZUNO
DOODLEメガンテ事件後お城に帰ってきたら無理がたたって熱を出して薬草口に突っ込まれた弟弟子とヤンデレかける兄弟子なヒュンポプ(とセコム勇者と姫)の話。兄弟子は弟弟子のめちゃくちゃ何でもない言葉に救われてると良い…… 5
mofuri_no
DONEヒュンポプ。秘密の恋の2人です。ハグの日にハグさせたかった。雰囲気重視で。
原作後時空です
あかねさす茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや
君が袖振る ー額田王
パプニカ王室直営の農園には、稀少な薬草や染料に使われる植物が広大な敷地に数十〜数百種類も栽培されている。
パプニカの布や服は世界でも高値で取引されていることからわかる通り、その質と技術の高さには定評があった。
当然農園は厳重に管理されており、ポップとヒュンケルは魔法薬の研究のため、特別な許可を得てそこに入っていた。
「すっげー!早く来いよ!」
農園へ続く坂を先に駆け降りたポップが、興奮して手を振ってくる。
「女王陛下の特別許可を得ているとはいえ、私的なものだ。おおっぴらにはできない。考えなしに手など振って、誰かに見咎められたらどうする」
1751君が袖振る ー額田王
パプニカ王室直営の農園には、稀少な薬草や染料に使われる植物が広大な敷地に数十〜数百種類も栽培されている。
パプニカの布や服は世界でも高値で取引されていることからわかる通り、その質と技術の高さには定評があった。
当然農園は厳重に管理されており、ポップとヒュンケルは魔法薬の研究のため、特別な許可を得てそこに入っていた。
「すっげー!早く来いよ!」
農園へ続く坂を先に駆け降りたポップが、興奮して手を振ってくる。
「女王陛下の特別許可を得ているとはいえ、私的なものだ。おおっぴらにはできない。考えなしに手など振って、誰かに見咎められたらどうする」
なるかみうめこ
TRAINING調子に乗ってたら、ホントに相手の好きなひとが自分だったパターンのヒュンポプポプ「赤くなってやんの〜!まさか、おれにまでトキメイちゃったりしてる?」
ヒュ「…!」(どっきん!)
ポプ「ウソ発見機だぜっ!どれどれ〜…」
ドキドキドキ(ヒュ心音)
ヒュ「…す、スマン」
ポプ「…なんかこっちこそ…///?(っわー!?なんで、こいつこんなドキドキ言ってンの!?)
なるかみうめこ
TRAININGヒュンポプただいまのちゅうヒュ「ただいま、ポップ」
ポプ「おう、おかえり」
ヒュ「…」(ジッと何か言いたげに見つめる)
ポプ「…わ、分かったよ!!! ん!」
ヒュ「ただいま、ポップ…」
ポプ「っ…(挨拶にしちゃ、長えっつの〜///!!!)」
mofuri_no
DONEヒュンポプ現パロ。炒飯カフェの続きです。年齢操作あり。ヒュンの経営するカフェでバイトするポプ、ヒュンは味覚障害と記憶喪失というどっかで見た設定。もだもだです
カフェオレいかがでしょうポップがカフェでバイトを始めて半年が過ぎた。
ヒュンケルはポップに教わった炒飯を時々作っている。その度にポップは味見を求められ、あれこれとアドバイスを与える。
少しずつ、だが確実な上達が感じられて教える方としても嬉しくなった。
この分だと店に出せる日も近いのではないか。
塩っぱい、辛い、甘い、そんな味の感覚も、
ヒュンケルは微かにだが感じられるようになっていた。
「いらっしゃいませ」
二人連れの女性客が入ってきた。ヒュンケルを見て頬を染め黄色い声で何事か話している。
初めてきた客はだいたいこうなる。
あまりのイケメンぶりに相手にされないと思うのか、カフェの雰囲気ゆえか、ヒュンケルがあからさまな秋波を送られることは案外少ない。
5388ヒュンケルはポップに教わった炒飯を時々作っている。その度にポップは味見を求められ、あれこれとアドバイスを与える。
少しずつ、だが確実な上達が感じられて教える方としても嬉しくなった。
この分だと店に出せる日も近いのではないか。
塩っぱい、辛い、甘い、そんな味の感覚も、
ヒュンケルは微かにだが感じられるようになっていた。
「いらっしゃいませ」
二人連れの女性客が入ってきた。ヒュンケルを見て頬を染め黄色い声で何事か話している。
初めてきた客はだいたいこうなる。
あまりのイケメンぶりに相手にされないと思うのか、カフェの雰囲気ゆえか、ヒュンケルがあからさまな秋波を送られることは案外少ない。
なるかみうめこ
TRAININGデレたポプさんのヒュンポプ。ナチュラルにイチャついて欲しいですね!
ヒュ「おまえの好きな菓子を─」
ポプ「えっ!? マジで??」
ヒュ「そこの、角の」
ポプ「あそこ、すげえ並ぶとこじゃねえか! ヒュンケル〜」(抱きしめ)「スキ♡」(小声)
ヒュ「う…、うむ」
mofuri_no
DONE原作終了後、長兄のために頑張る次兄。くふうしたところは、じけいのあえぎ声です(じゆう研究の発表風)えちではない。
例により魔法関連捏造。魔法の仕組みって難しい…
痛みを我に「まさか…」
信じられない、というようにヒュンケルはポップの顔を見た。
「ああ」
対するポップは腕組みをして、不敵な笑みを浮かべている。
「闇の精霊と、契約した」
「……」
ヒュンケルは精霊や魔法の類いには詳しくない。しかし光と闇両方の闘気を使った経験はある。
いかに大魔道士とはいえ、闇の精霊などというものと契約して、大丈夫なのか?ポップの体に負担はないのか、闇に取り込まれるなどということが、万に一つもないのか。
かつて自分が飲み干した闇の杯のことが頭を過ぎる。
様々な疑問や危惧がヒュンケルの胸に去来し、どう反応したものか考えあぐね、結局押し黙るほかなかった。
「安心しろよ」
ポップが口を開いた。
「そもそも精霊には善も悪もないんだよ。ただ、人間に利するかどうかで、おれらが勝手にそう呼んでるだけなんだ」
4221信じられない、というようにヒュンケルはポップの顔を見た。
「ああ」
対するポップは腕組みをして、不敵な笑みを浮かべている。
「闇の精霊と、契約した」
「……」
ヒュンケルは精霊や魔法の類いには詳しくない。しかし光と闇両方の闘気を使った経験はある。
いかに大魔道士とはいえ、闇の精霊などというものと契約して、大丈夫なのか?ポップの体に負担はないのか、闇に取り込まれるなどということが、万に一つもないのか。
かつて自分が飲み干した闇の杯のことが頭を過ぎる。
様々な疑問や危惧がヒュンケルの胸に去来し、どう反応したものか考えあぐね、結局押し黙るほかなかった。
「安心しろよ」
ポップが口を開いた。
「そもそも精霊には善も悪もないんだよ。ただ、人間に利するかどうかで、おれらが勝手にそう呼んでるだけなんだ」