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    izayoi601

    @izayoi601

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    izayoi601

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    思いついたので一人飯するじょしょどのの話。台詞などでも西涼二直の中ではじょしょどのが一番食事好きな方かなと妄想…脳内で色々分析しながら食べてたら良いです…後半は若も。庶岱と超法前提ですがもし宜しければ。ちなみに去年の流星での超法ネップリと同じ店です。

    #庶岱
    shuDai
    #超法
    superLaw

    早朝、一人飯「これは、まずいな……」
     冷蔵庫の中身が、何も無いとは。すでに正月は過ぎたと言うのに、買い出しもしなかった自らが悪いのも解っている。空のビール缶を転がし、どうも働かない頭を抱えつつダウンを着るしかない。朝焼けの陽が差し込む中、木枯らしが吹き付け腕を押さえた。酒だけで腹は膨れないのだから、仕方無い。何か口に入れたい、開いてる店を探そう。
    「……あ」
    良かった、灯りがある。丁度食べたかったところと暖簾を潜れば、二日酔い気味の耳には活気があり過ぎる店員の声で後退りしかけても空腹には代えがたい。味噌か、塩も捨てがたいな。食券機の前で暫く迷いつつ、何とかボタンを押した。この様な時、一人だと少々困る。何時もならと考えてしまう頭を振り、カウンターへと腰掛けた。意外と人が多いな、初めての店だけれど期待出来そうかな。数分後、湯気を掻き分け置かれた丼に視線を奪われた。
    「おお……」
    思わず、口に出してしまう程。美しい琥珀のスープ、浸かっては染まる煮卵と叉焼。思わず箸で掬えば滑らかな縮れ麺が姿を現し気付けば齧り付いていた。どれも食感が良い、出汁を吸っていて早朝の胃でも温かく染み込んでいく。これは、醤油にして正解だったな。昔ながらで、何処か懐かしい味もする。今度士元や孔明と飲んだ後にでも連れて来よう。
    それにしても、叉焼よりメンマが多いな。面積の半分は締めている。一口の歯応えで疑問は除かれ、自信と誇りがあってのことだと頷けた。この風味なら多いに越したことは無い、足を運ぶ愉しみを増やす実に良策だよ。年越し蕎麦もうどんも堪能したというのに、不意に過って来る。黄金の麦が香る心地良い弾力は恋しく、離れがたいものなのかもしれない。無心で一気に、啜り込んでいた。
    「ご馳走様……美味かった……」
    誰に聞こえる訳でも無い声で賞賛し、店の扉を開けた。腹が満たされ、漸く口元を緩められる。
    「おお、徐庶殿!!」
    「わ、あれ……馬超殿」
    大音量で名を呼ばれ振り向けば、日差しを浴び眩い金髪からの笑顔に見惚れざるを得ない。
    「どうしたんだい、こんなところで」
    「無論、食べに来たところだ……徐庶殿も朝飯か?」
    「ああ、今しがた……凄く」
    「美味かっただろう、メンマが多くて最高だからな!徐庶殿にも是非食べて欲しいと思っていた!!」
    成程、馬超殿の行きつけだったのか。そういえば彼の家から近い店の話を、秋頃法正殿から聞いていた。
    「ひょっとして……法正殿と食べたところかい」
    「そうだぞ!知っておられたのか?!」
    「え、ええと……いや、推測だけれど……」
    しまった。何処となく嬉しそうに話す法正殿を思い出して、なんて言ったら馬超殿は喜んでも後で怒られるどころじゃない。真相を何とか隠せば、表情は直視出来ない程煌めき晴れやかなまま。
    「そうか……流石徐庶殿だ、今度は皆で来よう」
    その素直な言葉に、俺は脳裏から片時も離れない存在を思い出す。やはり考えないようにしても、駄目だな。
    「……そうだね、来週にでも……馬岱殿も帰ってくるから」
    「うむ!」
    馬超殿は思い起こしながら、此処のラーメンを啜りに来たのだろう。今はまだ逢えない、大切な人を。
    「……はは、情けない」
    一人は基本平気だ、その方が良い時もある。でも君の記憶が残るところは、どうも寂しくなるんだ。蕎麦とうどんは避けた、年末の君を思い出すから。君を感じない何も知らないところで、一人の飯に集中したくて。君の声が響かない自宅では酒を煽っているなんて、仕事ばかりの法正殿のことを言えたものでは無い。
    「……あのラーメン、作ろうかな……」
    せめて、君が帰ってくる頃に分かち合えるものを用意しておこう。また増える笑顔の礎となるなら、一人飯も悪く無いみたいだ。
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    izayoi601

    DONE桜の季節の話が久々に書きたくて、かくわい先生としょうかいくんがただ話してる学パロになりました
    この二人の親子みたいな関係性が好きで…ずっと温かい関係で居て欲しい
    青春しているしょうかいくんが先生には素直に本音を話せるところを書きたかっただけですがもし宜しければ
    ぶんおうくんは出てきませんがほんのり鴦鍾です
    私の先生「何なんだ、あの女……」
     今日は進路相談の筈だろう。天命館学園では二年生の春に行われる、担任からの個別面談。一年から引き続いての辛憲英先生と向かい合い、肝心の進路の話はほんの数分。まぁ私程優秀ならば口を挟まれる様なことも無いのだが、切り替わった話題が実に下らない。
    『文鴦君とは、その後如何ですか?』
    やれ『仲良くなられたのでしょう?』だの『ご友人との旨は胸を張って話すべきですわ』だの、駄洒落混じりに満面の笑みを浮かべながら根掘り葉掘り。ここ最近では最も疲弊した、もう何も話したく無い。
    「……それで、此方に居らしたのですね」
    気が付くと化学準備室の方向へ足を進め、まだ旧式とあいつが揃っていないことを見計らい扉を開ける。ローテーブルに緑茶を置かれ、少しずつ啜れば動かしたくなかった口でも言葉が奥底から湧き出て来た。
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    izayoi601

    DONE公式さんのエイプリルフールから妄想して勢いで書いた、まんちょうどのが開発したARデバイスを付けるほせどのの現パロ超法小話
    二直とまんちょうどのは同じ工科大に通っている設定です…試作品で色々振り回されてほしい
    まんちょうどの久々に書いたので温かい目で見てやってください
    ちなみにじょしょどのはばたいどのの姿が見えた途端名前を呼びながら抱き締めました
    映るのは「……と言う訳で、早速着けてみてくれるかな」
     その訳を説明されても、俺に着ける義理は無いのだが。高校を卒業して工科大生活が始まってからというもの、徐庶と学部が同じことで出会った一癖ある彼の行動には呆れさせられた。流石教授から、創学以来の変わり者と言われるだけはある。大学部まである筈の名門鳳凰学院から、自由に発明へ没頭したいだけで此方を選んだという経緯だけでも納得したが。
    ゼミ棟の一室に篭っていたかと思えば、今も翡翠に光るサングラスの様な電子機器を否応無しに持たされてしまった。
    「ですから、何で俺まで」
    「ははっ、何事もデータは多いに越したことないじゃないか」
    要は趣味で作った発明品の実験台だろ。無邪気に至極当然という表情で答えられ、溜息を吐く。
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