満ツ雪☆quiet followMEMOお題箱へのおへんじです。息をするように🔞そしてかなりへんたい。逃げて Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 満ツ雪DONE40×25の同僚イメージです。駆け落ちごっこというテーマ、何度でも書きたい。好き。バス停 そのバス停は、緩やかに蛇行を繰り返す山道の途中にぽつんと存在していた。簡素な木枠の四方に波形のトタン板を張り付けただけの頼りない小屋が立っていたが、バス停の標識が無ければそれが停留所だとは気付かないほど荒廃している。バス停の錆びて穴の開いた標柱も欠けたコンクリートの土台も頼りなげだが、一番頼りないのはそこに書かれた時刻表だろう。十時台と十四時台、たった二本の便しか記されていないその時刻表を信じられないといったていでふたりの男がまじまじと見つめていた。 「二時間以上あるな……」 「……そう、ですね」 困惑したふたりの頬で木漏れ日がゆらゆらと揺れている。おかしい。宿で見た時刻表には六本の便が記載されていた。始発の八時台に十分間に合うよう宿を出てきたというのにこれは一体どういうことだろう。時刻表には消されたような跡もなく、裏側を覗いてみても何も案内はない。小屋の中も確認してみたが貼り紙ひとつとて存在しなかった。 3449 満ツ雪DONE👀🥦SS、タイトルのとおり寝込みを襲うひとりでベッドに潜り込んでからもう二時間以上経ってしまった。その間僕は何度も寝返りを打ち、何度もスマホで時間を確認し、何度も寝室のドアとにらめっこした。そんなことばかりしていたので眠気が訪れるどころかどんどん遠ざかっていく。 ……だって久しぶりに今夜、その……、できるかなって、期待してて……それなのに先生は仕事が終わらないってパソコンの前から全然動いてくれなくて……。 先に寝ますねって言っても「そうしてくれ」ってしか言ってくれない。本当の本当に寝ちゃいますよって念を押したら返事すら返ってこなかった。 (怒らせちゃったかな) じわりと涙が浮かぶ。先生忙しいのに僕邪魔だったかな。期待してたの、僕だけだったかな。会いたかったのも、僕だけだったのかな。 1498 満ツ雪MEMOお題箱へのおへんじです。息をするように🔞そしてかなりへんたい。逃げて 4752 満ツ雪MEMOお題箱の🥦♀の話へのおへんじ。セーブせずに🔞 1846 満ツ雪DONE夜中にお腹が空いてチョコが食べたくなってしまったマロ主さんへ捧げる相出SSです無性にチョコが食べたくなった先生の話欠伸を噛み殺しながら見上げた壁掛け時計は午前1時を少し過ぎたあたりを示していた。手に持っているスマホでも時刻は確認できるがこれは先生への牽制だ。 先生がパソコン前に陣取ってからかれこれもう四時間になる。時々紙資料にぐしゃぐしゃと何事かを書きつけては唸っている様子を見るにゴールはまだまだ遠いようだ。こうなると大体いつも先生は気軽に徹夜してしまうから「終わるまで待ってます」と申し出たのだけれども。大学のレポートも講義の予習復習も終わってニュースやSNSのチェックもあらかたしてしまいさっきからだらだらとスマホを眺めるだけになっているからもう眠たくて仕方がない。 ふあ、と欠伸をしたら背後で先生が欠伸を噛み殺した気配がした。すかさず立ち上がって先生の元まで走る。 2212 満ツ雪DONEプルプラFINALの展示作品でした。卒業後同棲軸相出。13年目のファーストキス僕たちの家の玄関には、小さな小さな干支の置物が置かれてている。備え付けの木製の靴箱の上、時計の文字盤で例えると十二の位置に木彫りのねずみがいて、そこからぐるっと時計回りに十二支が並んでいる。 はじまりは確かそう、お母さん。 『つい可愛くて選び損ねちゃって、ひとつもらってちょうだい』とつまみ細工の[[rb:夫婦 > めおと]]うさぎを玄関に置いていった。 一年が過ぎてうさぎ年も終わりを迎える頃、帰って来る度にそのうさぎを仕舞おうかどうしようか僕は悩んでいた。 「十一年仕舞われっぱなしはさびしいよね」 けど出しっぱなしもどうなのかな。片付けないと縁起が悪いとかあるのだろうか。 答えが出ないまま数日たったある日、うさぎのとなりにずいぶんと可愛らしい"たつ"の置物が置いてあってびっくりした。とぼけたまあるい顔をして、二匹でひとつの破魔矢を仲良く咥えている。おそるおそる両手で持ち上げるとチリンと控えめな音が鳴った。 3601 recommended works 満ツ雪REHABILI相出を目撃するオールマイトさんの話外出届「失礼します」 職員室に澄んだ声が響く。 よく知った声に顔を上げれば、キラキラの大きな目でこちらに向かってくる緑谷少年の姿があった。ヒラヒラと手を振ると小さく手を振り返してくれる。可愛い。 けれど緑谷少年の足は私のところへ向いているわけではなくて、大抵いつもその手前で止まる。 そこには彼の担任である相澤くんがいた。緑谷少年は相澤くんに懐いている。 懐いている、というかそれ以上というか。 私の口からは上手く説明できないが絶大な信頼を寄せているように見える。教師と生徒として良き関係を築いているのだろう。 うんうん、とてもナイスなことだ。 小テストの採点をしていた相澤くんが手を止めて緑谷少年を見上げた。 「どうした」 んー、素っ気ない。 1983 満ツ雪REHABILI相出。光と闇の精霊というぶっ飛んだ設定。光と闇おはようございます。 今日も良いお天気です。 緑の葉に反射する光が眩しい季節になりました。 ここはトーキョー。 ニッポンの中心だそうです。 高層ビルが立ち並び、その間を縫うように電車が走ってゆきます。人々が忙しそうに行き交うコンクリートとアスファルトで出来た街。でも最近はリョクカ?が大事とかで、あちこちに緑が溢れてて嬉しいです。 僕のパーソナルカラーが緑だから。 僕は光の精霊。 前任のトシノリさんから最近この街の担当を引き継ぎました。ニッポンの中心都市のお昼という大事な役割なので力が入ります。 僕はこの街に朝を連れて来て、そして辺り一帯を照らすお役目をいただきました。 新聞屋さんのヘルメット、 ジョギングする人のサングラス、 3702 満ツ雪REHABILI相出。完全なる思いつきのまま書いてるので前後設定皆無。プロヒ×歌い手「ねえねえ昨日のdekuくんの配信見た?!」 「見た見た!メジャーデビュー!ビックリ!」 「でも最近超人気だし、そろそろかなって思ってたよね」 「動画再生回数エグいもんねぇー」 「しかもタイアップ、TVCMでもガンガン流れちゃうってことだよね」 「ああ、でもっ、歌い手の時から応援してるから、何か寂しいー!」 「分かるぅー遠い存在になっちゃったかんじ?」 「人気出るのは嬉しいけどね、ね、でも私たちはずぅっと昔から知ってんだぞって」 「ねえー。メジャーデビューしたらテレビとかも出るんかなあ?」 「ずっと顔出ししてないけど、デビューと同時に顔出ししたりして?」 「絶対!可愛い!!」 「絶対に!口元だけでヤバイもん、見たい見たいー!でも秘密のままでもいて欲しいかなあ」 1888 満ツ雪REHABILI相出パロ。勢いだけで書いてます。続く。人外さんの嫁パロ2ぎゅるるる。 って、僕のお腹の虫が切ない声を上げた。 「あ、」 真っ赤になってお腹をおさえる。 黒猫さんはまた少し首を傾げただけでどこかへと行ってしまった。 家の荷物をとりあえず持てるだけ持ってきて片付けているうちにいつの間にかすっかり日が暮れていたようだ。開け放しておいた縁側の雨戸を閉めていると、黒猫さんが戻ってきた。 「?」 何かを持っているらしい右手を差し出される。 黒猫さんの大きい手に隠れて何かは分からない。両手を出すと、僕の手の上に冷たい何かが乗っかった。わりとずっしり重い。 「……ゼリー飲料?」 それはどこでもよく見かけるゼリー飲料だった。ソッコー!パワーチャージ!五種類のマルチビタミン!グレープフルーツ味!と書いてある。 2621 満ツ雪MOURNING何か映画の予告っぽいやつ。観に行きたいです。何か映画の予告っぽいの雄英高校を卒業しプロヒーローとなって早数年。複数の事務所とのチームアップで再会した高校時代の恩師……卒業以来の邂逅……数年振りに会ったのに、学生時代に密かに抱えていた自分の想いが変わっていないことに出久は気付いた。 今回の任務は二人一組で行動するらしい。 「デクとは誰が組む?」 しばしの沈黙の後、スッと手を挙げたのは相澤消太その人だった。 「俺が組むのが合理的でしょう。ま、せいぜい楽させてくれよ、ヒーロー」 「はっ、はい!」 打合せ後、後輩たちに囲まれる出久。 「あっ!あの!ナンバーワンとお仕事できるなんて光栄です!よろしくお願いいたします!!」 「ああ、そ、そんなそんな、畏まらないでください!一緒に頑張りましょう!!」 850 満ツ雪DONE俳優澤×ドル出勝手に書きました。すみません。え、ドル出が鈍すぎて俳優澤はいつまでも出くんとくっつくことができないんですか?ごめんなさい、もうくっつけちゃいました…ごめんなさい。俳優澤とドル出のお話『テレビ局の地下駐車場にいるよ』 そんなメッセージをもらって僕は私物のパーカーを引っ掴んで慌てて走り出した。派手なステージ衣装のままだし、髪も瞼もキラキラしたままだけど、とにかく時間が惜しくて全力で走った。でもテレビ局は騒々しいから誰も僕のことなんか気にも留めない。おはようございます、お疲れ様ですって笑って挨拶しながら人の波をくぐり抜ける。もう1ヶ月も会っていないあの人の元へ急ぐため。 ハア、ハアって息が上がる。 さすがに駐車場だと真っ青な衣装の僕は悪目立ちする。荷物を搬入しようとしているスタッフさんたちがチラチラとこっちを見てくるから、パーカーの前を掻き合わせながら足早にその場を後にした。 相澤さんの車は、柱の影になって一段と暗い一角に停まっていた。黒い二人乗りの、車種に詳しくない僕でも名前を聞いたことがある車。壁に向かって前向きに駐車されているから車内が見えなくて、何度もナンバープレートを確認してから助手席の窓をそっと覗き込んだ。 2524 満ツ雪DONE相出♀パロ。娘が妖怪にハマッてて色々な妖怪のことを教えてくれるんですが、それは妖怪なのかい?ってかんじのやつらが多くて、そこは小学生向けの本だからなんでしょうけど…まあそんなわけで母はごく自然に何の躊躇いもなく相出に変換したわけです。そっちのほうが怖いですね…😌妖怪退治屋×妖怪パロ相出♀「なあなあ知ってる?おふろばのシャンプー子さん」 何だそのひねりもへったくれも無い名前。 もっとマシな名前いくらでもあっただろ。 「おふろでシャンプーしてるときに背後に急に現れて、シャンプーしましょうかって聞いてくるんだって」 妖怪業界もネタ切れなのか? 最近、よく分からない妖怪が増えている。 いまいち怖くないというか何というか。 冷蔵庫に賞味期限切れの食品を入れておくとそれを食べに来る妖怪とか。 そんなの害というよりエコだ。 時代なのか? この後スタッフが美味しく頂きましたとテロップが必要な時代になったのは妖怪業界も一緒なのだろうか。 妖怪業界も苦労してるんだな。 ……妖怪業界って何だ。 「それで、お願いしますっていうと、ぱくっと一口で食べられちゃうんだって!」 4160 満ツ雪DONE🍡さんに捧げるアパート相出。古いアパートで同棲しているふたりの夏のお話です。或る夏の日 その日は朝からよく晴れていて夏らしい一日だった。東向きのアパートは午前中をやり過ごせば何とかなると思ったら大間違いだ。西側にある台所の磨り硝子からはまともに西陽が入り、眩しさと暑さで台所に立つ気を失くしてしまう。アパートの古いエアコン一台ではおよそ太刀打ち出来ず、扇風機は部屋から台所へ、台所から部屋へと日に何度も移動した。けれど二人とももう一台扇風機を買おうとは言い出さなかった。扇風機が移動したなら一緒に人間も移動したら済むからだ。 辺りが薄暗くなってようやく気温が三十度を切った頃、僕たちは最近買ったばかりの揃いの草履を引っ掛けて部屋を後にした。荷物は先生が持つエコバックひとつ。ここに越して来た時に町内会から贈られた、地元の商店街のマークが入ったバックだ。耐水性もあって大きさも丁度良い。バッグの中には二人分の着替えとタオルが入っている。徒歩十八分という絶妙に遠い距離にある銭湯へ向かって緩く手を繋いで歩いていく。 2167 満ツ雪MAIKING去年の書きかけで、来年の夏には絶対書くぞ!と思ってたのに叶わなかったからもう書くことも無いかなと悲しい気持ちになったので置いておきます。浮かばれろよ🙏金魚売り(相)×狐(出)パロ金魚売りと狐の少年むかしむかし、あるところに小さな村がありました。 四方を山に囲まれた村には段々畑が広がり、村を半分に割るように小さな川が流れていました。 村人たちは夜明け前から畑に出向き、朝日と共に東の山を越えて隣り町まで野菜を売りに行き、魚や塩、道具を仕入れて帰ってきました。 山の麓と頂上にはお社があり、村人たちは昇ってくる太陽を朝に二回拝みました。 そして夕方、村人たちが村に帰ってくる時は東の山から西に沈む太陽を拝みました。西の山にもお社がありましたが、行商に行く村人たちが訪れることはあまりありませんでした。代わりに子どもたちが一日一度、お供え物を持って山の上まで登ります。前の日に供えた物は笹舟を作って川に流しました。 2959