🧸ビャクニブ=ルー<ビャクニブ=ルー>
本名
ビャクニブ=セガンテ=エリウズ=ダリオ=シェンダ=ルー
(ビャクニブ=アルハバ=フリラ=マイ=ガヴラ=キューサイド)
「悲哀」の悪魔。
人間界へ迷い込んだ「御守り型」に属する子悪魔。
生まれつきの障害で、過剰幼稚症、すなわち知恵遅れである。
家族との仲や学業が上手くいかず、家出をしたせいでうっかり人間界へ来ることになる。どうしようもなく人間界でふらついていた所をカトラに保護され、以降しばらく時を一緒に過ごすことになる。
天真爛漫でやんちゃ、かなりワガママで、自分の思い通りに行かないとすぐ駄々をこねて拗ねるが、純粋で優しいところがあり、言われたことは、意味さえ分かれば大抵きちんとこなせるほど利口。
彼が嫌になって抜け出した獄校で覚えられた人間の言葉の知識は「擬音」という概念だけ。そのため彼は天人語以外が不自由であり、意味もよく分かっていない人間の擬音でしか言葉を表現出来ない。
人懐っこく、カトラ以外の人間にもよく寄っていくが、カトラと、その弟であるレトロ、そのほか霊感の強い人間以外にその姿が見えないため、よく周りをパニックに陥らせる。それ以外にも見えない姿のせいでよく騒ぎを起こしては、カトラに容赦なくとばっちりを食らわせる。しかし、良かれと思ってたり、いけないこととわかってない場合や、こんなはずじゃ、ということが多すぎて思うように叱れない。
しかし、それらが全て結びついて結果幸福になることが多い。
同級生のチャジャとは大の仲良しであり、離れ離れになった今も時々思い出しては寂しがっている。
獄牢の幹部であるブバダの実の息子であるが、赤ん坊の時に離婚して以降実母と義理の父親の元で育つ。しかしその義理の父親に暴力を振るわれる日々を送り、母にも謝られるだけの辛い生活を送っていた。
学校の成績が悪いことで父に責められもう学費を出さないと言われる。
辛い日々や、その事もあって家出をすることにした。
ブバダのことは全く覚えていないものの、ブバダが身につけている鈴が自分が前に付けていたものと似ていることが気にかかっている。
ブバダのことは最初は苦手だったが、幼少期につけていた鈴と似ているものをつけていたことから懐くようになった。
灰色の天パショート、襟足が少しある。
目は羊のように瞳孔が横向きになっていて、ビビッドな朱色。暗闇だと光る。
目元から顎と耳の先、その他体全体に紋章がある。
ビャクニブの正式な障害名
「過剰性幼稚症」
悪魔の障害の1つ。実年齢に比べて精神と脳の発達が遅れており、人間界で言う知恵遅れの酷いものである。
彼の場合、肉体は13歳だが、中身は恐らく5~6歳と思われる。
ビャクニブが初めて喋った言葉は「まま」だが、初めて喋ったのは3歳の時だった。
そしてこの障害の最大の特徴は
「不定期的に成長が止まる」こと。
ビャクニブの場合は
0~1歳 成長停止
1~3歳 成長
3~5歳 成長停止
5~6歳 成長
6~10歳 成長停止
10~12歳 成長
12~13歳 成長停止
これを見ればビャクニブが生きずらい理由もわかる
焼き菓子の香りがする。
身長→143cm
誕生日→*612年1月14日
好きな食べ物→甘いもの全般、プリン
嫌いな食べ物→苦いもの、辛いもの全般
趣味・絵を描くこと(そこそこ上手)
血種→近代▽8世紀種 Ρ(ロー)型
「きゃぎゃ?ぐーだーーーぐーだ!!」
「僕がイッショーケンメーやれば、テライも笑ってくれるはず!」
能力→「ナワハ」
体を密着した者の寿命を回復させる能力。
ただし、単に寿命を伸ばす能力ではないということ。
人間が生きられる年数は無限では無いので、あくまで元々定められている「その人間が健康に何事もなく老いて死ぬまでの寿命」が、伸ばせる長さの上限となる。
つまり病気や失血によって縮んだ寿命を回復させるのがメイン。
服の上からでは発動しない。
直接肌に触れた場合のみ発動する能力である。
発動条件は、15分以上体に触れ続けた場合。
ただし、これはあくまでビャクニブが13歳時点での長さであり、成長につれてその能力の発動は早くなる。
すっかり成長して大人になったビャクニブの場合は、触れた瞬間から発動させることが可能になっている。
発動してから伸びる寿命の長さも、ビャクニブの年齢や経験に比例する。本人が能力を完全に使いこなせれば、1分触れれば1ヶ月は伸ばせる。
自分の能力についてまだあまり自覚がない幼いビャクニブは、15分以上密着して以降、1時間ずっと触れていたなら約1ヶ月の寿命を伸ばすことが出来る。
普通は自分で能力を使おうと思って発動するが、幼いビャクニブの場合は、不思議と本人の意思に限らず発動している。
これの理由は、恐らく「カトラが好き」という確かな本能から来るものである。
なお、天使が定めた寿命に対しては、事故などの予測不能の事態には対応出来ず、病気の場合のみ対処可能。
ただ、幼いビャクニブに触れられることで寿命が伸びるケースはあまりない。そもそも15分間全く触れっぱなしということがあまりないということ。まして長袖やタートルネックを着てることが多いカトラではもっと難しい。
服さえ着てなければ多分めちゃくちゃ伸びてる。
ただそれを考えれば、やっぱりそんくらいビャクニブはカトラに触れているということ。
<カトラで示すビャクニブの能力の例>
頭痛くなるかもしれないけどがんばれ。
カトラの最大の寿命は94歳と決まっている。
(あくまで心臓病もなく大きな怪我もなく老いて死ぬ場合)
↓
それが心臓病により大幅に縮んでいた。
(20歳になった年の12月15日に死亡予定)
↓
これは、トワイラが定めたカトラの命日である。
カトラが20歳になった年の12月15日。
カトラの誕生日が2月11日であることを考えると、定められたカトラの余命は元々約250ヶ月(20年と10ヶ月)
何も無ければ命日は94歳になった年の10月12日夕方。
つまり最大寿命で、カトラは約1136ヶ月(94年と8ヶ月)生きることが出来た。
それを踏まえ、トワイラが縮めたカトラの寿命の合計は…
1136-250=886ヶ月分(73年と8ヶ月)
つまり、ビャクニブがカトラに対して伸ばすことが出来る寿命の合計も、約73年と8ヶ月分。
そして、1時間で1ヶ月寿命を伸ばすことが出来る13歳のビャクニブがその寿命を全て伸ばし切るには、そのまんま考えると…
15分触れてからおよそ886時間触れっぱなしでないといけない。
(886時間=約37日間)
1回でも離したらまた15分触れてからでないと発動しない。
(ちなみに…もしビャクニブがこの時点で既に大人で、能力を完璧に使いこなせていれば、触れてから約1分で1ヶ月寿命が伸ばせるため、合計約15時間触れていれば完全に回復できる)
↓
しかし、命日前の12月14日、階段から落ちて心肺停止になったカトラにビャクニブの血が混ざったことで定命が強制的に解除された。
↓
悪魔の血の力は人間の数百倍にもなるため、カトラはその後大きな病気もなくしっかり94歳まで生きることができるようになった。
ビャクニブは実質職務を終え、テライたちと地獄へ帰る。
↓
カトラの余命である94歳の10月12日夕方。
死ぬ直前のカトラの元へ、成長して87歳になったビャクニブが会いに行く。話をするために伸ばせるだけ寿命を伸ばすつもり。
ビャクニブ「もし、もし何かの理由でカトラの寿命が少しでも縮んでたら、もしそうなら…!きっとお話出来る…ほんの少しでも!!」
そんな僅かな可能性に賭けて、急いでカトラの元へ。
ベンチに座っていたカトラに手を伸ばし、触れてみる。
残り1分の寿命というところで、計10分ほど伸びる。
↓ビャクニブ「……うそ………やった………伸びた…」
寿命上限まで生きれるはずのカトラの寿命が、どうして10分縮んでいたのか。
↓
テライが縮めていた分。
悪魔の能力によって縮められた10分は、血だけではどうにもならなかったということ。
ビャクニブはなぜ寿命が減っていたのかは理解できなかったが、カトラと話せるだけで気持ち十分だったため、気にしてない。