ヤッコ
SPUR MEカラ一イヤーのカラ一デーですねこちらは、いま描きかけているものの途中からはじまって途中で終わる版&構想段階のものの試し描き版です
めっちゃ生々しく作業中!の作品ですわ
不穏げに見えるかもなのですけれども、そのうち本にまとめる折にはほどほどいちゃ…とした感じになったらいいなと思っているます
らくがきのようなラフのようなものは概念です
パスは、おれいち3のイベント日 14
きょう
PROGRESS12/11に無配コピ本(予定)、唐はじ冒頭です。これから続きを書きます。(間に合うかな……)素敵な絵を元に話を書いた話になります。需要ゼロなのですがつくりたいのでつくります!
そして夜が来る同じ布団で兄弟が眠っている。
そう言われたら、まず微笑ましい場面を想像するだろう。小さな子どもが身を寄せ合って、仲睦まじく就寝している。
思わず破顔してしまうような愛らしさに、嫌悪感を抱く人間などいない。
しかしそれが、成人した男兄弟だと言われたらどうだろう。
むさ苦しさに困惑するはずだ。キモチワルイ、と一蹴する人だっているだろう。
あるいは、何か特殊な事情でもあるんだろうか、と慮ってくれるかもしれない。
どんな反応であれ、まず、疑問を持つはずだ。どうしてそうなったと。
こう思う感覚は正常なはずだろ?おれが特別おかしなこと言ってるわけじゃないんだよ。
しかし、一枚の布団を分け合って眠る男兄弟たちがどれほど異常であるか、おれは兄を説き伏せることができずにいた。
369そう言われたら、まず微笑ましい場面を想像するだろう。小さな子どもが身を寄せ合って、仲睦まじく就寝している。
思わず破顔してしまうような愛らしさに、嫌悪感を抱く人間などいない。
しかしそれが、成人した男兄弟だと言われたらどうだろう。
むさ苦しさに困惑するはずだ。キモチワルイ、と一蹴する人だっているだろう。
あるいは、何か特殊な事情でもあるんだろうか、と慮ってくれるかもしれない。
どんな反応であれ、まず、疑問を持つはずだ。どうしてそうなったと。
こう思う感覚は正常なはずだろ?おれが特別おかしなこと言ってるわけじゃないんだよ。
しかし、一枚の布団を分け合って眠る男兄弟たちがどれほど異常であるか、おれは兄を説き伏せることができずにいた。
きょう
DONEへそせんせい、ありがとう。イベントストーリー八話ネタバレがあります。ひかり心臓が張り裂けそうだった。息が上がる。足がもつれる。もう何年もこんなに走ってない。いや、今まで生きてきた中で、こんなにも必死に走ったことはあっただろうか。
人の密集した間を縫うように走る。今日はサンダルじゃなくて良かった。そんなことがふと過る。
信号が赤に変わった。立ち止まると、吹き出すように汗がでた。呼吸が荒い。吐きそうだった。駅のホームからマツゾー編集部まで、まだ半分くらいだというのに、もうからだがバラバラになりそう。こんなときに日頃の運動不足がたたる。
———— はじめ。もっと運動しないとダメだぞ。
あぁ、あの人もそんなことを言っていたな。いざというときに困るぞ、なんて。おれはそれになっていったっけ。怪物に襲われるわけでもなし、いざというときなんてそうそうやって来ないよ。そんな風に返した気がする。
1243人の密集した間を縫うように走る。今日はサンダルじゃなくて良かった。そんなことがふと過る。
信号が赤に変わった。立ち止まると、吹き出すように汗がでた。呼吸が荒い。吐きそうだった。駅のホームからマツゾー編集部まで、まだ半分くらいだというのに、もうからだがバラバラになりそう。こんなときに日頃の運動不足がたたる。
———— はじめ。もっと運動しないとダメだぞ。
あぁ、あの人もそんなことを言っていたな。いざというときに困るぞ、なんて。おれはそれになっていったっけ。怪物に襲われるわけでもなし、いざというときなんてそうそうやって来ないよ。そんな風に返した気がする。
ヤッコ
TRAININGいかがわしめ系浴衣は浪漫しばらくAI字書きとリレー小説(8割AI)で唐はじ初夜シミュレートに励んでいたのですが、思わぬプレイに及んだりするので面白い
ちょっと手首縛ってみたところ、AIが足の指舐めさせたのに「おお……」と思ったのでした
コレ↓
https://poipiku.com/2476581/7487033.html 2
ヤッコ
MOURNINGお台所定点ぽくしたかったばかりにだいぶカットしたのだけど勿体ないので上げるトリミング前提の絵だとカットするところはざっとしか描かないものだけど、ヒトだけ描いちゃって背景がスカスカとかいうあるあるなので手前にテーブル??概念を置いてなんとなくアレしました
2枚めがガビガビになった理由がわからぬけど、レイヤーをなんか間違った気がする 2
ヤッコ
DOODLE7月の新刊「あわいのこばなし」のP25の3Pくらい後です(P25の3P後はP28では?というアレではなく)件の狭い空間のすぐ外が廊下とか言うあの浪漫あふれる浪漫
2枚めは二値化+トーン化を重ねてみましたヽ(^o^)丿コレはコレで 2
きょう
DONE唐はじ未満。唐つぐに芽生えた感情の話。モブがいっぱいでます。昨年仲みさんのご本にゲスト参加させていただいたカレーの話の前日譚的なお話です。
単体で読めます。
真夜中の決意唐次は駅の改札を通り過ぎた。
時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
4607時刻は夜十一時近く。疲れた体でふぅ、とため息をつく。
と、同時にスラックスのポケットに入っている携帯が震えた。
こんな時間に誰だ。面倒くさい。非常識な時間帯の電話に、疑問よりも煩わしさが勝った。
(会社からの呼び出しだったら無視してやる)
深夜残業にならないギリギリの時間に退勤し、自宅の最寄り駅にようやくついたばかりだ。これで『やっぱり戻ってきてくれ』なんて言われたら会社の上司を殺しかねない。
一定のリズムで震える携帯を取り出して、ディスプレイに表示された名前を確認する。
紫坂一。ぎょっとした。弟の名前に驚いて、見間違いではないかと凝視する。
——— おれはかけないと思いますよ。
数奇な出会いをした弟と連絡先を交換してから、結構な月日が経過した。その間にこちらから連絡をしたことはあっても、一度もはじめから電話をかけてきたことはない。
ヤッコ
DOODLE過去に描いた浴衣は浪漫✨的なうちいかがわしめな自主練ものをまとめてみましたおなじような絵が続く…!!
自主練についてはあたたかく見守ってください(*^o^*)
箱からでもお好きなシチュや台詞など聞かせていただけたら嬉しい
パスワードは〇月〇日はカラ一の日(半角数字) 12
きょう
MOURNING唐→はじ。唐次と丁呂介の会話。ハマった初期に書いてましたが途中で解釈違いを起こしたので供養。箱の底はじめとの距離が縮まると、どうしようもない愛しさが広がっていった。
笑ってくれる回数が増えた。冗談を言うようになった。そんな些細なことで。
それが兄弟としての縁だったと言えば呪いとも思えた。性別程度の壁はどうとでもなる時代だ、せめて兄弟でさえなければ、と悔いる日もあった。
しかし兄弟でなければはじめと出会うこともなかったのだと、そんな苦悩が苛んだ。
兄として振る舞い取材に託けてはじめを誘うたび、弟として慕ってくれるはじめに邪な思いが胸を突いた。
これはいけないことだと頭が警鐘を鳴らした。一時の気の迷いだと、その思いを箱にしまい蓋を閉じて鍵を締めた。
二度と開けるつもりはなかった。
丁呂介から電話がかかってくるまでは。
2042笑ってくれる回数が増えた。冗談を言うようになった。そんな些細なことで。
それが兄弟としての縁だったと言えば呪いとも思えた。性別程度の壁はどうとでもなる時代だ、せめて兄弟でさえなければ、と悔いる日もあった。
しかし兄弟でなければはじめと出会うこともなかったのだと、そんな苦悩が苛んだ。
兄として振る舞い取材に託けてはじめを誘うたび、弟として慕ってくれるはじめに邪な思いが胸を突いた。
これはいけないことだと頭が警鐘を鳴らした。一時の気の迷いだと、その思いを箱にしまい蓋を閉じて鍵を締めた。
二度と開けるつもりはなかった。
丁呂介から電話がかかってくるまでは。
きょう
MOURNING唐はじクリスマス。タイトルはマリ●て。特別でないただの一日「……男二人でホールケーキとかふざけてます?」
玄関を開けると唐次が白い箱を抱えていた。
世にいうクリスマスイブ。もうプレゼントを心待ちにする歳でもなくなった。
「一人でホールケーキよりはマシだと思わないか」
なるほど、確かにと納得しそうになった。だが、一人でクリスマスを過ごすことと、男二人でケーキをつつく絵面と、どちらが一体マシだろうか。
いわく、仕事の取引先の関係上、ケーキを購入しなければならなかったらしい。
初めて見る大きな白い箱に興味がないわけじゃない。
毎年、父と二人では持て余すからと、ホールケーキではなくカットケーキを一つずつだった。
「……な、ほら、チキンもあるから」
ビニール袋を持ち上げて、ガザガサと中身を取り出す。派手な紙袋に包まれた大手コンビニの有名な鶏肉だった。
942玄関を開けると唐次が白い箱を抱えていた。
世にいうクリスマスイブ。もうプレゼントを心待ちにする歳でもなくなった。
「一人でホールケーキよりはマシだと思わないか」
なるほど、確かにと納得しそうになった。だが、一人でクリスマスを過ごすことと、男二人でケーキをつつく絵面と、どちらが一体マシだろうか。
いわく、仕事の取引先の関係上、ケーキを購入しなければならなかったらしい。
初めて見る大きな白い箱に興味がないわけじゃない。
毎年、父と二人では持て余すからと、ホールケーキではなくカットケーキを一つずつだった。
「……な、ほら、チキンもあるから」
ビニール袋を持ち上げて、ガザガサと中身を取り出す。派手な紙袋に包まれた大手コンビニの有名な鶏肉だった。
きょう
DONE唐はじ/鬼発表時の勢い夜に瞬く草木も眠る丑三つ時。編集部の入った深夜の雑居ビルに居残っている。
終電ももうとっくに終わったというのに、周囲のビル群は同じように煌々と明かりが灯り、夜の街を輝かしていた。
戸締りだけはしっかりとな、と唐次に鍵を預けて編集長はいなくなった。こうやって誰かが居残って原稿を仕上げるのは、この編集部ではよくある光景らしい。
よくあって良いのか、とは思ったものの、それを突っ込むのは野暮というのだろう。いやいややっているならまだしも、唐次はこの残業に意欲的だ。
勢いで原稿を書き上げてしまいたいのだと。
手伝えることは手伝った。資料をかき集めてまとめて、唐次が取材した録音データを文字に起こした。
だが、最後に一つの文章としてまとめて原稿として書き上げるのはどうやったって一人の人間が行わなければならない。おれは手持ち無沙汰になって、そこらの雑誌を読んだり、手帳を読み返したりしていた。
1091終電ももうとっくに終わったというのに、周囲のビル群は同じように煌々と明かりが灯り、夜の街を輝かしていた。
戸締りだけはしっかりとな、と唐次に鍵を預けて編集長はいなくなった。こうやって誰かが居残って原稿を仕上げるのは、この編集部ではよくある光景らしい。
よくあって良いのか、とは思ったものの、それを突っ込むのは野暮というのだろう。いやいややっているならまだしも、唐次はこの残業に意欲的だ。
勢いで原稿を書き上げてしまいたいのだと。
手伝えることは手伝った。資料をかき集めてまとめて、唐次が取材した録音データを文字に起こした。
だが、最後に一つの文章としてまとめて原稿として書き上げるのはどうやったって一人の人間が行わなければならない。おれは手持ち無沙汰になって、そこらの雑誌を読んだり、手帳を読み返したりしていた。
ヤッコ
DONE厚着装備のままはじめくんをめいっぱい堪能したい唐次さん の続き2首辺りがめっちゃもたつくと思うのですけれども、浪漫を…優先させたい
※いい感じのいちゃついた会話が思いつかなかったので、是非適切な台詞を入れてあげてください