konatu_0722
MOURNING日常推理モノが書きたいと頑張ったけど、面白くないのでここで供養「呪いって信じるか?」
深夜午前二時。明かりを消して怪談話をするにはもってこいの時間だが、同じベッドに眠る刑部は興味の欠片もないようで欠伸をしている。桐ケ谷だって別段、怖い話をしようと考えたわけではない。ただ単に、ふと思い出しただけだ。
「お前の口からそんな単語が出てくるなんてね。どうした、夜中のトイレに行くのが怖くなったか」
「そんなんじゃねぇよ。ただこないだ大学の先輩に変なこと言われてさ」
興味を持ったのか、枕に預けていた頭を腕に乗せてこちらを見てきた。
「詳しく話してみろ」
まだサブスクにも上がっていない話題の映画があった。興行収入何百億だかで、大学でも見に行ったと話題で持ちきりだった。あいにく桐ケ谷は見てなかったが、同じ学部の先輩が興味あるならDVDを貸してくれると言う。その先輩は二年に上がってから同じキャンパスで通う内に仲良くなり、来年は大学院に進むらしい。スタオケの練習と授業の兼ね合いが難しく、提出物に困っていると声をかけてくれたり、過去テストの情報をくれたりと工業部では珍しい部類の穏やかで気配りができる人で世話になっている。そんな先輩から、興味があるならと借りることができた。家に帰り早速観ようとパッケージを開けると、中は何の印字もされていないDVDが一枚。普通はタイトルが印刷されているのにおかしいなと思いつつデッキに入れようとしたところで、その先輩から電話がかかってきた。
2883深夜午前二時。明かりを消して怪談話をするにはもってこいの時間だが、同じベッドに眠る刑部は興味の欠片もないようで欠伸をしている。桐ケ谷だって別段、怖い話をしようと考えたわけではない。ただ単に、ふと思い出しただけだ。
「お前の口からそんな単語が出てくるなんてね。どうした、夜中のトイレに行くのが怖くなったか」
「そんなんじゃねぇよ。ただこないだ大学の先輩に変なこと言われてさ」
興味を持ったのか、枕に預けていた頭を腕に乗せてこちらを見てきた。
「詳しく話してみろ」
まだサブスクにも上がっていない話題の映画があった。興行収入何百億だかで、大学でも見に行ったと話題で持ちきりだった。あいにく桐ケ谷は見てなかったが、同じ学部の先輩が興味あるならDVDを貸してくれると言う。その先輩は二年に上がってから同じキャンパスで通う内に仲良くなり、来年は大学院に進むらしい。スタオケの練習と授業の兼ね合いが難しく、提出物に困っていると声をかけてくれたり、過去テストの情報をくれたりと工業部では珍しい部類の穏やかで気配りができる人で世話になっている。そんな先輩から、興味があるならと借りることができた。家に帰り早速観ようとパッケージを開けると、中は何の印字もされていないDVDが一枚。普通はタイトルが印刷されているのにおかしいなと思いつつデッキに入れようとしたところで、その先輩から電話がかかってきた。
ししるい
MOURNING短いアダリュ+ルシアダ 何もない真っ白な空間に、仮面をつけたリュートが立っていた。私は彼女のもとに駆け寄る。もうずっと会えていなかった。
「リュート!」
私は地獄でどれ程酷い目に合ったか話そうとしたが、喉仏に剣をつき刺されそうになってできなかった。リュートを見ると、彼女はいつの間にか仮面を外していて、目には涙を浮かべていた。
「地獄に堕ちた天使は、殺さなければなりません。たとえ、ボスでも」
剣を握る手は震えていた。鋭利な剣に弱々しいリュートはミスマッチだ。私は彼女から剣を奪い取ると、自分の首元に近づける。そして、一思いに血をぶち撒けた。辺り一面が金色に染まる。意識がふっと消え去っていった。彼女がそのとき、どんな顔をしていたかは見えなかった。
546「リュート!」
私は地獄でどれ程酷い目に合ったか話そうとしたが、喉仏に剣をつき刺されそうになってできなかった。リュートを見ると、彼女はいつの間にか仮面を外していて、目には涙を浮かべていた。
「地獄に堕ちた天使は、殺さなければなりません。たとえ、ボスでも」
剣を握る手は震えていた。鋭利な剣に弱々しいリュートはミスマッチだ。私は彼女から剣を奪い取ると、自分の首元に近づける。そして、一思いに血をぶち撒けた。辺り一面が金色に染まる。意識がふっと消え去っていった。彼女がそのとき、どんな顔をしていたかは見えなかった。
チューベローズ
MOURNING悲恋系の歌を聞いて2⚠️負傷してます。
二枚目に救済絵追加しました。
⬛🪓さんが瀕死状態だと、💙🦇さんなら迷わず眷属にすると思うけど、逆に「職業柄人間扱いされなかったからせめて人間として死にたい」っていう⬛🪓さんの思いを尊重しそうな気もする。
死に方によっては吸殺様案件になるんでしょうね。
passはホラナイ頭文字(小文字3)+EXEが存在した年(数字4) 2
glockeleid
MOURNINGとある曲を聴いていたら思いついたやつ若干のファンタジー?要素入りです。
鬼灯様はほとんど出ません。
シロと白澤様の2人旅っぽい感じになってしまったような…
以上を踏まえた上で大丈夫という方のみスクロールしてください
続きます
「ーーーーー あ」
闇の中、言葉を発したような気がした。「気がした」というのは本当に自分で発したのか分からなかったからだ。意識はここにあるのに自分が自分じゃないような、どこまでが自分までなのかが分からないような不思議な感覚。
あれ?そういえば僕はどんなだったっけ?
分からない、いや…違う。「思い出せない」
名前も、自分がどんな人物だったのか、何故ここにいるのか、何故記憶を失ってるのか。
何も「思い出せない」
何かないのか、手探りで進んでいると、もふもふした何かにぶつかった。
「あっ白澤様だ!やっと見つけた!」
「えっと…君は?」
「シロ」と名乗るもふもふの塊は僕を探してここまで来たらしい。しかし真っ暗な場所を進んでいるうちに、方向が分からなくなり、途方に暮れていた時僕に見つかったようだった。「白澤」というのは僕の名前らしい。
812闇の中、言葉を発したような気がした。「気がした」というのは本当に自分で発したのか分からなかったからだ。意識はここにあるのに自分が自分じゃないような、どこまでが自分までなのかが分からないような不思議な感覚。
あれ?そういえば僕はどんなだったっけ?
分からない、いや…違う。「思い出せない」
名前も、自分がどんな人物だったのか、何故ここにいるのか、何故記憶を失ってるのか。
何も「思い出せない」
何かないのか、手探りで進んでいると、もふもふした何かにぶつかった。
「あっ白澤様だ!やっと見つけた!」
「えっと…君は?」
「シロ」と名乗るもふもふの塊は僕を探してここまで来たらしい。しかし真っ暗な場所を進んでいるうちに、方向が分からなくなり、途方に暮れていた時僕に見つかったようだった。「白澤」というのは僕の名前らしい。
mimimi_choco29
MOURNING皆から貰った花で花束を作った後に、一輪の赤いバラを持ってハインラインがおめでとう、という話を書きたかったけれど、花言葉をすぐに調べて書くのが難しかったので、こちらで供養。いつか続き書けたらいいな…花言葉いろいろ探さなきゃ。とりあえずトノムラの勿忘草だけは変わらないと思う。
花束を君に「人気投票7位、おめでとう!」
「おめでとうございます!」
チャンドラに連れられて部屋に入った瞬間、鳴り響いたクラッカーの音と、大勢の人の声。
急なことに驚き、ノイマンは一瞬目を閉じた。
「びっくりしました?」
隣からチャンドラの笑い声がする。目を閉じてもわかる位置にある頭に手を伸ばし、触れた髪をぐしゃぐしゃにしてやった。
「ちょ、何するんですか!?」
チャンドラが抗議の声を上げるが、ノイマンがそちらを向く前に懐かしい顔が目の前まで来ていた。
「ノイマンさん、7位おめでとうございます」
「おめでとうございます! さすがノイマンさんですね。俺達も鼻が高いです」
パルとトノムラだった。
「チャンドラ、ノイマンさんに説明したの?」
802「おめでとうございます!」
チャンドラに連れられて部屋に入った瞬間、鳴り響いたクラッカーの音と、大勢の人の声。
急なことに驚き、ノイマンは一瞬目を閉じた。
「びっくりしました?」
隣からチャンドラの笑い声がする。目を閉じてもわかる位置にある頭に手を伸ばし、触れた髪をぐしゃぐしゃにしてやった。
「ちょ、何するんですか!?」
チャンドラが抗議の声を上げるが、ノイマンがそちらを向く前に懐かしい顔が目の前まで来ていた。
「ノイマンさん、7位おめでとうございます」
「おめでとうございます! さすがノイマンさんですね。俺達も鼻が高いです」
パルとトノムラだった。
「チャンドラ、ノイマンさんに説明したの?」
2020leapDAY
MOURNING新刊、新作、「百鬼夜行の列の果て」のおまけです。22p ゲゲ郎説得シーンの後の一晩。PASS:本文最終頁、58pの 12行(後ろから4行)の『きっと××××まで共に行こう』の××××をローマ字(ヘボン式)に直して下さい。9文字です。分からなければ作者にXでDMいただければお伝えします!
お手に取って頂きました皆様に少しでも沢山楽しいんで頂ければ幸いです。
*改行はWEB用に大分調整しました 10943
うすけ
MOURNING19さいは明るくしたい。お題サイトありがたいたのしい。次回をお楽しみに。「その、一般論として聞きたいんだが」
「うん?」
「どうしたの、カガリさん」
カガリ・ユラ・アスハには同年代の友人というものが少なかった。幼少の頃は特にそうだ。大人ばかりの環境の中で育ったのでどうしても疎い部分というものがある。それをフォローしてくれていた3人組の娘達は彼女にとって本当に貴重で大切な友人だった。人選は間違っていない筈だ、性に疎い彼女の現在の相談相手はマリュー・ラミアスとムウ・ラ・フラガである。
「…性交渉無しで付き合うとかは、変なんだろうか」
「お嬢ちゃん。そんなことができる男はこの世に存在しない。そしてそういうのを隠すのが男のマナーだ」
カガリは食い気味にきっぱりはっきり迷いなく断言された。代表呼びがお嬢ちゃんになるくらいには世間知らずだなあ、そこらへん、みたいな雰囲気を感じた。男のマナーをバラすくらいには相談に答えられてはいるのだろうが。
2825「うん?」
「どうしたの、カガリさん」
カガリ・ユラ・アスハには同年代の友人というものが少なかった。幼少の頃は特にそうだ。大人ばかりの環境の中で育ったのでどうしても疎い部分というものがある。それをフォローしてくれていた3人組の娘達は彼女にとって本当に貴重で大切な友人だった。人選は間違っていない筈だ、性に疎い彼女の現在の相談相手はマリュー・ラミアスとムウ・ラ・フラガである。
「…性交渉無しで付き合うとかは、変なんだろうか」
「お嬢ちゃん。そんなことができる男はこの世に存在しない。そしてそういうのを隠すのが男のマナーだ」
カガリは食い気味にきっぱりはっきり迷いなく断言された。代表呼びがお嬢ちゃんになるくらいには世間知らずだなあ、そこらへん、みたいな雰囲気を感じた。男のマナーをバラすくらいには相談に答えられてはいるのだろうが。
ちゅきこ
MOURNING基本的に自分の備忘ですが、読んでくださった方がいたら本当にありがとうございました。こんな辺境の文字にお付き合いいただけて嬉しいです。みつくり「ápbIldυŋ アプビルドゥング」あとがき未満既にどこかで触れた気がしますが、この話は16年くらい前に読んだ長野まゆみさんの『デカルコマニア』の世界観を、完全な雰囲気だけで、具体的な話や文脈を記憶しているのではなく、当時の印象をぼんやりと思い起こしながらつらつら書いた話です。リスペクトと言うのにもおこがましい、拙い仕上がりです。
作中の鋼でできた機械式の獣や虫は自分で考えたものですが、群生で動くワイヤー・テトラポッダは、テオ・ヤンセンのストランドビーストの模写です。かつて一度、科学未来館で実際に駆動する模型を見ましたが、あれはすごいですね。アートなのにコンピュータで生物を生製するところから始まるんです。不可能の具現化にいい意味でぞっとしました。
855作中の鋼でできた機械式の獣や虫は自分で考えたものですが、群生で動くワイヤー・テトラポッダは、テオ・ヤンセンのストランドビーストの模写です。かつて一度、科学未来館で実際に駆動する模型を見ましたが、あれはすごいですね。アートなのにコンピュータで生物を生製するところから始まるんです。不可能の具現化にいい意味でぞっとしました。
cyan_s14n0
MOURNINGこれの続き読みたいんですけど,プロットどこいった??多分これ練ってるときに,にょた設定思いついて,愛だの好きだのをそっち持って気がするんだが,『これはこれで続き書いとけよ』と今思ってる。ちょこっと編集してちょこっと付け足して,支部に上げるかなぁ。って感じ。
無題1 ぐるぐるぐるぐる
愛なんて呪いだ。
そして、不確定要素の塊だ。そんなものに振り回されるほど五条は暇ではない。だから、自分の三大欲求の一つを解消するために、上辺だけの愛を囁いて、少し優しくしてやり、どこかしらの奴らを引っかける。本性など見せることはないし、今後も見せるつもりがない。しかし、奴らはどいつもこいつも、必ずこう言うのだ。
「愛しているから、あなたのすべてが知りたいの」
〝愛している〟など,なぜそんなに軽々しく言えるのか,五条は不思議でならなかった。だから,やんわりと上辺だけお礼を言い,体だけを提供してもらうことに努めた。しかし,そんな五条の努力も虚しく,しつこい奴らはしつこく迫ってくる。ならば良かろう、と少しだけ本性を見せてやると、必ずといっていいほど、顔を青ざめさせながら引きつらせ、怯えたような態度をとってくる。
19387愛なんて呪いだ。
そして、不確定要素の塊だ。そんなものに振り回されるほど五条は暇ではない。だから、自分の三大欲求の一つを解消するために、上辺だけの愛を囁いて、少し優しくしてやり、どこかしらの奴らを引っかける。本性など見せることはないし、今後も見せるつもりがない。しかし、奴らはどいつもこいつも、必ずこう言うのだ。
「愛しているから、あなたのすべてが知りたいの」
〝愛している〟など,なぜそんなに軽々しく言えるのか,五条は不思議でならなかった。だから,やんわりと上辺だけお礼を言い,体だけを提供してもらうことに努めた。しかし,そんな五条の努力も虚しく,しつこい奴らはしつこく迫ってくる。ならば良かろう、と少しだけ本性を見せてやると、必ずといっていいほど、顔を青ざめさせながら引きつらせ、怯えたような態度をとってくる。
cyan_s14n0
MOURNINGワンドロで結構お気に入りのごゆ。呪専パロでラブコメしてぇっ‼ってなってた時のヤツ。呪専パロのラブコメいいよね。ファーストキスの味は任務後のにんにくマシマシラーメンは最高だ。
ズルズルと音を立てながら、俺はラーメンをすする。釘崎だって「こんなニオイがきつい物、乙女に食べさせるんじゃないわよ‼」とか怒っていたけど、今は「疲労困憊した体にスープが沁みる」と言って、替え玉までしている。
伏黒だって無言だけど、ハフハフ言いながら食べてるし、やはり俺のおすすめのラーメン屋は最高だな!と心の中で自画自賛しながら、俺はもう一つ替え玉を頼んだ。
替え玉が来る間に、俺はスマホを少し弄る。すると、画面の上部にメッセージアプリからの通知が表示された。それは仲良くしている先輩からで、急いでアプリを起動させる。
「んんん?」
メッセージを見て、俺は少し困惑した。なぜなら、『会いたい。××公園で待ってる』というメッセージだったからだ。
3083ズルズルと音を立てながら、俺はラーメンをすする。釘崎だって「こんなニオイがきつい物、乙女に食べさせるんじゃないわよ‼」とか怒っていたけど、今は「疲労困憊した体にスープが沁みる」と言って、替え玉までしている。
伏黒だって無言だけど、ハフハフ言いながら食べてるし、やはり俺のおすすめのラーメン屋は最高だな!と心の中で自画自賛しながら、俺はもう一つ替え玉を頼んだ。
替え玉が来る間に、俺はスマホを少し弄る。すると、画面の上部にメッセージアプリからの通知が表示された。それは仲良くしている先輩からで、急いでアプリを起動させる。
「んんん?」
メッセージを見て、俺は少し困惑した。なぜなら、『会いたい。××公園で待ってる』というメッセージだったからだ。
vitasf311
MOURNING記憶喪失ボ主(ハピエン)そして彼女は「彼女」がいなくなってからどれくらいの年月が経ったのだろう。
僕はこのメトロシティが一望できる高台に登り、持ち込んだりんごを齧りながら木陰で物思いに耽っていた。
僕は以前の記憶があやふやである。
唯一覚えているのは、大きい試合に出場したことと、おそらくその時に握手したのだろう、誰かの手の温もりだけだ。
しかもそれが誰の手であったのかは分からない。
何の試合だったのかも覚えていないし、勝ったのか負けたのか、それも覚えていない。
自分の名前も、自分が何者であったのかも、何も分からない。
何故か僕は大怪我をしていて、目が覚めてすぐに医者に記憶を無くしたのでは、と言われたがどこか他人の事のように感じている。
「………」
3537僕はこのメトロシティが一望できる高台に登り、持ち込んだりんごを齧りながら木陰で物思いに耽っていた。
僕は以前の記憶があやふやである。
唯一覚えているのは、大きい試合に出場したことと、おそらくその時に握手したのだろう、誰かの手の温もりだけだ。
しかもそれが誰の手であったのかは分からない。
何の試合だったのかも覚えていないし、勝ったのか負けたのか、それも覚えていない。
自分の名前も、自分が何者であったのかも、何も分からない。
何故か僕は大怪我をしていて、目が覚めてすぐに医者に記憶を無くしたのでは、と言われたがどこか他人の事のように感じている。
「………」
なっと
MOURNINGリクより アラハスプロフに記載してないカプゆえワンクッション挟んでます
ハスク受けは全部美味しいのでアラハスも見るんですけど解釈難しすぎて全然自分で描けんです 何が起きたらすけべな雰囲気になるんですか…???分からん…何も分からんけどアラハスはあるんだ…っ!
いつも素晴らし解釈をお授けくださるアラハスの民に感謝です
XxX
MOURNINGyellow(top) x red(bottom)i forgot when i did this
And i just noticed that
I did PLENTY OF yellow's lewds.
I will think about drawing others more ig xddd
ゆきと
MOURNINGにゃんにゃんにゃんの日に書いたスミイサ未満withルル。スミがパパです。たぶん4話後7話前の謎時空。本当に迷い猫だったのか不思議な力でイサが猫になってるのかは想像にお任せします。
これでもスミイサと言い張る勇気。
「スミスぅ!なにかみつけた?ルルも!」
穏やかな天気の昼下がり、ルルの指差す方向には人だかりがあった。聞こえてくるのは賑やかな歓声で悪いことではなさそうだと胸を撫で下ろす。
「Alright,行ってみようか」
そう声をかけると同時か少しはやく、ルルはオレの腕を引っ張りながら人だかりへの突入していった。
押し合いへし合い、どうにかたどり着いた中心に居たのは一匹の黒猫。身体の大きさからして成猫だろうか。墨を流したような艷やかな毛並みとヘーゼルカラーの瞳が美しい。どうやら怯えてしまっているらしく、フーフーと荒い息が聞こえる。
まわりはお構い無しに口笛を吹いたり近付こうとしたりとやりたい放題だ。
「スミス!」
猫を指さしてルルが笑う。
2330穏やかな天気の昼下がり、ルルの指差す方向には人だかりがあった。聞こえてくるのは賑やかな歓声で悪いことではなさそうだと胸を撫で下ろす。
「Alright,行ってみようか」
そう声をかけると同時か少しはやく、ルルはオレの腕を引っ張りながら人だかりへの突入していった。
押し合いへし合い、どうにかたどり着いた中心に居たのは一匹の黒猫。身体の大きさからして成猫だろうか。墨を流したような艷やかな毛並みとヘーゼルカラーの瞳が美しい。どうやら怯えてしまっているらしく、フーフーと荒い息が聞こえる。
まわりはお構い無しに口笛を吹いたり近付こうとしたりとやりたい放題だ。
「スミス!」
猫を指さしてルルが笑う。