sorcierudia
SPUR MEペーチペチペチペチンペチン ペチチンペチチンポニンポニンペチペチパチパチペチパチペチパチ
プルプルプルプルプルプルプルプル
#CVS4Boss
sorcierudia
DOODLE #CVS4Bossニャンニャンニャン ニャンニャンニャン ニャンニャンニャンニャンニャンニャンニャン
ニャンニャンニャン ニャンニャンニャン ニャンニャンニャンニャンニャンニャンニャン
ニャーンニャンッ
sorcierudia
MOURNING #CVS4Boss 結局、俺達は銘々に、己に対し許せぬ事を抱え続けている。自害他害の違いは有れど、身体と精神に癒えない傷を背負っている。それは、魂までも侵す毒に変わるだろう。
故に死を望む。詮無きことだ。
94故に死を望む。詮無きことだ。
sorcierudia
Valentine #CVS4Boss 私は小さな箱をギースに差し出した。簡単に包装されている。
「なんだ? 私にくれるのか?」
「バレンタインデーだ」
「まさか魔人様が直々に手作りチョコを?!」
わざと大げさに驚いているようだった。
「既製品だ」
ギースは嬉しそうに微笑み、包みを開ける。
「ほう、知っているぞ。日本の菓子だ」
中身はシガレットを模したチョコレートだった。軽く祈りを捧げ、包み紙を開き、口へと運ぶ。屈託ない笑顔をくれた。
「どこで手に入れた?」
「秘密だ」
「私が煙草ばかり吸っているからと、わざわざ探してくれたのか」
「少しは控えろというメッセージだ」
「私も貴様にチョコの一つでもやらんとな? 例えば、等身大のハワードチョコとか」
「それならルガールが既に用意している」
587「なんだ? 私にくれるのか?」
「バレンタインデーだ」
「まさか魔人様が直々に手作りチョコを?!」
わざと大げさに驚いているようだった。
「既製品だ」
ギースは嬉しそうに微笑み、包みを開ける。
「ほう、知っているぞ。日本の菓子だ」
中身はシガレットを模したチョコレートだった。軽く祈りを捧げ、包み紙を開き、口へと運ぶ。屈託ない笑顔をくれた。
「どこで手に入れた?」
「秘密だ」
「私が煙草ばかり吸っているからと、わざわざ探してくれたのか」
「少しは控えろというメッセージだ」
「私も貴様にチョコの一つでもやらんとな? 例えば、等身大のハワードチョコとか」
「それならルガールが既に用意している」
sorcierudia
MOURNING #CVS4Boss『誕生日が近いから』
あの《悪魔》が欲する物は何か。
奴の心は常に餓え、干乾びている。安堵、受容、承認、理解、慈悲、愛憎。何もかもが欠けている。
心底、徹頭徹尾、精神が破損している事は、俺も感じ取っている。だが、生きている。生きて、俺達の前に立っている。
《人間》は、俺が役割を果たしているから《悪魔》は喜んでいる。だから心配無いと言った。
《魔人》は、これからもできることがある。良くなっていくことだろう、と言った。
そして、お前は言った。
「本来なら黙殺するだろうに、どうして手を出さずにいられないのだろう。もしかして、君も壊れているのかな?」
お前に必要なのは、お前を終わらせるための手なのか。
それとも、お前のすべてを赦すための、柔らかな体なのか。
396奴の心は常に餓え、干乾びている。安堵、受容、承認、理解、慈悲、愛憎。何もかもが欠けている。
心底、徹頭徹尾、精神が破損している事は、俺も感じ取っている。だが、生きている。生きて、俺達の前に立っている。
《人間》は、俺が役割を果たしているから《悪魔》は喜んでいる。だから心配無いと言った。
《魔人》は、これからもできることがある。良くなっていくことだろう、と言った。
そして、お前は言った。
「本来なら黙殺するだろうに、どうして手を出さずにいられないのだろう。もしかして、君も壊れているのかな?」
お前に必要なのは、お前を終わらせるための手なのか。
それとも、お前のすべてを赦すための、柔らかな体なのか。
sorcierudia
REHABILI #CVS4Boss『ご出演おめでとうございます』
ここはささやかな酒宴の席。テーブルには色とりどりの軽食と、各自の好みのドリンクが用意されている。そして、ルガールが朗らかな調子でギースに祝辞を贈った。
「KOF15へのご出演おめでとうございます」
「ああ、わざわざご丁寧に、ありがとう」
ギースが軽く会釈する。少しだけ戸惑っているらしい。早速、といった体でベガが尋ねる。
「誰と組むのだ?」
「ビリーと山崎竜二」
ギースが宣材写真を見せた。ベガが一瞥するなり言う。
「ヤ○ザチームだ」
「違う。サウスタウンチーム」
「運営が気を遣ったのだろうが、これはヤ○ザチームだぞ」
確かに、だいぶ強面なメンツが揃っていた。
「やってることがね」
「そういうルガールは何故出んのだ」
1892「KOF15へのご出演おめでとうございます」
「ああ、わざわざご丁寧に、ありがとう」
ギースが軽く会釈する。少しだけ戸惑っているらしい。早速、といった体でベガが尋ねる。
「誰と組むのだ?」
「ビリーと山崎竜二」
ギースが宣材写真を見せた。ベガが一瞥するなり言う。
「ヤ○ザチームだ」
「違う。サウスタウンチーム」
「運営が気を遣ったのだろうが、これはヤ○ザチームだぞ」
確かに、だいぶ強面なメンツが揃っていた。
「やってることがね」
「そういうルガールは何故出んのだ」
sorcierudia
MOURNING #CVS4Boss 『思い出は無い』 私の命が、硬質で滑らかな石のようであれば良かった。空気のようでは触れる事もままならない。
壊れていると言うのは、そういう事だ。ありきたりなのに、被害者意識も甚だしい。私の中にあるのは被虐と理性だけだ。それらが息を吐く毎に加虐と狂気に変換される。
生きている価値は無い。誰よりも、何よりも。
生まれた時から、ずっと。愛されたこと、求められたこと、受け入れられたこと、果たして、あったのだろうか。
それでも、我が子はあたたかくて愛らしい。我が愛豹も毛並みが柔らかで愛おしい。重さがあって、形があって。
生まれた時から、ずっと。成長しても、ずっと。
それなのに、私は、わたしは。
わたしは、ほんとうに、むかしはこどもだったのだろうか。
370壊れていると言うのは、そういう事だ。ありきたりなのに、被害者意識も甚だしい。私の中にあるのは被虐と理性だけだ。それらが息を吐く毎に加虐と狂気に変換される。
生きている価値は無い。誰よりも、何よりも。
生まれた時から、ずっと。愛されたこと、求められたこと、受け入れられたこと、果たして、あったのだろうか。
それでも、我が子はあたたかくて愛らしい。我が愛豹も毛並みが柔らかで愛おしい。重さがあって、形があって。
生まれた時から、ずっと。成長しても、ずっと。
それなのに、私は、わたしは。
わたしは、ほんとうに、むかしはこどもだったのだろうか。
sorcierudia
MEMO #CVS4Boss見える偽眼ルガール「コンタクトレンズを外したとき、左右が分からなくなることがあるんだよね」
ベガ「ふぅーん」
ギース「待て。ルガールは左目だけに装着すれば済むのでは? 右は義眼だろ?」
豪鬼、これは話がすれ違う流れだと思うが、訂正するほどではないと判断し黙っている。
ルガール「あー、うん。義眼を付けてるよ。薄くて、被せるタイプの」
ギース「義眼も?」
ルガール「偽眼オン義眼」
ギース「義眼に義眼を被せるって?」
ベガ「確かに日によって右目のカラーリングが異なるなぁ」
ルガール「運転するときはコンタクトレンズをつけるよ。気分によっては眼鏡も」
ベガ「格闘技のときもつけろ」
ギース「突っ込むのはそこじゃないだろう。ルガール。お前、右眼に視力があるのか?」
929ベガ「ふぅーん」
ギース「待て。ルガールは左目だけに装着すれば済むのでは? 右は義眼だろ?」
豪鬼、これは話がすれ違う流れだと思うが、訂正するほどではないと判断し黙っている。
ルガール「あー、うん。義眼を付けてるよ。薄くて、被せるタイプの」
ギース「義眼も?」
ルガール「偽眼オン義眼」
ギース「義眼に義眼を被せるって?」
ベガ「確かに日によって右目のカラーリングが異なるなぁ」
ルガール「運転するときはコンタクトレンズをつけるよ。気分によっては眼鏡も」
ベガ「格闘技のときもつけろ」
ギース「突っ込むのはそこじゃないだろう。ルガール。お前、右眼に視力があるのか?」
sorcierudia
MEMO #CVS4Boss好意を向けられたときの表と裏
ルガール
表→得意げに笑い、当然のことだと胸を張る
裏→理性で解析しようとする。好きをもらえるはずがない、と思っているため
豪鬼
表→無視
裏→会釈
ベガ
表→好意は憎悪へ転換させる第一歩
裏→「洗脳、した覚えは……ない」
ギース
表→余裕を持った態度を取る。嬉しそうに笑う。
裏→心の扉を閉ざす。
152表→得意げに笑い、当然のことだと胸を張る
裏→理性で解析しようとする。好きをもらえるはずがない、と思っているため
豪鬼
表→無視
裏→会釈
ベガ
表→好意は憎悪へ転換させる第一歩
裏→「洗脳、した覚えは……ない」
ギース
表→余裕を持った態度を取る。嬉しそうに笑う。
裏→心の扉を閉ざす。
sorcierudia
MEMO #CVS4Boss『名もなき断片たちよ』 白く、簡素で、西日が眩しい部屋。床には原稿らしき紙がたくさん散らばっている。書かれては放られ、重なっては滑る。
窓が開いている。部屋のドアも開かれた。風が吹き抜けていく。パラパラと音を立てて紙が舞うが、気に留めない。
文豪のような風体に似合わない、壁際の簡素なデスクで、《魔人》が一心不乱に書き散らしていた。小説、日記、ああ、なんと呼ぶべきか。己から切り離した数多の人格を、書き起こしては散らしている。整頓するように断捨離のごとく、理路整然と冷酷に切り離す。
《魔人》は永い時を生きてきた。しかし、ここに描かれたものは、全てが怨嗟に塗れている。悲しみ、怒り、嫉妬、悔恨。認められたい。必要とされたい。愛されたい。弱々しい承認欲求が醜く見える。
2561窓が開いている。部屋のドアも開かれた。風が吹き抜けていく。パラパラと音を立てて紙が舞うが、気に留めない。
文豪のような風体に似合わない、壁際の簡素なデスクで、《魔人》が一心不乱に書き散らしていた。小説、日記、ああ、なんと呼ぶべきか。己から切り離した数多の人格を、書き起こしては散らしている。整頓するように断捨離のごとく、理路整然と冷酷に切り離す。
《魔人》は永い時を生きてきた。しかし、ここに描かれたものは、全てが怨嗟に塗れている。悲しみ、怒り、嫉妬、悔恨。認められたい。必要とされたい。愛されたい。弱々しい承認欲求が醜く見える。
sorcierudia
MEMO #CVS4Boss「本当はシガーよりもシガレットの方が好きなの?」
と、ルガールが問いかけてくる。
「もしくは我慢してるのかなと思って」
「我慢しているわけではないさ。ただ、いい時に火をつけようと心がけているだけだ」
「そうか。君にとってシガーは武装だった訳だね」
思わず笑いが込み上げた。確かに。最近の人外達は、私を軽んじなくなったと思っていたところだ。
171と、ルガールが問いかけてくる。
「もしくは我慢してるのかなと思って」
「我慢しているわけではないさ。ただ、いい時に火をつけようと心がけているだけだ」
「そうか。君にとってシガーは武装だった訳だね」
思わず笑いが込み上げた。確かに。最近の人外達は、私を軽んじなくなったと思っていたところだ。