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    #ひぜなん

    princess

    Tamakazula_cho

    ไว้ทุกข์転生現パロひぜなん

    拙作「そうしつつ」と同一人物(?)
    それをパキリと折ったのでそれをパキリと折ったので

     
     その人は、桜の咲く頃、出会い頭にこう言ってきたのだ。
    「ひさしぶりだね。いきなりだけど、僕と付き合ってほしい」
     冗談じゃねえよ、なんだいきなり、そもそもおれとあんたは初対面のはずだ、と喉元から出かけた罵声は行き場をなくして空気の中に溶けていった。そのひとは恐ろしいほどに整った顔を歪めていて、切れ長の目からころりと一粒涙が落ちるのを見てしまったからだ。ねえ、肥前くん、と彼の唇から蚊の鳴くような声がこぼれ落ちた。
     その男は南海太郎朝尊と名乗った。
     
    幼い時から生まれ持った鋭い目つきとなぜか一部分だけ真っ赤な髪の毛を恐れる人間は多く、学校という狭くて陰鬱なところでは遠巻きにされる事がほとんどだった。元々社交的な性格を持ち合わせていなかった肥前はいつの間にか一人でいることが普通となっていた。それについては何も思わなかったし、周囲も何も言わなかった。もちろん話しかけられれば返事はするし、無闇に喧嘩などをすることもない。特に好かれることもないが、特に邪険にされることもない。学生として日々を過ごす分には、十分だった。
    2110

    杜蘭―とらん―

    ไมกิง現パロのひぜなんです

    大学図書館職員の南海先生と、猫の肥前くんの出会いのお話です 続くかは分からない…

    ▶南海 朝尊(なんかい ともたか)
    28歳 私大の図書館司書。 本の虫で人付き合いが悪い。
    ▶ひぜん
    ?歳 猫。食欲旺盛でじゃれて遊ぶのは好きではない


    ※フィクションです。ペット禁止の集合住宅でペットを飼ってはいけませんしまたそれを推奨する目的はありません。
    猫も雨天に夢を見る.






    ここ最近、家に居着き始めた黒猫。

    僕が仕事から帰る時間を見計らったかのようにアパートの扉の前で待っているその黒猫は、夕方頃に僕が階段を上がってくるのを見つけると足元へやってきて一つも鳴くことなく目だけで訴える。

    中に、入れろと。

    扉を開ければ家主である僕を先導するように悠然と室内へ入り、すっかりお気に入りになったらしいソファの隅を我が物顔で陣取る。寝ようとしたところで毛布をめくるとベッドの真ん中へやってきて僕のことをお構い無しに伸びて寝ることもあった。すっかり自分の家のように振る舞ってはいるし夜寝ていると枕元へ来ることもあるのだが、何故か彼は、朝には忽然と姿を消している。
    初日こそご飯を食べて満足したのだろう、飼い主の元へ帰ったのだろうと思ったが、その日もまた前日の時のように、僕が帰宅すると玄関の前に行儀よく座って彼は僕を待っていた。
    4500

    いなばリチウム

    เสร็จแล้ว肥南と主へしとむつんば要素を含みます(混ぜすぎ)
    タイトル通りひぜなんにちょっかい出すというか巻き込まれた主へしとむつんばの話。
    肥南にちょっかい出す主へしの話「肥前くん、主が呼んでいたよ」
     振り返る。肥前はいつだって南海の顔を真っ直ぐに見るのに、ここのところ、そうするとほんの少しだが目を逸らされることが増えた気がした。なんだよ、と思う。思うだけだ。
    「おれを? なんだって?」
    「さあ。部屋に来て欲しいと言っていたから、直接聞いてみてはどうかな」
    「……分かったよ」
     つまみ食いに忍び込んだ厨を追い出され、時間を持て余していたところだった。ちょうどいいか、とそのまま審神者の部屋へ向かう。肥前がこの本丸に来たのは特命調査の折であった。その時点でも刀の数は多かったが、今や百に届く程の刀剣男士が生活している本丸だ。近侍を務める刀は数振りで、ひとりひとりと話す時間が取れないことを憂いた審神者はこうして時々自室に刀剣男士を呼び出すのだ。不満はないかとか、最近どうだとか、肥前にとってはどうでもいい話ばかりではあったが、何度か呼び出しを無視すると機動の早い近侍が文字通り首根っこを捕まえに来る上に最近では部屋に行くと茶菓子やちょっとしたつまみをふるまわれる。食べ物で釣られている自覚はあったが、適当に話をしていれば損はないのだ。久方ぶりに大人しく呼ばれてやるか、という気持ちだった。
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