kk72605153
DONEキスの日まんがです!自分から誘っておいて恥ずかしくなって動けない益くんカワイイネ!自分からちゅーしにいったけど多分返り討ちにあうんだろうなあ…びっくりしてる青さんだけどそこら辺(据え膳的なやつ)は抜かりないと思います!益くんよりは強かなので!kk72605153
DONEポッキーゲームに誘う益くんです!青さんは益くんのキス待ち顔を堪能してからすこーしずつ食べていくんだ…俺は詳しいんだ…益くんはドキドキしすぎて食べ進められないんだよ可愛いね🥰
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DONEおめかし益田くん💐セリフの素材お借りしました!(少し変えてます)心の声はもちろん青木さんで…!久しぶりにカラーにしたけど難しいですね…!透明感を出すのはどうすれば…と調べまくりました。楽しかったです。あとお目々をキラキラ(当社比)にしたので見ていただきたく…!
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DONE爪のお手入れをしていたらふっと思いついたので描きました 後悔してません益田くんは「僕って愛されてる…」って感動すると良いよ!でも「少しくらい痛くても良いのに…」とか思ってそう 2
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DONE付き合ってる青益ですおしゃべりしてるますだくんが可愛くてほとんど聞いてないあおきさんです
ますだくんのよく動くお口が可愛くて(2回目)思わずちゅうしちゃいました…と供述しており
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DONEいつぞやの酔っぱらい青木さんに口説かれてる益田くんの続きの漫画ですハグされてるときに「ひええええ💦どうしよう…でもなんだか安心する…いい匂い…これって何!?」って心臓バクバクさせてほしいし、好きと言われて頭パーンってなってほしいですね!
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DONE青木さん表情練習ゲス顔の視線の先は益田くん😊(致している最中デス…)加虐心を抑えきれない青木さん…みたいな。
髪型を少しコケシ寄りにしようと頑張ったぱっつん前髪も描いたけど違和感が凄いのでこんな感じに…
はるしか
MOURNING鵼の碑で、もしかしたらあったかもしれない未来のお話。本編のネタバレを含みますのでご注意下さい。その手で掴まえた未来「冨美ちゃん!久しぶりだねぇ」
「ご無沙汰してます、お元気そうで」
「お二人とも、久しぶりです。
お祝い、ありがとうございます」
寒川の退院の報せを聞きつけて、快気祝いの果物の詰め合わせを抱えて可児と寺尾が自宅に訪れた。
日光の一件のあと、寒川の病気を診てくれる大きな病院を探し出し、慌ただしく入院から手術の運びとなった。手術は成功したものの術後の経過観察やリハビリでひと月近く入院していたのだ、碌に薬局に帰れず、二人の顔をみるのは本当に久々な気がした。
「可児さん、寺尾さん
大変お世話をおかけしました」
壁をつたって、寒川が応接間に顔を出す。
直ぐに寄って行って、その手をとる。
「大きな手術だったっていうから、
すっかり窶れてやしないか心配だったけど、
2590「ご無沙汰してます、お元気そうで」
「お二人とも、久しぶりです。
お祝い、ありがとうございます」
寒川の退院の報せを聞きつけて、快気祝いの果物の詰め合わせを抱えて可児と寺尾が自宅に訪れた。
日光の一件のあと、寒川の病気を診てくれる大きな病院を探し出し、慌ただしく入院から手術の運びとなった。手術は成功したものの術後の経過観察やリハビリでひと月近く入院していたのだ、碌に薬局に帰れず、二人の顔をみるのは本当に久々な気がした。
「可児さん、寺尾さん
大変お世話をおかけしました」
壁をつたって、寒川が応接間に顔を出す。
直ぐに寄って行って、その手をとる。
「大きな手術だったっていうから、
すっかり窶れてやしないか心配だったけど、
はるしか
MOURNING鵼の碑読了記念小説、登和子ちゃんの記憶の話。どうしても事件解決後に登和子ちゃんに久住&関口に会ってもらいたくて書きました、ほんのり久住関。本編のネタバレを多く含みます、ご注意を。パンドラの箱怪物の亡霊を鎮め、東京からの客人達は今日この地を出立する。
常に行動を共にしていた小説家と、最後の珈琲をロビーで飲んでいた。
あの黒衣の祓い屋は、朝早く輪王寺に仕事納めの挨拶に行ったらしい。
これも何かの縁だから戯曲が完成して公演までこぎつけたら、
是非観に来てほしいと申し出ると快く連絡先を交換して貰えた。
楽しみにしていますねと、はにかむような笑顔も一緒に。
何とも別れ難い思いに駆られながら、茫と玄関方面を眺めていると
見覚えのある人影が視界に飛び込んできた、それは帳場に真っ直ぐ進み
数回頭を垂れると、受付からロビーの方を指し示され顔を向ける。
彼女だ、桜田登和子だ。
目が合うと、微笑みかけられた。
そのまま静かに、此方に向かって歩いてくる。
3202常に行動を共にしていた小説家と、最後の珈琲をロビーで飲んでいた。
あの黒衣の祓い屋は、朝早く輪王寺に仕事納めの挨拶に行ったらしい。
これも何かの縁だから戯曲が完成して公演までこぎつけたら、
是非観に来てほしいと申し出ると快く連絡先を交換して貰えた。
楽しみにしていますねと、はにかむような笑顔も一緒に。
何とも別れ難い思いに駆られながら、茫と玄関方面を眺めていると
見覚えのある人影が視界に飛び込んできた、それは帳場に真っ直ぐ進み
数回頭を垂れると、受付からロビーの方を指し示され顔を向ける。
彼女だ、桜田登和子だ。
目が合うと、微笑みかけられた。
そのまま静かに、此方に向かって歩いてくる。
はるしか
MOURNING狂骨の夢、例えばこんな幕間があったらいいなという願望。ネタバレ注意夢の境目女が、泣きながら男の首を切っている。
鉈と鋸で切っている。
ついに千切れた首が、ころころと
私の足元に転がってきた。
気がつくと、もう女はいない。
胴体もない。
血だまりだらけの庭の真ん中に井戸がある。
その井戸が、
その井戸から、
何かが這い出してくる。
首のない、男だ。
一人ではない、何人も。
私は足元に転がっていた首を抱え
逃げ出した、男達が追ってくる。
首を返せとばかりに追ってくる。
私は逃げる。
この首を返してしまえば、
また女は首を切らねばならぬ。
泣きながら、切らねばならぬ。
どれだけ走っただろう。
足が縺れて倒れこむ。
首のない男達の手がぬうと伸びてくる。
…やめてくれ!
見慣れた天井だった。
夢の中で走っていた分と同じだけ
息はあがり、きれていた。
2573鉈と鋸で切っている。
ついに千切れた首が、ころころと
私の足元に転がってきた。
気がつくと、もう女はいない。
胴体もない。
血だまりだらけの庭の真ん中に井戸がある。
その井戸が、
その井戸から、
何かが這い出してくる。
首のない、男だ。
一人ではない、何人も。
私は足元に転がっていた首を抱え
逃げ出した、男達が追ってくる。
首を返せとばかりに追ってくる。
私は逃げる。
この首を返してしまえば、
また女は首を切らねばならぬ。
泣きながら、切らねばならぬ。
どれだけ走っただろう。
足が縺れて倒れこむ。
首のない男達の手がぬうと伸びてくる。
…やめてくれ!
見慣れた天井だった。
夢の中で走っていた分と同じだけ
息はあがり、きれていた。
singsongrain
DOODLE猫の皿改題『金魚の鉢』榎木場釣堀デェトといさま屋。プラス吝嗇なモブおじさん。
金魚の鉢 何らかの良からぬ気配を感じて目覚めた瞬間、なぜか虫取り網を持った榎木津が腰に手を当てて見下ろしていた。よくないことに非番の朝である。
「釣りにいくゾ!」
「馬鹿、お前のそれは虫取り網だ。目が細かすぎて水が逃げにくいだろう?」
起き上がって欠伸一つ溢し、浮かんだ涙を瞬きで散らす。
「手頃な網がこれしかなかったんだ!」
「釣りに行くなら網じゃなくて竿と糸持ってこい」
「竿?」
ちらりと下を見て態とらしく首を傾げる榎木津につられ、視線を落とせば軽く褌を持ち上げている朝の整理現象を意識させられ木場はチッと鋭く舌打ちをした。
「朝から元気だな、木場修。釣りは辞めて今日はしっぽり布団の中で過ごすか?」
にやりと口角を引き上げる榎木津にさらにもう一つ舌打ちをして木場は煎餅布団から起き上がった。
4688「釣りにいくゾ!」
「馬鹿、お前のそれは虫取り網だ。目が細かすぎて水が逃げにくいだろう?」
起き上がって欠伸一つ溢し、浮かんだ涙を瞬きで散らす。
「手頃な網がこれしかなかったんだ!」
「釣りに行くなら網じゃなくて竿と糸持ってこい」
「竿?」
ちらりと下を見て態とらしく首を傾げる榎木津につられ、視線を落とせば軽く褌を持ち上げている朝の整理現象を意識させられ木場はチッと鋭く舌打ちをした。
「朝から元気だな、木場修。釣りは辞めて今日はしっぽり布団の中で過ごすか?」
にやりと口角を引き上げる榎木津にさらにもう一つ舌打ちをして木場は煎餅布団から起き上がった。
singsongrain
DOODLE勝手に落語シリーズ。時そば改変。関くんと京極、榎木場。
出来心時そば 一昨日辺りから蝉が鳴き始めた。そろそろ梅雨も明けるのだろう。
「京極堂、今日はこれをもらうよ。雪絵が読みたいと言っていた本だ」
近頃文壇を賑わわせている女性作家の本を死神もかくやと顰めっ面で和綴じの本を読んでいるこの古書店の主に見せると一瞥し、眼鏡に適ったのか読み止した本を置いて手を差しだした。
「いくらだい?」
「三十五円」
関口は草臥れた洋袴のポケットから紙幣と小銭を掻き出して掌に広げる。
「ひいふう、ああ、百円っきゃない。おつりをくれよ」
百円札を一枚、京極堂の本より重い物は持ったこともなさそうな薄っぺらな掌に乗せた。
「六十五円のおつりだがこちちらも生憎五十円札を切らしている。細かくても構わないね?」
3021「京極堂、今日はこれをもらうよ。雪絵が読みたいと言っていた本だ」
近頃文壇を賑わわせている女性作家の本を死神もかくやと顰めっ面で和綴じの本を読んでいるこの古書店の主に見せると一瞥し、眼鏡に適ったのか読み止した本を置いて手を差しだした。
「いくらだい?」
「三十五円」
関口は草臥れた洋袴のポケットから紙幣と小銭を掻き出して掌に広げる。
「ひいふう、ああ、百円っきゃない。おつりをくれよ」
百円札を一枚、京極堂の本より重い物は持ったこともなさそうな薄っぺらな掌に乗せた。
「六十五円のおつりだがこちちらも生憎五十円札を切らしている。細かくても構わないね?」