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    ケイト

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    ケイト

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    何か七誕にちなんだものを書きたくて突貫工事で完成させた会話文です。五と一年ズ。
    七は出てこないけど五七です。
    ななみんお誕生日おめでとう!!

    #五七
    Gonana

    7/3 高専にて 「なあ、五条先生は誕生日プレゼント何あげるん?」
    「ん?なんの話?」
    「ナナミンの誕生日の話に決まってんじゃん!え、先生もしかして忘れてた?ナナミンの誕生日今日だよ?」
    「ちょっと、恋人の誕生日忘れるとかあり得ないんだけど……」
    「この人こういうところあるもんな」
    「はあ?忘れるわけないじゃん!もちろんバッチリ準備してますけど!?むしろ僕が聞きたいのはどうやって悠仁が七海の誕生日を聞き出したのかってことなんだけどぉ?」
    「え?普通にナナミンが俺の誕生日にプレゼントくれたときに聞いたけど?」
    「うそだうそだあ!僕よりはるかに付き合いの短い悠仁に軽率に誕生日を教えるなんて!僕は七海が復帰してからようやく教えてもらったっていうのに!なんで?ねえなんでよ!」
    「嫌がらせされると思ったんでしょ」
    「嫌がらせされると思ったんだろうな」
    「そんなわけないじゃん!高専のとき教えてくれてたら誕生日は一日耐久えっちして全力で愛を伝えまくってずっと離さないに決まってるじゃん!」
    「それが嫌だったんでしょ」
    「それが嫌だったんだろうな」
    「先生って高専のときからナナミンと付き合ってたんだ!意外と一途なんだ」
    「虎杖、無邪気な一言が最強にクリティカルヒットしてる」
    「意外とってどーいうこと!?さっきから3人ともひどくない!?僕は生まれたときから七海一筋だし、誕生日も忘れず祝うスパダリに決まってんじゃんか!あんまりいじめるとさとる泣いちゃうよ?いいの?」
    「そういうところが誤解を招くんでしょ」
    「そういうところだな」
    「そういうとこって、僕はどこをとってもパーフェク…あ、ごめんちょっとこの電話は出なきゃ。さっきの問題いい感じに話し合って解決策考えといて〜」
    「あいつマジで授業やる気なさすぎない?大丈夫なの?」
    「むしろ五条先生いない方が授業らしくなるまであるよな」
    「楽しい方がいいから俺は好きかな。堅苦しい勉強は苦手だし」

    「えーーーーーーーー!オイオイ七海ィ!お前なんでよりによって今日そんなの引き受けちゃうんだよ!しかもひとりとかさあ…死にに行くつもり?どこのクソ狸に頼まれたの。だめ、教えて。潰しに行くから。2度とお前のことこき使わないように痛い目見せとかないと。…………うん、うん。そんなこと思ってないけど…うん、わかってる。でもさぁもっと頼りにしてくれてもいいじゃん!……だってぇもっと頼りにされたいんだもん!うん…………え、待って。もう一回言って?脳に焼き付けるから。あ〜ウソウソ!嘘です!ごめんって!じゃあ現場でね♡」

    「…………」
    「…………」
    「五条先生って声めちゃでかいよな!」
    「ごめーん!僕ちょっと急用入っちゃったからあとは自習でよろしくぅ!あと午後からの任務も引率できないから〜!しょぼい呪霊だし皆なら大丈夫っしょ!伊地知と仲良くね〜!じゃ、愛しのナナミンに頼られちゃったスパダリはもう行かなきゃなんで!バイバーイ!」

    「七海さんってなんであんなウザいのと付き合ってるの…?もっと良い相手いるでしょ。謎すぎるんだけど」
    「でもさナナミンもかなり五条先生のこと好きだよな〜。一緒にいると表情が柔らかいよね」
    「好きじゃないと付き合ってられねぇだろ。好きでもないのにあんな人とずっといられる訳ねぇもんな」
    「で、自習どうするわけ?」
    「おれUNOしたい!」
    「休み時間じゃねーんだぞ」
    「じゃあナナミンにあげるプレゼント会議しよーよ!」
    「私たちから渡すべきプレゼントなんて分かりきってるじゃない」
    「なんだよ?」
    「午後からの任務を滞りなく終わらせること、に決まってるでしょ!」
    「なんでそんなことがプレゼントになるんだ……ってあ、「なるほど!そうすればナナミンは五条先生と好きなだけいちゃいちゃできるってことだな!さすが釘崎!」
    「虎杖のくせに理解が早いじゃないの」
    「お褒めにあずかり光栄っス!」
    「もういい、わかった。UNOでも何でもするから静かにしてくれ……」

    おしまい!
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    Replies from the creator

    ケイト

    DONE同名の曲の雰囲気が自分の思う五七すぎて書きなぐったまとまりのない完全に自己満足の短文です。
    五七は静かな激情を湛えているふたりだなと感じていて。ふたりとも大人で聡明な人物だから自分たちの状況も行く末も見えていて、その上でお互いを慈しみながら今を過ごしていたのかなって思って。でもそうやって悔いのないように過ごしてきたつもりでもやっぱりそのときが来ると苦しいだろうなあ。
    五七に狂わされる毎日です。
    三文小説海風が気持ちいい。隣を見ると以前より少しくすんだ金髪の男が、風で乱れた前髪を整えている。
    「あ〜優秀な後進をたくさん育てておいてよかったなあ。優秀な元生徒たちのおかげで心置きなく毎日ダラダラできるってもんだよ。きっと最強じゃなくなった僕のことなんかみんな忘れちゃってるね。」
    「あなたもおじさんになりましたもんね。」
    虎杖くんたちに会っても気づいてもらえないかもしれませんね、と七海が笑っている。
    「ひどーい!そんなことないでしょ!だって髪の色は生まれたときからずっと白で変わんないでしょ?イケメンなのもずっとだし?年とっても一発でGLGな五条悟だって分かるでしょ!」
    「そうでしたね。あなたはいつまでたっても子どもですもんね。きっと気づいてもらえますよ。」
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