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    おかゆ

    ビリグレと最近は时光代理人

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    おかゆ

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    8章翌朝の気持ちを代弁してもらいました。
    ごりごりにネタバレです。
    ビリグレ幸せになってくれてありがとう。

    #ビリグレ
    bigotry

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    おかゆ

    DOODLEパトロール終わりのビリグレ 五月某日。最近のニューミリオンは、季節外れの好天が続いている。それに伴って今日もこの時期の平均気温よりも大幅な最高気温を記録している。
     
    「あっつ……」
    「本当にね……ビリーくん、お疲れさま……」
    「グレイもネ」
     そんな日でももちろんヒーローの仕事は待ってくれない。本日午後のパトロールは、グリーンイーストの海岸地区。日差しを遮るものは無い。潮風と自分の汗でベタつく。一方で、ビーチには楽しそうにはしゃぐ住民や観光客。パートナーがグレイだということ以外、コンディションは最悪だ。
     まあ、マジックを披露した時に、バケーション気分で財布の紐が緩くなった見物客から飲み物の差し入れをもらったのは悪くなかったけれど、パトロールを終えてエリオスタワーに帰還する頃には、摂った水分もすっかり汗になってしまった。
    「はぁ……早く部屋に戻ってシャワーを浴びたいヨ」
     汗でしっとりしてしまったシャツの襟をつまんで風を入れる。全館空調で適温に保たれているから身体が冷えすぎることはないだろうが、このままでいるのは耐えられるはずもない。
    「そうだね。あ、シャワー、ビリーくんが先でいいからね」
     タイミング良く降 1732

    おかゆ

    DOODLE夜中に目覚めるグレイのビリグレ 焦点の合わない視界に、ぼんやりとした灯りと横顔が映る。これが夢なのか現実なのか判断がつかないまま、そこにいるであろう彼の名を呼ぶ。
    「ビリーくん……」
     ほとんどささやきのような声なのに、周りの静寂のせいかいやに響いた。当然彼も聞き留めて、そっとこちらに顔を向ける。
    「……グレイ? 起きてるの?」
     寝言かどうか判断しかねているのだろう。その声は先ほどの自分の呼びかけに負けず劣らずさやかなもの。しかしどんなに小さくても、愛しい人に名を呼ばれれば心臓はとくんと脈打つらしい。
    「ビリーくんこそ……どうかしたの? お仕事?」
     眠りにつく時には隣にいたはずのビリーは今、ベッド横のデスクでノートPCを開いている。目覚めた時にもあると勝手に思っていた温もりが無いことが寂しいことなのだと、またひとつ彼に教わった。
    「ん、ちょっとネ。急ぎで確認しなきゃいけないことができて……。ごめん、起こしちゃったよね」
     暗闇に慣れてきた眼がビリーの表情を捉える。ゴーグル越しでない大きな瞳がこちらを見つめている。暗いから当然といえば当然だ。
     まだモニターの灯りは少し眩しくて、ブランケットを目元まで引き上げる。 1439

    おかゆ

    DONEルーキー研修をまもなく終えるビリグレ。
    たぶん付き合ってます。
    8章要素が多少ありますので未読の方ご注意ください。
    グレイ・リヴァースが憧れのヒーローになって三年。もうすぐ新しいルーキーが選抜され、第十三期研修チームは解散となる。
     長いようで短かった共同生活も、まもなく終わろうとしていた。

     
    「うーん、入り切るかなぁ……?」
     いくつもの段ボールと向き合いながら、僕は悩んでいた。数週間後に迫ったチームの解散と同時に、当然この部屋も引き払わなければならない。間際になって焦らないように少しずつ荷物をまとめているのだけれど、最後まで仕舞えない生活必需品や服を入れていないにも関わらず、すでに想定していた荷物の数を超えてしまいそうだ。ビリーくんと過ごす中で多少片付けはできるようになったとは言え、三年間という時間は、新たなお気に入りの本やフィギュア、ゲームが棚をいっぱいにするには十分な時間だったらしい。
     かといって実家の部屋だって決してスペースに余裕があるとは言えない。自分が物を溜め込みがちなのは分かっていたけれど、この状況には流石に呆れてしまう。
     ちらりとすぐ隣のビリーくんの方を見れば、相変わらずその居住空間はすっきりと整頓されている。三日後に引っ越せと言われたってできてしまいそうだ。
     思えば、彼 5355

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    昨日の特別配信2部のネタバレ?あり。
    付き合ってるビリグレです。
    ちょっと可愛らしいお話にしてみました。
    短いです。
    ゲーム内のボスを倒し、グレイは「ふぅ」と一息ついた。
    しばらく同じ体勢だった体は凝り固まっていたので、それを解すように体を伸ばし、関節の骨をぽきぽき鳴らす。
    時計を見ると、日を跨ぎ時刻は1時を指していた。

    「明日は…朝からパトロールか、寝なきゃ…」

    以前、寝不足で体調を崩してからは睡眠時間の確保に気を使うようになった。
    とはいえ、今日は少し遅くなってしまったなとグレイは心の中で小さな反省をした。
    このままネガティブな気持ちになってしまうのも良くない、とルームメイトであり恋人でもあるオレンジ髪の彼によく言われているため、気持ちを切り替えて、その彼に一言声をかけてから寝よう、と隣の整理整頓された部屋をちらっと見てみる。
    すると、彼は既にベッドに横たわっていた。
    いつもはこの時間でも起きていて、いそいそと情報集めをしているのだが。

    (今日は疲れちゃったのかな…)

    実を言うと、グレイはあまり彼、もといビリーの寝顔を見たことがなかった。
    もしかしてこれ、チャンスなのでは?とグレイの心の中に興味心がうずうずと湧いてしまった。
    そうとなれば、意外にも行動は早かった。
    そっと、ビリーを起こさな 1368